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更新日:2025.03.24
登録日:2025.03.24
火災報知器の電池が切れた!どこに売ってる?販売場所や交換方法を紹介

普段特に気にすることもない火災報知器ですが、万が一火災になった際は大きな効果が期待できます。しかし、火災報知器は電池で稼働しているものも多く、電池切れになることもあるため注意が必要です。
この記事では、火災報知器の電池が切れた際はどこに買いに行けば良いのか、電池の種類や交換方法など自分で対応する場合の手順を解説します。電池の寿命や電池切れの警告音を止める方法も解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
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火災報知器の電池はどこに売ってる?

火災報知器の電池はどこに売ってる?
火災報知器の電池が切れた場合、まずは交換用の電池を準備する必要があります。火災報知器の電池が売っている場所は、主に下記の4箇所です。
・ホームセンター
・家電量販店
・100円ショップ
・専門店
それぞれの場所について、詳しく見ていきましょう。
ホームセンター
火災報知器の電池は、一般的なホームセンターで販売されています。ただし、店舗によっては取り扱いがない場合もあるため、必ず購入できるわけではないことに注意しましょう。
ホームセンターでは火災報知器とセットで販売されていることが多く、替えの電池のみを販売していないこともあります。また、取り扱っている場合でも店頭に並んでいないことがあります。
ホームセンターで購入する際は、事前に取り扱いがあるかを店舗に確認すると良いでしょう。
家電量販店
家電量販店でも火災報知器の電池を取り扱っています。ただし、ホームセンターと同様に火災報知器とのセットでの取り扱いが多く、電池のみの取り扱いがない場合があります。
店舗では取り扱っておらず、取り寄せのみの対応の場合もあるため、事前に店舗への確認が欠かせません。近所の家電量販店に行ってすぐに購入できるとは限らないため注意が必要です。
100円ショップ
100円ショップでも、火災報知器の電池を取り扱っている可能性があります。100円ショップはさまざまな種類の電池を取り扱っているため、店舗によっては火災報知器用の電池が販売されていることもあるでしょう。
ただし、必ず販売されているとは限らないため、近所に店舗があるなら確認してみる程度の認識が良いでしょう。
専門店
火災報知器を専門に扱う専門店であれば、火災報知器の電池を確実に購入できます。ただし、専門店は店舗数が少ないため購入までのハードルは比較的高いです。
とはいえ、店舗があればホームセンターや家電量販店などと比べて火災報知器の購入は容易でしょう。
鑑定士コメント
大手のネット通販であれば、火災報知器の電池が販売されている可能性は高いです。また、ホームセンターや家電量販店のネット通販でも電池を取り扱っていることがあります。店舗で探すのが難しい人は、ネット通販で電池を探してみましょう。
火災報知器の電池の種類

火災報知器の電池の種類
火災報知器の電池の種類は、基本的に「リチウム一次電池」です。一般的に使用されるアルカリ電池と比べて寿命が長く電圧が安定しているため、長期間稼働しなければならない火災報知器に向いています。
リチウム一次電池が使用されることが多い火災報知器ですが、火災報知器のメーカーや商品によっては専用のリチウム一次電池が必要になる場合があります。専用ではなくても型番が指定されていることがほとんどであるため、事前にどの電池が使用されているかを確認しましょう。
火災報知器の電池交換は自分でできる?交換方法を解説

火災報知器の電池交換は自分でできる?交換方法を解説
火災報知器の電池交換は自分で行うことも可能です。ここでは、電池交換に関する下記の内容について解説します。
・必要な道具
・電池交換の手順
・交換するときの注意点
必要な道具
火災報知器の電池交換で必要な道具は、主にドライバーです。多くの火災報知器は、天井や壁にブラケットもしくはネジで固定されています。
専用のブラケットで固定されている場合、手で火災報知器を回転させることで外せるでしょう。ネジで固定されている場合は、プラスドライバーを使用してネジを外すことで取り外せます。
ネジを取り外す際は、ネジのサイズに合ったドライバーを準備しましょう。ドライバーのサイズが合っていないと、ネジが破損してしまい再度取り付ける際にうまく力が掛からなくなってしまう恐れがあります。
電池交換の手順
火災報知器の電池交換手順は下記の通りです。
1.天井から火災報知器を取り外す
2.電池蓋を開ける
3.電池のコネクタを本体から抜いて電池を取り外す
4.新しい電池を入れてコネクタを挿す
5.電池蓋を閉める
6.天井に再度取り付ける
火災報知器の電池交換手順は複雑ではありません。天井から取り外しできれば、通常の機械と同様に電池交換を行うだけです。
ただし、リチウム一次電池はコネクタを挿す必要があります。アルカリ電池のようにセットするだけではなく、きちんとコネクタが刺さっているかを確認しましょう。
交換するときの注意点
火災報知器の電池を交換する際は、下記のような点に注意が必要です。
・作業手順の確認
・電池の型式確認
・交換後の動作確認
火災報知器は高所に設置されており、椅子や脚立などの足場を利用して作業することになります。そのため、作業する際は転倒などに注意しましょう。
また、電池を交換する際は古い電池の型式と新しい電池の型式を見比べて、型式が正しいか確認しておく必要もあります。
電池交換後はきちんと作動するか動作確認を行うことも大切です。火災報知器によって点検スイッチを押したり、ひもを引いたりなど動作確認方法が異なるため、取り扱い説明書を確認して動作確認を行いましょう。
火災報知器の電池の寿命

火災報知器の電池の寿命
火災報知器の電池が切れていると、万が一火災が発生した際に気付くのが遅くなってしまいます。そのため、基本的には電池が切れる前に電池交換することがおすすめです。ここでは、電池交換に関する下記の内容について詳しく解説します。
・電池の一般的な寿命
・交換時期の目やすいとサイン
・定期的な点検の重要性
電池の一般的な寿命
交換時期の目安とサイン
火災報知器の電池交換時期の目安は、電池の寿命である約10年(※1)です。なお、火災報知器本体も10年を目安に交換(※2)が推奨されています。
交換時期のサインとしては、動作確認時の音を目安にするのがおすすめです。火災報知器は動作確認を行うと「ピーピーピー」というような音が鳴ります。
しかし、電池が切れ始めると正常に音が鳴らなくなり、「ピッ」のように途中で音が切れることがあります。動作確認で正常に音がなっていない場合は、電池交換が必要です。
※1参照:ホーチキ
※2参照:東京消防庁
定期的な点検の重要性
消防法の改正により、2011年6月1日以降はすべての住宅に火災報知器の設置が義務付けられました。火災報知器は、その住宅に住む人々を火災から守るために欠かせない機器です。
そのため、住居者は定期的な点検を行なって火災報知器が正しく動作しているかを確認する必要があります。
火災報知器や電池の寿命である10年以上が経っていると、火災報知器本体の電子部品が劣化していたり、虫やほこりなどの侵入などでいつの間にか故障している可能性もあります。
きちんと定期的に点検を行なって、万が一の火災に備えましょう。
鑑定士コメント
火災報知器の電池を交換せずに完全に電池が切れてしまうと、万が一火災が発生した際に火災報知器が作動しません。そのため、火災に気づかずに逃げ遅れてしまうリスクがあります。自分たちの身を守るためには欠かせない機器であるため、電池切れの際は必ず電池を交換しましょう。
火災報知器の電池切れによる警報音を止める方法

火災報知器の電池切れによる警報音を止める方法
火災報知器は、電池切れになると警報音を発します。電池交換が必要であることに気づける一方で、交換するまで警報音が鳴り続けるのは不便でしょう。
電池を準備する必要があるため、すぐに交換できるとは限りません。そのため、電池交換はするにしてもとりあえず警報音を止めたいという人もいるでしょう。
ここでは、火災報知器の電池切れによる警報音の止め方について解説します。
・一時的な警報音の停止方法
・電池交換後のリセット手順
・警報音が止まらない場合の対処法
一時的な警報音の停止方法
警報音を一時的に停止する方法は機種によって異なりますが、一般的には引き紐やボタンを押すことで止まります。ボタンの長押しが必要な機種もあるため、何度か試して止まらない場合は取り扱い説明書を確認しましょう。
ただし、電池切れで警報音が出ている場合は、数時間後に再度警報音が鳴ります。停止できれば良いと考えるのではなく、きちんと電池を交換しましょう。
電池交換後のリセット手順
火災報知器の電池交換後は、リセットを行なって火災報知器が正常に作動する状態にしておく必要があります。リセットの手順は下記の通りです。
1.電池を交換して火災報知器を設置する
2.警報停止ボタンを数秒間押し続ける(引き紐がある場合は引く)
3.正常に動作している旨のアナウンスが鳴るのを確認する
機種によってリセット手順や確認音などが異なるため、詳しくはそれぞれの取扱説明書を確認しましょう。
警報音が止まらない場合の対処法
一時的な警報音の停止方法を試しても警報音が止まらない場合、センサーの劣化や誤検知と言った本体の不具合である可能性があります。
電池を交換しても解消されない可能性があるため、本体ごと交換することを検討しましょう。火災報知器本体は、電池と同様にホームセンターや家電量販店で購入できます。
鑑定士コメント
電池交換を忘れないか不安な人は、ガス会社から購入・リースすることを検討しましょう。住宅用の火災報知器はガス会社から購入・リースでき、電池や本体の交換の時期をお知らせしてくれます。ガス会社から連絡が来るため、もし忘れていても適切なタイミングで交換が可能です。
まとめ:いざという時に安心!火災報知器の電池は早めに準備しておこう

まとめ:いざという時に安心!火災報知器の電池は早めに準備しておこう
火災報知器は、火災から自分や家族を守るために必要な装置です。そのため、定期的な点検が欠かせません。
電池で稼働している機種も多く、電池切れによって正常に作動しなくなってしまう恐れがあります。電池は自分で比較的簡単に準備・交換できるため、電池切れの際にすぐ交換できるように準備しておきましょう。
#火災報知器、#電池、#火災警報器

不動産鑑定士/マンションマイスター
石川 勝
東京カンテイにてマンションの評価・調査に携わる。中古マンションに特化した評価手法で複数の特許を取得する理論派の一方、「マンションマイスター」として、自ら街歩きとともにお勧めマンションを巡る企画を展開するなどユニークな取り組みも。
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