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2022.09.26

1SKとはどんな間取りのこと?「S」ってなに?

1SKとはどんな間取りのこと?「S」ってなに?

物件を探していると、「1SK」と見聞きしたことはありませんか?この「S」とはサービスルームを指します。1Kと1SKでは大きな違いがありますし、2Kと1SKにも大きな違いがあります。物件選びに必要となる知識として、今回は1Kと2Kの中間とも言える1SKについてご紹介します。

1SKとは

1SKとは、1部屋 + サービスルーム(Service Room) + キッチン(Kitchen)で構成されている物件のことです。その頭文字を取って「1SK」となっており、場合によっては「1K+S」と表記されることもあります。「それって2部屋とは違うの?」と感じた方もいるでしょう。このサービスルームとは、1室でありながらも居室としては認められていません。

サービスルームとは

サービスルームとは、法律において居室として扱うことが認められていない部屋のことです。具体的には建築基準法の第28条に以下のように書かれています。

 

「住宅、学校、病院、診療所、寄宿舎、下宿その他これらに類する建築物で政令で定めるものの居室(居住のための居室、学校の教室、病院の病室その他これらに類するものとして政令で定めるものに限る。)には、採光のための窓その他の開口部を設け、その採光に有効な部分の面積は、その居室の床面積に対して、住宅にあつては七分の一以上、その他の建築物にあつては五分の一から十分の一までの間において政令で定める割合以上としなければならない。(以下、省略)」

 

つまり、床面積の7分の1以上が、窓など光を取り入れる部分となっていないと居室として認められません。このサービスルームは、部屋に光を取り入れられないために居室とはならず、1SKの間取りは2部屋とは言えないのです。

サービスルームの活用方法とは

サービスルームには光が入りにくいので、居室代わりでの使用には適しておりませんが、活用方法には様々なものがあります。スペースを有効活用するための5つの方法をご紹介します。

活用方法1:収納スペースとして活用する

荷物が多くて困っている方は、このサービスルームを有効活用してください。ゴルフ用品やスキー用品など大きな荷物を置くのにも適していますし、1年に1回しか使わないクリスマスツリーや雛人形、兜飾り・五月人形などをしまっておく場所として使うのも良いでしょう。収納する際には、利用頻度が低いクリスマスツリーなどは奥に配置して、ゴルフ用品などよく使うものを手前に置き、使い勝手をよくしてください。

活用方法2:クローゼットとして活用する

洋服の多い方は、クローゼットとして活用できます。突っ張り棒やハンガーラックを活用すると、洋服を畳まずに収納できるので時短にも役立ちます。また、有効活用のポイントとして、突っ張り棒やハンガーラックの下に衣装ケースを置きましょう。時季外れのものは衣装ケースを利用し、季節のものはハンガーのままかけるようにすると、便利でおすすめです。

 

活用方法3:書斎として活用する

机や本棚を設置して、書斎として活用する方法があります。家族が集まる空間にいると、話に夢中になってしまったりテレビを見てしまったりしますが、書斎であれば、集中して読書や勉強ができるでしょう。また、書斎を集中する空間、リビングをリラックスして団欒する空間と分けることによって、生活にメリハリをつけられるのも魅力的です。

活用方法4:寝室として活用する

朝日が好きでない方は光が入りにくいサービスルームを寝室として使うのも良いでしょう。特に東向きの物件の場合は、朝に強い光が差し込むので、それを避けるには有効です。また、サービスルームを寝室とすれば、食事をする空間と睡眠をする空間を分けることができるという魅力もあります。

 

活用方法5:趣味の部屋として活用する

趣味部屋を作って日常にアクセントを加えるのもおすすめの活用方法です。例えば、編み物をしたり話題のハーバリウムを作ったりする作業部屋としても活用できますし、プラモデルやマウンテンバイクを飾って鑑賞をする場所とすることもできます。自分の趣味に合わせた空間は、リラックスできる場所となるでしょう。

5つの活用方法を紹介しましたが、これらを組み合わせて使うのも良いでしょう。収納スペース兼クローゼット代わりとして使ったり、書斎兼趣味の部屋として使ったりもできます。ご自身のライフスタイルに合わせてサービスルームを有効活用していきましょう。

サービスルームに似ているスペース

居室として認められないサービスルームに似ているスペースとして、ウォークインクローゼットや納戸などが挙げられます。サービスルームを活用する目的によっては、こうしたウォークインクローゼットなどのスペースでも代替できます。ただ、サービスルームと似てはいるものの、間取りの表記として「1SK」とは書かれません。間取り図を見て、納戸なら「N」、ウォークインクローゼットは「WIC」、書斎や趣味の小部屋「DEN」といった表記があるか確かめてみてください。

1Kや2Kとの違いとは

1SKと1Kの違いとは

1Kとは、1部屋(キッチンと居室の間に仕切りあり) + 4.5畳未満のキッチンスペースで構成されている間取りのことです。それに対して、1SKの場合は1Kの間取りに加え、居室とは言えないまでも3畳近くものスペースが1室設けられています。

1SKと2Kの違いとは

2Kとは、2部屋(キッチンと居室の間に仕切りあり) + 4.5畳未満のキッチンスペースで構成されている間取りのことです。1部屋と、居室としては認められない1室を持つ1SKは、この2Kに非常によく似た間取りとなります。

ここからも分かるように、1SKとは1Kと2Kの中間とも言える物件のことです。2部屋までは必要ないけれど、居室とは別にちょっとしたスペースが欲しいと感じている方は1SKを検討されてみてはいかがでしょうか。最後に1SKについておさらいしておきましょう。

 

 1SK = 1部屋 + サービスルーム(Service Room) + キッチン(Kitchen)

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