美的 Life Style by 花千代2018/10/25

 

 

NYでの定宿はThe Carlyleである、というと格好良く聞こえますが年に1~2回程度しか行かないNYでの滞在ですから常連というにはほど遠くおこがましいのですが、前回泊まった時にとてもビックリ!嬉しいことがありました。

 

 

 

 

スイートの部屋に入るとベッド枕にイニシャルが入っていて、よく見ると何と!主人と私のイニシャルがES(Ernest Singer)とYS(Yumiko Singer)と金色の刺繍糸で縫い取られているではありませんか!

今まで合計10回ぐらいしか泊まっていないので、この扱いはなぜ?という疑問が頭をよぎりましたが、常連としてホテルから見なされたようで素直に嬉しかったです。

 

 

 

1930年創業、NYのアッパーイーストサイドにあるザ・カーライル ・ホテルはArt Deco様式の美しい5つ星ホテルで有名ですが、何より有名なのはケネディとモンローのエピソードでしょうか?

ジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)は上院議員だった1950年代頃から、34階と35階にデュプレックスのスイートを所有していました。電話回線が直接引かれ愛人のマリリン・モンローが訪れることが出来るよう秘密の通路があったそうで、ケネディが大統領に選出された後はカーライルは「NYのホワイトハウス」と呼ばれていたそうです。

そんなカーライルの顧客は英国王室からはじまり、大企業のオーナー、政治家、映画やスポーツ界のスター、ファッションデザイナー、そしてミック・ジャガーやロッド・スチュアート、エルトン・ジョンなどのミュージュシャン、と綺羅星のごとくです。

 

 

 

188のゲストルームに対して、レジデンスがあるので住んでいる住人も多く、朝のエレベーターではエレベーターボーイをファーストネームで呼ぶ愛犬の散歩帰りの紳士なども見かけます。

ロビーフロアーのレストランに朝食に下りると、ツーリストやパワーブレックファーストを取るビジネスマンに交じって、ホテルの住人が好みを知りつくしたボーイに優雅にかしづかれながら朝食を取っている姿もあり、いかにもアッパーイーストサイドなNYの雰囲気でうっとりでした。

 

昔、映画評論家の淀川長治さんが銀座の第一ホテルにしばらく住んでいたと書いていたことがありましたが、ホテル生活の利便性を重視して住んでいたようで、ある意味カーライルの優雅な住人たちとは全く違う世界です。

 

1年でよいのでいつか私もお気に入りホテルに優雅に住む、というホテルをとことん愉しむライフスタイルを実現したいと思います。NYならカーライルかピエール、香港ならフォーシーズン、パリならリッツ? 笑!

「ホテルに住むということ」夢は広がります・・・・・

 

 

 

 

花千代 フラワーアーティスト
パリにて4年間フラワーデザインを学ぶ。
帰国後、CMや映画のスタイリング、イベント装花や店舗ディスプレー、ホテルのフラワーアートディレクションなど多岐わたって活躍。
2008年洞爺湖G8サミット公式晩餐会会場装花、2013年オランド仏大統領総理官邸公式ランチョン、APEC総理公邸晩餐会で和のテーブル装花なども手がける。
2013年、2015年と夏目漱石原作芝居「三毛子」と「「こころ」の舞台美術を、2016年新作「乙姫さま」の舞台美術をそれぞれ三越劇場にて担当、テレビ東京「ソロモン流」NHK「グランジュテ」などTV出演、ジュエリーや家具、シューズデザインなどコラボワークも多い。
近著に「花千代流テーブル&フラワースタイリング」誠文堂新光社

Hanachiyo Flower Design Studio  http://www.hanachiyo.com/

https://www.facebook.com/Hanachiyo

 

 

 

 

 

 

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