ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店2021/1/12

ワタシのご主人はこの家の奥様。毎日のようにワタシを散歩に連れて行ってくださる。

そしてご自身は美味しいレストランで毎日のように食べ歩き、カフェでコーヒーを飲み時々ケーキも食べ、その街の美味しいパンを買って帰る。たまに奥様のダンナ様もご一緒する事もあるが回数は限られている。そしてその日の食事報告をワタシに逐一してくださる。たまに私の食事分もドギーバッグに入れて持って来てくださる。。

 

あっ、私の名前はボン。オスのコッカースパニエル、4歳。

 

 

 

2021年、緊急事態宣言を受けて控えめなお正月を過ごしつつ、少し前にお散歩した「新宿御苑」も含めての今回レポート。

 

 

 

有名な桜の花見にはまだ早いが新宿御苑は桜の種類が65種と多いのと1000本と数も圧巻なので長い期間楽しめるワン。実はもう来月2月にはカンザクラは咲く。3月下旬から4月上旬のソメイヨシノ、4月下旬のカスミザクラと割と長い期間桜を楽しめるワン。

町中の桜が散った4月中旬以降にこのカスミザクラ、サトザクラ、ヤエザクラが咲くので、長く桜を愉しみたいと思った方はこの時期狙うのも乙だワン。

 

 

この日、奥様は親友のトンさんと2人で新宿御苑の「げんかい食堂」で親子丼を食べに向かう。

 

 

げんかい食堂 

コロナの影響のあってランチでも昭和3年創業の老舗「玄海本店」の座敷に通されての食事となる。

 

 

外は寒波の影響もあって相当寒く、親子丼だけとはいかず、あったかい水炊きセット(税込2500円)に+300円してご飯を「ミニ親子丼」を食べる事に変更。

さらに「唐揚げ2つ (税込300円)」も2人でシェアする事にした。

 

 

 

注文して5分後まずセットに付いてくる「サラダ(レタスと水菜)」と「唐揚げ」到着。

うーん、良い色の唐揚げだこと。食欲をそそられる。獅子唐付き。唐揚げの塩加減ちょうど良いし、衣もカリカリサクサクと美味しい。

 

サラダも繊維質確保のためにいただく。ちゃんとシャキシャキとしていて普通に美味しい。

 

 

 

2〜3分後に「水炊き」セット到着。白濁スープに鳥肉数片とツクネが2つ入っている。スープはスープカップに取って飲む。アサツキもそこに加えて…。コラーゲンを感じるまったりとした滋味深い味で美味しい。

 

 

鳥肉とつくねはスープを切って、ポン酢の入った皿に薬味のアサツキ、さらにはニンニクピュレを時々加えて食べる。

鳥肉は硬過ぎず柔らか過ぎず、食べやすい。

 

 

味噌汁には揚げ、小さな刻まれた白菜が入る。これも普通に美味しい。

 

 

ご飯の代わりに料金追加してお願いした「ミニ親子丼」がほぼ全部水炊きセットを食べ終わった時に運ばれてくる。

甘さ控えめ。玉子がとろっとろのタイプではないが、とろりとした感じはちゃんとある。

ちゃんと美味しいが、もうちょっと汁だくにして欲しかった。

 

 

甘味は「わらび餅」…〆に甘いモノをちゃんと用意しました、って感じ。これは普通。

 

寒い日に水炊きだぁ、と思ってきたが元々スープがそこまで熱々ではない。はふはふ、ふぅふぅしながら、汗だくになって食べたかったのが奥様は本音…。

 

あの温泉旅館で出る鍋を温める固形燃料みたいなモノでがあると、もっと熱さがずっと続いて良いのにとワタシも思ったワン。

 

 

緊急事態宣言発出中でもあるので、この日は早めに散歩も切り上げると言う奥様。パンを買って、ちょっと散歩して昔から使っている喫茶店にちょっと寄って早めに帰宅することにしたみたい。

 

 

 

B バゲット新宿御苑前店

新宿御苑駅から割と近くにあるパン屋さん。

 

バゲット系のパンが美味しい。

 

 

 

「発酵バターバゲット (税込250円)」…オーブントースターで温めて食べると発酵バターが溶け甘い味が絶妙で美味しい。焼いたバゲットがめっちゃ美味しくいっぺんでファンになるワン。

 

「発酵バターとチーズバゲット (税込250円)」…上記同様オーブントースターで焼いて食べるとバターが溶け出して味わいを増す。チーズがこれまた良い味を出していて絶品。このパンも次あったら絶対に買いたいワン。この日は奥様が買ったのがラストワンだったよう。ラッキー。

 

バゲットはあれば買った方が良いと思う。

 

そして「バターロールパン 5個 税込280円」も購入。

美味しいけどこれはそこまで特別でもなく普通かな。

 

袋は3円。

 

奥様すっかりお気に入り。

 

 

しばし、散歩して喫茶店に立ち寄る。

 

 

キクノヤコーヒー店

 

店頭にあるアイスクリームやジュース食品サンプルがなんだかいじらしい、とってもレトロな喫茶店。

 

1940年創業で、かれこれ今年で80年も経つ。 押し寄せるキャッシュレス時代なんて関係なく、カードは使えない。

 

 

店内は一階、半地下、中二階の三層構造。 入口そばの一階ゾーンの3人掛けテーブルに陣取る。「只今このお席は禁煙とさせていただいています」と注意書きが置かれていて、(時間分煙?)一応、ここなら煙が来ることはない。

 

 

古びたメニュー表には謎の営業時間『8:00〜午後6:00〜6:00』と書かれていて、『??』と思ったが、この長い歴史の喫茶店にはこんなこと、ちっぽけな話。ずっと修正もせずこのままなのも店の味のひとつ。

 

 

おじいちゃまマスターに「ブレンドコーヒー(税込400円)」と「ミックスサンドウィッチ(玉子、ハム、野菜)税込470円」をオーダー。サンドウィッチと飲み物をセットにすると70円お得の800円になる。

 

 

コーヒーはしっかりした味で美味しい。

サンドウィッチは玉子、ハム、野菜の3種類と勘違いしていたが、実際には輪切りにされた茹で玉子と野菜とハムの入ったモノとレタス・トマト・胡瓜の入ったサンドウィッチの2種。

 

パンはやや厚切りでボリューミー。軽食と言うよりランチとして成立する。

 

どこにでもあるチェーン店型喫茶店では味わえない空間と時間が魅力。

 

 

 

2日間自宅休養を取った後、再び新宿御苑へ方面へポタポタ散歩。

久しぶりにハンバーグを奥様が食べたくなって、坊ちゃんを誘って食べにきた人気のお店

ハンバーグウィル

へ。

 

 

この店昼時は長蛇の列で何回か奥様は振られていてこの日も13時少し前に訪れると当然の如く列がある。

 

 

このあとちょっとこの周辺をポタポタ散歩して時間を潰し(ワタシにとっては重要な散歩だが)、再度14時15分頃に訪れてみると並ぶこともなく店に入れた。良し良し。

 

 

店内は三密が避けられ、パネルボードもカウンター席には備え付けられている。

 

だいぶ前にパテとしてプレーンは奥様は一度食べたことがある。美味しかったことは記憶にあるがどう美味しかったのかの記憶が定かでないらしい。

 

 

今回は「粗挽きブラックペッパー(税抜1200円)」をセレクト。ソースはデミグラスソースを選択。その他にはクリームマスタードソース、柚子胡椒ソースがあるが、どうもこう見えて奥様は性格が保守的でソースは冒険出来ず安全策を選んでしまう。

ハンバーグにはスープとライスもしくはパンがつく。ライスを少なめにしてもらいオーダー。坊ちゃんは大盛りで。

 

そして+税抜680円でBコースの『サラダ、デザート、コーヒー』のセットも追加オーダー。

 

 

注文5分後、トマトベースの「ミネストローネスープ」とサラダが到着。

スープは滋養感たっぷり、ちょっと酸味のある味が食欲を誘う。

 

 

サラダはレタス、セリ、鶏ハムサラダ、オリーブ、ハーブは自家製、ドレッシングも数種のフルーツと玉ねぎから作られた自家製だそうでさっぱり食べやすい。

 

 

その約10分後に主役のハンバーグとライスが運ばれて来る。

ハンバーグには牛肉は入らず、岩手県産最高級銘柄豚の岩中豚(いわちゅうぶた)100%を使用。ビタミンEが他の豚に比べ24倍というからバテ気味の体にも良いみたい。今回オーダーした「粗挽きブラックペッパー」は中に黒胡椒が練り込まれ、食べ進むにつれ汗が出てくるほどスパイシー。でも刺激的でありながら軽やかな味で飽きが来ない。

 

スパイシー故に途中で何度か飲むお水もこの店のモノは美味しい。

 

 

 

肉の柔らかさは肉の持つ性質もそうだが、焼き方のなせる技か。厚手の鉄板で両面を蒸し焼きにしてからオーブンでロースト。

肉の旨味を閉じ込めている焼き方で、閉じ込められた肉汁、旨味、軽やかさは嬉しいくらい。

 

 

途中、無料で付けてくれる温泉玉子にちゃぽんとハンバーグの肉塊をすき焼きのような食べ方で潜らせるとマイルドに味変。

ただ、特徴的な粗挽きブラックペッパーパテの良さは消えてしまうかもしれないので、奥様的には箸休め、お口直し的な食べ方でこの食べ方は利用しているようだ。

 

 

そして最後にデザートの「桜のアイス=レッドチェリーのソースとともに」…ソースはアイスの控えめな甘さと相まって、口の中のハンバーグの脂をスッキリとさせてくれる。これ当たり。

 

合計で会計はひとり2000円を超えてしまったが、味の満足度含め全然オッケー。

 

それにしても、この店、ハンバーグを女性がひとりでも入りやすいようにするためにお腹にもたれない軽やかな豚100%のパテに行き着いたそうだが、この日もひとりではないが、奥様含めて女性客の多いこと…。

 

 

夜はダンナ様も一緒に大好きな中華レストラン、と言うかヌーベルシノワの

シェフス

へ。

 

 

早めの夕方5時半から食事スタート。

 

 

毎年のようにここには上海蟹を食べに来る。まだギリギリオスメス両方が食べ比べられる時期。

 

中国では「借金してでも食べろ」と言われている上海蟹。このシーズンならではのご馳走だからあれば食べないといけないワン。

 

他のメニューは、ほとんどいつものようにマダムの言うままに決めていく。

盛り合わせにする?と聞かれ素直に従う奥様たちら。量をちょっとづつ多種出してくれるので助かる。

 

 

まずは「赤パプリカマリネ」…上品な味付けで美味しい。

 

 

「焼き立てチャーシュー」…ほんと焼き立て。旨味が濃い。

 

 

「ワカサギ素揚げアニスソース」…メニューにも書いてあるが、いつもは小鯵なのがこの日はワカサギが素材だそう。それはそれで珍しいのでオーダー。鯵と同様にアニスソースの仄かな甘みが絶妙に美味い味付けになっている。絶品。

 

 

「春巻き(1本400円)」…海老の入った春巻き。相当美味しいのでオーダーマスト。

 

 

「上海蟹みそシューマイ(1個850円)」…そこまで上海蟹らしさは味わえないが、普通に美味しい。

 

 

「上海蟹オス・メス(一杯6500円)」…姿蒸しで両方いただく。内子たっぷりのメス、甘みのある蟹肉と濃厚な蟹味噌の味で完全にノックアウト。オスの爪はメスよりやや大きめ。白子はややサッパリ気味の味。

やっぱりこのシーズンには食べないといけない気がする。

 

 

「上海蟹フカヒレスープ(Sサイズ 6000円)」…味噌がたっぷりの濃厚スープでフカヒレもふんだんに入って贅沢さも充実。これもオーダーマストなメニュー。

 

 

「黒酢豚(2800円)」…野菜が入ってないシンプルな黒酢豚。味は濃厚過ぎず、食べやすい。美味。

 

 

 

「干貝柱炒飯(2000円)」…干貝柱が出汁になってとっても旨みのあるパラパラ炒飯。一気に強い火を通して炒めている。

味はあっさりと上品で食べやすく、いくらでも食べられそう。オーダーマスト。

 

この店に来ると、自然と紹興酒にならずに飲み物はハイボールやらワインやらで進行する。

 

帰りはほろ酔い気分で気落ちの良い夜だったようだワン。

 

緊急事態宣言が出てしまったので、密は避け、なるべく会食も減らして、食べるにしても少人数でするように心掛けるワン。

 

散歩の後は、ワタシは自分でうがいと手洗いやれないので奥様に手伝ってもらって口ゆすぎと肉球洗いしてもらわないと。

 

とは言え、人通りの少ない時間を狙って散歩はしたいワン。

次回も新宿御苑のレポートをお送りするワン。

 

* 文中に出てくるBはパン屋さん、数字を囲む◯は昼間の利用、●は夜利用を表すワン!

*   この情報は作者とボンの散歩時点のものであり、変更が起きている場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。

 

 

 

川井潤  食関係含めた幅広いプロデューサー

食に限らず多くのプロジェクトを手掛ける。テレビ番組「料理の鉄人」企画ブレーン(1992年~97年)。地域や食のため世界中に出向く。ほぼ外食生活。食べログフォロワー数日本一。食雑誌dancyu等、執筆多数。

https://tabelog.com/rvwr/kawaijun/ 

https://magazine.tabelog.com/articles/author/kawai_jun

https://goetheweb.jp/restaurant/slug-nee725999900f

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