マンションに関する疑問や悩み ありませんか?2020/5/26

定年後の暮らしを考えるとき、老後の住居をどうするか悩まれる方も多いのではないでしょうか。現在賃貸住まいをされているなら、60代以降に収入が下がっても、このままずっと家賃を払い続けられるのか不安を感じる方もいらっしゃると思います。

老後を見据えた今、賃貸のままで良いのか、もし持ち家を考えるならマンションと戸建てのどちらが良いのかなど、住まいを選ぶポイントや注意点をご紹介します。

 

 

目次

■老後の住まいを考える
■老後に住むには戸建てとマンションのどちらがよいか
■マンションが老後の住まいとしておすすめの理由
■老後の暮らしにおすすめのマンションの広さ

 

 

老後の住まいを考える

 

 

住まいのタイプには、自身の資産でなくても構わないとする「賃貸」と、資産とする「持ち家」の2つがあります。
「賃貸」の場合、最大のメリットは住み替えがしやすいということ。家から駅やバス停が遠く、体力が落ちて来たのでもっとアクセスの便利な場所に引っ越したいというときや、子供が独立して今までの間取りが必要なくなったのでもっとコンパクトな家に引っ越したいというときなど、比較的柔軟に対応できます。一方で、賃貸住宅に住み続ける限りは、家賃が発生するため、定年後は貯金や年金の中から支払い続けることになり家計を圧迫することが考えられます。
「持ち家」の場合は、賃貸とは違って気軽に引っ越すことはできませんが、住宅ローンを完済すれば自身の資産となります。住居費としては固定資産税(不動産に対してかかる税金)や修繕費(屋根や外壁などのメンテナンス費用)を支払うくらいで済むため、老後の家計はラクになります。持ち家といっても戸建ての場合とマンションの場合があるので、それぞれのメリット・デメリットを詳しく見てみましょう。

 

 

老後に住むには戸建てとマンションのどちらがよいか

 

年齢を重ねていくと体力的に無理がきかなくなるので、効率を考えて動くようになりますよね。お金の面では、収入が減少し貯金や年金の中から支払うことになるため、できるだけ無駄な費用は抑えるようになります。そのような観点から戸建てとマンションに住んだ場合を比較してみました。

 

 

チェックポイント 戸建て マンション
バリアフリー 外構や玄関、階段など、

段差のある箇所が多い

玄関やベランダの段差が少ない
リフォーム 立て替えや、改築、

増築などが自由にできる

専有部分(住居部分)のみ可能
共用部分(玄関やベランダなど)のリフォームは不可
管理・清掃 各自で行なう エントランス、エレベーター、廊下など

の共有部分は管理会社が清掃

防犯対策 防犯カメラや野外用センサーライト

など、各自で設置する

エントランスがオートロックであったり、

モニター付きのインターフォンがあったり、

警備員がビルに常駐している場合が多い

アクセス 駅やバス停から遠い場合もある 比較的駅に近い場合が多い
駐車場 敷地内にスペースがとれれば費用はかからない 毎月使用料がかかる
騒音問題 近隣の家と距離が離れているので騒音の問題が少ない 集合住宅なので他の住戸の生活音が聞こえることもある

 

戸建てのメリット・デメリット

 

長く会社勤めをしていた人が定年後に家で過ごす時間が増えると、今まで日中外出していて気づくことがなかった、隣の部屋や上の階の物音に悩まされることがあるかもしれません。マンションは1つの建物の中に住居が集まっているので、同じ建物に住む人とエントランスやエレベーターで会う機会があり、近隣の家の生活音に気を使うこともあります。一方、戸建ては独立性が高く、近隣の家と距離が離れているので騒音の問題が少なく気楽に生活できます。

また、マンションよりも居住空間が広く、ゆとりを持って生活できたり、庭があれば植物を栽培したり、室内外も自由に改築や増築ができるので自分の好みにあった生活空間を作ることができます。

 

マンションのメリット・デメリット

 

若いときは、持ち物が増えるので広い家に憧れを持ちますが、年齢を重ねると、持ち物を減らしてコンパクトな暮らしを好む傾向があります。体力的にも無理がきかなくなるので、効率的に動ける空間が良いですよね。その場合、マンションの方が掃除や洗濯などワンフロアの移動で済むので移動がラクです。他に防犯面では、エントランスにオートロックシステムを備えていたり、防犯カメラが設置されていたり、管理人が常駐しているマンションも多かったりと設備が整っているので安心して暮らすことができます。

また、マンションは、環境の利便性が高いことが資産価値に反映されるため、駅の近くや商業施設が充実した場所にあることがメリットです。

 

 

マンションが老後の住まいとしておすすめの理由

 

 

利便性の高い場所に住むことができる

 

マンションは、環境の利便性が高いことが資産価値に反映されるため、駅の近くや商業施設が充実した場所にあることが多いです。病院に通院したり、旅行や趣味で出かけたりするにしても、アクセスが良い方がアクティブな生活を送ることができるでしょう。

 

住宅の管理が楽になる

 

マンションは、個人が住む家の部分と、建物のエントランスやエレベーター、廊下などの共有部分に分かれています。この共用部分の管理や修繕は、住居とは別に毎月費用がかかりますが、管理組合を通して管理会社に依頼でき、自身で行わずに済むので楽です。

 

セキュリティの設備が安心

 

老後に心配なのは防犯の問題です。知らない人が訪問販売や営業にやってきたり、空き巣に入られたりすることがあるので、日ごろから対策を講じておく必要があります。マンションの場合、エントランスには警備員が常駐していたり、ドアがオートロックでモニター付きのインターフォンが付いていたりするので、不審な人物の侵入を防ぐことができ安心です。

 

 

老後の暮らしにおすすめのマンションの広さ

 

 

老後にマンションに住むことを考えたとき、どれくらいの広さの部屋を探せば良いのでしょうか。

一般的な基準として国土交通省が示す世帯人数毎の「居住面積水準」があります。基準は2つあり、1つは健康的で文化的な生活をするために必要な「最低面積(最低居住面積水準)」で、もう1つは豊かな生活の実現に必要な「誘引面積(誘導居住面積水準)」です。最低面積は、1人暮らしなら25平米、2人暮らしなら30平米です。誘引面積は、1人暮らしなら55平米、2人暮らしなら75平米になります。これをマンションの広さで表すと、1人暮らしなら1R~2LDK、2人暮らしなら1LDK~3LDKになります。

老後の生活では、万が一、ケガや病気などで車椅子や介護用のベットを使う可能性もあります。健康な状態で生活できる最低限の面積より、広めの部屋を探しておく方が後々役立つでしょう。

参照元:国土交通省「住生活基本計画における『水準』について
 

 

バリアフリーなマンションを選ぶときのポイント

 

 

近年、バリアフリー法の取り組みが進み、新築の分譲マンションではバリアフリーを取り入れた建物が増えてきています。ではどのようにバリアフリー化されているのでしょうか。

1つは、マンションのエントランスの扉が自動ドアになってきています。手動のドアだと車椅子やベビーカーを押して通るときに手間がかかるためです。もう1つはスロープです。エントランス前に段差がある場合、スロープが付いていれば車椅子やベビーカーの移動で利用できます。共用部分では、階段や廊下に手すりが付いているか確認しましょう。

住居部分では、玄関とバルコニー部分の段差の高さです。車椅子を使用する場合、段差が少ない方がラクに移動できます。部屋やトイレの扉が引き戸かどうかもバリアフリー化になっているかのポイントです。開き戸だと、ドアが可動するスペースがとられてしまい、車いすが動けるスペースが狭まってしまうからです。バリアフリー化されているか否かは、このような点に注意して選んでみてください。

 

自分の代だけでなく、子供の世代にまで家を残したい場合は、戸建ては有効かもしれません。また、住むのは自分の代までで、将来は売却を考えているなら立地の良いマンションの方が売りやすいなど、戸建てとマンションはそれぞれに良さがあるので、老後のライフスタイルで自分が何を求めるかを明確にしたうえで選択することをおすすめします。

 

 

この他にもマンションについて疑問があれば、こちらの「マンション専門家への質問」からお気軽にご相談ください。マンションに詳しい東京カンテイの社員が可能な範囲で皆様のご質問にお応えします。これらを活用して、納得した状態でお住まいの検討をしてはいかがでしょうか。
なお、これからマンションをご購入予定の方はマンション検索から探してみてください。

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