マンションに関する疑問や悩み ありませんか?2020/5/22

マンションにはベランダやバルコニーがついていますが、この部分はマンションの共用部分に当たります。部屋の中のように専有ではないため、やっても良いこととやってはいけないことが決められています。

 

今回はマンションのベランダでやっても良いこと・置いて良い物についてお伝えします。活用方法の例についてもご紹介しますので、これを基にご自身でベランダの活用方法を考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

目次

 

■ベランダとは?バルコニーやテラスとはどう違う?
■ベランダは専有部分ではなく共用部分
■マンションのベランダでやってはいけない4つのこと
■ベランダを活用する際の4つの注意点
■ベランダに置いても良い物・置いてはいけない物とは
■ベランダを活用する方法

 

 

 

 
 

ベランダとは?バルコニーやテラスとはどう違う?

 

 

ご存知の通り、ベランダとは部屋の窓の外側にあり、洗濯物を干すときなどに使われるスペースのことです。多くのマンションにはこのベランダが備わっていますが、物件を探しているとバルコニーと書かれている場合や、テラスと書かれている場合があります。

人によってはベランダと言ってもバルコニーと言っても、同じもののように感じてしまうかもしれません。部屋の窓の外側に備えられているスペースという面では同じですが、厳密には違いがあります。まずはベランダ・バルコニー・テラスの違いを確認しておきましょう。

 

種類 階数 屋根の有無
ベランダ 2階以上 あり
バルコニー 2階以上 なし
テラス 1階 あり・なし

 

1階部分の場合には屋根があってもなくてもテラスと呼びます。2階以上になると、屋根が備えつけられている場合にはベランダ、屋根がない場合にはバルコニーと呼び分けています。洗濯物を干すのであれば、屋根があるに越したことはありません。屋根のないバルコニーに洗濯物を干した場合、雨が降ってきたらすぐに洗濯物が濡れてしまいます。

しかし、ベランダのように屋根があれば少しの雨は防ぐことができるでしょう。そのため、物件を選ぶ際には、ベランダなのかバルコニーなのか注目してみてください。念のため、不動産会社に屋根があるのかどうかも確認しておくと良いでしょう。

 

 
 

ベランダは専有部分ではなく共用部分

 

 

マンションには専有部分と共用部分があります。専有部分は自分が所有して自由に使えるスペースや設備のことで、共用部分はマンションの住民全員が一緒に使うスペースや設備のことです。

 

■マンションの専有部分と共用部分について

 

 

建物 専有部分 居住している部屋の内部
(天井・床・壁・躯体
・窓ガラス・窓枠を除く)
共用部分 建物部分 エントランスホール、エレベーターホール、
階段、(ルーフ)バルコニー、廊下など
建物の付属物 エレベーター設備、電気設備、ガス設備、
配電盤、火災報知器、消火器、
避雷針、メールボックスなど
付属施設 駐輪場、フェンス、植え込みなど

 

 

上の表を見ると、ベランダ・バルコニーは共用部分に該当するのが分かります。普段はそれぞれの部屋の住民が専属で使うことができ、他の誰かが入って使うことは禁止としています。しかし、ベランダや外壁などの修繕・塗装の際には協力しなければならず、工事の期間中には気づいたら作業員がベランダにいることもあります。

また、災害など緊急時には、逃げ道としてベランダを使うことができます。隣の部屋のベランダとの仕切りは、あえて簡単に壊せる素材で作られており、それを壊すことで避難経路を確保することが可能となります。

 

 

 

マンションのベランダでやってはいけない4つのこと

 

 

マンションのベランダでやってはいけないことは、いくつかあります。禁止事項は個々のマンションによって異なりますが、その中でも代表的な禁止事項を4つご紹介します。

 

 

禁止事項1:フェンスや壁を勝手に塗装したり改修したりすること

 

外観はマンションの価値を決めるポイントの1つとなります。外から見えるベランダやバルコニーの外壁などは統一感のあるものが好ましいでしょう。そのため、部屋はそれぞれの住民が所有していますが、ベランダやバルコニーのフェンスや壁を勝手に塗装したり改修したりすることを禁止しているマンションがほとんどです。

 

禁止事項2:土やレンガを使って花壇を設けること

 

ベランダやバルコニーでガーデニングをしようと思ったときに、もしかしたらレンガやブロックを使って仕切りを作り、土をまいて花壇を設けようと考える方もいるかもしれません。花壇を設けるのは禁止としているマンションがほとんどです。ただ、プランターを使うなどすればガーデニングも可能です。

 

禁止事項3:避難経路の妨害をすること

 

隣の部屋のベランダとの仕切りを確認すると、「避難時にはここを破って隣戸へ避難してください。」等の記載があります。ベランダやバルコニーは、有事の際の避難経路として位置しているのです。そのため、ベランダが通り抜けできなかったり、洗濯機等の大きく重いものを置いていて仕切りを破れなかったりするのは危険なので禁止としています。

 

禁止事項4:花火やBBQ(バーベキュー)をすること

 

ベランダやバルコニーで花火やBBQをしてしまうと、騒音や臭いが問題となります。マンションの他の住民だけでなく、周辺地域の方に迷惑をかけてしまう可能性がありますので、花火やBBQは禁止としているマンションも少なくありません。

 

代表的な禁止事項をご紹介しましたが、この他に禁止事項が設けられているマンションもあります。ぜひ一度マンションの管理規約や契約書を確認してみてください。

 

 
 

ベランダを活用する際の4つの注意点

 

 

注意点1:物の落下に注意する

 

洗濯物だけでなく、布団を手すりに干すこともあるでしょう。その場合にはベランダから落ちてしまわないように注意が必要です。最低限、布団用の洗濯バサミは使いましょう。なお、マンションによっては布団を干すことを禁止しているところもありますので、マンションの管理規約を確認するか、管理人や大家さんに確認しておきましょう。
これ以外にも注意すべきことはあります。例えば、植木鉢をベランダの手すり部分に置かないですとか、ベランダに敷くタイルは強風でも吹き飛ばない重さのタイルにするなど、物を落とさないように注意してください。

 

注意点2:排水口の掃除をする

 

ベランダやバルコニーには、排水口が設けられています。屋根に溜まった、あるいはベランダに吹き込んできた雨や水を流すときなどに役立ちます。この排水口はきちんと掃除していないと、ホコリや枯れ葉等が詰まり、水が上手く流れなくなってしまいます。自分のベランダが汚くなってしまうだけでなく、左右の部屋や下の部屋に迷惑をかけてしまう可能性もあります。日頃からベランダの排水口も気にかけて掃除をしてください。

 

注意点3:タバコには注意する

 

喫煙者の場合には注意が必要です。ベランダでタバコを吸いたいと考える方も少なくないでしょう。ただ、ベランダでの喫煙はトラブルにつながるケースもあることは知っておくべきです。洗濯物にタバコの臭いや灰がついてしまうという点で不満に感じている住民も多いので、ベランダでは吸わないに越したことはありませんが、少なくとも洗濯物が干してある日中は喫煙を控えるなどの工夫が必要です。

なお、一緒に住むマンションですので自分だけが良いという使い方ではなく、他の住民も含めて全員が納得のいく・満足できる使い方を考えていきましょう。

 

注意点4:アンテナなどを設置する際には管理人や大家さんに確認する

 

マンションでアンテナを設置する際には、ベランダやバルコニーを活用しようと考えるでしょう。ただ、ベランダやバルコニーにアンテナが設置されていると、外からマンションを眺めたときに見た目の面で、好ましくありません。マンションによっては禁止していることもありますので、アンテナ設置などの際には管理人や大家さんに必ず確認しましょう。

 

 

 

 

 

ベランダに置いても良い物・置いてはいけない物とは

 

 

ベランダに置いても良い物の条件

 

ポイントとなるのは3つです。以下の3つを満たしたものであれば、ベランダに置くことができます。

 

  • ・緊急時に避難経路として使えるか
  • ・マンションの外観を悪くしないか
  • ・他の住民や周囲に迷惑をかけないか

 

ベランダに置いても良い物の具体例

 

  • ・エアコンの室外機
  • ・物干し竿
  • ・植木鉢(小型)
  • ・テーブルやイス
  • ・タイル

 

 

ベランダに置いてはいけない物の具体例

 

 

  • ・花壇
  • ・植木鉢(大型)
  • ・物置
  • ・フェンス

 

 

 

 

 

 

ベランダを活用する方法

 

 

ガーデニングのスペースとして活用する

 

 

ベランダに花壇を作ることはできませんが、小さな植木鉢なら置くことができます。ベランダに緑を置くことで、明るい雰囲気を演出できるでしょう。ハエトリソウを植えて害虫対策をしたり、プチトマトやナスなどを植えて食用にしたりしても良いかもしれません。ぜひ試してみてください。

 

もしガーデニングをするのであれば、植木鉢等が落下しないように注意してください。また、排水口が枯れ葉や土・埃で詰まらないように、こまめに掃除をしていきましょう。

 

 

リラックススペースとして活用する

 

タイルを敷き、家具を置いて、リラックススペースとして活用する方法もあります。春や秋の心地の良い時期には、ベランダのリラックススペースを活用して読書を楽しんだり、昼寝を楽しんだりもできます。趣向を変えて、ティータイムやディナータイムにベランダで飲食する方法もあります。夜空を見ながらお酒を楽しむこともできるでしょう。

 

 

 

 

今回はマンションのベランダの活用方法についてご紹介しました。この他にもマンションについて疑問があれば、こちらの「マンション専門家への質問」からお気軽にご相談ください。マンションに詳しい東京カンテイの社員が可能な範囲で皆様のご質問にお応えします。これらを活用して、納得した状態でお住まいの検討をしてはいかがでしょうか。
なお、これからマンションをご購入予定の方はマンション検索から探してみてください。

マンションに関する疑問や悩み ありませんか? についての記事

マンションに関する疑問や悩み ありませんか?

マンションにある和室の活用方法とは?

マンションの間取りに和室がある場合、そのまま和室として活かすのか、リフォームをして洋室として使うのかは悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。和室の特徴を活かして有効に使うにはどのような方法があるのか、和室を洋室に

マンションに関する疑問や悩み ありませんか?

マンションの入り口であるエントランスの役割とは?

マンションの購入で比較・検討するときに内覧は欠かせません。マンションを内覧する際に自分が住む部屋の中は念入りにチェックすると思いますが、次にしっかりチェックしておきたいのがマンションのエントランスです。エントランスがきち

マンションに関する疑問や悩み ありませんか?

東京への一極集中が起こる要因と問題とは

東京都の人口は1997年以降、24年間連続で増え続けています。その要因としてあげられるのが、他県から東京圏(1都3県)へ流入する転入超過です。では、どれくらいの人がどういった理由で東京に移動しているのでしょうか。また、東

もっと見る