住めば都も、遷都する2019/12/27

住まいの範囲を広くとらえてみよう。そう、玄関から数分で歩いていける場所は、「自宅同様」と思ってしまうのである。

 

実際、そんな感じでしょう?ぶらぶらとなじみのカフェへ。くつろぎの度合いは、わが家と変わらない。時には、家にいるより、のんびり出来るかも知れない。

 

犬を見ていると、自分のテリトリーを持っている。同じように我々も、「わが領域」だと安心できるのである。

 

住まいのそばのカフェ、図書館、美術館、ホール、ショッピングセンター、夜なら、居酒屋やバーなど、みんな「自宅の付帯施設」と思えば気は大きくなる。

 

となれば、そこで出会う人々も、顔なじみになった人々も、家族である。ますます、くつろげるではないか。

 

 

住めば都も遷都する。住まい探しの際には、まわりの環境もよく観察するようにと言われる。それは、「自宅の付帯施設」をどのくらい見つけられるかということでもある。

 

徒歩数分、場合によっては10分以内でもいいだろう。「第2の居間」「第2の読書室」「第2の作業場」「第2の客間」を発見できるなら、引っ越しても「広い自宅」を楽しめる。

 

 

 

関沢英彦(文・イラスト)

発想コンサルタント。東京経済大学名誉教授。コピーライターをへて、生活系シンクタンクの立ち上げから所長へ。著書多数。現在、ヤフーニュースなどの個人ブログも執筆中。

https://news.yahoo.co.jp/byline/sekizawahidehiko/

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