住めば都も、遷都する2019/12/6

 

朝食をおいしい食べられることは、幸せ。今朝も、体調が良いのだ。体内時計を、一日のサイクルに合わせる。そのためにも、「おいしい朝」を大切にしたい。

 

ホテルの朝は、洋食か和食かを選べる場合が多い。どんな人が洋食で、和食なのかを観察していると、意外に年代的に上の層が、ベーコンエッグなどを好んでいる。

 

逆に若い層は、シャケと味噌汁の朝食だったりして。大規模な調査でも、同じような結果が出ている。いまの年配層は、戦後のパン給食のおかげで、洋食党なのである。

 

彼らは、どこか、パンの朝食の方が「格好いい」と思っていたりする。これも戦後の洋風志向の結果。朝食はおいしければいいのであって、格好良さなど関係はないのだが…。

 

 

インドのホテルで、朝食は欧州風かインド風にするかと問われて、「インド風でお願い」とオーダーしたことがある。小さな器がいくつも出てきて、微妙に味わいの違うカレー風味。いや、正しく言えば、カレーではなくて、スパイスが色々と異なった味わいと言うべきだろう。「インド料理は、薬膳なのだ」と思った。滋味という言葉がぴったりの朝食。

 

朝食のおいしい家は、日射しがよく入る。住む人とともに一日のリズムが、きちんと刻まれている。生活のリズムが正しいと、人は健康を保ちやすい。住めば都も遷都する。家を見学するときは、「どこで朝食を取ったらステキかな」といった点もチェックしよう。

 

 

 

関沢英彦(文・イラスト)

発想コンサルタント。東京経済大学名誉教授。コピーライターをへて、生活系シンクタンクの立ち上げから所長へ。著書多数。現在、ヤフーニュースなどの個人ブログも執筆中。

https://news.yahoo.co.jp/byline/sekizawahidehiko/

 

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