ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店2019/2/27

ワタシのご主人はこの家の奥様。毎日のようにワタシを散歩に連れて行ってくださる。

そしてご自身は美味しいレストランで毎日のように食べ歩き、カフェでコーヒーを飲み時々ケーキも食べ、その街の美味しいパンを買って帰る。たまに奥様のダンナ様もご一緒する事もあるが回数は限られている。そしてその日の食事報告をワタシに逐一してくださる。たまに私の食事分もドギーバッグに入れて持って来てくださる。。

あっ、私の名前はボン。オスのコッカースパニエル、4歳。

 

 

かつて「赤坂」は政治家御用達の黒塀の料亭街として知られていたが、最近はそれも少なくなって来ている。歴代首相や政治家が使うことで有名だった「金龍」も料亭は2005年に閉店。今は和食ダイニング店にリニューアルしている。

さて、そんな赤坂をポタポタ散歩。赤坂に勤める坊ちゃんと待ち合わせしてランチで赤坂サカスそばの赤坂Bizタワーにある①「ざくろ TBS店 」へ。

この店、メニューのバリエーションも多彩で使い勝手が良い。すき焼きのみならずたまにある「牛丼」もかなり美味しい。

ここでは「すき焼き(150g 4158円)」が定番だが、今日の奥様はその気にならず、「豚ロース生姜焼き(税込 1900円)」を選択。

「大山鶏炙り親子丼(1782円)」も選択肢として悩んでいたみたい。

 

 

まずは前菜のトマトサラダから。酸味の効いたドレッシングと甘いトマトの相性が良い。

 

 

続いてメインの「豚ロース生姜焼き」。120gの割りにお腹に溜まる。

普通の定食屋でよくあるコッテリした味の生姜焼きとは真反対の薄味、さりとてスッキリ旨味のある味のモノ。刻みキャベツと一緒に食べるとさらに美味しい。

赤出汁味噌汁も味よし、ご飯も炊きたてで申し分ない。

安定安心のランチ。

坊ちゃんがオーダーした「黒毛和牛ロースすき焼き150g、ご飯は玄米」のすき焼きは奥様の好みの味よりもやや甘いが、結構食べでがある。

 

 

ランチには同様にトマトサラダ、赤だしがついて税込4158円。

ちょっとした接待にも十分なる。

結構満足ランチ。いつも人気で混んでいるのでランチでも予約してから行った方が無難。

 

 

この日はその後坊ちゃんは勤務先に戻り、奥様は赤坂ビズタワーにお勤めの友人とお茶をする予定にしていて、おなじみの喫茶店C 「ディンゴ」へ。

 

 

喫煙出来てしまうのが残念だが、ゆっくり出来るので奥様お気に入り。店のおばちゃんも元気でお喋りも楽しい。外を眺めながらカフェオレを飲み何だかんだ2時間もゆっくりしてしまった。

 

 

小一時間散歩して、ダンナ様とお友達のトンさんご夫妻の4人合流して、このシーズンのお楽しみ、蟹を食べに3年連続ミシュランひとつ星❷「きた福」へ。

 

 

「活松葉ガニコース(税抜 38000円」を食べる幸せ。予約入れたの2か月前。

この店、それぞれの個室で、それぞれの板さんが付きっ切りで対応して下さる。

 

 

お通しは「蒸し鮑と大豆の煮たひと品」…ほくほく大豆、柔らかな鮑。気持ちがほっこりする味。

 

 

前菜に「宍道湖の白魚の天ぷら、自家製のカラスミかけて」…普通に美味しい。

もう一品前菜はお出汁。

 

 

 

「ハマグリ、京菜花、たけのこを具にした出汁」…お出汁が濃厚で滋味深い。めちゃくちゃ美味しい。

 

 

さて、ここから主役の「松葉蟹」オンパレード!

鳥取、島根の松葉ガニを4人で4杯。ひとり一杯の贅沢。たまらない…。

料理長が切れ味鋭い包丁で、殻を次から次へとさばいていく。

 

 

 

 

松葉ガニを刺身、レア3本、ミディアム、と徐々に熱を入れた形で食べる。

それぞれの調理法、どれもが特徴が出ていて美味しい。スゴイな松葉ガニの潜在力は。

 

 

焼き蟹、天ぷら、とさらに続く。塩で食べても美味しいし、そのまま食べても美味。

 

 

さらに蟹味噌と一緒に蟹身をたっぷりといただく。いやぁ、美味すぎ、好き過ぎ…。

奥様、幸せそう~。

以前、来た時はワタシも分けてもらって食べた。それはノルウエーからの生きたタラバガニだった。

 

 

ともかくビッグサイズだった。その時のタラバガニは15歳前後らしくおよそ3.5キロ。ワタシの大先輩で申し訳ない感じもするが美味しいモノは仕方がない。蟹は一年一回脱皮するので15回程度したことになる。

 

 

その時食べた「完全に火の入ったカニ爪肉」は印象深かった。生姜の効いたカニ酢も美味しかった。蟹は体を冷やす食材らしく、この生姜で陰陽のバランスを取る工夫までしている心遣い。ありがたいワン。

 

 

 

〆は「ウニ、蟹入り雑炊」…最後に溶き玉子も加え、さらにイクラをどーんとてんこ盛りで加えて、もうこれ以上ない贅沢食事。痛風持ちの人には悪いワン、このメニュー。

 

 

デザートは「苺(あまおう)すり流しに小豆と白玉」…ひゃー、和菓子と洋菓子の折衷菓子。美味しい、このデザート。

 

 

さらに「焼きたて どら焼き」…金柑、マスカルポーネが中に入る。苺のデザートの味のインパクトが強過ぎて、やや存在感が薄い。こちらを先に苺を後に出す、逆の順番で出したほうが良いかも。

それにしても、美味しい贅沢気分でココロも満タン。一年に一度は来たいお店のひとつ。

この日は満腹で帰宅することにして、また翌日も奥様は赤坂に来ることにしているみたい。

今日、会えなかった人とランチをする予定のよう。赤坂はあまり散歩するゾーンは少ないけど、ワタシもこのザワザワしたエリアは結構気に入っているから、全然問題なし。

 

 

 

翌日昼は人気の中華③「露天」へ…久しぶりにランチ訪問したら赤坂の某広告代理店の人間ばかりが食べに来ていた。

12時頃には長蛇の列。奥様はもうすぐ定年を迎える三井さんと11時40分に訪問、すでに1回転目は満席。少し待つことに…。5分程度で着席、ラッキー。

この店、一番最初に来た時に驚いたのが、土足で入店OKな事。行ってみればわかるが、普通の玄関があって段差があって、下駄箱があって、見た目の印象では靴を脱いであがるイメージだが、靴のまま入るのがお約束。

味はどれも美味いので人によって注文メニューがバラバラ。

ある人は麻婆豆腐、ある人は炒飯、またある人は土鍋煮込みそば、タンメンも人気。

で、奥様も三井さんも今日は「海鮮野菜あんかけ揚げそば」をオーダー。

 

 

タレが若干甘みが強いが、海鮮も野菜たっぷりで、火入れも抜群。野菜はシャキシャキ感がちゃんと残り、海鮮は柔らかさが絶妙。

チンゲンサイ2、キクラゲ2、海老4、イカ2、ホタテ2、椎茸2、ブロッコリー2、筍2、金針菜…。奥様はかた焼きそばを色んな店で食べて来たが、この店の具材は充実していると言っていた。

 

 

最後にココナッツミルクプリンのデザート付きで1290円(税込)はお値打ち品。

夜に来たことがないので一度は訪問したいが、ラブホテルの隣にある店なので誤解されないような人と来る事も重要かも。

ホイチョイ・プロダクションズのアプリ版「東京いい店(やれる店)」には当然取り上げられていると思いきや、取り上げられていない店(笑)。馬場さん、書いて欲しいワン~。

 

 

あれ?外に出たら坊ちゃんと出くわした。

この辺りで人気ランチの天ぷら④「天茂」に行って来たらしい。

この店の「かき揚げ丼+赤出汁」(1300円+100円)は奥様もよく食べる大好きなメニュー。この同じビル3階に入る「鮨兆」の「ちらし寿司」も赤坂人気ランチメニュー。

 

 

 

天茂は珍しく女性(娘さん)が揚げ手。創業50年超えの店で、父から受け継いだ彼女が暖簾を守る。

娘さんが揚げた熱々のかき揚げをタレに浸すのはお母さんの役割。ジュッという音自体がなんとも美味しそうに聞こえる。

ランチ時、近くにある放送局の人などが11時45分頃には押し寄せ店は満席になるので少し早めの入店がオススメ。

 

 

帰り際にパンをB 「デリフランス」で買って帰ることにしたみたい。

 

 

 

実はこのパン屋さん、あの駅そばにあったり東京だけでも65店舗(全国に200店舗)あるリーズナブルで庶民的パン屋さんの「ヴィド フランス」を展開する「株式会社ヴィ・ド・フランス」がオシャレにヨーロピアンスタイルをウリに押し出しているのが特徴。

今回は「赤坂あんぱん(200円)」「ミニバゲット(200円)」「パン オ レザン(200円)」「明太&チーズ(170円)」「あんクロワッサン(和栗 160円)」…をつい美味しそうに見えて、さらにはリーズナブルなのでついつい買ってしまっている。

実は「(株)ヴィ ド フランス」の株主は100%、山崎製パン株式会社だと言う事実を奥様はまだ知らないらしいんだワン。

とワタシだけが知っている事実を楽しみつつ今回の散歩はここでお終い。でも、来週も奥様の友人が赤坂に宿泊予定なのでこの近辺を歩くことになりそう。では、また来週。

 

 

* 文中に出てくるBはパン屋さん、Swはスイーツ、Cはカフェ、SHは土産や品物を買った店、数字を囲む◯は昼間の利用、●は夜利用を表すワン!

この情報は作者とボンの散歩時点のものであり、変更が起きている場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。

 

 

 

川井潤  食関係含めた幅広いプロデューサー

食に限らず多くのプロジェクトを手掛ける。テレビ番組「料理の鉄人」企画ブレーン(1992年~97年)。地域や食のため世界中に出向く。ほぼ外食生活。食べログフォロワー数日本一。食雑誌dancyu等、執筆多数。

https://tabelog.com/rvwr/kawaijun/ 

https://magazine.tabelog.com/articles/author/kawai_jun

https://goetheweb.jp/restaurant/slug-nee725999900f

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