美的 Life Style by 花千代2019/1/12

 

 

明けましておめでとうございます!

日本は猪突猛進の亥年ですが、今年は世界中で政治も経済も大変化がありそうですね。

どんな変化があっても、柔軟に物事を見る目を養っていく一年にしたいと思っています。

読者の皆さま、今年もよろしくお願いいたします。

 

新年早々に刺激をいただいたのがこの方です!

江戸のすきやばし次郎、金沢の弥助、と言われる鮨の神様の弥助さん。

年間を通して予約困難な名店ですが、友人から席を抑えたという知らせを受け1月5日の朝、新幹線に飛び乗りランチを堪能してきました。

4回目となる弥助ですが、今回が今まで一番感動しました。

春も夏もそれぞれ季節の魚の味があり美味しいのですが、なんといっても北陸日本海で獲れる極寒の時期の魚ほど美味しいものはありません。

甘海老、カニ、イカ、脂ののったのどぐろ、鰤などなど…..涎ものです。

 

銀座、金沢だけでなく日本全国に鮨の名店はたくさんありますが、やはり銀座の次郎さんと金沢弥助さんは別格で、鮨聖といえる存在です。

次郎のぴりりとした緊張感ある空間と違い、弥助はふわっとした温かみのある空間で、座られているお客は皆、笑顔で明るい。

御年88歳になられる大将の弥助さんから放たれるオーラは大きくて強いのですが、ご本人が飄々として温かく優しく、鮨を美味しく食べてもらうのが何より嬉しくてたまらない、といった風情。

それが食べ手に伝わり、弥助さんの握るお鮨を食べる人々に絶対的な幸福感を与えるのでしょう。

 

 

 

 

次郎さんも弥助さんも小僧のころから来る日も来る日も魚と向き合って、美味しい鮨を握る、という1点に向けて血のにじむような努力をされてきたと思いますが、お二人とも85歳を超えてなお衰えない鮨への夢と向上心があり、そして生涯現役という姿勢は憧れとともに感動します。

 

 

 

弥助さんの所作は川に水が流れるように澱みなく、握っているときのリズムは一定で足元はステップを踏むダンサーのよう!

弥助さんに魚を買う時のポイントを聞いたら、朝市場に行くと魚達の唄が聴こえるという、、、だからよい声で唄っている魚を選べばいいだけなんだ、とのこと。

 

また大将の幸福の鮨を食べに金沢に行きたい、生涯現役である限りは!

 

 

 

 

 

 

花千代 フラワーアーティスト
パリにて4年間フラワーデザインを学ぶ。
帰国後、CMや映画のスタイリング、イベント装花や店舗ディスプレー、ホテルのフラワーアートディレクションなど多岐わたって活躍。
2008年洞爺湖G8サミット公式晩餐会会場装花、2013年オランド仏大統領総理官邸公式ランチョン、APEC総理公邸晩餐会で和のテーブル装花なども手がける。
2013年、2015年と夏目漱石原作芝居「三毛子」と「「こころ」の舞台美術を、2016年新作「乙姫さま」の舞台美術をそれぞれ三越劇場にて担当、テレビ東京「ソロモン流」NHK「グランジュテ」などTV出演、ジュエリーや家具、シューズデザインなどコラボワークも多い。
近著に「花千代流テーブル&フラワースタイリング」誠文堂新光社

Hanachiyo Flower Design Studio  http://www.hanachiyo.com/

https://www.facebook.com/Hanachiyo

 

美的 Life Style by 花千代 についての記事

もっと見る