ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店2018/12/12

ワタシのご主人はこの家の奥様。毎日のようにワタシを散歩に連れて行ってくださる。

そしてご自身は美味しいレストランで毎日のように食べ歩き、カフェでコーヒーを飲み時々ケーキも食べ、その街の美味しいパンを買って帰る。たまに奥様のダンナ様もご一緒する事もあるが回数は限られている。そしてその日の食事報告をワタシに逐一してくださる。たまに私の食事分もドギーバッグに入れて持って来てくださる。。

あっ、私の名前はボン。オスのコッカースパニエル、4歳。

 

 

今回も前回同様「日比谷」エリア。

今朝は家族3人、奥様、ダンナ様、坊ちゃんでこの近くの日比谷公園散歩から開始。小一時間ポタポタ散歩の後、奥様とダンナ様はランチのために帝国ホテルへ。

 

 

レストランは帝国ホテル東京新館2階にある。フレンチ「レ セゾン」に。

その間、ワタシは坊ちゃんに連れられさらに日比谷公園を散歩することに。その後も奥様たちは映画を観る予定なので今日はゆっくり散歩できるワン。

 

奥様は最近、昔からの色んな老舗やグランメゾンでの食事が楽しくなって来たそう。

年を取ったからか、そろそろミーハー的スタンプラリーのようなレストラン巡りに飽きて来たからか…。

 

この日は帝国ホテルのフレンチレストラン「レ・セゾン」でランチすることにして数日前に予約を入れて訪問。

 

 

一品目のアミューズブッシュはキャビアの缶の中に、「一番下の層にはカンパチ、下から二段目は鶏のコンソメ、上にはピスタチオ、ピンクペッパー、醤油を温めたモノを乗せた」一品。…手が込んでいて、相当時間をかけたであろう制作時間も味の中で楽しめる。

 

 

「オマール海老とアーモンドミルク、桃とレモンバーベナをオマールのコンソメをベースに楽しんでもらうひと品」…上にそっと金箔が添えられていた。結構の量のオマール海老が入っていて嬉しい。甘さ、塩、酸味、色んな味のハーモニーが楽しめる。

 

 

次の料理用に「四万十の川海苔を練りこんだパン」…確かにそう言われるとほんのり海苔の臭いが、魚料理と合いそうなパン。このケースバイケースの対応がやはり素晴らしい。

 

 

その魚料理は「イトヨリ鯛のポワレとイカのファルシ(詰め物)」…イトヨリ鯛は鯛というより実はスズキ科の魚。本来はもう少し先の秋の後半から冬が旬の魚らしい。身は柔らかくポワレの上手さがわかる。少し塩が強いか…。イカのファルシの中身はイカ墨とジャガイモ(インカのめざめ)で、こちらは単独でも美味しいし、イトヨリ鯛と一緒に食べても美味しくいただける。一粒で二度美味しい。

 

 

肉料理は「うずらのロースト、レバーペースト、コンポートキャベツ」…このうずら、外を走り回っていたのではないかと思われるくらいしっかりとした肉質で歯ごたえも十分。添えられたコンポートキャベツはコールスローのような味で一緒に食べると美味しさに変化もくれる。

 

 

デザートも盛りだくさん。

まずはフィナンシェやヌガーなどプティフール4種から。フィナンシェ、外側がカリカリ、中がしっとりで美味しい。

 

 

続いてオーダーした「パリ ブレスト」…リングシュー(そもそもは1800年代にパリとブレスト間の自転車レースが開催された事の記念に自転車の車輪を模して出来たケーキ)。今回はそのリングシューの中にナッツ系のクリームが入り、さらにはキャラメルソースが添えられて一緒に食べると至福の味。

 

 

そしてさらに「チョコレート菓子」もこの後用意してくれていて、オレンジピール、砕かれたナッツの入ったチョコ、もコーヒーとともにいただく。

 

当然ながら味、サービス、全てがお手本になるようなレベルが高いお店。満足度も相当高い。

ランチでいただいたので、このコースで7000円(税込み、サービス料は別途)とビックリするほどリーズナブル。シャンパンを一杯飲んでも1万円を少し超える程度。

 

帝国ホテルの総料理長は田中健一郎氏だが、「レ セゾン」のシェフは「ティエリー・ヴォワザン氏」。シャンパーニュ地方にあるフランスのランスにあるあの三ツ星レストラン「レ クレイエール」のシェフ(自慢になりますが僕も好きでここ10年で2回ほどシャトークレイエールに宿泊して、レストラン訪問経験あり)でたいそう美味しく食べさせてもらった事を覚えている。

 

下手な予約困難レストランへ数ヶ月先に行く約束するよりも、入りやすいこのグランメゾンへ行くのはホントにおススメ。大切な人、大切な日に是非使いたいお店。

 

 

さて、このランチ後奥様とダンナ様は映画を観にTOHOシネマズ日比谷へ。

坊ちゃんもお腹が空いたらしく、11時~15時まで開いている人気カレー店「マーブル」へ。

その間はワタシはおとなしくお座りして待つことにしたワン。

 

 

「マーブル」

いつも行列のカレー屋さん。

この日は14時に行ったのでスッと入れた。

 

鉄板メニューは「インドカレー(850円)」と言う名の家庭のカレーのようなトロリとしたルー。

もちろんこれをオーダー。そこにゆで玉子(50円)をオプションでトッピング。

 

着席すると3分で着皿。

 

 

青々としたシャキシャキのキャベツが特徴のインドカレー。

最初のひと口はなんてことないのだけど、食べている途中から美味いと感じるようになる。凄く辛いわけではないけど、結構ちゃんと辛さを感じる。なんなんだろ、この不思議な感じ。

 

豚肉には山形県 平田牧場の三元豚を使ったりのこだわり。量もたっぷり入ってる。

この肉を赤ワインにつけてコクを出しているのだそう。

 

キャベツの千切りにはりんご酢が和えられているらしく、カレーと食べても味がまろやかになる。細かいこだわりがある。

 

福神漬けは事前にたっぷり添えられている。テーブルにはないが十分な量。

 

チキンカレーとビーフカレーにはキャベツが付かないので、食べたい時は50円払ってオプションで追加する必要がある。

 

カレーと混ぜたくない人もいるらしく、キャベツを別皿で頼む人もいる。僕は一緒にシャキシャキ食べるのが好きだけど。

 

 

テーブルにはカイエンペッパーも置いてあり、辛さを増す事もできる。

 

なんだろ、やっぱりなぜだか美味しいんだなぁ。オフィス街のオアシス的B級カレー。

 

 

食後、日比谷公園をまた散歩して奥様とダンナ様を待つ。そろそろ映画が終わる頃だがケータイに電話が来て、少しお腹が空いたらしく軽食を取ると連絡が来たらしい。

「珈琲館 紅鹿舎」に立ち寄る事にしたみたい。

 

 

この店は1957年洋食屋からスタート。その7年後に喫茶部として誕生した現「珈琲館 紅鹿舎」。

 

 

客の多くがオーダーするのがこの店発祥メニュー「元祖ピザトースト」。

 

 

ピザの部分のチーズはもちろん、案外トースト部分のパンもサクサクして美味しい。

ピザ部分にはとろーりチーズたっぷり、食べ方が下手だとだらーんと垂れ下がるので要注意だワン。

具にはたっぷりの玉ねぎ、マッシュルーム、ピーマン、ハム少々。

ランチタイムならドリンクとセットで1100円。

 

 

この日は夕方訪問なので、ホットロイヤルミルクティーとセットにして250円高い1350円。

単品なら950円。

 

テイクアウトも出来るから、日比谷公園内で食べるのもありだけど、もう外は寒いから厳しいワン。

 

 

 

ようやく奥様とダンナ様に坊ちゃんと友人の品田君、その他おふたりがこの後合流して、Tim Hoo Wan(添好運=ティム ホー ワン)に並ぶ。奥様が並ぶなんてあり得ない事だが、だいぶ待つ覚悟で食事するという。

 

オープン以来、ずっと長蛇の列。待ちはおそらく2時間だワン。

 

全27メニュー制覇のつもりで来ているので、待ってお腹を空かせるのも重要。

さっきピザトーストも食べちゃったから、ちょっと時間は空けないと全メニュー制覇は無理。

 

そうそう、この日は6人なので全メニューを食べようとみんなで盛り上がっている。

 

それぞれビールとハイボールで乾杯の後、戦闘開始。

まずはいつもの通り、チョンファン、餃子系から。

※【いっぱい頼むとすぐに運ばれて冷めてしまうので、こまめに小刻みに注文することがポイント❶】

 

 

「鶏足の香港式煮込み アワビソース」…最初に見た時はグロいのであまり積極的に食べる気にならなかったが、このソースと足のコラーゲンが絶妙に混じり合って相当美味しくしゃぶりつくようになった。

 

 

 

 

続いて、「チャーシュー チョンファン」、「海老と黄ニラのチョンファン」、「7種野菜の蒸し餃子」、「海老蒸し餃子」、「海老とニラの蒸し餃子」。……全品間違いないお味!

 

一旦全皿、キレイになるのを待って、次の注文へ。

 

 

野菜系「温レタス」…ここで食べる温レタスはソースが美味しいので高評価、

 

 

「青ネギのチョンファン」、「ポークと海老の焼売」…普通以上に美味しい、

 

 

「大根もち」…絶品、

 

 

「白味魚とポークの甘長唐辛子焼き」…これも美味、

 

 

「キノコと筍の揚げ春巻」…普通に美味しい、

 

 

「湯葉巻きオイスターソース蒸し」…ソースに深みがある。

 

ここで「蓮の葉ちまき」オーダー。…と、言うのも店の人にもう売り切れそうなモノある?と聞くと先ほどの「鶏足の香港式煮込み アワビソース」とこの「ちまき」と言われ、早速注文することに。

 

 

※【ご飯物だから後回しにすると売り切れることが多い。なので早めに「ちまき」は注文する事がポイント❷】

 

無事ちまきが終わり(オコワも、中に入る具も相当美味しい)、食べていないメニューはあと、13。ほぼ折り返し地点。ここでギアをもう一段上げて、怒涛の注文。

 

 

まずはこの店のウリの「ベイクド チャーシュー パオ」、

 

 

 

「海老の湯葉春巻き」、「茄子の海老団子揚げ」、「温野菜=(今日は空芯菜)」…来るたび変わるのが旬ということか。一番最初に来た5月初旬のときの辛い野菜が美味しかった。

 

 

「鶏肉と生姜の蒸しご飯」…これはご飯物の中でも秀逸。

 

 

「スペアリブ 蒸しご飯」は鶏生姜に比べ美味しいが味が濃厚。

 

 

「塩豚のお粥 ピータンと塩卵入り」…これも絶品。

 

 

「スペアリブの豆鼓蒸し」…先ほどのご飯に乗ったスペアリブとは味も違ってニンニクも効いて味がやや濃いい。ご飯もタレも美味しい。

 

 

「ポークのワンタン 香辣黒酢」…お粥と一緒に食べるのも正解。

 

 

「マーライコー」…蒸しパン。ほんのりと香る甘い香りと抑えめの甘さで美味しい。丸々ひとつ行きたいくらい。

※【美味しく食べるにはホカホカのうちに食べること❸】

 

さて、飲み物も飲みつつの…。

 

 

最後に残っているデザート、「キンモクセイとクコの実ゼリー」…金木犀の香りが強いデザート。これも甘さ抑えめで美味。

 

 

2つ目のデザート「本日のココナッツミルク タピオカ入り」…サッパリ美味しい。

…  … …

 

 

そして最後に練乳のフリットのような「ミルクフライ」……!熱々美味い。絶品。

※【このミルクフライも舌が火傷しそうなくらいに熱いが、熱いうちに食べると美味しさが増す、ハフハフ言いながら食べること❹】

 

やった、これで27メニューコンプリート‼︎

 

料理を決して遊んでいるわけではなく、それぞれの味を理解するための全品制覇。

 

そしてこの店は、どれを頼んでも間違いがなく、美味しいことが確認できた。

美味しく楽しくいただきました。

 

ただ普通のお客さんの平均単価の2倍、奥様たち食べ過ぎ、飲み過ぎだワン。

 

これで今回は終しまいと思ったら、奥様が映画館に小物を忘れてきた事に気づいた。

聞いてみると預かって下さってるそうで翌日取りに行く約束をしている。

やった、これで明日また日比谷公園を散歩出来る事になった。ラッキーだワン。

 

 

結局受け取りに行ったついでに日比谷ミッドタウン内の地下1階にあるB「ジャン フランソワ東京ミッドタウン日比谷」へ。

 

 

ここはカフェも併設されていて、今日は買ってその場で食べるのと、残りを持ち帰りにする事にした。

 

入口にMOF(フランス最優秀料理人賞)受賞シェフの「ジャン・フランソワ ルメルシエ」の写真が飾られている。

 

 

彼がプロデュースするベーカリー&カフェの店がGINZA SIX、Echika表参道、渋谷マークシティ、横浜にも千葉にも増殖中。そして今年2018年3月にオープンした日比谷ミッドタウンにも出店され毎日多くの女性が並んで買っている。

 

 

そうそう、支払いは店員さんの手には現金が触れることなく精算出来る清潔な仕組みを採用している。最近色んな所で増えてるワン。

 

この日購入したパンは以下。

 

 

①クロワッサン・フランソワ(税込226円)…流石に人気商品。外側のパリパリが美味しく、マストアイテム。

②レ・レ=クリーム入りパン(税込205円)…上品な甘さ、美味いがそれほど主張は強くない。

③食パン(パン・ド・ミ)ハーフ(税込237円)、…普通に美味しい。

 

 

④焼きチーズカレーパン(税込302円)…その場で温め直してもらって食べた。とろーりチーズとたっぷりカレールーが美味い。辛さはさほどでもない。

 

コーヒーの値段は

レギュラーサイズのアイスカフェ・オ・レ(税込496円)

同サイズホットコーヒー(税込399円)。

 

実はこの店の運営会社は意外な事に、食べ放題の寿司の「雛鮨」や24時間営業海鮮居酒屋「磯丸水産」、つけ麺の「つけめんTETSU」等を展開する「株式会社クリエイト・レストラン・ホールディングス 」。クイズの出題に使えそうなネタだワン。

 

 

ちょうど昼時になったので、奥様も軽く食べて帰ろうかと思ったら、日比谷シャンテ内の各店舗も満席、この辺り案外行列が出来たり、満席だったり、下手すると昼食難民になってしまうワン。

 

 

ビルの上階なら空いてるかなと、第2日比谷ビル10階のタイ料理「サイアム 有楽町店」に。

 

ここもほぼほぼ満席だが、若干空席もあり入ることができた。9割が女性客。

客同士の会話も面白く、会計事務話やら社内の不満を語り合っている。

 

食事メニューはたくさんある。

本来なら「ガパオライス」とか「グリーンカレー」とか、を頼むところだが、今日は気分で奥様は「パッペ プラ ムッ(イカ、筍、カレー味炒め)」のランチセット(ごはん、サラダ、デザートのタピオカ、コーヒー付き)をオーダー。税込1080円。

 

 

約7分でセット到着。「パッペ プラ ムッ(イカ、筍、カレー味炒め)」のメイン料理はカレーベースの料理ではあるが辛さ控えめ、食べやすいけれど若干物刺激足りないかな。スープや具をライスにかけてカレーライスにして食べた。

ライスのタイ米とこのスープは合う。

 

 

デザートはタピオカ。氷も中に入っているが甘くて美味しい。

サクッとタイ料理を食べるには良いお店。

 

甘さついでに、もう少し甘いものが奥様欲しくなったみたいで

 

 

Sw「麻布茶房 日比谷シャンテ店」へ。

 

 

…ど真ん中の「クリームあんみつ」をオーダー。

 

普通に美味しい。ソフトクリームがマッタリ美味しい。

 

奥様も満足したらしく、その後たっぷり日比谷公園にワタシを散歩に連れて行ってくださったワン。ワタシも満足満足。

 

 

来週は再び、そろそろ師走に入って初詣準備に忙しい門前仲町をポタポタ散歩予定。

 

 

* 文中に出てくるBはパン屋さん、Swはスイーツ、Cはカフェ、BSはバー、スナック、SHは土産や品物を買った店、数字を囲む◯は昼間の利用、●は夜利用を表すワン!

この情報は作者とボンの散歩時点のものであり、変更が起きている場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。

 

 

 

川井潤  食関係含めた幅広いプロデューサー

食に限らず多くのプロジェクトを手掛ける。テレビ番組「料理の鉄人」企画ブレーン(1992年~97年)。地域や食のため世界中に出向く。ほぼ外食生活。食べログフォロワー数日本一。食雑誌dancyu等、執筆多数。

https://tabelog.com/rvwr/kawaijun/ 

https://magazine.tabelog.com/articles/author/kawai_jun

https://goetheweb.jp/restaurant/slug-nee725999900f

#グルメ

ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店 についての記事

もっと見る