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更新日:2024.12.20
登録日:2024.12.20

エコカラットとは?メリット・デメリットからわかる選び方を紹介

エコカラットとは?メリット・デメリットからわかる選び方を紹介

「エコカラットってどんな商品?」
「エコカラットを導入するとどんなメリットがある?」

などの疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。

エコカラットは、スタイリッシュでデザイン性の高い住まいの製品を開発・製造するLIXIL(リクシル)から誕生した壁用建材です。

この記事では、エコカラットの特徴やメリット・デメリットを解説します。エコカラットが向いている場所や選び方のポイントまで詳しく紹介しますので、エコカラットについて気になる人はぜひ参考にしてみてください。

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エコカラットとは

エコカラットとは

エコカラットとは

エコカラットとは、室内の湿度調整や脱臭機能などをもつLIXIL(リクシル)が開発した室内用タイルです。湿気は通して水や汚れは通しにくい特殊なセラミック素材を採用し、室内空間を快適に保つ効果があります。

 

焼き物の技術や土壁素材をヒントに開発されているため、湿気の多い日本の気候と相性がよい建材です。色や柄、デザインなどのバリエーションが豊富なので、インテリアの方向性に合わせて選択できるところも特徴です。

 

2019年3月以降、エコカラットシリーズの全商品が「エコカラットプラス」にグレードアップされ、旧エコカラットの価格帯を維持したまま、より高機能な仕様となっています。

 

エコカラットとエコカラットプラスの主な違いは、水拭きの可否です。エコカラットプラスは、従来のエコカラットの機能を維持しつつ、水拭きが可能となりました。本記事ではエコカラットプラスをエコカラットとして解説します。

エコカラットのメリット

エコカラットのメリット

エコカラットのメリット

エコカラットのメリットは、以下の5つです。

 

・室内の湿度を調整できる

・脱臭できる

・有害物質を吸着できる

・水拭き掃除ができる

・洗練されていてデザインのバリエーションが豊富

 

ひとつずつ詳しく解説します。

室内の湿度を調整できる

エコカラットの表層にある小さな孔は、室内の湿度を調整する機能があります。この無数の孔は、高い湿度の時は湿気を吸収し、反対に乾燥している時は取り込んだ湿気を放出します。

 

その調湿機能は、吸放湿壁紙の約25倍以上(※)ともいわれています。天候や季節、水回りの湿気など変化しやすい室内の環境に合わせて、人が過ごしやすい湿度に調整することが可能です。

 

湿度が高くジメジメとした場所でも、適度に湿度を吸収して結露やカビの発生を防ぎます。また、室内で部屋干しをする機会が多い家庭も、エコカラットを導入すれば室内のジメジメを防ぐ効果も期待できます。

 

※参照:エコカラット|機能紹介

脱臭できる

エコカラットは、湿気だけでなく室内で発生する嫌なニオイも吸着します。暮らしの中で、ペットや料理、タバコ、生ごみ、トイレなどのニオイ残りが気になることもあるでしょう。

 

これらの生活臭は、硫化水素やアンモニア、メチルメルカプタンなどの原因物質が関係しています。エコカラットの多孔質層はニオイの原因物質を吸着して、室内のニオイを和らげる効果が期待できます。

 

嫌なニオイが複数混ざった複合臭にもアプローチできるため、室内の様々な場所で活用できます。

有害物質を吸着できる

有害物質を吸着できる

有害物質を吸着できる

空気中に漂うトルエンやホルムアルデヒドなどの有害物質も、エコカラットは吸着します。シックハウス症候群と呼ばれる症状は、室内の有害物質の影響で頭痛や倦怠感、めまいなどを引き起こすといわれています。

 

中でも、赤ちゃんや小さな子どもは大人以上に有害物質の影響を受けやすいため、子どもの健康を守るために室内環境を整えることが大切です。

 

エコカラットは、珪藻土やそのほかの建材を比較しても、短時間で室内の有害物質濃度を低減したデータもあり、原料自体にも有害物質は含まれていません。

水拭き掃除ができる

水や汚れを通しにくい超微細構造のため、汚れたら水拭き掃除が可能です。従来の壁紙建材は水拭きをするとシミができる可能性がありましたが、エコカラットプラスにリニューアル後は、汚れたらサッと水拭き掃除ができます

 

コーヒーの染みこみや、皮脂・油はね、たばこのヤニのような頑固な汚れの場合は、家庭用洗剤を使うことも可能です。水はねを気にせず使用できるため、トイレや洗面所などにも導入しやすいでしょう。

洗練されていてデザインのバリエーションが豊富

エコカラットは、幅広いデザインとカラーバリエーションがあり、インテリアや部屋の雰囲気に合わせてデザインを選択できます。

 

たとえば、重厚感のある石の風合いを再現したものや、木目調で上品な印象のもの、和紙の繊細な質感を再現したものなど多彩なデザインがあります。木や石のような自然素材の質感や美しさを創り出せるため、居心地のよい室内空間を演出できるでしょう。

 

国際的なデザイン賞も複数受賞しており、優れたデザイン性が評価されています。

エコカラットのデメリット

エコカラットのデメリット

エコカラットのデメリット

エコカラットのデメリットは、以下の4つです。

 

・効果を発揮するためには十分な面積が必要

・一度貼ったらはがしにくい

・コストが比較的高い

・割れたり、欠けたりする

 

ひとつずつ解説していきます。

効果を発揮するためには十分な面積が必要

エコカラットが室内で十分な効果を発揮するためには、床面積に対して壁面積1/4以上のエコカラット施工が必要になります。必ずしも壁全体をエコカラットにする必要はありませんが、調湿機能や消臭機能などの性能を期待するなら、推奨面積以上のエコカラットの使用がおすすめです。

 

例えば、6畳の寝室でエコカラットを導入したい場合、壁面積1/4にあたる2〜3㎡の施工が必要です。また、トイレのように常時水がある空間では、推奨面積より少し大きめに施工しなければ、エコカラットの性能を感じにくい可能性があります。

 

以下の表で、エコカラットの推奨施工面積を使用する部屋毎にまとめました。あくまで目安ですが、導入予定の部屋の施工面積を知る参考にしてみてください。

 

使用する部屋

推奨施工面積の目安(天井高2.5mの場合)

リビング

12畳(19.4㎡程度)

4~6㎡

子供部屋

8畳(13.0㎡程度)

3~4㎡

寝室

6畳(9.7㎡程度)

2~3㎡

洗面所

2畳(3.3㎡程度)

1~2㎡

トイレ

1畳(1.6㎡程度)

1㎡

※上記は効果を保証するものではなく、施工する部屋の条件によって変わります

※参考:「エコカラットプラス」が調湿効果を発揮するのに必要な壁の面積|LIXIL

一度貼ったらはがしにくい

一度貼ったらはがしにくい

一度貼ったらはがしにくい

エコカラットの施工は、強力な接着剤で壁の下地に貼り付けるため、一度貼ったらはがしにくいです。仮にデザインが気に入らないなどの理由ではがそうとすると、下地のボードも一緒にはがすことになり、再度下地から貼り付ける手間やコストがかかります。

 

そのため、エコカラットの施工は将来的なリフォームや改修工事などをふまえて、長期的な視点や入念な計画が大切です。

 

また、エコカラットは表面に小さな孔が空いている特性上、油汚れとホコリがむすびついて表層を覆ってしまうと、機能性が低下する恐れがあります。できるだけ長期間清潔な状態を保つためにも、油はねが起きやすいコンロ周辺への設置は避けた方がよいでしょう。

コストが比較的高い

エコカラットは、一般的な壁紙クロスと比べると、比較的コストがかかります。使用するデザインや柄によって商品価格が異なりますが、エコカラットの商品価格は1㎡当たり7900円から1万9800円(2024年11月現在)※です。

 

たとえば、1㎡当たり7900円の商品を8畳の子ども部屋に4㎡導入する場合、本体価格は3万1,600円となります。同様の部屋に1㎡当たり1万9800円の商品を導入するなら、本体価格は7万9,200円です。

 

本体価格以外にも、設置する場所によっては追加の加工や手間がかかり、その分コストがかかる可能性もあります。

 

一方、エコカラットは焼き物の技術を採用しているため、経年劣化や変色などが少ない特徴もあります。初期費用はかかるものの、長く使用できることでコストパフォーマンスの良さを感じられるでしょう。

 

※参考:エコカラット|製品情報

割れたり、欠けたりする

エコカラットは素材の特性上、衝撃によって割れたり欠けたりする可能性があります。家具を移動する際に当ててしまい欠けてしまうというケースも考えられます。

 

そのため、何かを引っ掛けるための金具も取り付けにくいので注意が必要です。フックやネジなどを直接打ち込んでしまうと、そこから割れてしまう可能性もあります。

エコカラットの使用が向いている場所

エコカラットの使用が向いている場所

エコカラットの使用が向いている場所

エコカラットのメリットやデメリットなどの特性をふまえて、どのような場所への設置が向いているのか解説します。エコカラットは以下のような場所への設置がおすすめです。

 

・リビング

・ダイニング

・寝室

・トイレ

・廊下や玄関

 

エコカラットは表面の超微細構造によって湿気を吸収・放出する優れた調湿機能や消臭効果、有害物質の低減効果が期待できます。そのため、家族が長く過ごしたり寛いだりするリビング・ダイニングへの設置がおすすめです。

 

テレビを設置する壁一面にエコカラットを使用すれば、空間のアクセントにもなり、高いデザイン性も活かせるでしょう。

 

トイレのニオイの原因物質であるアンモニアは、エコカラットの脱臭効果と相性がよく、トイレの壁紙に適しているといえます。他の部屋より面積の狭いトイレなら施工面積も少なくなり、費用も抑えられます

 

また、様々な部屋への導線である廊下や玄関は、生活の中でニオイがこもりやすいため、エコカラットの使用が適しているでしょう。ただし、傘やカバン、持ち物などがぶつかりやすい場所に設置すると割れやすい位置への設置は注意が必要です。

鑑定士コメント

エコカラットのお手入れ方法はどうすればよいでしょうか?
エコカラットは、優れた調湿機能を持ちながらも水を吸収しにくいため、日常生活の汚れに対して簡単に水拭き清掃が可能です。水や汚れがかかったときは、雑巾などで軽く拭き取ることができ、汚れがひどい場合は、一般家庭用洗剤をメラミンスポンジに含ませてこすり、その後雑巾で拭き取ることで汚れを取り除けます。もし汚れが染みついてしまった場合は、漂白剤の原液を綿棒に染み込ませ、叩くように塗りつけた後、汚れが落ちたら雑巾で拭き取ることで、きれいにすることができます。

エコカラットの選び方のコツ

エコカラットの選び方のコツ

エコカラットの選び方のコツ

ここからは、エコカラットの選び方のコツを2つご紹介します。

 

・施工する面積に合わせてデザインを選ぶ

・テクスチャーに注意する

 

豊富なデザインから好みに合うエコカラット選びの参考にしてみてください。

施工する面積に合わせてデザインを選ぶ

エコカラットを選ぶ時は、施工予定の面積に合ったデザインを基準に選んでみてください。大きめ形状のものはリビングやダイニングなど広い面積に施工すると、デザインの魅力を活かせるでしょう。

 

反対に、モザイク系や小さいタイルを組み合わせたものは、トイレや洗面所などの狭いスペースでもよいアクセントになります。小さいタイルは壁の凹凸も強調されるため、間接照明と合わせると陰影が出て印象的な空間を演出できるでしょう。

 

また、玄関や廊下などで違和感なくエコカラットを導入するなら、床と同系色のものを採用すれば一体感のある印象になります。

テクスチャーに注意する

エコカラットはデザインによって表面のザラツキが強いものがあり、カーテンや洋服が引っ掛かる可能性があります。例えば、廊下にザラツキの強いデザインのものを施工してしまうと、通るたびに洋服や持ち物に引っ掛かることが気になるかもしれません。

 

また、ペットがいる家はペットが走り回る廊下などに設置する際に注意が必要です。テクスチャーによってはぶつかってケガをしてしまうかもしれないので、設置場所の工夫やザラツキの少ないものを選びましょう。

 

エコカラットのデザインの中には、表面がツルツルとした商品もあるため、施工場所に合わせてテクスチャーを選んでみてください。

鑑定士コメント

エコカラットを自分で貼るにはどうしたらよいでしょうか?
例えば、LIXIL公式通販サイトで、自分でも施工できる「エコカラットセルフ」が販売されており、省スペースなら簡単に貼ることが可能です。ただし、エコカラットはタイルの隙間をうめる目地材を使用していないため、壁一面などを施工すると失敗したり、隙間が目立ちやすかったりする可能性もあります。耐久性やデザイン性を重視するならプロにお任せしましょう。

まとめ:おしゃれな空間づくりにエコカラットを取り入れてみよう

まとめ:おしゃれな空間づくりにエコカラットを取り入れてみよう

まとめ:おしゃれな空間づくりにエコカラットを取り入れてみよう

エコカラットは、豊富なデザインバリエーションと調湿機能や防臭機能、有害物質の低減など、機能面も充実している室内タイルです。家具やインテリアの一部として好みの雰囲気のものをチョイスでき、快適でおしゃれな室内空間を作れるでしょう。

 

導入の際は必要な施工面積を確保することが重要です。コストはかかりますが、機能性とデザイン性を兼ね備えたエコカラットは、長期的な住環境の改善に役立つ建材といえるでしょう。好みに合わせてデザインを選べるエコカラットをぜひ取り入れてみてください。

 

#エコカラット #リフォーム #タイル #デザイン

石川 勝

不動産鑑定士/マンションマイスター

石川 勝

東京カンテイにてマンションの評価・調査に携わる。中古マンションに特化した評価手法で複数の特許を取得する理論派の一方、「マンションマイスター」として、自ら街歩きとともにお勧めマンションを巡る企画を展開するなどユニークな取り組みも。

本記事で学んだことをおさらいしよう!

簡易テスト

友人がマンション購入を検討しています。立地についてアドバイスを求められました。次の中から、明らかに間違っているものを選びなさい。

答えは 4

建物の色やデザインが気に入っても、周囲の環境と調和していなくては、資産価値に影響する可能性があります。

  • 資産性が低くて
    売りたくても売れない
  • 安いという理由だけで
    中古マンションを
    買ってしまった
  • 修繕積立金が
    年々上がる
  • 子供が成人したから
    マンションを売って
    一軒家生活したいけど…
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