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2022.11.22

【2022年度】マンションの価格推移を解説!中古マンション価格も紹介

【2022年度】マンションの価格推移を解説!中古マンション価格も紹介

「マンションの価格推移を詳しく知りたい」
「今後の価格推移がどうなるのか気になる」
マンションの価格推移について、このような疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

マンション価格は需要と供給のバランスにより、常に推移しています。価格推移を理解するとマンション売買のタイミングがわかりやすく、余計な損失を抑える指針となるでしょう。

(※マンションなど不動産は一般的に個別性の高い資産であることから、必ずしも市況の通りに動くとは限りません。予めご了承ください。)

この記事では、マンションの価格が推移する仕組みや地域ごとの最新の価格推移を解説するので、マンションの購入や売却を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

マンション価格が推移する仕組みとは

マンション価格が推移する仕組みとは

マンション価格が推移する仕組みとは

マンション価格は常に変化しています。価格が変化する仕組み、理由は需要と供給のバランスが崩れるからです。売主と購入者の需要と供給が動くタイミングで、マンションの価格も変動します。

 

世の情勢や経済により、需要が変わり続けているためその時代に沿ったマンション価格が設定されている仕組みです。

 

例えば、バブル崩壊により1990年前後のマンション価格は減少しています。購入者が低価格のマンションを求めているため、値段を下げないと売れない状況だったからです。

 

対して2014年に金融緩和されるとマンション価格は上昇しています。購入のハードルが低くなり、マンション価格を下げなくても売れるためです。このように、世の情勢に合わせた需要と供給のバランスが動くことでマンション価格の推移が起きています。

 

2021年マンション市場動向

2021年の第4四半期における全国での新築・中古マンション市場規模は、前年同期比+3%と上昇傾向にあります。3期連続のプラスで12期ぶりに4兆円を超えるなど、市場規模が上昇し続けていることがわかるでしょう。

 

とはいえ2021年の第4四半期における市場総戸数は前年同期比ー6%で、2期続けて前年同期の水準を下回っています。

 

2022年2月東京カンテイ調べ

 

2022年マンション市場動向

2022年の第1四半期における全国での新築・中古マンション市場規模は前年同期比+ 14.2%で4期連続のプラス、直近の同期では最高値を更新しました。

 

新築マンションの市場規模は、新型コロナウイルスが蔓延する前の水準には達していないものの、回復傾向にあります。

 

2022年の第1四半期における市場総戸数においても、前年同期比+ 6.3%で3期ぶりに前年同期の水準を上回りました。

 

 (2022年5月東京カンテイ調べ

 

なお、東京カンテイ調査による中古マンションの月別価格推移を、以下のお役立ち資料一覧にて公開しています。無料ダウンロードできるので、ぜひチェックしてみてください。

お役立ち資料一覧

2022年のマンション価格推移

2022年のマンション価格推移

2022年のマンション価格推移

2022年のマンション価格推移を、過去の価格を踏まえてみていきましょう。以下は国土交通省が発表した2008年以降の不動産価格指数のグラフです。

国土交通省 不動産価格指数

国土交通省 不動産価格指数

※出典:国土交通省 不動産価格指数

 

マンションの価格指数をみてみると、2013年から右肩上がりで上昇し続けているのがわかります。ここ数年から2022年現在までをみても、価格が上がっているのが確認できます。

 

近年では新型コロナウイルスの拡大や東京オリンピックの開催により、マンション価格が低下するなどの見方もありましたが、数字は上がり続けている一方です。

 

地域別のマンションの価格推移

地域別のマンションの価格推移

地域別のマンションの価格推移

こちらでは、地域別のマンションの価格推移を紹介していきます。国土交通省の不動産価格指数を参考に、2019年〜2022年の数字を元に表を作成しました。

 

以下の9つのエリアにわけて、それぞれの価格推移を紹介するので、参考にしてみてください。

 

  ・北海道

  ・東北地方

  ・関東地方

  ・北陸地方

  ・中部地方

  ・近畿地方

  ・中国地方

  ・四国地方

  ・九州・沖縄地方

 

それぞれ詳しくみていきましょう。

マンションの価格推移(北海道)

北海道のマンションの価格推移は以下のとおりです。

 

 

2019年

2020年

2021年

2022年

1月

185.5

191.6

196.7

254.9

2月

183.5

205.9

212.6

252.2

3月

169.3

191.5

223.2

255.4

4月

191.8

193.3

223.0

235.6

5月

193.6

196.3

238.3

247.4

6月

191.4

175.8

246.9

245.9

7月

191.6

199.0

243.8

 

8月

190.3

202.5

225.6

 

9月

199.0

206.9

237.3

 

10月

198.1

201.8

246.2

 

11月

194.4

210.4

241.6

 

12月

192.3

213.0

250.2

 

 

参考:国土交通省 不動産価格指数

 

北海道のマンションの価格指数は上昇率がとても高いです。他の地域と比べても数字が大きく上昇しています。

 

マンションの価格推移(東北地方)

東北地方のマンションの価格推移は以下のとおりです。

 

 

2019年

2020年

2021年

2022年

1月

190.1

190.7

218.4

226.4

2月

187.3

210.8

203.5

233.1

3月

198.7

206.1

207.9

231.8

4月

193.6

210.1

200.1

228.7

5月

200.0

196.6

226.5

227.6

6月

202.6

197.3

218.1

232.5

7月

178.2

202.2

227.3

 

8月

197.3

210.2

221.2

 

9月

197.2

214.2

223.3

 

10月

202.6

214.1

217.1

 

11月

202.7

199.7

226.2

 

12月

203.7

210.3

227.8

 

 

参考:国土交通省 不動産価格指数

 

東北地方の価格推移は、他の地域と比べても平均的な上昇率と言えるでしょう。しかし月によっては数字が下がっているところもあり、安定して上昇しているわけではありません。

マンションの価格推移(関東地方)

マンションの価格推移(関東地方)

マンションの価格推移(関東地方)

関東地方のマンションの価格推移は以下のとおりです。

 

 

2019年

2020年

2021年

2022年

1月

140.0

143.3

149.8

167.0

2月

140.4

143.1

151.1

170.4

3月

139.6

144.4

152.2

170.8

4月

139.6

145.0

153.3

173.0

5月

139.5

147.5

155.6

176.9

6月

140.2

145.1

157.0

173.1

7月

140.5

142.8

159.6

 

8月

140.0

145.5

161.6

 

9月

138.1

146.9

162.5

 

10月

142.1

148.1

160.3

 

11月

142.9

148.0

164.5

 

12月

142.4

150.4

164.8

 

 

参考:国土交通省 不動産価格指数

 

関東地方の価格推移をみてみると、全体的に上昇率が低めです。数値が下がる月は少ないですが、上昇率も高いわけではありません。緩やかに上昇し続けているのがわかります。

マンションの価格推移(北陸地方)

北陸地方のマンションの価格推移は以下のとおりです。

 

 

2019年

2020年

2021年

2022年

1月

156.3

147.2

175.8

213.5

2月

152.9

185.3

193.0

209.4

3月

163.0

210.8

148.8

175.4

4月

173.4

173.9

198.0

209.0

5月

142.9

190.4

191.8

243.4

6月

162.1

201.8

172.0

247.9

7月

188.2

179.7

196.2

 

8月

170.3

201.7

178.7

 

9月

172.0

163.7

190.6

 

10月

181.7

180.8

191.1

 

11月

186.7

189.6

183.8

 

12月

206.0

186.8

199.9

 

 

参考:国土交通省 不動産価格指数

 

北陸地方の価格推移は安定性がなく、数値が上下してます。他の地域と比べると特に変動が大きいです。

2022年は少し上昇傾向にありますが、今後がわかりにくい推移をしています。

マンションの価格推移(中部地方)

中部地方のマンションの価格推移は以下のとおりです。

 

 

2019年

2020年

2021年

2022年

1月

152.4

155.9

165.1

174.4

2月

150.7

147.0

163.7

179.7

3月

154.7

156.3

161.9

180.0

4月

148.9

158.9

165.0

179.3

5月

153.7

158.6

167.8

179.1

6月

148.7

161.0

168.7

179.1

7月

157.3

155.6

170.7

 

8月

155.1

158.3

171.5

 

9月

158.7

157.6

172.5

 

10月

156.2

157.0

173.3

 

11月

162.4

167.3

174.8

 

12月

155.3

163.5

175.5

 

 

参考:国土交通省 不動産価格指数

 

中部地方の価格推移は、他の地域や全国平均の変動に近い安定性のある上昇が見てとれます。上昇率はそこまで高くはないですが、関東地方のように安定感があります。

マンションの価格推移(近畿地方)

マンションの価格推移(近畿地方)

マンションの価格推移(近畿地方)

近畿地方のマンションの価格推移は以下のとおりです。

 

 

2019年

2020年

2021年

2022年

1月

150.1

162.4

165.1

180.2

2月

152.0

157.1

166.3

181.6

3月

151.9

157.5

164.8

181.4

4月

151.7

158.9

167.0

182.2

5月

149.6

161.3

170.5

183.0

6月

152.2

155.9

171.0

186.6

7月

153.0

158.7

170.6

 

8月

156.3

158.4

173.0

 

9月

156.6

160.3

172.3

 

10月

157.2

160.8

173.1

 

11月

156.9

162.4

175.2

 

12月

154.7

165.4

176.4

 

 

参考:国土交通省 不動産価格指数

 

近畿地方の価格推移も、安定して上昇しています。2020年以降はほとんど毎月数字が上がっていて、現在も上昇し続けています。

 

マンションの価格推移(中国地方)

中国地方のマンションの価格推移は以下のとおりです。

 

 

2019年

2020年

2021年

2022年

1月

184.4

180.1

183.2

190.3

2月

164.0

179.4

186.9

194.6

3月

169.3

178.7

197.0

195.6

4月

169.0

175.2

180.4

201.5

5月

171.2

176.8

182.8

213.9

6月

172.0

183.8

183.3

175.9

7月

176.9

177.2

185.0

 

8月

169.0

187.3

191.8

 

9月

182.0

185.1

181.9

 

10月

177.4

184.8

185.4

 

11月

151.4

176.1

197.3

 

12月

172.3

179.2

189.6

 

 

参考:国土交通省 不動産価格指数

 

中国地方の価格推移は変動が大きいです。全体的に見て上昇傾向にはありますが安定性に欠けていて、2022年6月は大幅に数字が下がっています。

 

マンションの価格推移(四国地方)

四国地方のマンションの価格推移は以下のとおりです。

 

 

2019年

2020年

2021年

2022年

1月

150.3

179.7

175.3

188.0

2月

185.8

170.9

165.8

188.2

3月

183.3

162.7

169.5

203.4

4月

156.3

175.5

170.6

209.4

5月

204.2

190.8

146.0

179.0

6月

188.4

163.5

214.0

187.6

7月

165.5

182.3

175.0

 

8月

167.1

177.4

178.4

 

9月

165.1

191.3

173.0

 

10月

179.0

196.0

176.4

 

11月

159.7

178.0

194.6

 

12月

182.0

185.2

174.0

 

 

参考:国土交通省 不動産価格指数

 

四国地方の価格推移は、全国的に見てもかなり変動が大きいでしょう。2019年からはそこまで上昇傾向にもなく、通年価格が上下していることがわかります。

マンションの価格推移(九州・沖縄地方)

マンションの価格推移(九州・沖縄地方)

マンションの価格推移(九州・沖縄地方)

九州・沖縄地方のマンションの価格推移は以下のとおりです。

 

 

2019年

2020年

2021年

2022年

1月

188.5

197.2

201.4

220.1

2月

184.5

194.8

202.3

217.3

3月

185.0

197.8

204.5

217.9

4月

184.4

192.9

206.0

218.8

5月

185.1

186.6

219.2

222.1

6月

179.5

193.6

221.1

223.4

7月

184.4

196.9

210.8

 

8月

187.0

196.2

215.9

 

9月

182.9

202.5

214.7

 

10月

185.7

202.6

214.7

 

11月

192.0

205.8

211.4

 

12月

189.0

205.5

216.2

 

 

参考:国土交通省 不動産価格指数

 

九州・沖縄地方の価格推移は、上昇率が高く安定性も高いと言えるでしょう。通年数字は右肩上がりに上昇していて、2022年に入ってもその傾向は止まりません。

鑑定士コメント

価格推移を見るときは、数字だけ見てもそれをどう読み取るか、分かりにくいと思います。そのとき起きた事柄やイベントなどを確認すると、その背景や原因が分かり、今後の価格変動の兆候がわかるようになるかもしれません。そうは言っても、その領域に達するのは一般人の短時間の努力では困難。そこでお勧めなのは、アナリストの解説です。インターネットの記事やyoutubeなど動画でも様々なコンテンツが見られますので、探してみましょう。「マンション図書館」を運営している東京カンテイでも頼れるアナリストが定期的に発信しています。

中古マンションの70m2換算価格推移事例

中古マンションの70m2換算価格推移事例

中古マンションの70m2換算価格推移事例

中古マンションの70m2換算価格推移事例について、紹介します。

 

  ・首都圏

  ・近畿圏

  ・中部圏

 

上記のエリアにわけて紹介するので、参考にしてみてください。

首都圏の中古マンション価格推移

首都圏の中古マンションの価格推移を以下の表にまとめたので、参考にしてみてください。

 

2016年7月

3,494万円

2017年7月

3,562万円

2018年7月

3,634万円

2019年7月

3,684万円

2020年7月

3,687万円

2021年7月

4,218万円

2022年7月

4,730万円

参考:東京カンテイ プレスリリース(2022年9月)

 

首都圏の中古マンション価格推移は、年々上昇しています。特に2021年・2022年の上昇率は非常に大きく、2022年8月には東京都で最高値を更新していました。中古マンションの需要の高さが伺える数字となっています。

 

 

近畿圏の中古マンション価格推移

近畿圏の中古マンション価格推移は以下のとおりです。

 

2016年7月

2,050万円

2017年7月

2,122万円

2018年7月

2,192万円

2019年7月

2,355万円

2020年7月

2,458万円

2021年7月

2,619万円

2022年7月

2,821万円

参考:東京カンテイ プレスリリース(2022年9月)

 

近畿圏の中古マンションも、首都圏同様に上昇しているのがわかります。上昇率は首都圏ほどではないものの、通年よりも2021年〜2022年は価格が高くなっています。

 

中部圏の中古マンション価格推移

中部圏の中古マンション価格推移

中部圏の中古マンション価格推移

中部圏の中古マンション価格推移は以下のとおりです。

 

2016年7月

1,611万円

2017年7月

1,715万円

2018年7月

1,823万円

2019年7月

1,938万円

2020年7月

1,952万円

2021年7月

2,115万円

2022年7月

2,209万円

参考:東京カンテイ プレスリリース(2022年9月)

 

中部圏は、首都圏や近畿圏と比べるとさらに上昇率は低いです。とはいえ2016年からは右肩上がりに数字が増えていて、少しずつですがマンション価格は高騰しています。

 

鑑定士コメント

マンションの価格推移を把握しておくと、ある程度長いスパンで見た買い時や売り時を理解できます。また、一般的な家庭では、資産の中でも不動産が占める割合は大きいです。不動産投資という意識で購入しない人でも、マンションの価格推移を理解しておくことで、中長期的なスパンでの自身の資産のおよその変動の参考になります。

まとめ:マンションの価格推移は常にチェックしておこう

まとめ:マンションの価格推移は常にチェックしておこう

まとめ:マンションの価格推移は常にチェックしておこう

マンションの価格推移は常にチェックしておくと、買い時や売り時がわかります。市場を理解できると損失を抑えて理想のマンションを購入できるでしょう

 

過去の価格や年ごとの値段の変動をみておくと、将来の価格推移の参考になります。マンションの購入を検討している方や今後売却しようと考えている方は、価格推移を常にチェックしておきましょう。

 

石川 勝

不動産鑑定士/マンションマイスター

石川 勝

東京カンテイにてマンションの評価・調査に携わる。中古マンションに特化した評価手法で複数の特許を取得する理論派の一方、「マンションマイスター」として、自ら街歩きとともにお勧めマンションを巡る企画を展開するなどユニークな取り組みも。

本記事で学んだことをおさらいしよう!

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