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更新日:2024.12.19
登録日:2022.08.24

二重サッシを取り付けるメリットとは?費用や補助金の有無について解説

二重サッシを取り付けるメリットとは?費用や補助金の有無について解説

二重サッシとは、既にある窓の内側に窓をもう一つ取り付けたものであり、住居の居住性を高める効果があります。生活の快適さを求めて、取り付けを検討している人もいるでしょう。

この記事では、二重サッシを取り付けるメリットやデメリット、取り付けに必要な費用を徹底解説します。二重サッシの取り付け時に利用できる補助金や、自分で取り付ける方法も紹介。

この記事を読めば、二重サッシの理解を深められます。二重サッシの取り付けを考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。

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二重サッシとは既存窓の内側に設置する窓のこと

二重サッシとは既存窓の内側に設置する窓のこと

二重サッシとは既存窓の内側に設置する窓のこと

二重サッシとは、既存窓の内側に設置する窓のことです。窓が2つ並んでいるため、「二重窓」や「内窓」などと表現される場合もあります。

 

新築なら二重サッシが最初から取付けられていることもありますが、リフォームによる後からの設置も可能です。二重サッシは専有部分である室内に設置するため、リフォームできる可能性があります。

 

ただしマンションの場合、窓自体は共用部分なので、窓自体を取り替える場合は必ず管理規約を確認しましょう。

二重サッシと複層ガラスの違い

二重サッシとよく混同されるものとして複層ガラスがありますが、両者は全く異なります。二重サッシとは、リフォームの方法そのものであり、窓を2枚設置する方法です。2枚の窓の間に空間ができるため、断熱効果を期待できます。

 

一方、複層ガラスとはサッシに納まっている、2枚1組のガラスを指す言葉です。現在、新築戸建て住宅に主流のガラスであり、ガラス間の空気により断熱効果が発生します。

 

二重サッシ・複層ガラスに加え、「ペアガラス」という言葉もよく見られます。ペアガラスとは日本のガラスメーカーAGCが登録した商標名ですが、複層ガラスの一般名として使われる場合も多いです。

 

なお、二重ガラスについては下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

二重ガラスとは?二重サッシやペアガラスとの違いや効果を紹介

二重サッシと二重窓(内窓)の違い

二重サッシと二重窓(内窓)は、どちらも今ある窓の内側に新しく窓を設置して二重になった窓のことです。そのため、呼び方は異なりますがどちらも同じものを指しています

 

窓をそのまま「窓」と呼ぶか「サッシ」と呼ぶかの違いであり、窓そのものが二重になっていることに違いはありません。そのため、二重窓のマンションを探す際はどちらの呼び方でも通じます。そのため、戸建やマンションなどの住居探しの際はどちらの呼び方でも通じます。

 

また、二重サッシや二重窓(内窓)のほかに、「インナーサッシ」と呼ばれることもあります。

二重サッシの構造

二重サッシの構造

二重サッシの構造

二重サッシは、既存の外窓に加えて内側にもう一枚の窓を設置する構造です。

 

空気は熱を伝えにくい性質を持っているため、この層が優れた断熱効果をもたらします。窓を開ける際も、一枚目の窓を開けてもすぐには外気に触れず、二枚目の窓を開けて初めて外気が入るという段階的な構造が特徴です。

 

この仕組みにより、冬場の冷たい外気が室内に侵入するのを防ぎ、暖房で温められた室内の空気を外に逃がしにくくします。

 

室温を効率的に維持できることから、特に北海道や東北などの寒冷地で広く採用されています。

 

二重サッシ・二重窓・内窓で使うガラスの種類

二重サッシ・二重窓・内窓で使うガラスの種類

二重サッシ・二重窓・内窓で使うガラスの種類

二重サッシ・二重窓・内窓で使用するガラスには、下記のような種類があります。

 

・単板ガラス

・複層ガラス(ペアガラス)

・合わせガラス

・真空ガラス

 

 それぞれのガラスについて、詳しく見ていきましょう。

 

単板ガラス

単板ガラスは、一般的な1枚のガラスです。断熱性や強度など、目立った特徴はありませんが、ほかのガラスと比べて安価で設置できます。とはいえ、二重窓のメリットが大きいため、一般的な単板ガラスを採用してもある程度の効果が期待できます。

 

複層ガラス(ペアガラス)

複層ガラス(ペアガラス)は、1つのサッシにガラスを二重に設置した構成のガラスです。ガラスとガラスの間に空気の層を作ることで、断熱性を向上できます。

 

また、2枚のガラスにそれぞれ特徴のあるガラスを採用することで、複数のガラスの特徴をいかした窓を作ることも可能です。

 

ただし、1つのサッシに窓ガラスを2枚設置するという構造上、サッシが厚くなってしまい窓枠にある程度の幅が必要になってしまうというデメリットもあります。

 

合わせガラス

合わせガラスとは、2つのガラスに合成樹脂の中間膜を挟んで接着させたガラスです。同じく2枚のガラスを使用している複数ガラスとは、ガラス間の空気層の有無が異なります。

 

合わせガラスには空気層がないため、複層ガラスのような断熱性能はありません。しかし、合成樹脂の中間膜によって2枚のガラスが交互に接着されているため、割れにくく貫通しにくいという防犯性に優れています。

 

真空ガラス

真空ガラスとは、複層ガラスの中間層が真空になっているガラスです。

 

空気層ではなく真空層になっていることで、複層ガラスよりも熱が伝わりにくく断熱性能に優れています。外気温の影響を受けにくいため、ガラスの結露も防ぐことができるでしょう。

 

二重サッシの6つのメリット

二重サッシのメリット6選

二重サッシのメリット6選

二重サッシの取り付けにはいくつかのメリットがあります。代表的なメリットは以下の6つです。

 

・断熱性が高い

・結露対策ができる

・防音効果がある

・防犯対策になる

・省エネ効果がある

・リフォームで後付け可能な場合がある

 

それぞれ詳しく解説します。

断熱性が高い

二重サッシは、既存の窓と新しい窓の間に空気層を作ることで、断熱効果を発揮します。断熱性をより高めるためには、新しい窓を既にある窓枠のサイズぴったりに設置することがポイントです。

 

今では、二重サッシの内側のサッシ枠は、ほとんどが樹脂製です。樹脂製のサッシ枠は、これまで主流であった金属製のサッシ枠よりも効果が高く、断熱性がさらに高いと言われています。

 

結露対策ができる

二重サッシを導入すると、結露対策にもなります。結露は室内の暖かい空気が窓際で冷えることで生じるため、二重サッシを取り付けることで窓の結露を削減できます。ただし、二重サッシの外側の既存窓の結露は十分には減らせません。

 

結露がもたらす弊害として挙げられるものが、カビやダニの発生です。カビやダニの繫殖により、シックハウス症候群やアトピー性皮膚炎、小児喘息などに繋がる恐れもあります。さらに、結露により建材が腐食し耐久性や性能が下がるなど、建物への影響も軽視できません。

 

二重サッシは、健康や建物の耐久性を守る効果もあるのです。

 

防音効果がある

二重サッシの取り付けは防音対策にもなります。空間の気密性を上げることで、音の伝達を妨げられるためです。断熱性を高める際と同様に、新しい窓を既にある窓枠にぴったり取り付けることがポイントです。

 

基本的に、窓ガラスは屋根や壁といった建材と比較すると防音性が低いです。そのため、騒音は窓ガラスを通して伝わっている可能性が高く、窓のリフォームは有効と言えるでしょう。

 

騒音トラブルを防ぐためにも、窓の防音性も重要です。なおマンションの騒音トラブルは、以下の記事でも紹介しています。

 

マンションの騒音トラブルの対処方法は?苦情を受けないために気をつけること

防犯対策になる

防犯対策になる

防犯対策になる

防犯を目的として二重サッシにするケースもよく見られます。二重サッシにすれば、窓ガラスを割って室内に侵入する場合、割る必要のあるガラスの枚数が増えるからです。

 

ただし、防犯効果を高めるためには、普通のガラスを2枚にするだけでは十分とは言えません。防犯対策を十分にしたい場合は、新しく取り付ける窓のガラスを防犯に優れたガラスにするなど、ガラス選びが重要です。

 

省エネ効果がある

二重サッシは断熱性が高いため、省エネ効果も期待できます。冬は室内の暖かい空気が逃げにくく、夏は暑い空気が室内に入りにくいため、エアコン温度を過剰に上げ下げせずに済みます。

 

エアコンの使用量を抑えられるため、電気代の節約にも繋がります。さらに、環境への負担も抑えられるため、省エネ支援として助成金の対象にもなりやすいです。

 

リフォームで後付け可能な場合がある

マンションの場合、二重サッシの内側のサッシは、専有部分としてリフォームで設置できる可能性があります

 

個々のマンションの管理規約にもよりますが、一般的にはマンションの窓は共用部分に該当します。共用部分は基本的にリフォームできないことから、1枚ガラスから複層ガラスへの交換は難しいでしょう。

 

その点、二重サッシの内側のサッシは専有部分に後付け可能であるため、管理組合へ申請すれば基本的に許可を得られることが多いでしょう。

 

ただし、マンションの管理規約によっては、窓の内側もリフォームがNGの場合もあります。例えば、「角部屋の窓は非常用進入口になっているため、リフォーム不可」というパターンです。

 

そのため、リフォーム前にマンションの管理規約を必ず確認し、事前に管理組合へ申請しましょう。

二重サッシの4つのデメリット

二重サッシのデメリット3選

二重サッシのデメリット3選

二重サッシにはさまざまなメリットがある一方で、デメリットも存在します。具体的には、以下の3つです。

 

・手入れに手間がかかる

・開閉の手間が増える

・取り付けできないこともある

 

それぞれ詳しく解説します。

 

価格が高い

二重サッシは、設置費用が高くなる傾向があります。

 

既存の窓の内側に「新たな窓枠を設けるための工事費用」に加え、「新しいガラス代」も必要になるためです。

 

さらに、断熱効果を一層高めるためには、標準的な単層ガラスではなく「複層ガラス(ペアガラス)」などの高性能なガラスを選ぶことが一般的です。

 

通常の窓ガラスが1枚あたり1万5,000円〜2万円程度であるのに対し、高断熱の複層ガラスは約10万円と、大幅にコストが増します。窓のタイプによっては20万円以上するケースも珍しくありません。

 

二重サッシは、一つだけ設置しても効果が薄いです。基本的に部屋や階全体で導入するため、窓の枚数が増えるとその分コストが増加します。

 

求める断熱性や窓のタイプなどに応じて、コストとのバランスを検討することが重要です。

手入れに手間がかかる

二重サッシにした場合、それまでと比べて掃除するガラスの枚数が2倍になるため、手入れに手間がかかります。窓掃除は負担が大きい作業なので、1枚増えると大きな労力がかかるでしょう。

 

さらに、窓と窓の間は手入れが難しく、特に既存窓の室内側に生じた結露は掃除しにくいです。二重サッシを取り入れるなら、生活時の快適さだけでなく、手入れする際の負担も考慮する必要があります。

 

開閉の手間が増える

二重サッシにすると、開け閉めする手間が2倍になります。特に、洗濯物を干すために使う窓や換気するために使う窓の場合、都度2枚ずつ窓を開閉することが面倒に感じる可能性もあるでしょう。

 

また、新しい窓を取り付けた際に、段差が生じてしまう場合もあります。不要な段差ができると生活上不便になりかねないので、二重サッシにする場合は段差が生じるかどうかも確認しましょう。

 

設置できない窓がある

二重サッシは、一部の窓に設置が難しい場合があります。例えば、上げ下げ窓や内倒し窓、天窓などには適用できません。

 

設置可能な窓でも、新しい窓枠を設置するためのスペースが必要です。

 

スペースが足りない場合は窓枠を延長する「ふかし枠」の追加が必要となります。しかし、木枠の厚みが薄いと設置は難しくなるでしょう。

 

窓の形状や寸法が特殊な場合は、オーダーメイド対応が必要となり、費用が高くなる可能性があります。

 

事前に現地調査や採寸を行い、正確な見積もりを取ることが重要です。 

 

鑑定士コメント

二重サッシは後付けできるのでしょうか?マンションのリフォーム件数が増え、リフォーム会社のノウハウや商品も進歩しています。昔は施工不可の窓枠であっても、窓枠の増設等により対応できる事例が多くなっており、例えば内側に幅の広い木枠を設置すれば、二重窓を取り付けられるようになります。リフォーム会社の施工例など調べてみましょう。

二重サッシの取り付けに必要な費用は3〜10万円

二重サッシの取り付けに必要な費用は3〜10万円

二重サッシの取り付けに必要な費用は3〜10万円

二重サッシを新しく取り付ける際に必要な費用は、窓のサイズや種類などに左右されますが、一般的に3〜10万円ほどです。取り付ける窓の種類ごとの具体的な費用を以下の表にまとめたので、ご覧ください。

 

窓の種類

費用

引き違い窓

30,000円~40,000円

FIX窓

20,000円~30,000円

開き窓

30,000円~40,000円

テラスドア

80,000円~100,000円

 

二重サッシを修理する際にかかる費用は、サッシやガラスの状態に左右されます。ガラスの交換費用は3万円前後ですが、サッシの状態によっては20万円以上になる可能性もあります

鑑定士コメント

二重サッシの施工時間はどのくらいでしょうか?二重サッシの施工にはあまり時間はかからず、2~3時間ほどで終了します。できるだけ早く工事を済ませたい場合、品番が分かる写真を施工店に送ると工事が短い時間で終わるでしょう。しかしながら、管理規約により工事可能な日時など制約がある場合があるので、管理組合への確認が必要です。

こんなときは二重サッシがおすすめ

こんなときは二重サッシがおすすめ

こんなときは二重サッシがおすすめ

二重サッシは、以下のようなケースでおすすめです。

 

・道路や線路が近い部屋

・ピアノなど楽器を弾く場合

・気温が低い地域

 

それぞれ解説します。

 

道路や線路が近い部屋

二重サッシは、道路や線路沿いで騒音が気になる部屋におすすめです。

 

遮音性が高まり、外の音が室内に入る際の音量を大幅に抑える効果があります。ガラスの種類によりますが、80db程度の交通騒音が、二重サッシを通すと40dbほどにまで軽減されるでしょう。40dbは図書館にいるような静けさですので、外の音が気になりにくくなります。

 

ただし、完全に音が消えるわけではない点には、注意が必要です。

 

ガラスの種類によって効果が異なるため、選ぶ際にはよく検討しましょう。

ピアノなど楽器を弾く場合

室内でピアノなどの楽器を演奏する際、二重サッシは防音対策として効果的です。

 

既存の窓に加え、内側に新たなサッシを取り付けることで遮音性が向上します。外からの音は内窓で遮断され、演奏音も二重構造によって外へ漏れにくくなるでしょう。

 

さらに、気密性の高い内窓を選ぶことで、音漏れ防止や騒音軽減効果がより高まります。自宅で楽器を演奏する際には、二重サッシを活用して近隣への音漏れを防ぎましょう。

二重サッシを自分で取り付ける方法を3ステップで解説

二重サッシを自分で取り付ける方法を3ステップで解説

二重サッシを自分で取り付ける方法を3ステップで解説

二重サッシは自分でも取り付け可能です。具体的な方法は、以下の3ステップです。

 

1.窓枠の寸法を採寸する

2.内窓用窓枠を取り付ける

3.窓枠にサッシを取り付ける

 

それぞれ詳しく解説します。

 

ステップ1:窓枠の寸法を採寸する

正しいサイズの窓を注文するためには、窓枠の寸法を正確に採寸する必要があります。具体的には、既存窓の横幅・縦幅・窓枠の奥行きを測定しましょう。注意点として、横幅と縦幅の測定時には中央と両端で長さを測り、最も短い長さを記録してください。

 

採寸作業は基本的にはメジャーで行えますが、レーザー距離計も使用できます。レーザー距離計を使えば、正確な採寸が可能です。

 

ステップ2:内窓用窓枠を取り付ける

既にある窓枠に沿い、内窓の枠を取り付ける必要があります。窓枠を取り付ける際は最初に左右から行い、続いて上枠→下枠の順に取り付けましょう。新たに取り付ける窓枠は、左右それぞれで部材が異なるので、気を付けなければなりません。

 

窓枠を取り付ける際には、電動ドライバーを利用します。作業する時には、各箇所を十分に固定することを意識してください。

 

ステップ3:窓枠にサッシを取り付ける

内窓用の窓枠をしっかりと取り付けられたら、最後に窓枠にサッシを取り付けます。採寸などを正確に行えていれば、サイズぴったりに新しい窓を設置可能です。

 

二重サッシの取り付けは自分でしてもそこまで時間はかからず、30分程度で取り付けられる場合もあります。シンプルな形の窓ならば簡単にできるので、ぜひ挑戦してみましょう。

 

二重サッシの取り付けに利用できる補助金3選

二重サッシの取り付けに利用できる補助金3選

二重サッシの取り付けに利用できる補助金3選

二重サッシを取り付ける際には、補助金を利用できることがあります。代表的なものは以下の3つです。

 

・こどもみらい住宅支援事業

・二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金

・長期優良住宅化リフォーム推進事業

 

それぞれ詳しく解説します。

 

こどもみらい住宅支援事業

こどもみらい住宅支援事業の目的は、子育て・若年夫婦世帯の住宅取得における負担軽減と省エネ性能を持つ住宅ストックの形成です。住宅のリフォームも支援対象に含まれており、実施する工事内容や発注者の属性に応じて5〜60万円が支援されます。ただし、申請する補助金の金額が5万円未満の場合は支援対象外です。

 

支援を受けるためには、こどもみらい住宅事業者と工事請負契約等を締結する必要があります。こどもみらい住宅事業者とは、工事発注者に代わり交付申請などの手続きを代行する業者です。

 

※参照:こどもみらい住宅支援事業

 

二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金

二酸化炭素排出抑制対策事業とは、革新的なCO₂削減を達成できる部材や素材の活用を推進するための事業です。既存の住宅に、高性能建材を用いた断熱工事を実施すると補助金がでます。

 

補助金は、補助対象経費の3分の1もしくは、戸建120万円、集合住宅で15万円までです。二重サッシ取り付けに必要な金額を補填できるため、おすすめの補助金制度といえます。

 

※参照:二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金 (既存住宅における断熱リフォーム支援事業)交付規程

長期優良住宅化リフォーム推進事業

長期優良住宅化リフォーム推進事業とは、国土交通省により設けられている、住宅の性能を上げるリフォームなどを補助する制度です。二重サッシの取り入れも、省エネ対策の一環であるため、制度の対象です。ただし、補助金を受けるためには以下の条件を満たす必要があります。

 

・現況調査を実施する

・リフォーム後の住宅が一定の性能基準を満たす

・リフォーム履歴と維持保守計画を作成する

 

補助金の限度額などは、住宅性能をどこまで上げるかによって決定します。具体的には、評価基準や認定基準といった基準を満たすか否かにより判断の基準です。

まとめ:二重サッシを取り付けると居住性が高まる

まとめ:二重サッシを取り付けると居住性が高まる

まとめ:二重サッシを取り付けると居住性が高まる

二重サッシは断熱性が高く防音効果も高いなど、さまざまなメリットがあります。手入れや開閉の手間などデメリットもありますが、防犯面や省エネ効果の観点からも二重サッシはおすすめです。

 

二重サッシを取り付ける際には、さまざまな補助金も利用できます。自分でも取り付けられるので、DIYが好きな人は挑戦してみてください。住居の居住性を高めるために、二重サッシを取り付けてみましょう

 

#二重サッシ、#ガラス、#サッシ、#リフォーム

石川 勝

不動産鑑定士/マンションマイスター

石川 勝

東京カンテイにてマンションの評価・調査に携わる。中古マンションに特化した評価手法で複数の特許を取得する理論派の一方、「マンションマイスター」として、自ら街歩きとともにお勧めマンションを巡る企画を展開するなどユニークな取り組みも。

本記事で学んだことをおさらいしよう!

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リフォームの種類として、表層リフォーム、部分リフォーム、全面がある。次のうち間違った説明はどれか。

答えは 1

上限はないので、予算に応じ手にはなりますが、管理規約で認められる範囲内であれば設備等昨今のトレンドを反映することも可能です。

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