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電球のサイズの見方ガイド！確認方法から測り方まで解説

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電球のサイズの見方ガイド！確認方法から測り方まで解説

「電球のサイズの見方が分からない」
「電球のサイズの表記がないときはどうする？」
「目的や用途に合った電球はどう選ぶ？」

電球を取り替えたい時、サイズの見方が分からないと困ったことはありませんか？間違った電球を無理やり取り付けようとすると、故障や発火の原因になるため注意が必要です。

本記事では、電球のサイズ選びや表記の見方などを徹底解説します。部屋の使い方に合わせたおすすめの電球サイズや、失敗しないためのコツなども合わせてご覧ください。

【この記事でわかること】
・一般家庭の電球サイズはE26とE17が主流
・電球のサイズは、本体やパッケージの表記を確認し、分からない時は口金を直接測る
・カバー付きや調光付き照明は、それぞれに対応した電球を選ぶ

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電球サイズ選び3つの基本ポイント
日本で使われている電球の口金の種類とサイズ
電球の口金サイズの見方
電球の明るさの選び方
購入前に最終チェック！電球選びで失敗しないための注意点
まとめ：正しい電球サイズの見方をマスターし、ぴったりの明るさを選ぼう

電球サイズ選び3つの基本ポイント

電球は大きさや形がさまざまあり、サイズ選びの際に迷うことがあります。そんな時は、以下の3つの基本ポイントを押さえて、自宅に合った電球を選びましょう。

・口金（くちがね）サイズ

・明るさ

・光の色

ひとつずつ解説していきます。

口金（くちがね）サイズ

電球のサイズを見るには、電球の口金（くちがね）のサイズを確認しましょう。口金とは、ソケットに差し込む金属部分で、電球の根元にある部分のことです。

電球部分の大きさが多少違っても取り付けることは可能ですが、口金のサイズが異なっていると正しく取り付けができません。

口金のサイズが違うのに無理に取り付けてしまうと、頭上から電球が落下するリスクもあるため、正しいサイズを確認しましょう。

明るさ

電球を選ぶ時は、部屋の用途や広さに合った明るさのものを選びましょう。

基本的に、電球の明るさはW（ワット）やルーメン（lm）などの単位で表記されますが、数字が大きくなるほどに明るくなります。

明るければよい訳ではなく、部屋に合わせた明るさを選ぶことが大切です。

また、照明器具によってワットやルーメンの規定容量があり、容量以上の明るさの電球を使用すると故障のリスクがあるため注意が必要です。

光の色

電球にはオレンジがかった温かみのある色から、青白いくっきりした光までさまざまな「光の色」があります。

電球を取り付けるときは、部屋を使用する目的や理想的な雰囲気などに合わせて適切な色を選びましょう。

また、LED電球を選ぶ際は「光の広がり方（配光）」も重要です。光の広がり方が異なると部屋の明るさや雰囲気が変わるため、以下の表を参考に照明器具や設置場所に合ったものを選んでください。

	特徴	おすすめの設置場所
全方向タイプ	部屋全体を明るく照らす	リビングやシェードがある照明器具に最適
広配光タイプ	水平から下に幅広く照らす	玄関やダウンライトに最適
下方向タイプ	真下を明るく照らす	トイレやスポットライトに最適

日本で使われている電球の口金の種類とサイズ

日本で主流の電球は以下の通りです。

・一般的な電球｜E26

・小型電球やミニクリプトン電球｜E17

・装飾用電球やハロゲン電球｜E12

中でもE26とE17は、一般家庭でよく使用されているので日本製の照明器具であればほとんど対応できるでしょう。

ここからは、国内で主に流通している3つの電球のサイズについて詳しくご紹介していきます。

一般的な電球｜E26

E26は、日本国内で一般的に流通している電球の口金サイズです。口金の直径は26mmで、家電量販店に並ぶ半数以上がこのサイズで占めています。

トイレや洗面台などの電球はほとんどがE26サイズなので、一般的な電球サイズの場合はE26を購入すれば間違いないでしょう。

電球型蛍光灯や白熱電球、LEDなどさまざまな電球でE26の口金サイズが販売されています。

小型電球やミニクリプトン電球｜E17

E17は、E26よりも小さく、小型電球や白熱電球ではミニクリプトン電球に多く流通しています。口金のサイズが直径17mmで、電球の形状が細長いのが特徴です。

同じ17mmの口金サイズであれば、白熱電球のミニクリプトン電球からLEDの小型電球に置き換えることも可能です。

E17は、天井に埋め込み式の照明やスタンド照明、シャンデリアなどにも利用されます。

装飾用電球やハロゲン電球｜E12

E12の口金サイズの電球は、直径12mmです。一般的な場所には使用されませんが、装飾用や常夜灯（ナツメ球）などに導入されています。

一方、ハロゲンガスを添加したハロゲン電球はE11の口金サイズで、スポットライトやインテリア用などに採用されています。

電球の口金サイズの見方

電球の口金サイズの見方は以下の2つの方法で確認できます。

・電球・照明器具の「表記」でサイズを確認する方法

・表記がなくサイズがわからない時の「口金の測り方」

それぞれ具体的に解説していきます。

電球・照明器具の「表記」でサイズを確認する方法

電球の口金サイズは、電球や照明器具の本体に表記されているサイズを確認することが確実な方法です。

具体的には以下の3つの方法があります。

・照明器具の取り扱い説明書で確認する

・電球の刻印を確認する

・商品パッケージで確認する

まず、取り換える照明器具の取り扱い説明書を保管している場合は、説明書に表記されている照明の種類や口金サイズを確認しましょう。一般的に「口金E26」などの形式で記載されています。

照明器具の本体に適用する電球サイズが表記されているケースもあるため、どちらかで確認してください。

使用済みの電球が残っていれば、電球の口金部分やガラス部分に刻印されている表記でサイズを確認することが可能です。

同じような要領で、電球の商品パッケージでも口金サイズを確認できるので、交換時にパッケージを保管しておくと便利です。

表記がなくサイズがわからない時の「口金の測り方」

照明器具や電球に表記がなく、パッケージなども保管していない場合は、口金サイズを直接測りましょう。

電球の口金部分をメジャーや定規で測りますが、測り方には以下の2種類があります。

口金の幅を測定する	電球を平らな場所に置き、正面から測る
口金の円周を測定する	メジャーで口金の円周を測り、3.14（円周率）で割る

たとえば、口金の円周が82の場合は、82÷3.14 = 26.11となり、E26の口金サイズの電球であることが割り出せます。

電球の明るさの選び方

電球の明るさを選ぶ時は以下の2つのポイントを押さえましょう。

・「40形」「60形」の違いは明るさ

・LED電球の明るさは「ルーメン（lm）」でチェックする

それぞれご紹介します。

「40形」「60形」の違いは明るさ

家電量販店の電球売り場でよく見かける「40形」「60形」の表記の違いは、白熱電球の明るさです。

厳密には「40W形」「60W形」となり、数字が大きいほど明るくなります。

W（ワット）は消費電力の大きさのことで、数字が大きければその分消費電力も大きくなり、明るさも強くなります。

白熱電球から、消費電力が低く寿命も長いLED電球に取り換える際は、従来のW（ワット）と同等の明るさを選びましょう。

LED電球の明るさは「ルーメン（lm）」でチェックする

LED電球の明るさはルーメン（lm）と呼ばれる単位で確認できます。白熱電球からLED電球へ従来と同じような明るさで取り換えたい場合は、以下の表を参考に選んでみてください。

白熱電球	LED電球
40W形相当	約485lm
60W形相当	約810lm

実際のLED電球のパッケージには「40W形相当」や「60W形相当」などと表記されているため、部屋の用途に合わせて選択しましょう。

鑑定士コメント

一般家庭で主流の口金は何でしょうか？一般家庭で使用されている口金サイズはＥ26かＥ17がほとんどです。国内の家電や家屋であれば、どちらかの口金で対応できるでしょう。ただし、海外製の照明器具や家電などは異なる可能性があるため、照明器具や家電の規定に合った電球を選ぶことが重要です。

購入前に最終チェック！電球選びで失敗しないための注意点

電球を選ぶ時に失敗しないために、購入前に以下の最終チェックを行いましょう。

・部屋の用途に合わせた光の色を考える

・調光機能がある場合は調光器対応の電球を選ぶ

・カバーで覆われた照明には密閉形器具対応の表示を確認する

具体的にご紹介します。

部屋の用途に合わせた光の色を考える

電球には光の色があり、部屋の使い方に合わせて好みの色を選ぶとよいでしょう。

	特徴	適した場所
電球色	温かみのあるオレンジ色	寝室やリビングなど
昼白色	自然光に近い透明感のある白い色	洗面所やキッチンなど
昼光色	青白いくっきりとした色	書斎やオフィスなど