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2023.08.23

玄関の鍵は何がおすすめ?後付けできるタイプや交換費用の目安も解説

玄関の鍵は何がおすすめ?後付けできるタイプや交換費用の目安も解説

「玄関の鍵が壊れたので交換したいけれど、なにがおすすめ?」
「玄関の鍵を交換する手順や費用は?」
上記のような疑問を持つ人も、いるのではないでしょうか。

玄関の鍵には、スマートキーがおすすめです。電動で解錠・施錠をおこなうため、防犯性や利便性に優れています。生体認証タイプやカードキータイプなど、種類がいくつかあることも特徴です。

この記事では、玄関ドアの鍵におすすめのスマートキーを徹底解説。種類や取り付け方を紹介します。交換費用相場、交換を検討するべきタイミングにも触れるので、気になる人はぜひご覧ください。

玄関の鍵にはスマートキーがおすすめ!3つの種類を紹介

玄関の鍵にはスマートキーがおすすめ!3つの種類を紹介

玄関の鍵にはスマートキーがおすすめ!3つの種類を紹介

玄関の鍵には、スマートキーがおすすめです。スマホと連動するタイプやキーレスのタイプなどさまざまなタイプがあります。スマートキーの主な種類は、以下の3つです。

1.アプリタイプ

2.リモコンタイプ

3.生体認証タイプ

それぞれ詳しく解説します。

アプリタイプ|スマホで施錠・開錠できる

スマホ専用のアプリで、玄関の鍵を施錠・解錠できるタイプのスマートキーです。遠隔操作機能も搭載しており、鍵を閉め忘れた際にも外出先で施錠できるため、安心して使えます。

 

鍵を共有したい場合も、合鍵を作成する必要はなく、相手がアプリを持っていれば共有できます。セキュリティ面にも優れているでしょう。アプリタイプは、荷物を増やしたくない人におすすめです。

 

また、来客用のワンタイムキーの作成や開閉履歴の確認もできるなど、アプリならではのメリットもあります。

リモコンタイプ|鍵を近づけて施錠・開錠する

ドアに近づいてボタンを押すか、鍵をかざすだけで玄関を施錠・解錠できるタイプです。自動車のキーに多く使われている、キーレスエントリーと同様のシステムが搭載されています。

 

リモコンタイプの形状は、主に以下の3種です。

1.リモコンキータイプ

2.カードキータイプ

3.シールキータイプ

操作方法は、リモコンキータイプはボタンで、カードキーとシールキータイプはかざして使うものが多いです。カードキーの場合、バッグや財布に入れたまま使えるため、都度キーだけを取り出す手間がかかりません。

生体認証タイプ|指紋や顔認証で施錠・開錠する

生体認証タイプ|指紋や顔認証で施錠・開錠する

生体認証タイプ|指紋や顔認証で施錠・開錠する

生体認証タイプは、指紋や顔認証で玄関の鍵を施錠・解錠できるタイプです。事前に設定した生体情報で施錠・解錠するため、セキュリティ面に優れています。一般的には顔認証よりも、指で簡単に開錠できる指紋認証タイプのスマートキーの方が多いです。

 

生体情報は各個人で違うため、使う人それぞれの指紋を設定する必要があります。設定する手間はありますが、複製できないことも魅力の一つです。

 

鍵を紛失して家に入れないことがないため、誰にでもおすすめできるスマートキーです。複数の指を登録すれば、手がふさがっているときも空いた指で操作ができます。

玄関の鍵にスマートキーがおすすめな理由3選

玄関の鍵にスマートキーがおすすめな理由3選

玄関の鍵にスマートキーがおすすめな理由3選

玄関の鍵にスマートキーがおすすめな理由は、以下の3つです。

・工事不要で後付けできるタイプがある

・操作が簡単

・防犯性が高まる

それぞれ詳しく解説します。

①工事不要で後付けできるタイプがある

スマートキーは、以下のように工事不要で簡単に後付けできるタイプが多くあります。

・両面テープで貼るだけのタイプ

・サムターンに付けて使用するタイプ

・ドライバー1本で取り付けられるタイプ

シンプルな作りで、取り付け作業も簡単なところが、スマートキーの魅力だといえるでしょう。

 

なお、ドアのタイプによっては後付けできない場合があります。自宅のドアで使用可能かどうか、購入前に必ず確認してください。賃貸の場合は、必ず使用前に大家か管理会社にスマートキーの利用ができるかを確認してから取り付けましょう。

②操作が簡単

スマートキーは操作が簡単で、誰でも利用できます。従来のシリンダータイプのように、鍵を差し込んで、回す手間がありません。

 

急いでいるときや手がふさがっているときでも、簡単に鍵を開錠できます。暗くて手元が見えづらいときや、手がかじかんでいるときなど、悪条件で使いやすいことも魅力です。

 

鍵に関するストレスから開放されるだけでも、スマートキーを導入するメリットがあると言えるでしょう。

③防犯性が高まる

③防犯性が高まる

③防犯性が高まる

スマートキーを導入すると防犯性が高まる理由は、以下の2つです。

・オートロックにできる

・鍵を紛失しても無効にできる

スマートキーの多くは、オートロック機能が搭載されているため、外出時に鍵の閉め忘れを心配する必要がなく安心です。鍵を紛失した際にもすぐに鍵を無効化でき、紛失した鍵を悪用される心配がないことも魅力でしょう。

 

スマートキーの種類によっては鍵穴がなく、ピッキングの心配がないタイプもあります。

マンションの玄関の鍵を交換する手順

マンションの玄関の鍵を交換する手順

マンションの玄関の鍵を交換する手順

玄関の鍵を交換する手順は、以下の通りです。

1.管理規約を確認する

2.業者に問い合わせ、見積もりをもらう

3.部品が届き次第施工する

それぞれ詳しく解説します。

①管理規約を確認する

マンションの玄関の鍵を交換したい場合は、まず管理規約を確認しましょう。マンションで自由に手を加えられるのは、所有権が認められている部分だけです。

 

特に、工事が必要な鍵交換の可否は、管理規約に規定されている傾向にあります。確認して可能であれば、工事をしても問題ありません。工事が不要な場合も、念のため鍵の交換が可能かを管理会社に確認し、施工を開始してください。

②業者に問い合わせ、見積もりをもらう

管理規約を確認して交換可能であれば、交換業者に問い合わせて見積もりを出してもらいましょう。電話やメールで問い合わせた時点で、キャンセル料や出張料の有無なども確認するとスムーズです。

 

交換したい鍵が玄関のドアの形状に合っているかは、現場で業者に確認してもらってください。見積もりをもらった後でもキャンセルは可能なため、もらった見積もり内容はよく確認しましょう。

 

部品の発注までしてしまうとキャンセル料がかかる場合が多いため、業者の決定には慎重になる必要があります。複数の業者から見積を出してもらう「相見積もり」を行い、価格や工事の品質を見極めてから施工を依頼してください。

③部品が届き次第施工する

③部品が届き次第施工する

③部品が届き次第施工する

交換業者が部品を持っている場合は、すぐに施工ができます。特殊な鍵の場合は、メーカーに部品を発注しなければいけないため、2〜4週間程度待つ可能性があります。詳しい納期が知りたい場合は、あらかじめ交換業者に確認しましょう。

 

埋め込み型スマートキーは、メーカーに部品を発注し施工を行う場合が多いです。施工が必要なスマートキーを選びたい人は、工事開始までの期間を多く見積もっておいてください。

 

マンションの玄関については、以下の記事でも解説しています。

マンションの玄関をおしゃれに見せる方法を伝授!リノベーションの方法も紹介

鑑定士コメント

なぜ管理規約の確認が必要なのかは、マンションの専有部分と共用部分の関係によります。
マンションでは区分所有法により「専有部分」と「共用部分」が規定されています。基本的に自由に手を加えられるのは所有権がある専有部分のみです。標準管理規約では、玄関ドアは外側が共用部分、内側は専用部分とされています。鍵交換に関する規約も管理規約に規定されているため、規約をまず確認せねばなりません。
確認なしに勝手に交換工事をしてしまうと、規約に反する可能性があります。

玄関の鍵を交換する費用の目安

玄関の鍵を交換する費用の目安

玄関の鍵を交換する費用の目安

玄関の鍵を交換する費用相場は、業者に頼む場合と自分で鍵を交換する場合で異なります。業者に頼む場合は、部品代に加えて施工料や出張料が取られます。自分で交換する場合は、比較的安価ですが、後付け可能なタイプしか選べません。以下で詳細を解説します。

業者に頼む場合の費用相場

業者に頼む場合は、鍵の種類によって異なりますが、30,000円〜100,000円が全体の費用相場です。鍵の種類ごとの費用相場を以下の表にまとめたので、ご覧ください。(※)

アプリタイプ

30,000円〜60,000円

リモコンタイプ

50,000円〜100,000円

カードキータイプ

50,000円〜100,000円

指紋認証タイプ

80,000円〜100,000円

暗証番号タイプ

50,000円〜100,000円

上記の費用に加え、出張費がかかる場合があります。タイプ別で見ると、アプリタイプが比較的安価に導入できます。アプリタイプは、サムターンに取り付けるだけの場合が多いためです。

 

自分でも取り付けられる可能性があるので、検討する段階で鍵の取り付け方を確認してください。

 

工事が必要な鍵交換は鍵穴ごと交換するため、防犯性が高い傾向にあります。費用は自分で交換するよりもかかりますが、セキュリティがより強固になります。

 

ミツモアを参考に作成

自分で鍵を交換する場合の費用相場

自分で交換できるのは、後付け可能なタイプのみです。工事不要な後付けタイプは、サムターンに取り付けるアプリタイプが一般的です。費用相場を以下の表にまとめたので、ご覧ください。(※)

サムターン取り付けタイプ(買い切り)

20,000円〜50,000円

サムターン取り付けタイプ(サブスク)

初期費用5,000円〜+2年目以降360円〜

アプリタイプのキーは、簡単に取り付けられる上に比較的安価に導入できます。買い切りタイプとサブスクタイプがあるため、使用期間を考慮して判断してください。

 

サムターンに取り付けるタイプは、鍵穴をそのまま使用します。ピッキングには注意が必要ですが、利便性を考えるとメリットが多いです。

 

ミツモアを参考に作成

鑑定士コメント

交換費用を抑えるなら、複数の業者から見積もり出してもらうことをお勧めします。業者によって基本料金やキャンセル料、出張料の有無が異なります。複数の業者に見積もりを出してもらい、見積もりを見比べたうえで選択を行えば適正価格で鍵を交換できるでしょう。

玄関の鍵交換を検討するべきタイミングを紹介

玄関の鍵交換を検討するべきタイミングを紹介

玄関の鍵交換を検討するべきタイミングを紹介

玄関の鍵交換を検討するべきタイミングは、以下のようなタイミングです。

・鍵を失くしたとき

・鍵が回らないなど故障したとき

・スマートキーに変えたいとき

いろいろタイミングがありますが、基本的には鍵が故障したタイミングで交換することがおすすめです。引っ越しするタイミングに合わせて、スマートキーを導入することもよいでしょう。

まとめ:玄関の鍵が故障したら交換しよう

まとめ:玄関の鍵が故障したら交換しよう

まとめ:玄関の鍵が故障したら交換しよう

スマートキーは利便性や防犯性が高く、メリットが豊富です。自分で簡単に後付けできるタイプもあるため、簡単に導入できます。スマートキー以外の鍵の中には、ドアによっては取り付けられないか、工事が必要な場合があります。工事不要なスマートキーなら、これらの問題も解消できるでしょう。

 

玄関の鍵を交換するべきタイミングは、鍵が故障したタイミングです。マンションで鍵を交換する場合は、管理規約を確認することが重要です。自分に合った鍵を見つけ、生活をより快適にしましょう。

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