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2022.10.06

ワンルーム(1R)とはどんな間取り?1Kや1LDKとの違いとは

ワンルーム(1R)とはどんな間取り?1Kや1LDKとの違いとは

シンプルな間取りが特徴のワンルームがどのような部屋の構造かご存知でしょうか?また、ワンルームと似た間取りとして1Kがありますが、この2つにはどういった違いがあるのでしょうか。実は違いといっても、キッチンスペースと居住スペース間の仕切りの有無だけですが、実際に住み始めるとその違いは大きな影響を及ぼします。ワンルームの間取りと、1Kや1DK、1LDKとの違いについて理解して、今後の物件選びに役立てていきましょう。

ワンルーム(1R)とは

ワンルームとは、キッチンスペースと居住スペースの仕切りのない1部屋だけの間取りのことで、「1R」とも表記されます。ワンルームと聞くと、玄関を開けると部屋の中が丸見えになってしまう構造の部屋を浮かべるかもしれません。もちろん、こうした構造の部屋もワンルームですが、ワンルーム物件の中には玄関と居住スペースの間に仕切りがあって中が見えないようにしている部屋もあります。そうした部屋の場合、玄関から見えるのは洗濯機やトイレ、洗面台などのスペース。仕切りの先にはキッチンを含む居住スペースがあるといった配置になっています。

 

ワンルーム(1R)の2つのメリットとは

メリット1:家賃が安い

ワンルーム(1R)は、基本的に部屋の種類の中で最も安い間取りとなります。支払う金額を1円でも抑えたいのであればワンルームに絞って物件を探すと良いでしょう。

メリット2:エアコンを効かせた部屋で料理ができる

多くの部屋ではエアコンがついているのは居住スペースです。キッチンスペースが廊下にある場合には、夏場は暑い中、冬場は寒い中で料理することになってしまいます。しかし、ワンルームであれば空調が効いている部屋で料理できます。

 

ワンルーム(1R)の2つのデメリットとは

デメリット1:料理などの臭いが部屋に広がりやすい

ワンルームで料理を作ると、仕切りがないために部屋の中に臭いが充満します。また、定期的にキッチンの排水管の掃除をしないと、その臭いも部屋中に広がってしまいます。ワンルームを選ぶ際には換気の設備がしっかり整っているか確認しましょう。

デメリット2:トイレの音が聞こえやすい

トイレと居住スペースの間にはトイレの扉が1枚だけ。仕切りがないために音が聞こえやすいというデメリットがあります。音漏れを防ぐのはなかなか難しいですが、トイレを居住スペースから遠くに配置している物件を選ぶことで改善されるでしょう。

「ワンルーム(1R)」と「1K」の違いとは

1Kとは、キッチンと居室の間に仕切りがある1部屋だけの間取りのことです。部屋の数はワンルームと同じですが、キッチンと居室の間に仕切りがあるかどうかといった違いがあります。仕切りのある1Kでは料理や排水管の臭いが居住スペースに広がりにくく、居住スペースからは比較的トイレなどの音も聞こえにくくなるため、臭いや音に敏感な方には1Kがおすすめです。ただし、居住スペースの一角にキッチンがあるけれど、トイレ・お風呂・玄関と居住スペースとの間に仕切りを設けているワンルーム物件もあります。音が気になる方はこうした物件も検討してみても良いでしょう。

 

「ワンルーム(1R)」と「1DKや1LDK」との違いとは

1DKや1LDKは、1Kと同じ間取りで、この3つの違いはキッチンスペースの広さにあります。ワンルームと1Kの違いはすでにお伝えした通り、「キッチンと居室の間に仕切りがあるかどうか」です。仕切りのない部屋はワンルームで、仕切りのある部屋が1K・1DK・1LDKということです。

「1K」と「1DK・1LDK」の違いとは

先ほどもお伝えしたように「1K」と「1DK・1LDK」の違いは、キッチンスペースの広さにあります。この広さに関しては明確に決まりがあるわけではありませんが、公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会が用語の使用基準として、4.5畳未満なら1K、4.5畳以上なら1DK、8畳以上なら1LDKとしています。

 

「ワンルーム・1K」と「1DK・1LDK」は大きく異なる

部屋を見れば分かるのですが、体感として「ワンルーム・1K」と「1DK・1LDK」は大きく異なります。というのも、「1DK・1LDK」の場合にはキッチンスペースが広く、実際に見てみると2つの居住空間があるような印象を受けるからです。もし2部屋欲しいと感じるのであれば、2Kだけでなく、1DKや1LDKを探してみると良いでしょう。一方、1つ居室があれば十分と感じる方はワンルームや1Kの部屋を探すことをおすすめします。

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