全国市況レポート
白洲信哉(しらすしんや)の記事一覧
文筆家/アートプロデューサー
白洲信哉(しらすしんや)
1965年東京都生まれ。細川護煕元首相の公設秘書を経て、執筆活動に入る。その一方、広く日本文化の普及につとめ、書籍編集、デザイン、展覧会などの文化イベントの制作に携わる。父方の祖父母は、白洲次郎・正子。母方の祖父は文芸評論家の小林秀雄。主な編著書に『骨董あそび』(文藝春秋)、『白洲次郎の青春』(幻冬社)『天才青山二郎の眼』『小林秀雄 美と出会う旅』(新潮社)『白洲家としきたり』(小学館)『かたじけなさに涙こぼるる』(世界文化社)『旅する舌ごころ』(誠文堂新光社)他多数。最新刊に『美を見極める力』(光文社新書)。
白洲信哉 「観能の舞台装置」
コロナ禍の行動規制も緩んで2年ぶりの観劇、と言っても僕の場合は能楽になるのだが、古都奈良の興福寺本年29回目となる「塔影能」に足を運んだ。周知の通り能...
白洲信哉 「展覧会の見方」
骨董古美術を生活の中に取り入れると言っても、どこでどうやって買ったらいいか?目利きになるにはどうしたら、はたまた真贋を見分けるポイントは?とある寿司...
白洲信哉 「お月見」
来月2020年10月1日(木)は、仲秋の名月「十五夜」である。毎年微妙にずれるのは、月の満ち欠けをもとにした太陰暦(旧暦)を採用していたからで、これ...
白洲信哉 「大切な食2 食欲の秋」
「実りの秋」である。欧州では、ハーヴェスト・シーズンといい、真先に思い浮かぶのがワインの原料である葡萄で、ポルチーニやトリフなどとともに季節の醍醐味に...
白洲信哉 「大切な食1」
コロナ禍で外食もままならなくなった。ちまたではお取り寄せが大流行り、付き合いのある料理屋からは、新作の冷凍食品やなになに鍋セット、のような通信販売に、...