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更新日:2023.01.17
登録日:2022.09.06
【大塚:マンション編】予想外の再開発で注目度急上昇!街の多様性を体感しに行こう
山手線で唯一、チンチン電車が走る駅「大塚」です。
ターミナル駅である隣の池袋に隠れながらも、ローカルな魅力が満載であり、さらに近年は再開発によって変貌を遂げていることから、俄かに脚光を浴びています。
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大塚エリアの街情報
アクセスがいい
大塚駅はJR山手線、池袋の隣駅です。都内の主要駅に乗り換えなしでアクセス可能かつ、埼玉や神奈川にも、池袋からの乗り換えを活用することでアクセスしやすい駅です。
再開発
大塚エリアのある、豊島区では「住みたいまち・訪れたいまち」を目指し、取り組みが進んでいます。JR大塚駅には2017年に南口に駅前広場「トランパル大塚」がオープンしたほか、2019年には北口の再開発事業もスタートさせ夜でも安全・安心して楽しめる”アフター・ザ・シアター”を実現できる街への取り組みが行われています。
買い物環境の良さ
大塚駅にはアトレヴィ大塚が、また付近にはよしや、まいばすけっと等複数のスーパーマーケットがあります。また巣鴨地蔵通り商店が、サンモール大塚と商店街も付近にあるため、生活には困りません。
子育てのしやすい街を目指して
前述同様、「住みたいまち・訪れたいまち」を目指す豊島区では、平成29年、平成30年と2年連続待機児童ゼロを達成するなど、子育てをしやすくしようという取り組みが行われています。例えばゆりかご・としま事業という、出産した方全員に誕生お祝い品案内チケットが郵送され、「おめでとう面接」という面接後おもちゃのプレゼントが選べる事業など、子育て支援として様々な事業を行っているエリアです。
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大塚エリアの中古マンション
実は戦前までは池袋駅よりも賑わいがあり、城北エリアの中心でした。明治時代に急速に市街化が進み、明治36年にのちに山手線に統合される日本鉄道豊島線に大塚駅が開設され、さらに明治44年「王子~大塚」間で都電荒川線が開業、戦前は花街として、都内有数の繁華街の賑わいをみせていました。
大塚駅を降りると、南口エリアと北口エリアがあり、どちらも賑わいを見せ見どころ満載です。
まず、再開発で駅前ロータリーが一新された大塚駅南口エリア。
2013年に駅直結の複合駅ビル「JR大塚南口ビル」が誕生しました。地下1階から地上4階には大型商業施設「アトレヴィ大塚」、その上はオフィスやジムなどの生活施設が入り、地域住民の方だけでなく、外部の人の流入も増え活気があります。
また、すぐそばには鎌倉末期からある「天祖神社」の参道にもなっている「サンモール大塚商店街」があり、新旧の各種店舗が建ち並ぶ人気の商店街になっています。
天祖神社は旧巣鴨村の鎮守であり、夫婦銀杏のほか、稲荷、 熊野、三峯、榛名の各神社があります。
区画整理事業によって生まれた「大塚台公園」はゆるい南斜面につくられた約3500㎡の大きな公園でケヤキやイチョウの樹木、ソメイヨシノやツツジ、アジサイなどの花、滝と水のスベリ台を備えたジャブジャブ池、SL展示など、子どもからお年寄りまで全ての世代に向いた充実した憩いの場になっています、
次に北口エリア。こちらも再開発の計画があり、先だって2020年のオリンピックに向けてのホテル建設ラッシュが続いています。2018年に星野リゾートによる「OMO5東京大塚」、2019年秋にはアパホテルの高層「山手大塚駅タワー」が相次いで開業と、インバウンド効果でさらなる人の流入が見込まれています。北口で今話題なのが、2018年に誕生した「東京大塚のれん街」です。「古民家再生 × 飲食業の活性化」がテーマのプロジェクトで、空き家だった古民家がリノベーションして新スポットとして再生しました。昔懐かしい昭和レトロな店舗が「古新しい」とSNSなどでも話題になり、若者を中心に賑わっています。
大塚駅を駅前から少し歩くと、坂道が多いのに気づきます。
これは大塚の地形が、「谷端川」に削られて形成された谷状によるものです。大塚駅は、池袋の台地からやってきた豊島線が、谷端川によって造られた谷間に出合う場所に造られています。谷端川は現在では暗渠となっているのですが、その名残は流れは、現在、緩やかにくねくねと湾曲する道筋に見て取れます。
さて、マンションエリアとして、大塚を見た場合、こうした地形や歴史が魅力になります。
谷端川の名残である緩やかな道筋で感じられる情緒や、大塚駅から春日通りまでの都電沿いのバラ、各所の桜並木などによって、四季を彩る景観を楽しませてくれます。
北口エリアのランドマーク的存在の「ステーションフロントタワー」(2000年)徒歩3分でありながら、総戸数224戸30階建てのスケールメリットを感じさせる佇まいのタワーマンションです。
南口エリアでは「大塚台パークサイドハイツ」(1989年)の環境が魅力です。「大塚台公園」が徒歩1分と、まるで庭のように散歩ができるほか、南側に都電荒川線が走り開放感があるほか、懐かしい路面電車の風情を眺められます。
歩いても楽し、そして都営荒川線の車窓からもまた楽し、と是非週末には大塚エリアの魅力をご覧ください。
不動産鑑定士ピックアップマンション
ステーションフロントタワー
JR山手線 大塚駅 徒歩 3分、東京地下鉄丸ノ内線 新大塚駅 徒歩 12分に立地する30階建ての高層マンションです。 2000年08月に竣工し、やや築年数が経過した部類のスケールメリットのあるマンションです。 住戸の専有面積は約41㎡から約114㎡とDINKS向けタイプからファミリー向けタイプが中心となっています。
ザ・タワーレジデンス大塚
JR山手線 大塚駅 徒歩 4分、JR山手線 巣鴨駅 徒歩 8分に立地する23階建ての高層マンションです。2012年05月に竣工し、比較的築浅といえるスケールメリットのあるマンションです。 住戸の専有面積は約40㎡から約105㎡とDINKS向けタイプからファミリー向けタイプが中心となっています。
シティハウス大塚ステーションコート
JR山手線 大塚駅 徒歩 5分、東京地下鉄丸ノ内線 新大塚駅 徒歩 13分に立地する15階建ての中層マンションです。 2017年09月に竣工し、比較的築浅といえるスケールメリットのあるマンションです。 住戸の専有面積は約54㎡から約75㎡とDINKS向けタイプからファミリー向けタイプが中心となっています。
不動産鑑定士/マンションマイスター
石川 勝
東京カンテイにてマンションの評価・調査に携わる。中古マンションに特化した評価手法で複数の特許を取得する理論派の一方、「マンションマイスター」として、自ら街歩きとともにお勧めマンションを巡る企画を展開するなどユニークな取り組みも。
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