ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店2018/9/30

ワタシのご主人はこの家の奥様。毎日のようにワタシを散歩に連れて行ってくださる。

そしてご自身は美味しいレストランで毎日のように食べ歩き、カフェでコーヒーを飲み時々ケーキも食べ、その街の美味しいパンを買って帰る。たまに奥様のダンナ様もご一緒する事もあるが回数は限られている。そしてその日の食事報告をワタシに逐一してくださる。たまに私の食事分もドギーバッグに入れて持って来てくださる。。

あっ、私の名前はボン。オスのコッカースパニエル、4歳。

 

今回、次回と取り上げるのは「新富町」エリア。東京の中心銀座にも近ければ、なにかと話題の築地にも近い。

 

新富町は元々営団地下鉄有楽町線の終着駅だったが、その後1988年に木場まで延長され途中駅になった駅。

 

 

今日もまた奥様とポタポタ散歩。「京橋公園(面積2,193.68㎡)」をポタポタ散歩。公園の入口に新聞社の友人ネモっちゃんが待っていた。

今日はランチで新富町駅から300m、歩いて5分。銀座からも徒歩10分程度の

「天朝」を訪問。

 

 

ランチは松竹梅の3コースに天丼、と言うバリエーション。それぞれ税込3780円、2970円、2430円。

松をオーダー。

 

 

サラダ、お新香がセットされる。

 

 

 

松はこの日は、海老脚も2つ、巻き海老(小さめの車海老)2尾、キス、琵琶湖の鮎、

 

 

 

椎茸、穴子、水茄子、貝柱、最後に海老たっぷりのかき揚げ(写真撮り忘れたワン)で〆る。ご飯、お新香、シジミの味噌汁がセットになっている。

 

 

用意された塩、レモン、おろしたっぷりの天つゆの3種を付けて食べる。ほとんど塩で、水茄子、穴子の一部を天つゆおろしでいただく。

この値段で、相当美味い。

 

衣はカラッとしていて、巻き海老や貝柱は中心部に生な部分も残しつつの絶妙な揚げ方。味も優しく美味。

 

ごはんだけ、もう一踏ん張り硬めでお米がシッカリしてると良かったなぁと奥様。

でも、お新香もたっぷりだし、赤だしも美味しいので相当気に入ったみたい。

 

ポタポタ散歩しながら「CHIUnE(チウネ)」の前を通る。そう言えば、予約もなかなか取れず友人からのお誘いのタイミングも合わず一年以上訪問出来ていない。

ああああ、奥様思い出に浸り始めた。

 

CHIUnE(チウネ)

 

 

岐阜から一昨年前の2016年東京に出て来た若き古田論史シェフの大人気の店

 

料理は一斉スタート。その時奥様たちは17時半からの回。2回転目は21時一斉スタート。遅刻厳禁。いくつかのメニューを思い出すと奥様のノドはゴクリと鳴っていた。

 

 

「徳島の3.4Kgのアオリイカ、ビールと和えて粘りを出した一品」。これ、ネットリして絶品…。

 

 

「金華ハム、鳥ハム2種を使ったスープ、春トリュフのビアンケットトリュフを乗せて」…シェフ曰く引き算の料理だと言う。綺麗なスープは上澄みだけを使ったもの。蓋を開けた瞬間、トリュフの少し土臭くて良い香りが立ち上がって来た事を思い出していた。

 

 

「3日間寝かせた勝浦の金目鯛、12年熟成赤酢を掛けて、その上に岐阜県のからし水菜」…金目鯛を寝かすことで全身に脂を回す。脂が美味しい。からし水菜を一緒に食べると爽やかさが加わり違う味が広がる。面白い。

 

 

「イノシシ」、やや甘辛ソースを味付けに使って脂がなんとも甘みがあって美味しい。イノシシと言われなければおそらく分からないし、こんなに美味しいイノシシは初めて。

鹿、イノシシはシェフの出身地岐阜やら生い立ちを感じさせるメニュー。

 

最後にご飯もので〆

贅沢な「紫うにの雑炊」。

 

 

 

紫うにを一箱使い(6人で)、ご飯のおコゲの匂いまで含めて香ばしいご馳走の雑炊。米は岐阜県の「龍の瞳」、少し大粒の米。〆にちょうど良い分量。

 

デザートは「今日届いた牛乳と玉子を使った作りたてアイス」、作りたてを食べるとアイスはこんなになめらかな舌触りである事を教えてくれる。

 

その頃からの仕組みだが、基本は9品。3品は定番で残りの6品のうち3品ごと毎月変更。なので2ヶ月に一回メニューが変わる方式。もう次の予約は来年末という話。。やはり、東京のレストラン予約事情はやるせない…(^^;;

 

 

と、思い出にふけっているうちにカフェに到着。ちょっとネモっちゃんとひと休み。

 

 

C「ボンゲンコーヒー」…小さなオシャレなコーヒー屋さん。

 

路地裏のわかりにくい場所にある。ところが客はひっきりなしにやって来る。

 

盆栽好きの27歳の若いマスターが、徹底的に引き算、断捨離した空間のコーヒー店を昨年2017年12月にオープン。まだ1年にも満たない。

ビックリしたのは席も申し訳程度に3席のみしかない。

 

オーダーしたのは、僕は抹茶ラテエスプレッソ(670円)、ネモっちゃんはドリップコーヒー(530円)。

 

 

抹茶ラテエスプレッソは何も言わずに頼んだら意外にも砂糖が入っていた。奥様想定外…。でも、それはそれで美味しかったみたい。

 

ゆっくりマスターと会話している。樹齢100年の盆栽がどーんと真ん中に鎮座している。

ボンゲンと言う店名はもちろん「盆栽+源」から。ん?源?なんでも日本風にしたいから、そして発信の源の意味で付けたネーミングだそう。

 

 

マスターが感じが良いのが、客を引き寄せる要因みたい。

 

 

 

店で使っているサインやコップ、置いてあるバッグもちゃんとデザインされブランディングされていて、気持ちいい空間。

 

何はともあれ、奥様はこのコーヒー屋さんを応援したくなったみたい。これは通うに違いないワン。

 

 

途中、パンを買いに「コーヒーラウンジ アラジン」へ。

 

 

新富町駅から、佃大橋に向かいポタポタ散歩。パンを買って気づいたがこのマンションは知的障害者の方の生活支援施設が入っていて、このパン制作も知的障害者の方達が作ったもの。買う事で支援できるなら喜んで奥様は購入。しかもお安い。

 

 

ハムチーズトースト(160円)は温め直すと美味しいし、クリームパン(120円)のクリームはとろーり美味、食パンも8枚切りはホットサンドに持って来い。

 

そうこうしているうちに夜ご飯の時間に近づいて来た。今日は予約困難店の

「鮨 はしもと」へ。

 

 

大将の橋本さんは弱冠35歳。「蛎殻町・橘町 都寿司」出身。師匠はあの杉田さん。その経験を経て新富町に4年前の2014年12月にオープン。予約困難店のひとつ。予約サイトで競争して予約を取るしか方法がない。

 

実は暖簾やサインにある「はしもと」の文字は今は亡きお母様が入院中に書いた直筆を使ったものだそう。カウンターのヒバ材の木の話のエピソードなど泣ける話がたくさん詰まったお店で、寿司を食べながら、マジにイイ話に奥様ホロリと来ている…。

 

寿司は少し硬めの寿司飯は3種のコメをブレンドしたもの。酢も赤酢、米酢を使い分ける。奥様的好みにどんぴしゃり。

やや少し酢は強めだが、キツイ訳ではなくキリリとした中に柔らかさがある。

 

今日は奥様と朝から付き合ってくれたネモっちゃんと2回転目の20時半スタートに参加。

いくつかのお通しから。

「真子鰈」、「つぶ貝」…コリコリ美味しい。

 

 

 

 

「鮑、肝のソースと」…柔らかな鮑に甘い肝のソース。美味すぎ。

 

 

さらにはその残った肝に酢飯を入れ、刻んだ白イカを乗せていただく。これがまた美味い。

 

 

「イワシ巻き」…脂がのって美味しい。これは師匠の店でも出るやつ。技が継がれている。

 

 

「長崎の赤ウニ、あん肝、鮎の内臓など」…美味…。この時期だからこその鮎の苦味がたまらなく美味しい。あん肝もとってもミルキー。

 

 

珍しい深海魚ネタの「メヒカリ」…これ、昔は雑魚だったのに今では貴重な高級魚。

 

ここから握り。

 

 

 

「コハダ」…キュッと締まった酢飯。美味し。

「八幡浜のイサキ」…旨味がたっぷり。

「佐渡のマグロ赤身」

 

 

 

 

「カスゴ昆布締め」

「中トロ」

「アジ」

「大トロ」…脂がとろりん、美味すぎ。

「藁で燻した鱒」…鼻からいい匂いが抜ける。

 

そう最近大将は、燻したり、熟成させたりとオープン当初よりさらに手の込んだ仕事をして、客を喜ばせる。

 

 

 

「車海老」…柔らかくてぷりぷり。

「雲丹」…トロける

「穴子」…横浜小柴の穴子。東京湾横浜小柴のアナゴ筒漁で獲る貴重なアナゴ。食感はふかふふか。

 

今日は一緒に行ったネモっちゃんが昔ほど食べなくなって、外で待ってるワタシにだいぶ分け前が回って来たワン。ラッキー。

 

 

〆の玉子は程よく甘いタイプでワタシの好み。「玉子」もぷわぷわと柔らかい。白身のすり身=はんぺんの元になるようなモノを使って玉子焼きを作るのだそう…、もはやデザート。

 

以前食べた以下のメニューも絶品だった事を奥様は思い出している。

今日は思い出すことが多い日だワン。

 

 

「桜海老の茶碗蒸し、ユリ根」、桜海老が香ばしく絶品。

 

 

「壹岐の赤ウニ、毛蟹、と酢飯」を混ぜたゴハン。何も調味料も醤油も使わずうにの風味と毛蟹そのものの旨味と酢飯の酢だけで風味豊かな美味しいひと皿。

 

今日は食べなかったがこれも美味しかった。

 

 

「アオリイカ」…絶妙な包丁が味のまったり感を増幅させる。甘い、トロける…。

 

 

基本は17時半、20時半スタートの2回転制。

 

次はいつ来れるのか、天のみぞ知るワン。

 

 

* 文中に出てくるBはパン屋さん、Sはスイーツ、Cはカフェ、SHは土産や品物を買った店、数字を囲む◯は昼間の利用、●は夜利用を表すワン!

この情報は作者とボンの散歩時点のものであり、変更が起きている場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。

 

 

 

川井潤  食関係含めた幅広いプロデューサー

食に限らず多くのプロジェクトを手掛ける。テレビ番組「料理の鉄人」企画ブレーン(1992年~97年)。地域や食のため世界中に出向く。ほぼ外食生活。食べログフォロワー数日本一。食雑誌dancyu等、執筆多数。

https://tabelog.com/rvwr/kawaijun/ 

https://magazine.tabelog.com/articles/author/kawai_jun

https://goetheweb.jp/restaurant/slug-nee725999900f

 

 

 

 

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