ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店2018/6/22

ワタシのご主人はこの家の奥様。毎日のようにワタシを散歩に連れて行ってくださる。

そしてご自身は美味しいレストランで毎日のように食べ歩き、カフェでコーヒーを飲み時々ケーキも食べ、その街の美味しいパンを買って帰る。たまに奥様のダンナ様もご一緒する事もあるが回数は限られている。そしてその日の食事報告をワタシに逐一してくださる。たまに私の食事分もドギーバッグに入れて持って来てくださる。。

あっ、私の名前はボン。オスのコッカースパニエル、4歳。

 

 

今回のお話は「北参道」エリアの話。

 

2008年(平成20年)6月に副都心線が開通。と同時に「北参道駅」は開業した。かれこれ今月で10年。幻冬舎という出版社があるのもこのエリア。

 

この日奥様は、新宿から移転してきた「コンヴィヴィーオ」というイタリアンへ、お友達のトンさんと。平日ランチに訪問。1コースのみで税抜4000円。

 

この店の辻シェフはイケメン。

イタリア、トスカーナやミラノで修行の後、2006年に帰国し白山の「ボーロコジィ」に。この頃、数度食べに奥様自身行っているのでシェフの料理を食べているかもしれない。その後2009年話題になった渋谷「BIODINAMICO」、2012年新宿「Convivio」のシェフに就任。

3年前の2015年3月 現在の北参道にリニューアル移転。ここ入口が分かりにくく、裏口が入口と間違える人が多いので要注意。この写真が裏口。

 

 

昼はコース一本のみ。

 

 

アミューズが本気。楽しいランチの幕開けを象徴する。

 

暑い夏の日の最初の一皿が「ガスパチョ」は嬉しい。

 

 

楽しいひと皿「赤いラディッシュに加工したパン粉をかけたもの」。小さなスコップもついて農園をイメージ。

 

 

「金属の棒に刺さった3種のアミューズ」…アーモンドと一緒に焼いたチーズ、オリーブなど。

 

 

さらにもうひと皿「緑のトマトに豚のラルド(背脂)」と「生ハム」。

 

 

なんだか、このアミューズだけで嬉しくなる構成。

 

「初鰹のサラダ仕立て。ゴルゴンゾーラパウダーを掛け、ケールを乗せて」…爽やかな一品。野菜だけでは物足りないサラダに脂も適度にある初鰹とゴルゴンゾーラを加える事で奥深い味になる。あとでもらって食べたが美味しかったワン。

 

 

「ヴェネツィア風鯵のマリネ(=南蛮漬け)を挟んだコンビバーガー」自家製のバンズを使用。味と言い包装紙と言い楽しませてくれる。

 

 

ここで自家製のパン「レーズン」の入ったものと塩麹のフォカッチャ。

 

 

シェフのスペシャリテ「カーチョエペペ」…自家製のフェットチーネにペコリーノトスカーナ(羊の生乳チーズ)と胡椒を使った一品。スペシャリテというだけあってさすがに美味しい。

 

 

メインは「鹿児島のサドルバック種の豚肩のロースト」…3種のソース(黄人参、人参を泡立てたソース、ワインのソース)でいただくひと皿。

 

 

デザートは「メロンとパンナコッタ」と。これは美味しく幸せ気分。

 

 

さらにプチフール。「ピンクグレープフルーツゼリー、生チョコ、キャラメリゼされたアーモンド」の3種。

 

 

これも楽しい。昼から十二分に楽しく美味しく堪能。

奥様、相当お気に入り。

さて、トンさんは新宿に買い物に行くらしく、しばしのお別れ。また夜一緒に合流する予定。

 

 

この日は坊ちゃんも北参道にある②「新亜飯店 千駄ヶ谷店」へ。

 

 

肉汁たっぷりの小籠包が頭に浮かんで訪問したらしい。

 

ランチメニューに「海老チリ定食(1600円)」をオーダー。そして小籠包。店のメニューには1800円としか書いてない。これは8個入り、メニューには出てないが最低4個から注文出来るので、4個を注文。

ここの小籠包、意外に大きいのでこれ以上は1人では無理。

 

4分で定食は到着。早!

 

 

定食についてくるのは「ご飯」、「中華スープ」「搾菜、シナチク」、「杏仁豆腐」。これらがセットされて定食となる。ご飯はほぼ炊きたてで、美味しい。

 

刻まれたレタスの上に芝海老が20尾弱と大量、大漁。

 

 

チリソースはやや甘め、後から少し辛さが追いかけてくる。それなりに美味しいし、刻みレタスのシャキシャキ感はソースと絡まって美味しくピッタリのコンビネーション。

 

小籠包は蒸すのに15分かかると言われる。定食を食べ終わる頃にむしろメインの「小籠包」がレタスを座布団に蒸籠に入って登場。

 

 

ひとつ目を口に入れる。刻み生姜と酢醤油をつけて。熱、熱々々。そうそうこれよ、肉汁も十分にたっぷんたっぷん入ってる。3つ目を食べた時なんて肉汁溢れて周辺を汚してしまったし、坊ちゃんのジーンズにまで飛散した。良かったジーンズで。でも、肉汁美味しい。ワタシは暑くて食べられないけど…くーん。

 

 

会計は小籠包4つで1000円。定食は1600円。サービス料も加わって合計2808円。んんー、意外とサラリーマンの坊ちゃんには、贅沢なお値段かな。

 

 

このご家族、行動はバラバラでありながら、よく同じ日に同じエリアをウロついていることが多い。

 

今日は、ダンナ様は奥様がよく行く「モクバザ」へ。

 

 

ここではキーマカレーが人気。場所は北参道と千駄ヶ谷と原宿、どの駅からも歩いて10分かかる中途半端な場所にある。

そんな場所なのに昼過ぎの13時20分を過ぎて、外には男女若者が6、7人並んでいる人気店。

 

この店の看板メニュー「キーマカレー」は、国産牛と豚の挽き肉と、10時間以上炒めた玉ねぎと、十数種類のスパイスを自家製ブイヨンで長時間煮込んで作った作品のようなカレー。

ダンナ様はそれにモッツァレラチーズを掛けた「チーズキーマカレー(税込1120円)」をオーダー。まずはセットで付いてくるミニサラダから。

 

 

続いて見た目も美しい主役の「チーズキーマカレー」登場。コーティングされたチーズはまるでケーキのように見えるアート作品かのよう。

そのチーズがキーマのスパイシーな感じを和らげるが、それでも後からグッとスパイスが効いた辛さが押し寄せてくる。

半分食べたところで汗拭き休憩。

 

 

印象に残る美味しいカレーであり人気。夜はお酒も用意されたお店に変身する。

ここは散歩するのにも代々木公園、新宿御苑、神宮外苑、どこへ行くにも微妙に遠く、ポテンヒットのようなエリア。

 

 

パンを買わねば、と奥さま。再び北参道駅周辺に歩き出す。そうだ、お気に入りだったパン屋さんが移転して来たことを思い出した。

 

Bパン屋さん「POTASTA(ポタスタ)

 

 

代々木上原でテイクアウト専門店だったパン屋さん「POTASTA(ポタスタ)」が移転して、ここ北参道へ。北参道駅から原宿方面へポタポタ歩いて徒歩5分。

落ち着いた空間でコーヒーを飲みながらパンを食べられる。

 

 

今回はテイクアウトで利用。

 

 

 

スクランブルエッグ&ベジタブル(税抜460円)、明太ポテトサラダ(税抜500円)、計税込1036円を購入。

 

食べるとシャキシャキ感が半端なく、レタスの味が濃いいワン。逆にパンは薄切りであまり主張しないように工夫されている。スクランブルエッグは…思っていたよりも甘い。でも、野菜と一緒に食べるとちょうど良い。

明太ポテサラは…意外にポテトに混ざる明太のピリ辛が効く。これも全体で食べると良いバランス。

結構一個のボリュームがあるので、二個食べるのはなかなか大変。でも一つではちょっと単純で物足りない。2人で2種をシェア出来ると良いかな。

 

 

さらにぷらぷらしているうちに夕方となり、トンさんはじめ奥様の大学の友人合流。

 

少し早めにフレンチレストラン「シンシア」へ。

 

 

予約困難店過ぎて、奥さまも逆につい予約をし忘れる店。

 

今日もみんなで思いっきり楽しんでいる様子。あの有名な「5つの味のトマト」から。

苦味、甘味、辛味、塩味、酸味、の5つの味のする一品。

 

 

砂糖の甘味、塩の塩味、ハーブの苦味、胡椒の辛味。そしてミニトマトは酸味を含む。シンプルだけど、深くて印象的なひと皿。

 

塩は中世から塩の名産地であるイギリス東部の 「マルドン海峡の結晶塩」を使うことに行き着いたそう。サクッとした結晶、まろやかで旨味のあるあと味。

濃縮した海水を煮詰める製法。世界の料理人を引きつける塩だそうで「英国王室御用達」。

 

次から次へ見た目も楽しい料理が続く。

 

 

「バラエティに富んだ楽しい前菜の数々」、

 

 

「生きたまま入荷した鮎のフリット」…琵琶湖の木村水産から生きたまま届いた鮎をフリットしたもの。苦味も美味しくこの時季はたまらないご馳走。ワタシも大好きだワン。

 

 

「ホワイトアスパラ」…これも時季の限られたご馳走。フランス産は良い意味のエグミもあって大人の味。

 

 

お楽しみのスペシャリテ「鯛焼き」。何匹も器に入ってきて見た目も壮観。中身は餡子じゃなくて鯛。

 

 

そして「牛肉」もあって、お腹いっぱい。

 

 

 

〆のココット料理はバカール時代からの定番スペシャリテ「鰯とフォアグラ」。美味しくてお腹いっぱいでも、胃袋に少しでも隙間を見つけて食べる感じ。満足、満腹。ワタシもいくつか分けてもらってお腹いっぱいだワン。

 

そしてさらにデザート沢山。幸せ気分。これはシンシアのパテシエ、ケースケさんの技の賜物。

 

 

 

お客さんを喜ばせる演出はさすが。サプライズの連続、楽しく美味しいフレンチ。それがsincere(シンシア)。

 

さて、今回はこんな素敵な北参道エリアを紹介させてもらったワン。

来週はどこに行くのやら。

 

* 文中に出てくるBはパン屋さん、数字を囲む◯は昼間の利用、⚫️は夜利用を表すワン!

この情報は作者とボンの散歩時点のものであり、変更が起きている場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。

 

 

川井潤  食関係含めた幅広いプロデューサー

食に限らず多くのプロジェクトを手掛ける。テレビ番組「料理の鉄人」企画ブレーン(1992年~97年)。地域や食のため世界中に出向く。ほぼ外食生活。食べログフォロワー数日本一。食雑誌dancyu等、執筆多数。

https://tabelog.com/rvwr/kawaijun/ 

https://magazine.tabelog.com/articles/author/kawai_jun

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