美的 Life Style by 花千代2018/6/13

ひとむかし前、都道府県のアンテナショップといえば有楽町にある「交通会館」のように集合施設の中に色々な地方の出店がある形態でした。

パスポート申請の空いた時間で、私も地方名産のお漬物など買った記憶がありますが、はっきりいってあまりパッとしなく、どちらかといえばダサい印象でした。

ところが数年前から、銀座、日本橋あたりの路面に独立した1軒を構えるお洒落なアンテナショップが増えてきました。

その魁けとなったのが、平成25年に日本橋YUITOにオープンした三重テラスではないでしょうか?

美しいパッケージデザインの食品などが並ぶ物販コーナー、隣接するレストラン、2階にはホールもあり、和モダンの内装が魅力的で、まさにアンテナショップとしては画期的でした。

 

 

今や日本橋は地方のアンテナショップの出店が並ぶストリートとして有名です。

今回わたしが開業2周年イベントの一環として、芍薬のインスタレーションをさせていただいたとやま館もとても斬新でお洒落です!

 

日本橋のたもと、三越別館のお向かい、という立地のビルの1階にあり、エントランスをくぐるとすぐ目に入るのは長い長いカウンター。

数あるアンテナショップの中でも、バーカウンターを中心とした空間デザインは珍しいのではないでしょうか?

富山の銘酒を美味しいおつまみと共に楽しめる利き酒セット、隣のレストランでは富山の食材をふんだんに使った和食がリーズナブルな価格でいただけます。

物販コーナーで私がいつも買うのは大好きな鱒すしと、乾燥白海老。

夕方などは外人ツーリストなどで賑わうカウンターまわりの空気感は、和モダンなインテリアと相まって確実に新しいアンテナショップ時代の到来を感じます。

 

 

 

オープン時の空間装花演出をさせていただいて以来のおつき合いになるので、私も実際、来館のたびにとやま館を通じて富山の食や伝統工芸のよさを体感していて、富山は第二の故郷のように感じています。

 

 

 

 

今回の2周年記念イベントでは、富山の芍薬と伝統工芸である、おりんと、鋳物の仏像とを組み合わせてのインスタレーションとなりました。

青竹も鮮やかに大輪の芍薬と、ドウダンの新緑が仏像を引き立たせる和モダンアレンジメントはおかげさまで好評のうちに終了しました。

 

 

 

3周年に向けてますます皆に愛されるとやま館でありますように、さらなる進化を楽しみにしています。

 

 

 

 

 

花千代 フラワーアーティスト
パリにて4年間フラワーデザインを学ぶ。
帰国後、CMや映画のスタイリング、イベント装花や店舗ディスプレー、ホテルのフラワーアートディレクションなど多岐わたって活躍。
2008年洞爺湖G8サミット公式晩餐会会場装花、2013年オランド仏大統領総理官邸公式ランチョン、APEC総理公邸晩餐会で和のテーブル装花なども手がける。
2013年、2015年と夏目漱石原作芝居「三毛子」と「「こころ」の舞台美術を、2016年新作「乙姫さま」の舞台美術をそれぞれ三越劇場にて担当、テレビ東京「ソロモン流」NHK「グランジュテ」などTV出演、ジュエリーや家具、シューズデザインなどコラボワークも多い。
近著に「花千代流テーブル&フラワースタイリング」誠文堂新光社

Hanachiyo Flower Design Studio  http://www.hanachiyo.com/

https://www.facebook.com/Hanachiyo

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