ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店2018/6/5

ワタシのご主人はこの家の奥様。毎日のようにワタシを散歩に連れて行ってくださる。

そしてご自身は美味しいレストランで毎日のように食べ歩き、カフェでコーヒーを飲み時々ケーキも食べ、その街の美味しいパンを買って帰る。たまに奥様のダンナ様もご一緒する事もあるが回数は限られている。そしてその日の食事報告をワタシに逐一してくださる。たまに私の食事分もドギーバッグに入れて持って来てくださる。。

あっ、私の名前はボン。オスのコッカースパニエル、4歳。

 

さて29回目のお話は前回に続き「代々木公園・代々木八幡」エリアの話。

 

小さい山の上にある「代々木八幡」は駅名では知られているがご近所に住んでる人以外「代々木八幡宮」自体の存在すらあまり知られていない。でも実はここはパワースポットなんだワン。今日は朝食後にここに散歩予定だそうだワン。

 

まずはブランチに15へ。今日は奥様が会社勤めした時の同期のチャコさんと一緒に。

 

 

15℃の名前は世界の平均気温から取ったんだとか。ちょっとオシャレ。

朝7時からオープン。

代々木公園駅から徒歩1分。次から次へと客が来て朝から人気。満員。女性の一人客も多い。前回ご紹介した同経営の評判の「365日」と言うパン屋さんでパンを購入して来た外人さんも、ここに立ち寄りワンドリンク注文してここでそのパンを食べている。

 

 

僕は朝食で「自然農法のお米」+「目玉焼き(大分県産有精卵)にハム(他にベーコンやソーセージも選べる)」+「契約農家直送野菜」…と、頭で健康を感じるウンチクがバックにある。

 

 

食べても確かに軽くて、体の負担を感じない。

 

参考までに、奥様の友人のチャコさんはパンをセレクト。

 

 

3種の食パン食べ比べが出来、量を食べれる人ならお得感アリアリ。

3種とは「365日スタンダード食パン」、「北海道の十勝前田農産のハルキラリという小麦粉と北海道牛乳とバターで作ったリッチなパン」「福岡産小麦みなみの穂、福岡産生クリームを使った食パン」。

 

一方夜は夜で「ヨル15と店名を変えての経営。

 

 

と言うのも朝と夜は全く別のメニューなので食べログ等で一緒くたに評価されたくないかららしい。面白いワン。

 

夜にはお酒、特に日本酒が充実。

 

 

驚かされたのは「15℃寿司」。実はこのお寿司、ベースがハードなカリカリなパン。メインのネタは北海道のイワシ、間にアボカドなどの野菜が入る。ビックリした、こう来るか。と思わせる大リーグボール1号のような一品。この店のスペシャリテなんだそう。面白美味しい。

 

 

続いては「サラダ&自家製魚肉ソーセージにキャビア、毛ガニが乗ったひと品」。

健康に気を使うお店だけに、ダンナ様が子供の頃よく食べていたB級魚肉ソーセージと違って上品な味。優しい。

 

自家製の強炭酸水をいただく。刺激的で美味しい、奥様すっかり気に入ってしまった様子。

 

 

続いても意外性のある「モッツァレラチーズをフレンチトースト風にしたモノ」…アンチョビソース、チーズを使った面白くて美味しいひと皿。

 

 

かぼちゃのスープ。紅茶でかぼちゃを伸ばした相性がとてもよくマッチ、風味を豊かにしている。スープにフロマージュブランが乗り味の変化を楽しめる。

 

この辺りでギアが一段上がる。

 

 

漉したジャガイモにポルチーニ、フォアグラ、…さらにはふんだんに白トリュフを掛けたひと皿。…美味くないわけがない。食材の全部に特徴ある香りが主張してくる割にバランスの取れた見事なひと皿。今日イチの料理。今日2はスープ。

 

 

メインには「バベット(ハラミ)ステーキ」…柔らかいハラミで、食べやすく、3種のペッパー、バルサミコが美味さを演出する。

 

 

そして〆に「平麺で食べる羊肉と豆のパスタ」…お腹がいっぱい過ぎて少しだけいただく。小ポーションでこれはイイかも。

 

 

ただし、デザートは別腹に。「モンブラン」の下にはアイスクリーム、周辺には板状のメレンゲ、これがフォーク休めでアクセントになって思わずフォークが進む進む。別々の構成物ながら全体がまとまっても単体でも美味しい。

 

 

プチフールで出た「コーヒー入り干菓子」も食べさてもらったが美味しいくてかわゆいワン。

 

夜も女性客を中心にほぼ満席。同じ日の朝晩両方来る人も多いとか。

代々木公園っぽいオシャレでカジュアルな店で、奥様は大ファンだそう。

 

 

さてブランチ後、代々木八幡にポタポタ散歩。

 

 

 

今日は、その後また代々木公園へも行って散歩をしまくってくださった。嬉しいワン。

 

 

 

公園に行く途中のパン屋さんB「イエンセン」に寄って人気のデニッシュをいくつか購入。

ここのご主人デンマークでパン作りを学んで来たらしい。

 

 

ロースハムペストリー(税込189円)、ショコレーゼホーン(=カスタードクリームとチョコ、税込268円)、ブローベアスタンダワー(=ブルーベリーの入ったペストリー、税込235円)

 

 

 

夜は坊ちゃんも代々木八幡で食事とのこと。

「おわん 代々木八幡店」という代々木八幡のカジュアルな小料理屋さん。

 

 

奥様もたまに利用する。本店は池尻にあってミシュランのビブグルマン獲得店、でその店の姉妹店。

 

 

坊ちゃんはお店の方に「ハマグリの菜の花の酒蒸し」、「国産たけのこ炭焼き」、「熊本直送馬刺し」がオススメ…と言われて、まずは素直に注文。

 

 

 

その他、そら豆、刺身、黒豚シュウマイ、スルメイカの沖漬けなども注文。

どれもそこまで料理加工しているわけではなく、素材を活かし、少し手を加える程度だが、間違いなく美味しい。器も良い感じ。

 

 

そうそうお通しの自家製手作り豆腐は豆腐屋からにがりを仕入れて作ったモノ。そのまま食べても美味しいが塩をパラっと掛けて食べても美味しい。あとで坊ちゃんが持って帰って来てくれて食べさせてくれたワン。

 

代々木八幡、代々木公園、代々木上原はリーズナブルな価格で小洒落た美味しいお店が多い。TPOに合わせて都心と使い分けると使い勝手が良さそうだワン。

 

 

さて奥様とチャコさんは「アルドアック」へ。

 

 

リーズナブルにスペイン料理が食べたくなって、何人かから薦められたお店。

 

お店の名前「アルドアック」はバスク語でワインの意。

カウンターのみで8席。シェフがひとりで料理とサーブ。

3ヶ月ごとに変える郷土料理をテーマにしたコースは5000円、シェフのおすすめのコース、7500円の2本。

7500円コースにしてみたが、この日は羊肉がメインだと言うので、チャコさんががイマイチ得意としないため、ふたりともウズラに変更して、食事スタート。

 

 

 

アミューズは「オリーブ、牛の生ハム」…生ハムは牛なので、ややジャーキーのような味。

 

 

ひとつ目の前菜は「イチヂクの上にイベリコ豚のパテ、ブラザーダ(=炭火でコトコト煮たイメージ)したイベリコ豚のパテ。ソースはバルサミコ、はちみつ」…手間がかかっている料理だがペロリ。美味い。

 

 

「アホブランコ=白いガスパチョ」…アンダルシア地方の郷土料理。ニンニク(アホ)とアーモンドで作る冷製スープ。中にぶどう(この日は、シャインマスカット)が入っている。

 

 

「カマスの炙り」…カマスの下に大根の酢漬け、横にカリフラワーはカボスで色つけ、ややに苦めに仕上げたひと皿。

これ実はカマスひとつ食べた後の写真。ゆえに2切れ本来はあります。

 

 

カナリア諸島の料理だそう、ニンニクとクミン、パクチーソースで味つけ。ややタイ料理風。なんともエキゾチックな美味しいひと皿。

 

 

甘鯛に、赤カブ、ホタテ、つぶ貝など一緒に。

ソースは刻み野菜、あさりビネガー。いい匂いだワン。

 

 

伝統的なスペイン料理「ミガス=パンくず」とニンニク、自家製マヨネーズ、

焼いたヤリイカ、イカ墨とワタをはんぺん状に、魚介のスープをかけて食べる一品。

なんとも美味しい料理。口の中の記憶に残る料理。ワタシも後で食べさせてもらった。

 

 

魚は「アカハタ」。生ハムからとったソースを掛けて食べるひと皿。

 

 

定番料理=赤ピーマンの中に海老などをペースト状にしたものを詰めた一品。横には椎茸。バルサミコを使ったアイオリソース

 

 

イカスミのお米料理=パエリア風。これ美味しくて、食が進みすぎる。横のアイオリソースは好みで使う。

 

 

米料理の後に、メイン。

変更した「うずらの煮込み」…肉は柔らかく、骨まで齧れるほど煮込まれている。優しい緑インゲン豆が副菜。

 

 

デザートにチャコさんは「赤ワインで煮込んだ洋梨のコンポート、アニスアイスクリーム添え」

奥様は「ベイクドチーズケーキ、にカリンのジャム」…トロける味わいで、これだけでも売って欲しい。

 

 

今回、お茶は「元々はちみつの入ったハーブティ」…少し甘ったるいが、疲れが取れそうだと、奥様。

 

 

全体にシェフのセンスと腕の良さを感じる。彼の腕前でもう少し高級な食材の料理も楽しんでみたい気がした。もちろん、今のような町の手軽なスペイン料理屋さんとしてもありだが、代々木八幡という土地柄か若い客層、女性が多い。

 

ここに来て奥様がしばらく行けていない紹介制のフレンチ ete(エテ)の事をチャコさんに話し始めた。冬のある日に行った時の話だが、超人気で今ではもうなかなか入れない。とにかく美しく美味しく、全てにサプライズがある。

 

 

まずは「桑の葉を練り込んだ塩味のタルト」。北海道の雲丹さらにはその上に燻製のかかったチーズをかけて。。手で持って食べる一品。上品に美味しい、、、

 

 

「白子と下仁田ネギと蟹とカリフラワー。オレンジ色はカラスミ」、

白子の日本酒とともに。。これがペアリングとして抜群。まるでスープのような美味しさ。。奥様、覚醒したそう。

 

 

「千葉県産アワビ、秋茄子、下には千葉のお米をアワビの肝でリゾット風に」、

 

 

「脂抜きしたフォアグラと白菜とカブラで。上にはたっぷりのトリュフをかけて」、

 

 

「ぐじ(日本海側で獲れる赤甘鯛)、ふきのとう、コンソメで取った出汁で」。ふきのとうがいい味を出していてオトナの美味しさ。たまりません。

 

 

「鹿のロース芯、ソースは天然の舞茸で」。700グラムのブロック肉を焼き上げて400グラムにまで削ぎ落とした一品。見事な火入れと旨味が引き出されている一品。

お腹がいっぱい気味だったので無理かなと思っていたのに、美味しすぎて、ペロリといってしまった奥様。

 

 

デザートは「みかんのシャーベット。アイスクリーマーでまわしたて出来立てシャーベット」。

ヤバい。レベルが違う。出来立てにこだわるシェフのこだわりがそのまま味に出てくる。

美味しすぎる。

 

 

デザート2品目。

「タルト生地を北海道陣内の国産マンゴーと」。キレイで軽くて、美味しくて。これも体験したことのない美味しさ。食べたのに、スーッと体に溶けて行く感じ。エテの特徴的デザート。

 

美味し過ぎるだけでなく、体に良さそうな料理たち。奥様大感動の一日だったみたいでその日のウキウキぶりはワタシもよ〜く覚えてるワン。チャコさんも行きたそう。

 

 

さて一方、坊ちゃんはと言えば「おわん」で食べた後、さらにもう一軒寄って行く事に。

「餃子の福包」

 

 

東京に5店舗展開する餃子専門店。

安くてかなり美味しい。

この日は晩御飯会食の後にこの店に男友達3人で訪問。

 

 

 

でもチューハイのおともにオツマミの肉味噌もやし(250円)、キュウリ(250円)、餃子20個(870円)、追加でスープを注文。

 

 

スープが70円って…。日本ですか、ここ?って安さ。

 

餃子は野菜たっぷり。ニラニンニクのありなしの選択肢ありでこの日も坊ちゃん、翌日会議で重鎮に会うため悩んでいたが、食べてしまった、ニンニク入り。

 

焼き餃子は皮の焼き具合の色もいい感じの焦げ具合、食感はパリっとして、アンを含めて軽〜い食感でパクパク行ってしまう。

この日は飲んで食べて3人で3000円強。ひとり約1000円。

コスパ最強。これは食べたくなるはずだワン。

 

ここの餃子、昼でも夕食後の追い夕食にも、夜食にも良い。家の近くになくて良かった。

あったら坊ちゃん食べに行きすぎて太るワン。

 

今回のお散歩はここまで。お散歩いっぱいしたから次は奥様のお好きなところにお付き合いするワン。

 

* 文中に出てくるBはパン屋さん、数字を囲む◯は昼間の利用、⚫️は夜利用を表すワン!

この情報は作者とボンの散歩時点のものであり、変更が起きている場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。

 

 

川井潤  食関係含めた幅広いプロデューサー

食に限らず多くのプロジェクトを手掛ける。テレビ番組「料理の鉄人」企画ブレーン(1992年~97年)。地域や食のため世界中に出向く。ほぼ外食生活。食べログフォロワー数日本一。食雑誌dancyu等、執筆多数。

https://tabelog.com/rvwr/kawaijun/ 

https://magazine.tabelog.com/articles/author/kawai_jun

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