美的 Life Style by 花千代2018/3/22

 

上海にオープンしたばかりのホテルベラッジオの一階に今月開業した日本料理くろぎの空間アートスタイリングを担当させていただきました。

前回のブログで書いたようにKazz Morishita氏のアート6点を第一弾として納めさせていただきましたが、他に洗面所やショップのガラスケースの飾りとして絵や写真でないものが欲しい、とのクライアントからの要望があり悩んだ末に考えたのが水引き、でした。

 

 

 

今回空間デザインを担当された隈研吾氏の内装は黒を基調とした色でダイナミックかつモダンな印象ですが、壁部分を覆っているマテリアルの黒は和紙であり、数奇屋を現代のフィルターで再構築したような個室やショップ部分の白木の枠組みなど、やはり随所に和のエッセンスが感じられるので、日本の伝統工芸のひとつである水引きをモダンにセッテイングした白木の額に収めるアートを提案したところ大変気に入っていただけ、実現の運びとなりました。

ショップでディスプレイされている漆蒔絵のお道具類との取り合わせの相性もよく、サイズ感でいえば決して大きなものではないのですが、やはり伝統工芸の手仕事の素晴らしさ!

 

金銀水引きで作られた鶴、金粉まぶしの緑地の松や竹なども立体感があるので、とても存在感ある作品となりました。

 

 

 

 

今回オリジナル水引きを工房で作る手配をしてくださったのが株式会社京鐘の辻 星野さん、そして届いた水引きを額の中に個々のバランスよく配置したものを留めて仕上げてくださったのがメイクアップアーチストのスカーレットさん。

お二人のご協力にあらためて感謝しています!

 

 

花千代 フラワーアーティスト
パリにて4年間フラワーデザインを学ぶ。
帰国後、CMや映画のスタイリング、イベント装花や店舗ディスプレー、ホテルのフラワーアートディレクションなど多岐わたって活躍。
2008年洞爺湖G8サミット公式晩餐会会場装花、2013年オランド仏大統領総理官邸公式ランチョン、APEC総理公邸晩餐会で和のテーブル装花なども手がける。
2013年、2015年と夏目漱石原作芝居「三毛子」と「「こころ」の舞台美術を、2016年新作「乙姫さま」の舞台美術をそれぞれ三越劇場にて担当、テレビ東京「ソロモン流」NHK「グランジュテ」などTV出演、ジュエリーや家具、シューズデザインなどコラボワークも多い。
近著に「花千代流テーブル&フラワースタイリング」誠文堂新光社

Hanachiyo Flower Design Studio  http://www.hanachiyo.com/

https://www.facebook.com/Hanachiyo

 

 

 

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