世界の住居スタイル2018/3/17

夫の赴任に同行してシカゴ郊外に住み始めて早6年目となりました。20代に送られたイギリスに続き、2回目の海外赴任です。

 

シカゴはアメリカ中西部に位置し、緯度は北海道ほどで、Windy Cityの名を取る風の強さと冬の寒さは有名です。マイナス20度くらいまで冷え込む日が毎年数日から数週間はあるでしょうか。長く厳しい冬の間に住民の口からでるのは雪や寒さへの愚痴ばかりですが、いったん春が訪れ、木々が芽吹きだすと人々の表情は一変。冬に完全にリセットされた新緑は本当にまばゆい美しさ。降り注ぐ太陽と風が心地よい短い夏の間、人々はわいわいとレストランのテラス席を陣取り、ゴルフに興じ、夕暮れ時はどの家の庭からもBBQの香ばしい煙が立ち上ります。毎年繰り返されるこのダイナミックな季節の変化がシカゴ暮らしの一番の醍醐味でしょう。

 

 

私達の住んでいる街はダウンタウンから車で40分ほどの郊外です。高層ビルが立ち並び天空にスカイラインを描くアメリカ第三の都市であるシカゴへ通勤圏内にもかかわらず、人々も暮らしぶりも驚くほど素朴でのんびりとしています。

 

我が家は夫と猫サイズのトイプードル、ティノとの二人と一匹家族。

去年引っ越したばかりの現在の住まいは2ベッドルームの3階建てタウンハウスで、1階がガレージとプレイルーム、2階がLDK、3階がベッドルームというこちらでは比較的コンパクトな間取りなのですが、新築と日当たりのよさが気に入って決めました。

 

実はシカゴで4軒目の住まい。引っ越しは毎回大変ですが、コンドミニアムから大きな一軒家までいろいろなアメリカの住まいを実体験できたと思うと悪い事ばかりではありません。ダウンタウンでは高層コンドミニアムが主流ですが、郊外では一戸建てとタウンハウスが大部分を占めています。特に戸建ての快適性を持ちながら、芝刈りや雪かきなどの家周りの手入れを全て管理組織が行ってくれるタウンハウスは手間がかからないので人気ですね。

またこちらでは新婚時代はタウンハウス、子育て時代は一軒家、老年時代はコンドミニアム、などとライフスタイルの変化に伴い住まいを変えるのが一般的。とても合理的です。

 

 

こちらはセントラルヒーティングが完備されているので冬でも室内は24時間快適温度です。

日焼けを心配するほど光が射しこむキッチンで、お料理をしたりネットをしたり過ごすのは一番のお気に入りの時間。窓の外はマイナス気温ということをつい忘れそうになります。

 

 

 

リビングはモダンな家具でまとめました。白い壁を生かしてもっとたくさん絵を飾る予定。アメリカはインテリアグッズも安くて面白いものが多いのでいろいろ楽しめますね。

 

 

1階のプレイルームは主に夫の縄張りです。普段過ごすリビングやゲストの動線から隔離されているので、音も散らかり具合も気になりません。

 

 

ベッドルームにはそれぞれゆったりとした広さが取られており、バスルームもそれぞれについているので、お互い気兼ねせず自分のペースで過ごせるのが贅沢です。

 

 

アメリカ人の自宅で過ごす時間を大切にする姿勢はとても参考になります。イースターや感謝祭、ハロウィン、クリスマスなど季節ごとのイベントも多く、バースデーなどもテーマに沿った徹底した飾り付けには驚くばかり。その代り食事は実に、驚くほど、簡単なものばかりですが(笑)。市販品を活用して上手に飾り立てた空間で家族や友人と賑やかな会話を楽しむ、それが彼ら流の楽しみ方。

日本人はすべてに気を遣いすぎてちょっと疲れてしまうところがありますよね。集まって一緒に楽めればそれで全て良し!というアメリカ人の気楽なおもてなしからも、ちょっと学ぶところがあるかもしれません。

 

 

 

Reported by うぃんちる(Windchill-風の強いこちらの天気予報で良く使います)


ゴルフとワインが大好きなアラフィフ駐妻。在米6年目。昨年CPAを取得し、現在は米系会計事務所にて見習いアカウンタントとして日々奮闘中

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