美的 Life Style by 花千代2017/12/22

 

引っ越し後、家具も収まり、照明やカーテンなどファブリック類も選び抜いたイメージのものを取り付けても何か物足りない。どうにかしてインテリアに自分らしい雰囲気を加味したいけどどうしたらよいでしょう? とお花の生徒さんや友人たちから相談を受けることがあります。

 

 

確かに好きな家具を設置し、絵などのアート類を壁に飾り終えても、どこか雰囲気に欠ける…場合はあります。 そこで重要なのがオブジェ類。雰囲気(ambiance)というのは1個1個の単体のモノで作るものではなく、自分の好きなオブジェ、雑貨などを連続して空間に投入した場合の全体像から醸し出されてくるストーリーであり空気感なのです。

 

例えば自宅キッチンの食器棚にはティーカップやポット、デキャンタ類を置いていますが隙間に鳥のオブジェ2体と木製デコ英文字のEATを飾っています。

実用的なキャビネットが、オブジェ3個を置くだけで、雰囲気のあるコーナーになっているのがわかります。

 

 

 

暖炉周りにも、いろいろ好きな雑貨やオブジェを並べていますが、山荘という周囲の環境もあり動物ものを中心に、旅先でみつけた寄木細工の球体や、バリ島で買った貝殻のオブジェ、エーゲ海はクレタ島で発掘された紀元前の白い像のミュージアムレプリカや蚤の市で買った錆のでた王冠など小物類を加えて好きな世界観をつくっています。

 

 

 

オブジェは何も高価なものである必要はありません。

もちろん経済的に余裕のある方は、世界的価値のあるアートのコレクションなどでインテリアを彩るのは素晴らしくステキです!

アイアンの枝のオブジェは以前、小さなガラスの花器をつるしてフラワーベースとして使っていたものですが、今ではククイナッツで作られている10$土産としてハワイの定番のレイネックレスをラフに引っ掛けて楽しんでいますし、アイアン棒には葉サンゴといわれる葉っぱの静脈のような美しいフォルムを持つ黒葉サンゴをワイヤーで止めたものを飾ったりもしています。

 

 

また貝殻など細かいものや、フォーカスして見せたいモノがある場合、私がよく使うのはガラス製ドームです。

どのようなアイテムでもドームの中に入れてしまえば、あら不思議!

お洒落に素敵に見えてきます。

 

 

 

こうして見ると、山荘のオブジェは動物、貝殻や木の枝、葉っぱ、など自然界からインスパイヤされたものや、好きな球体モチーフとガラス&アイアン素材のものなどテーマを絞って選んでいるのがおわかりでしょうか?

 

さて、ストーリーを感じさせる小物、雑貨、オブジェ選びで、さらにインテリアの上級編であるambianceな世界観を表現してみてください、世界でたったひとつのあなたの居心地のよい空間のために☆

 

 

 

 

 

花千代 フラワーアーティスト
パリにて4年間フラワーデザインを学ぶ。
帰国後、CMや映画のスタイリング、イベント装花や店舗ディスプレー、ホテルのフラワーアートディレクションなど多岐わたって活躍。
2008年洞爺湖G8サミット公式晩餐会会場装花、2013年オランド仏大統領総理官邸公式ランチョン、APEC総理公邸晩餐会で和のテーブル装花なども手がける。
2013年、2015年と夏目漱石原作芝居「三毛子」と「「こころ」の舞台美術を、2016年新作「乙姫さま」の舞台美術をそれぞれ三越劇場にて担当、テレビ東京「ソロモン流」NHK「グランジュテ」などTV出演、ジュエリーや家具、シューズデザインなどコラボワークも多い。
近著に「花千代流テーブル&フラワースタイリング」誠文堂新光社

Hanachiyo Flower Design Studio  http://www.hanachiyo.com/

https://www.facebook.com/Hanachiyo

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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