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ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店2017/12/1

ワタシのご主人はこの家の奥様。毎日のようにワタシを散歩に連れて行ってくださる。

そしてご自身は美味しいレストランで毎日のように食べ歩き、カフェでコーヒーを飲み時々ケーキも食べ、その街の美味しいパンを買って帰る。たまに奥様のダンナ様もご一緒する事もあるが回数は限られている。そしてその日の食事報告をワタシに逐一してくださる。たまに私の食事分もドギーバッグに入れて持って来てくださる。。

あっ、私の名前はボン。オスのコッカースパニエル、4歳。

 

 

 

さて13回目のお話は「三軒茶屋、太子堂」エリアの話。

世田谷区は自転車事故が都内でもっと多い区域と言われるだけあって、三軒茶屋も自転車だらけ。ワタシも散歩の途中で何度も危ない目にあったワン。

 

今日はゆっくりお昼の食事からスタート。

店は「イサーンキッチン」というお店。

 

 

店名にイサーンという名前だけが付いているだけにタイのイサーン地方の料理が売りかと思いきや、ガイヤーンなどタイ全国の料理が用意されている。

 

折角だから、イサーン地方のメニューの中からセレクトしようと奥様…シンキングタイム…。

 

 

着席したテーブル上には沢山の置物とお酒。雰囲気はある。メニューには店の中はお酒昼からチムチュム(イサーン地方の鍋)の用意もあれば、王宮料理の「海老味噌炒飯」もある。迷うが、結局、「カオパットラープガイ」をオーダー。イサーン料理風の鶏ひき肉をハーブで和えて、炒飯としてオリジナルに仕立てたもの。期間限定メニューで、定番メニューではないんだそう。

 

 

ワタシも分けてもらって食べてみると、美味い。そしてスパイシー。パクチーはじめ、軽く炒めたキャベツ炒めが入るが、ごはんの食感とこれらのシャキシャキ感の食感バランスがなんとも絶妙で美味。いつの間にか、汗だく。ワタシも肉球に汗かいた…でも気持ちいい。店はピッチャー容器のハーブの入りの冷たいお水が用意され、これもまたナイスバランス。

 

 

ランチセットには、酸味のちょうど良い「スープ(小海老2尾入り)」と不思議な「玉子の入った春巻」そしてデザートに「タピオカ」が付いてくる。これで税込950円。

夜はお邪魔したことがないので、この味のレベルなら、夜も来てみたい ワン。

 

 

昼食後、今日の夜おやつと、明日の朝食用に「イサーンキッチン」から数メートルのところにあるP「ブーランジェリーボヌール」へ。

 

 

この店では、会計時にお店の方はお金を触らない機械式。

なるほど、最初こちらも戸惑うが、合理的。前にいたおばあちゃんもちゃんと操作できていた。

 

店内は広くはないが、絶えずお客さんで賑わっている。

 

 

ヴィエノワズリー系「クロワッサン」、「食パン」が人気のワン 、ツー。

 

NO3は「ショコラ」…菓子パン系では1位人気だそう。

これは、表面に近いところにチョコがビッシリ。おやつとしては最高。

 

一応奥様は人気1位~3位は買っている。ミーハーだ ワン。そのクロワッサン、あとで食べさせてもらったが外はサクサク、中はバターたっぷりの豊穣な味。食パンはトーストにしたら、ほんのりした甘さが特徴で、なかなかのモノ。

 

 

それと、お店の名前にもなっている「ボヌール(=しあわせ)」になれると店が言う「カレーパン」、これも人気。1個280円と値が張るがフルーツの甘さと牛肉ごろごろ、外側はパン粉がサクサクと揚げられた仕上がりで生地はふわふわ。かなり美味い。

 

ショコラパンも和栗パンも中身は写真のような色と構造。

シーズン物の「和栗餡」もこの時期ならではの絶品。美味しい甘さでおススメ。

 

 

駅までポタポタ歩いて、246通りに出たところで奥様は待ち合わせしていた。

C「自家焙煎珈琲 蔵味」へ。

 

 

待ち合わせ相手は新婚さんの奥さんの柳葉さんだった。柳葉さんから新婚生活の話を聞き出そうとしている。彼女の旦那さんはやり手のプロデューサーのようでグルメだそう。間の取り方が抜群という評判なのだが時々魔がさすこともあるらしい。その旦那さんと少し前に行った三軒茶屋駅から歩いて10分程度のところにある「ナティーボ」と言う店の話で奥様と盛り上がってきた。

 

 

この店のシェフは以前ペルーの有名料理店で腕を振るっていたシェフ。三軒茶屋の店はプレオープン状態でシェフの知り合いしか予約の取れない仕組みのレストランだった。奥様もワタシもその時ペルー料理をいただいたことがあった。とにかく絶品揃い。例えば、魚介類のマリネ「セビーチェ」。奥様とワタシは実は昨年実際にペルー旅行したことがあるが、ナティーボの方が圧倒的に美味しかった印象がある。

上がナティーボ、下がペルーのある店のセビーチェ。

 

 

 

 

 

この「ナティーボ」、最近はトラットリア様式のイタリアンに業態変更したようで、少し変わったそう。

 

 

 

 

コンセプトはイタリアの家庭料理。玉ねぎやお芋など、家庭に普通にある食材を手間と時間をかけて提供する、そしてパスタも絶品と柳葉さんは絶賛。奥様と今度また行きたいワン。

 

 

あ、おしゃべりに夢中になりすぎて、このC「自家焙煎珈琲 蔵味」の一番人気の「チーズタルト(税込232円)」を食べ忘れてた。生豆と焙煎にこだわる蔵味ブレンドコーヒー(税込389円)で、ほっとひと息つく。

 

 

セットにすると合計564円とお得になる。

チーズタルトはやや塩味が強めながら、コーヒーと一緒に食べると中和して美味しい。

 

 

三軒茶屋駅あたりはカフェ激戦区であるが、チェーン店にありがちな喧騒から逃れて、ゆったりした椅子でくつろぐには、この場所はお手頃値段。

 

奥様と柳葉さんはここで夕方までゆったりなさったが、この街は駒沢公園くらいまで足を伸ばさないと公園らしいところも少なく、ワタシはゆったり散歩というわけには行かない。おっと、また自転車とぶつかりそうになった、危ない危ない。

 

路地裏など結構面白そうな店が多い町、散歩をするのも楽しいワン。小一時間町をポタポタ散歩する。

 

 

 

 

メールが今、奥様に届いていたが、同じ三茶に坊ちゃんも今晩、友達と来るらしい。

焼鳥を食べに行くんだとか。

 

奥様は今夜は柳葉さんと沖縄料理へ。先ほどランチした「イサーンキッチン」の近く。

そろそろいい時間なのでお店に向かう。三茶の茶沢通りを歩いて5分程度。

 

 

入口が少し分かりにくいが店の名前の「我如古(がねこ)の看板が出ていて、そこを2階へ上がって行くと、そこは沖縄。

 

 

店内も肩肘張らず、わいわい状態。どうやら3周年らしい。

 

 

 

「島らっきょう」や「ミミガー」のメニューにも惹かれたのだが、とりあえず珍しい食材からオーダーすることに。

 

 

ドリンクはこの時期にある生シークヮーサーを使った「生シークヮーサーサワー」からスタート。

 

で、最初のお通しは「揚げ島豆腐、大根、おひたし」…出汁が効いている。

 

 

オーダしたのは「島サラダ」。構成されている野菜は栄養価の高い「苦菜」、「半玉」、インゲンの仲間の「アゲツルマメ」、「島おくら」、「島人参」。苦菜と半玉のサラダは葉っぱを食べているように青々とした匂いで野生にかえるかのような気分。

 

 

鰹節の味が効いている、「ゴーヤーチャンプル」は軽~い味付けで優しい。

 

 

「ラフテー(豚の角煮)」は箸を入れるとほろっと崩れるほどの柔らかさ、そして脂のトロトロがたまらない。

 

 

「アーサーのだし巻き玉子」アオサの香りがいい感じに優しく、美味しい。料理と料理の間の箸休め的に食べるといい脇役効果抜群。

 

 

「軟骨ソーキ肉の唐揚げ」、これまた骨までトロトロになるまで何時間も煮込んだものを揚げたもの。コラーゲンたっぷり。ワタシも分けてもらって食べたので、明日の肉球はスベスベかも。

 

 

「ソーミンチャンプル」は沖縄ソーメンを塩でさっと味付け。具にはツナとアサツキとシンプルなもの。シンプルに美味しい。

 

 

珍しい「八重山丸麺」を塩焼きそばにしたもの。平麺はそれ程珍しくはないが丸麺は東京では奥様も見たことがないと言う。具にはニラ、キャベツ、スパム、紅生姜、もやしが入り、食べやすくて美味。ワタシも好き。

 

ひとり4000円程度で手軽な沖縄料理が三軒茶屋で食べれるのは嬉しいワン。

店内はサラリーマン、OLさんで大にぎわい。店の人も、色々説明して下さり親切。

隣の席に座っていた人とも会話になり、どれが美味しいかのメニュー談義に花が咲いた。

「いちゃりばちょーでー 」まさに沖縄の方言で「出会ったら兄弟」の意に合うお店。

 

沖縄に行きたいけど忙しくて行けない人にも沖縄気分を味わえるお店。

 

 

さて駅の方に歩いて行くと、ほろ酔い気分で坊ちゃんと彼女のカコちゃんが気持ち良さそうにふらふら歩いて来る。どうやら焼鳥屋さんというのはビブグルマンの「床島」の事らしい。

少し客層が若いが、奥様も前から行きたかったので、食事の内容を根掘り葉掘り聞いている。

坊ちゃんも面倒臭そうにしながらもちゃんと答えている。

 

 

坊ちゃんは税抜き4500円の「焼鳥コース」を注文したそう。

 

 

他には軽めの4000円コース、フルコースが5000円、2日前に予約の必要な水炊き鍋コース5000円があるんだそう(いずれも税抜き)。

 

乾杯後、出てきたのは前菜。「鳥さしのなめろう、玉こんにゃく、など」まずは酒のアテから。

 

 

続いてラディッシュや胡瓜など、茨城県の軍兵六農園の自然栽培、栃木県益子町の無農薬有機野菜、を使ってのサラダ。なんだか野菜にこだわってくれていて体にいい感じがする。

 

 

 

 

続いてメインの焼き鳥、基本は6本。追加は様子を見つつと思ったが一本一本がボリューミーだったので結局追加しなかった。カコちゃんと別々に頼んだ焼鳥を少しづつシェア。9種類食べることになった。仲の良いことだワン。

 

頼んだ焼鳥は、ハツ、ひざ軟骨、ししとう、せせり(首)、食道、みたらし(うずらの玉子)、手羽、つくね、味噌ホルモン。

 

 

 

つくね、食道、うずらの玉子、味噌ホルモンはマストアイテムだと、坊ちゃん。余程気に入っている様子。ちゃんと、ワタシ用にもドギーバッグに詰めてひとつづつ持って帰ってきてるではありませんか…。良い子に育ちましたね、奥様。

 

 

ここで、閑話休題って感じで「トマトの三杯酢」が出たそうだが、意外な展開で口の中を一旦スッキリさせる役割があったんだそう。

 

 

〆には「鳥そば」を。鳥のコラーゲンたっぷりの白湯スープで。ワタシも分けてもらったがとろとろスープで美味しかったワン!

ひとり3杯程度お酒を飲んで、おおよそ7000円見当だそう。

 

この日も客はひっきりなしに入れ替わり、人気ぶりが良く分かったという。予約は必須。カウンターのみの店。

 

さて、今週はこのへんでお終い。実は奥様、三軒茶屋に来て食べているうちに、あそこにも行きたい、ここにも顔ださないと、と言い始め、来週も三軒茶屋になりそう。また別の切り口が出てくると思うのでお楽しみに。

 

 

* 文中に出てくるBはパン屋さん、Sはスイーツ、Cはカフェ、数字を囲む◯は昼間の利用、⚫️は夜利用を表すワン!

この情報は作者とボンの散歩時点のものであり、変更が起きている場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。

 

 

川井潤  食関係含めた幅広いプロデューサー

食に限らず多くのプロジェクトを手掛ける。テレビ番組「料理の鉄人」企画ブレーン(1992年~97年)。地域や食のため世界中に出向く。ほぼ外食生活。食べログフォロワー数日本一。食雑誌dancyu等、執筆多数。

https://tabelog.com/rvwr/kawaijun/

 

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