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美的 Life Stye by 花千代2017/11/27

3年続けてのクルーズ旅行での経験からDress codeというものを新しい視点で捉え直すことができました。

 

日本でDress codeというと、ブラックタイなどの正装が思い浮かびDress codeが指定されるパーティなどはある程度、オフィシャルな集まり。。。

というイメージがあるのではないでしょうか?

 

 

しかし、【ドレスコードがあること】は決して【正装】ではありません。

【ドレスコード】はその時、その場所での服装の決まりがあります、という事です。【ドレスコードがデニム】という事もありますし、パジャマパーティーならば招待状のドレスコードは【パジャマ】です。

そして何のためにDress codeがあるのか、というとその場を最大限愉しんでもらいたい、という主催者のおもてなしの気持ちの表れなのです。

会場の設え、インテリア、料理、エンターティメントなどテーマに沿った拵えをしてもゲストの服装がちぐはぐでバラバラですと、せっかくの趣向も盛り上がらず、絵としても美しくありません。

Dress codeは参加する側としても、主催者に敬意を表し、愉しくその場に参加するためのパスポートといえるでしょう。

 

 

【ブラックタイ】【ディナージャケット】【ダークスーツ】【タイ】【ジャケット】【スマートカジュアル】【カジュアル】これらが一般的なドレスコードです。

【ブラックタイ】や【ディナージャケット】ならば女性はそれぞれの格に合わせた着物、ロングドレス、カクテルドレス等になります。

 

クルーズでは毎日Dress codeが指定されるので、ある意味お洒落のよいトレーニングになりました。

 

 

毎朝、自分の国の朝刊とともにクルーズ新聞が届けられます。

その日に上陸する港や街の情報、yogaやダンス、ポーカーや、アフタヌーンティー、劇場でのプログラムなどの様々な情報と、そして夜の船上での

Dress codeが記載されています。

Dress codeがinformalですと、男性はジャケットでタイのあるなしはオプションで、女性は軽めのワンピースやパンツスーツになり、以下のような注意が添えられます。

No shorts or flop type footwear  after 18:00 in indoor venues

 

 

夜行くレストランのインテリアを意識しながら、Dress codeのお洒落を表現するというのは私にとって愉しい服選びの時間でした。

 

 

 

 

和食レストラン 「KAISEKI」の夜はDress codeがinformalだったので、白の軽めのワンピースに浴衣用の帯をくずし蝶々結びで締めて、靴も忍者をイメージした網目のヒールをチョイス。 さらにフェザーのヘッドDressと、クリスタルがあしらわれたクラッチバッグをコーディネートしましたら、レストラン中のゲストからブラボー!の声がかかりました。

やはり人の目を愉しませるというのは、お洒落の醍醐味です。

ワンピースに帯というのは、かなりな冒険スタイリングですが、モダンな和のインテリアにぴったりと思ったので遊び心満載で挑戦してみました。

 

 

食事のあとはシガーバーへ。

浴衣帯の柄が、タバコを吸う唇だったので、これもインテリアとの関連性がありシガー愛好家のフロリダから来たおじ様たちを嬉しがらせました。

いろいろなゲストから、そのベルトはどこで買えるの?と聞かれましたが、この帯はポップな柄の浴衣や帯を作っている月影屋さんのデザインです。

 

 

 

またこちらはレストラン「INDOCHINA」へ行ったときのスタイル。

エスニックフュージョンの店内はアジアと中近東のミックスのインテリア。

モロッコ製のビンテージカフタンドレスで民族調のベースを作り、アクセントはAsianテイストのラタン素材のクラッチを。

普通のラタン製のバッグでは平凡なので、金のアリゲーターが飾りで付いたクラッチを選び迫力とゴージャスさを加え、ヘッドドレスはカフタンの刺繍の色と同じトーンでまとめています。

 

 

私は年間を通じて色々なパーティを企画していますが、ボージョレヌーボーパーティは毎年テーマを決めて開催していて、自分でも楽しみにしているもののひとつです。

今年のテーマは「華麗なるギャツビー」でした。

何もない撮影スタジオに20年代風の寝椅子や円柱、天蓋を運び込み、花、レースやチュールなどで飾りつけゲストをお迎えしたところ、ほぼ全員がDress codeのギャツビーファツションで参加してくれたのには感激しました!

 

 

 

 

 

皆さん、言葉を失うくらい完璧なギャツビースタイルです☆

ファッションのおさらいに映画「華麗なるギャツビー」を2回も観てきたという方も! 笑

 

さて、Dress codeとインテリアの相乗効果、背景のインテリアあってこそ活きる、活かせるファッションというもの。

本当の意味でDress codeを表現するというのはモードの歴史や建築、美学まで踏み込んでいくので、若者にはなかなか追求できない、奥深い大人の遊びではないでしょうか。

 

 

 

 

花千代 フラワーアーティスト
パリにて4年間フラワーデザインを学ぶ。
帰国後、CMや映画のスタイリング、イベント装花や店舗ディスプレー、ホテルのフラワーアートディレクションなど多岐わたって活躍。
2008年洞爺湖G8サミット公式晩餐会会場装花、2013年オランド仏大統領総理官邸公式ランチョン、APEC総理公邸晩餐会で和のテーブル装花なども手がける。
2013年、2015年と夏目漱石原作芝居「三毛子」と「「こころ」の舞台美術を、2016年新作「乙姫さま」の舞台美術をそれぞれ三越劇場にて担当、テレビ東京「ソロモン流」NHK「グランジュテ」などTV出演、ジュエリーや家具、シューズデザインなどコラボワークも多い。
近著に「花千代流テーブル&フラワースタイリング」誠文堂新光社

Hanachiyo Flower Design Studio  http://www.hanachiyo.com/

https://www.facebook.com/Hanachiyo

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