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美的 Life Stye by 花千代2017/11/21

 

10月は南米クルーズの旅をしてきました。

フロリダのフォート・ローダデールの港から出航し18泊かけてチリの世界遺産の港町であるバルパライソ(Valparaíso)で下船。

世界の物流を担う二大運河のひとつであるパナマ運河を通り大西洋から、太平洋へでてさらに5カ国にまたがる旅でした。

 

 

 

今回乗ったのは世界最高峰のクルーズラインとして名高いイタリアに本社があるSILVERSEA。

去年と一昨年2年続けてSILVERSEAのSilver Spiritに乗ったのですが、今回はこの春就航したばかりの新型船Silver Museに乗ってみました。

SILVERSEAのラインとしては船が10隻あるのですが、このMuseが最大規模を誇ります。

乗客定員596名に対して乗組員411名というのは、かなり手厚いスタッフ群で専属バトラーは一人で約6部屋を受けもつそうです。

 

 

乗船すると早々にウェルカムシャンパンを渡されそのまま部屋へ。

今回はフロリダからの乗船なのでアメリカ人多く約40%、その他はヨーロッパ35%、ロシア系5%、ブラジル南米系10%、インド系3%あとは少しのアジア系といったところでしょうか。

日本人はロンドン在住のカップルと、ジャカルタ在住の男性と私の4人だけでした。

クルーズの乗客はやはり国際的な人種の縮図といえます。

 

部屋のカテゴリーはいくつかありますが、私が選んだ部屋はシルバースィート。

 

73㎡の広さには

■プライベートベランダ、パティオ家具

■タブ付きバスルーム ■セパレートシャワー■洗面台2個

■キングベッド■ダイニング&リビングエリア

が美しいバランスで配置されています。

 

 

 

やはり万人に好まれるインテリアトーンというのはあるものです。

カーテンやソファ、椅子などのメイン家具は薄茶ベージュで落ちつく色合いにして、クッションはオレンジ系のビビットカラーをアクセント使いに。

ただし椅子の張り地はフェイクのガルーシャ(プレシャススキン)を使い高級感を演出しています。

壁は白ですが、カラフルなモダンアートで色を補っています。

 

 

バスルームは決して広いスペースではありませんが、バスタブとシャワーブースを別々にし、大理石張りでやはり高級感を演出。

ダブルシンクなのでカップルでの朝支度も楽にできます。

 

 

 

 

部屋にはデッキテラスも付いていて、バトラーが朝食や、アフタヌーンティーを運んでセッティングしてくれます。

 

 

 

 

こうしてみると、船室でのインテリアはホテルと同じく、ゲストである最大公約数の方々の好みにフォーカスすることが大切だと分かります。 ベースは万人受けする白、ベージュ、ペールグレー、などのニュートラルカラーで展開して、アートやオブジェ、クッション、花などでアクセントカラーを足し、さらに最高峰のクルーズラインらしいラグジュアリー感は高級素材をチョイスして深みを与えています。

 

真っ白の壁のマンションは味気ない、とお考えの方は、この船室でのアクセントカラーの取り入れ方などは参考になるのではないでしょうか?

 

 

 

 

花千代 フラワーアーティスト
パリにて4年間フラワーデザインを学ぶ。
帰国後、CMや映画のスタイリング、イベント装花や店舗ディスプレー、ホテルのフラワーアートディレクションなど多岐わたって活躍。
2008年洞爺湖G8サミット公式晩餐会会場装花、2013年オランド仏大統領総理官邸公式ランチョン、APEC総理公邸晩餐会で和のテーブル装花なども手がける。
2013年、2015年と夏目漱石原作芝居「三毛子」と「「こころ」の舞台美術を、2016年新作「乙姫さま」の舞台美術をそれぞれ三越劇場にて担当、テレビ東京「ソロモン流」NHK「グランジュテ」などTV出演、ジュエリーや家具、シューズデザインなどコラボワークも多い。
近著に「花千代流テーブル&フラワースタイリング」誠文堂新光社

Hanachiyo Flower Design Studio  http://www.hanachiyo.com/

https://www.facebook.com/Hanachiyo

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