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ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店2017/11/9

 

ワタシのご主人はこの家の奥様。毎日のようにワタシを散歩に連れて行ってくださる。

そしてご自身は美味しいレストランで毎日のように食べ歩き、カフェでコーヒーを飲み時々ケーキも食べ、その街の美味しいパンを買って帰る。たまに奥様のダンナ様もご一緒する事もあるが回数は限られている。そしてその日の食事報告をワタシに逐一してくださる。たまに私の食事分もドギーバッグに入れて持って来てくださる。。

あっ、私の名前はボン。オスのコッカースパニエル、4歳。

 

 

さて10回目のお話は「恵比寿」エリアの話。

 

恵比寿は「ヱビスビール」からついた地名。正確には日本麦酒醸造株式会社が「恵比寿ビール」を明治20年に作ったことから、地名や駅名になっていった。

関係ないが、奥様もダンナ様も当時ここにあった工場も見学したことがあるらしい。

まさに工場が移転する1988年のバブル当時のことでもあり、恵比寿ガーデンプレイスやウェスティンホテルが出来る時のこと。全く街の様変わりする様子を目の当たりにしたそうだ。

 

今日はこの辺りをポタポタ散歩することになりそうだ。

 

 

 

面白いもので昔、醸造したビールを馬車で運ぶ時に使った坂を今でも「ビール坂」と呼び、ビール坂商店会による今年も10月に「ビール坂祭り」が行われた。現恵比寿橋も元々は「ビール橋」と呼ばれ、今でも地元の人の中にはそう呼ぶ人も沢山いる。ビールだらけで美味しそうな街。もちろん、犬のワタシは飲めないけれど。

 

 

そして恵比寿ガーデンプレイスからの上階から見える景色も目の保養にもなる。さすがにワタシは登れないのでいつも奥様から写真を見せていただいている。

 

奥様のお友達でこの周辺に住む野火さんが教えてくれたが、地元では恵比寿ガーデンプレイスの事を「ガープレ」と略して呼ぶんだとか。。

なんだか、高級な場所の名前の響きじゃないけど…。

 

 

 

この日は西口ロータリー側からポタポタ散歩開始。

 

最近出来た「エビスフードホール」内のB;「ニコサンド」で、一番人気の「玉子&海老カツサンド」を午後のおやつに食べようと購入。ここは二個ペアでセット。なのでニコサンド。保冷剤もつけてもらい、安心して散歩を続けられる。

 

 

 

 

 

 

 

西口からアメリカ橋、アメリカ橋公園経由で南側へ。

 

 

恵比寿ウェスティンホテルの中華「龍天門」へ。今日は仲良しのトンさんと一緒のランチ。ワタシはホテル内には入れないので近くの電柱にリードを繋いでもらい、お座りして待つ。

 

「龍天門」のランチでは担々麺か、炒飯か、奥様はセレクトを悩んでいるはず。両方とも美味しいから。。

 

この日はランチのコース料理なので担々麺は選択肢から外れる。。

「本日の炒飯」がつく「木蓮コース(5000円+消費税、13%のサービス料)」をセレクトしたようだ。その日によってコース内容は微妙に異なる。

 

この店の総料理長は陳啓明氏。45年の経験を持つ天才広東料理人。一度ウェスティンを離れるも再度こちらに戻り上質な味の間違いのない料理に戻った。

 

 

「焼き物盛り合わせで出てくる叉焼やダック」は、軽く美味しい。スープはコクがある。

 

 

 

「点心」では大根もちがお気に入り。春巻、海老蒸し餃子もなかなか。。

メイン料理は「黒酢豚」や「海鮮炒め」、「海老のチリソース」などが季節によって違うものが出る。どれもレベルの高い美味しい料理。

黒酢豚は揚げ方もパリパリと絶妙で、黒酢の酸っぱさも甘さも適度だし、ワタシも奥様も黒酢豚お気に入り。。

 

 

ここでそのポイントになる「炒飯」。

グリーンアスパラも入った少しピリ辛炒飯が出ることもあるが、以前奥様がワタシに残して食べさせてくださった鶏肉と中国漬菜の炒飯を二種のご飯の食感が好きで今でも忘れられない。これは深くクリスピーなまでに揚げたゴハンと普通の柔らかさの炒飯をミックスした面白くも変化のある食感が味をさらにふくよかにした炒飯。絶品だった ワン。

 

 

で、食後は先ほど書いた「ビール坂」を通って降り切って右へ。お友達のトンさんも夜まで一緒だそう。

 

 

 

 

 

10分ほど歩いて、今年の3月にオープンしたコッペパン専門店B;「えびすぱん」で「とんかつ」、「あん&マスカルポーネ」、「カレーパン」購入。行った時間が遅かったので人気の「タマゴ」は売り切れ。んー、残念すぎ。さっき「ニコサンド」で玉子サンドを買っておいてよかった ワン。えびすぱんは明日の朝食用。

 

 

 

 

ランチ後のお茶をするため、近くの気持ちの良いオープンカフェS;dot. Grill and Bar/ドットグリルアンドバー」へ。テラス席はワタシも入れてゆっくり出来る。この店はパスタ類、グラタン、ラザニア、バーガー類、肉料理などいろいろランチ時楽しめる。

 

 

 

 

もちろん奥様は食後なのでお茶だけ注文…と思いきや「アップルパイ(税抜700円)」にプラス150円(税込)でアイクリーム添えをオーダー。それとアイスコーヒーをオーダー。よく胃袋に入るなぁと思っていたら、さすがにトンさんとシェアするつもりみたい。

アップルパイはオーダーが入ってから焼くので15分かかる。もちろん熱々。そこにアイスクリームを乗せるのでイヤでもさらに美味しくなる。横に添えられた甘いカリカリのナッツとアイスを組み合わせるとワン ダフルに美味しい。

 

 

さて、再びお腹もいっぱいになったところで再度散歩をポタポタ開始。

途中で「MASA’S  KiTCHIN」を横目に見ながら通り過ぎたところで、「あー、来週ここに来ない?」とトンさんからの提案。「そうしよう!」と奥様。

実は恵比寿の公園はなかなかワタシたち犬は入ることが禁止なので浜町公園とか代々木公園とか広くて入れる所に行きたいところだが…。

 

 

そうこうしているうちに恵比寿駅近くでは大きめな「恵比寿東公園」へポタポタ散歩。

ここにはタコの形の滑り台が置かれていて通称「タコ公園」と呼ばれている。昭和33年にできた歴史ある公園だが、平成23年に全面改修されてキレイになった。ただ先ほども書いたようにワタシたち犬は公園内進入禁止なので周辺をポタポタ散歩。

ややちょっと不満げに歩いていたら奥様がトンさんとヒソヒソ話。

どうやら、さっきの「MASA’S  KiTCHIN」の約束を来週でなく再来週の予約にしたみたい。きっとどこか公園に行ってくれるつまりだ。ワタシの気持ちがわかるんなだな。ワンダフル。

 

 

 

ここでもワタシの不機嫌を察知してか、先ほどのニコサンドを少し分けてくれた。奥様は玉子サンドより海老カツサンドを気に入った様子。確かに美味しい。

個犬(個人)的にも「海老カツサンド」の小海老量のふんだんさとぷりぷり感に惚れ込んだワン。

 

 

夕方、さっき話題に出た野火さんと待ち合わせ。駅ビルアトレにあるC;「京橋千疋屋」へ。

 

 

アトレ恵比寿へは今年が出店20周年。

東京中を散歩していると気づくがこの店、よーく見ると正確には「千疋屋」ではなくて「京橋千疋屋」。千疋屋のホームページには出て来ない分家筋。

 

千疋屋総本店三代目亭主の妹は、先代に仕えていた番頭さんと結婚。暖簾分けを受けて1881年京橋千疋屋が生まれることになる。

その後、数店舗経営、さらには果物食堂経営など、商売を成功させ、昭和8年に京橋千疋屋が宮内省御用達を拝命することとなる。

 

この店、周りを見回せば客層の8割以上は女性客

 

 

野火さんが人気定番メニューの「フルーツサンドイッチ」をオーダーして、ひと切れだけ奥様が食べて、5切れを野火さん、そしてふた切れはワタシにテイクアウトしてくれた。ワーン。

 

サンドウィッチの中身は4種類のフルーツ(いちご、キウィフルーツ、パパイヤ、パイナップル)が使われている。ホイップクリームは生感が強く甘さは相当控えめ、溶けるような食感。

 

ところで、面白いと言うか気づいたのが店によって、フルーツサンドウィッチの値段は微妙に違う。

 

千疋屋の方では

日本橋本店・KITTE店は 1,404円(税込)

その他の店舗             1,296円(税込)

そしてここアトレ恵比寿京橋千疋屋は1512円(税込)とやや高め。紅茶は864円(税込)。

 

 

そうこうしているうちに、日も暮れてきた。晩御飯はトンさんと再び駅を挟んで反対側の恵比寿駅西口側にある老舗ネパール料理店「クンビラ」訪問。

 

 

創業39年目、恵比寿に来て22年目の歴史を持つお店。ワタシはこの側に繋がれてまた待つことになるが、近くにラブホテルがあるので、落ち着いて座っていられない。思わずダンナ様に似た人を見つけて吠えそうになってしまった。

 

食事は体に良さそうな匂いがプンプンしている。少し辛い料理が好みの人が集まるようで、7割近くは女性客。

 

さて食事前に奥様とトンさんは「マサラビール」を飲んで乾杯なさっている。レモンとハーブの香りが広がるビール…。匂ってくる。

 

 

前菜は「パパードとイイ感じに辛いポテトのマサラ炒め」。辛い匂いが匂う匂う。

続く「クンビラロール」はほうれん草のチベット春巻きって感じ。

もちもちの「ほうれん草生地に巻いた春巻き」。中にはパプリカ、チキン、チーズ、ピーマン、玉ねぎが具として入っている。スパイシーなソースが合うようで。おふたりとも美味しいと喜んでいる。

 

 

「豆腐バルンゴ」。謂わばスーパーフードの『ヒマラヤンハーブ(標高3000m以上)』と『ほうれん草』のペーストが乗っかったもの。現地では豆腐でなくチーズだそう。

「モモコ(ネパール餃子)」もいただく。緑色は野菜、白色は鶏肉が中に入る。皮はもちもち。スパイシーなソースを付けて食べるひと皿。

 

 

「カランサガゴマス(数々のスパイスで味付けされたスペアリブ)」複数のハーブで複雑な味ながらも美味しい。

 

 

そしてお待ちかねの「クンビラ名物ヒマラヤ鍋」

丸鶏が1羽が鍋の中に。スープにはクミン等20種あまりのスパイスとハーブ、そしてヒマラヤ産天然岩塩で丸鶏を2日間煮込んだ鍋料理。

たっぷりと入ったお野菜とチキンに、スパイス&ハーブとチキンの旨味が染み込んだスープが絡んで美味しい。

 

 

最後は「ご飯で雑炊」か、「うどん」かで悩んだが、今回は「トゥクパ(手打ちうどん)」を〆に。スープに馴染んで美味しい(>_<)。

 

 

デザートは「チーズケーキ」。

え?また、昼に続きチーズケーキ食べるの?

最後にスパイスの効いた「チャイ」で〆た。

 

辛くないいくつかのメニューを奥様とトンさんに分けてもらったが、体に良さそうな医食同源を感じる。たまに食べると体が喜びそう。店内ではダンスまで始まったようだ。面白いお店だ ワン。

 

 

 

帰り道でバッタリ、鳥料理店「軍鶏丸」からダンナ様が元の会社同僚の三井さんと出て来た。あー、女性は引き連れてない ワン。さっきのは見間違い。

「ここ美味しいよね」と奥様。

ワタシも以前、奥様が酔って持ち帰ってくれた「軍鶏鍋の団子」を食べたことがあるが、それはそれは美味しかった。

 

 

今晩の軍鶏鍋コース料理の流れをひと通りダンナ様と三井さんが説明している。お通しの「野菜スティック」から続いて「軍鶏のたたきキムチサラダ」これは半生で食感も良く美味しい。この後焼鳥…。

 

 

「小さいぼんじり」は脂がノリノリ^ ^。

ワタシは食べたことがないが「手羽風味揚げ」は胡椒が効いて美味しいのだそう。

 

 

その他数本焼鳥が続き、その後ペースチェンジして「ネギをたっぷり鶏皮唐揚げポン酢」。これが絶品だと奥様もガッテン合意で太鼓判。

 

 

そして、ここからが本番。あのワタシも食べた「軍鶏肉のつくね鍋」。店のお姉さんが作ってくださる。

生つくねを団子にして鍋に投入。すぐさま、鍋の出汁=スープにつなぎの玉子が溶け出し白濁を始める、(生でも食べれるほどに新鮮なつくねを)少しだけ生部分を残してひとつ頬張った後、その出汁に少々の塩を加えてスープとして飲む。。これがなんとも美味しいのだそう。

つくねはおろし醤油で食べる。

シンプルな味付けは飽きが来ない。
生でもいける鮮度の高い食材、と大絶賛。

 

 

本来のコースでは、〆はごはんかうどんの一つだけを選ぶのだが、常連の三井さんがワガママ言って「TKG」と「うどん」の両方をいただいたのだそう。玉子は見たこともない小さい黄身で旨味が凝縮しているのだとか。やっぱり、両方とも食べると大満足だと!

 

感じのいい接客で店の雰囲気もあたたかく和やか。そんな話でワイワイ盛り上がる。

この店、寒い冬には人気で予約がだいぶ困難になる、きっと冬に奥様もまた来るだろうなぁ。

 

 

帰宅すると恵比寿に住んでいる野火さんに早速奥様は電話。オヤツに食べた「ニコサンド」の海老カツサンドが特に美味しかった事を話している。確かに美味しかった。

 

逆に野火さんからは1ヶ月ほど前に行ってすっかり気にいったお寿司屋さんの話が出た。

あっ、その店、奥様も数ヶ月前に行ったお店で気に入っていた。お二人でお話しが盛り上がっている。

 

 

寿司屋の「二斬(にぎり)」。この店、空いてればふらっと来て数貫食べて帰るのもアリという、今時粋をちゃんと受け入れてくれるお店。

 

本来はつまみなしで最初から握りを出すスタイルのお寿司屋さん。大将の意に反してつまみを少しいただくことに野火さんはしたらしい。。

 

 

 

 

これが、何気なく美味しかったのだそう。「甘鯛の昆布締め」、「蛸のやわらか煮」、「小さな粒の生いくら」、「煮ハマグリ」、まだ行きますか?と聞かれ、はいと答えると、なんと、「ザーサイの浅漬けとオリーブ」と、来たらしい。全てが美味しかったと。

 

 

 

 

 

ワタシも以前奥様と行った時にいくつか握りをいただいたが酢飯の酢は個犬的(個人的)にはもうワン パンチ強く効いてる方が好みだなぁと感じた。

結構味にうるさい野火さんにはちょうど良いらしい。

ネタとしては真子鰈、中トロ、秋刀魚、スミイカ、帆立、マグロの赤身、ミル貝、ウニ、海老、穴子、と続く。

 

 

最後は玉子と干瓢の鉄砲巻きをいただき、

 

 

デザートには食用のほおづきでフィニッシュしたそう。

 

大将は半蔵門の有名ホテルで33年修行し、2013年、馴染みのない恵比寿にオープン。

なんとも落ち着きのある性格で、話しやすく紳士。

 

店内は凛とした雰囲気で、落ち着く雰囲気。

 

野火さんとお話しているうちに奥様のお寿司食べたいスイッチが入った感じ。

これは絶対に来週辺りお寿司屋さん行くな…。

 

 

さて、今回はここまで。多分、来週はどこか広めの公園に行ってくれると信じて、その次の週にトンさんと約束していた恵比寿に再び来る事になりそうので、お楽しみに。

来週はそう言えば坊ちゃんの誕生日もあるなぁ。

 

* 文中に出てくるBはパン屋さん、Sはスイーツ、Cはカフェ、数字を囲む◯は昼間の利用、⚫️は夜利用を表すワン!

この情報は作者とボンの散歩時点のものであり、変更が起きている場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。

 

川井潤  食関係含めた幅広いプロデューサー

食に限らず多くのプロジェクトを手掛ける。テレビ番組「料理の鉄人」企画ブレーン(1992年~97年)。地域や食のため世界中に出向く。ほぼ外食生活。食べログフォロワー数日本一。食雑誌dancyu等、執筆多数。

https://tabelog.com/rvwr/kawaijun/

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