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ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店2017/11/2

 

ワタシのご主人はこの家の奥様。毎日のようにワタシを散歩に連れて行ってくださる。

そしてご自身は美味しいレストランで毎日のように食べ歩き、カフェでコーヒーを飲み時々ケーキも食べ、その街の美味しいパンを買って帰る。たまに奥様のダンナ様もご一緒する事もあるが回数は限られている。そしてその日の食事報告をワタシに逐一してくださる。たまに私の食事分もドギーバッグに入れて持って来てくださる。。

あっ、私の名前はボン。オスのコッカースパニエル、4歳。

 

さて9回目のお話は「成城」エリアの話。

 

 

 

 

成城は1925年に「学校法人成城学園」が移転してきて町が形成されたエリア。移転の2年後に小田急線が開業。高級住宅街として根付くことになる。

 

その成城学園が今年2017年に100周年を迎えている。元々は1917年に新宿区牛込に「成城小学校」を開設したのが始まり。

 

実は奥様の坊っちゃまもここの小中高とお世話になった。小学生の時は、散歩の時間などもあってユニークな教育。お坊ちゃまは今は社会人になったがだいぶ学校の影響を受けたそうで、今も学校の事が大好きな様子。

 

 

 

住宅地は緑豊か。春には桜、秋には銀杏、それぞれのお家の広い庭にも沢山の樹木が植えられている。

最近は相続の関係からか、空き地やコインパーキングも目立つ。良い不動産物件も出てるという事かな。

 

懐かしさもあって今日の散歩にはお坊っちゃまも入れた家族全員でポタポタ散歩。

 

 

 

 

B「キリーズフレッシュ」は地元の人気パン屋さん。朝食もここで取ることが出来る。一階の外側にはテラス席もある。

 

 

実はここのテラスはワタシも入れてもらえる ワン。この日はここで軽く朝食。

 

 

朝食終わりで、1階のパン屋さんでサンドイッチやコーンフレークが周りについたカレーパンをダンナ様のおやつ用に購入。特製カレーミートを入れ込んだ具のカレーはかなり美味しいが、外側のフレークのついたパンのサクサク感がたまらなず、カレーパン好きのダンナ様が大のお気に入り。奥様は今食べたのに、明日の朝にも食べるため、サンドイッチ用のパンを購入。10枚切りもあって、重宝している。

 

 

この日のランチも2階にあるキリーズフレッシュ経営の「カフェレストラン」でハンバーガーを食べようとしたが午後1時過ぎには既に売り切れ。人気ぶりがうかがえる。

 

 

 

 

後日、再訪した時に食べたハンバーガーがこれ。

奥様の食べたのは「ゴルゴンゾーラチーズハンバーガー」。ワタシもおすそ分けしてもらって食べたが、パン屋さんのバンズなのでさすがに美味しいのと、表面につけられたパリパリ食感が美味しさを倍加する。バンズのパリパリと意外にしっかり焼けてはいるが十分ジューシーな肉、たっぷりのレタスと玉ねぎ、匂いも美味しいゴルゴンゾーラチーズが混ざって美味しさを奏でる。人気なのもわかる。この日もお客さんは9割が女性、しかも30、40代が中心で、50代もチラホラ。あとはちょいかっこいい70代のおじいちゃんが4人入って来た。成城っぽい ワン。

 

このハンバーガー、東京でランク上位に入る美味しさと奥様もワタシも思う。

 

 

 

 

さてその日はキリーズフレッシュでパンを購入した後、緑溢れる成城学園の辺りをポタポタ散歩。気持ちいい ワン。

 

東宝や日活のスタジオもまずまず近いのもあって昔は映画俳優さんや映画関係者のお家も多かった。今は一世を風靡したミュージシャンや有名タレントさんのお家がたくさんあってひとつの成功の証の場所になっている。朝の番組司会をずっとやっていた男性アイドル、そして奥様も元アイドルのご夫妻も住んでいる。

 

その辺りをゆっくりポタポタ散歩。

ホント、緑が気持ちいい。

 

ハンバーガーが売切れだったのでランチの店をご家族で相談し合っていたが、どうやら決裂。みんな我が強く意見がバラバラ。ダンナ様は「蕎麦屋さん」、坊ちゃまは「とんかつ屋さん」、奥様は「フレンチ」と別々に行動する事に。それぞれ、私のためのドギーバッグはお持ちくださり、準備万端。

 

 

 

ワタシは奥様とフレンチの「デギスタシオン」へ。

ここはなかなかランチが人気で2回ほど予約いっぱいで入れなかった。今日はたまたま入れた。最近の奥様の気に入りの店。

 

 

この日は本日のスープ、季節の前菜、肉か魚のメイン、デザート盛合せ、飲み物がセットになった「デギコース(2950円)」を奥様はオーダー。まずは季節の前菜「ジャガイモのポタージュと、クリとトリュフのムース」からスタート。

 

 

ワタシも後で食べたが、パンがとても美味しい。パンが美味しいと嬉しい。

可愛らしいココナッツの着いたバターと一緒に。

 

 

+200円して「紅ズワイガニ、パプリカ、オリーブの入ったグラタン」

旨味のしみる一品。

 

 

メインはこの店のスペシャリテ「牛頰肉のワイン煮込み、有機野菜黄金焼き」を+350円してセレクト。奥様は魚の「スズキのソテー」にするか相当迷っていた様子。でも、頬肉も柔らかく美味。ワタシも口に入れてもらったら噛む間もなく溶けて消えて行った。美味しい ワン!

 

 

デザートは5種。和菓子風な一品もあり、生姜を使ったもの、焼きココナッツなどバラエティに富んだ嬉しい〆のスイーツ。コーヒーなど飲み物もこのコースにセットされている。奥様はアイスコーヒーを頼んでらした。この日も美味しくて気に入った様子でルンルンされていた。

 

良かった、機嫌が良くて。さっきは家族が食で分断してイライラしたご様子だったが機嫌が治ったみたい。

 

 

 

 

坊ちゃまはこの成城で超有名な「とんかつ 椿」へ。創業昭和38年、50年以上続く老舗。

後で聞いたら、どうやら、太るの気にしてロースでなくヒレカツ定食(税込1750円)をオーダーしたとか。

確かに坊ちゃま最近太り気味。ロース美味しいのになぁ〜…。

 

 

お新香と赤だし味噌汁は定食に付いてくる。ただし坊ちゃんはメニュー表に載っていない赤だし裏メニューの「ミックス」を注文。これは本来豆腐の具である味噌汁が、60円足すとナメコと豆腐の具になる。

店のご主人の手でじっくり10分程度揚げられた3つのヒレカツの塊と山盛りの千切りキャベツが運ばれて来た。

 

 

テーブルにはピンク色のアンデスの岩塩と特製ソース。塩はひとつ試しに食べ、残り2つは店の特製ソースと辛子でいただく。当たり前に美味いが、ひと口目が熱々すぎて、坊ちゃん、口から落とした。軽く上顎ヤケド…。でも、この熱々がたまらなく美味しいのだと言う。犬舌には無理な話。

最後は玄米茶をいただいて〆たそう。ワタシにもヒレカツをひと切れ持って帰ってくれていた。

 

 

 

 

ダンナ様も、昔からある蕎麦屋の「増田屋」へ。ここにはあの世界的に有名な指揮者の小澤征爾先生や、有名映画監督も来ているのだそう。

実際、ワタシも小澤征爾先生がいらした時に出くわしたことがあるが、その時はうちのダンナ様は天ぷらそばを注文していた。後からみえた先生も同じメニューをオーダー。

でも数分後、店員さんはダンナ様に向かって「すいません!」と言いながら、先生に先に蕎麦を運ぶ。まぁ、世界の大先生ですから、ワタシごとき犬が言うのもなんですが、全然オッケーです。

 

 

 

さてしばらくして天ぷら蕎麦到着。昔はそばの上に天ぷらが乗っかっていたが、今は本格的な天ぷらと蕎麦で分かれて出てくる。蕎麦には蓋まで付いて高級感が醸し出されている。

分かれて出てくるのでもちろん天ぷらはサクサク状態。それはありがたい。まあ、天ぷらそば(上)で税込2484円もするのだからイメージも重要だ ワン。

 

 

味は多分以前と変わってない。ダンナ様から話を聞いていると庶民っぽい前のどんぶりの方がここの蕎麦には合っている気もするが…。

 

 

ダンナ様の話を聞いていて少しおかしい事に気づいた。お蕎麦の匂いだけでなくキムチの匂いがする。さては蕎麦だけではお腹が満たされなかったのか、韓国料理「李朝」に行ったな。。

「ウーッ、ワン!」と吠えてみたらあっさり白状。ただしダイエットを誓った奥様には内緒にしておいてくれと懇願された。

嬉しい事に美味しい海鮮ねぎチヂミと冷めた石焼ビビンパをドギーバッグにいれて持って帰ってくれていたし、男とオスの約束だから仕方ない。

 

 

どうやら「増田屋」から出たところで会社時代の後輩の河野さんとバッタリ出くわしたのもあって食事する事にしたのだそう。

もちろん、まだお腹に入りそうだったのもあって…。

④「李朝」は増田屋からも近い。

 

 

ふたりでランチコースをセレクト。

「ナムル3品」「白菜キムチ」、「サンチュサラダ」がまず出てくる。

 

 

続いて「海鮮ねぎチヂミ」。ワタシも食べた海鮮ねぎチヂミはイカやネギ入りで玉子焼き風。ふんわりとして美味しい。

 

 

メインにはズンドゥブチゲ、冷麺や、ユッケジャンいくつかの中からダンナ様は「石焼きビビンバ」をセレクトしたとか。河野さんは「プルコギ」をセレクト。ビビンバがこの店は人気。香ばしく美味しい、とワタシも思った。

 

 

石焼きビビンバはおこげも丁度よく、カリカリいい感じで確かに美味しい。

 

これで1800円はお得。昼時は若い奥様方が中心の客層で語らいの場になっている。

河野さんとはここでお別れ。最近の情報を交換し合ったみたい。

 

 

 

 

その後集合したご家族はケーキ店S「アルプス」に集合。近くにあった「マルメゾン」という老舗の美味しいケーキ店が8月閉店になったため、選択肢はほぼここに統一。マルメゾンの赤堤店、千歳船橋店は営業しているので、あの名人大山シェフのケーキ類は楽しめる。

 

 

 

アルプスでは奥様はコーヒーとケーキセットで「ショコラバナーヌ」をセレクト、坊ちゃんは「ノーブル」とアイスコーヒーのセット。さすがにダンナ様はパスのコーヒーのみ。

美味しいスイートな時間は家族全員幸せそう。

 

 

 

 

このあと、3人家族とワタシは成城学園そばから祖師ヶ谷大蔵近くまでポタポタ散歩。

途中、「銭形平次捕物控」を書いた野村胡堂が一時住んでいた家を発見したり、やっぱり散歩は楽しい。

 

 

 

夜は久しぶりに成城といえば間違いなく地元の美味しい店として出てくる「桂花」へ。20年前この隣町にご家族が住んでいた時からちょいちょいお邪魔していた中華なんだだそう。久しぶりに夜に利用。平日夜のサービスディナーセットなるものがあって、メインにスープや春巻、ザーサイがついて1800円とお得。昔、もう少し敷居が高かったイメージあったけど…、すっかり庶民的。

メインのメニューをまず決めて、さらにふた皿料理追加でオーダー。

 

 

 

 

結果、笑えるほど典型的な中華メニューを選んでしまった。ひとつは「青椒肉絲」、もうひとつは「エビチリ」。

で「イカのピリ辛炒め」、「チンゲンサイと蟹肉塩味煮込み」をオプションで追加。

スープは豆乳スープで中に刻んだ大根が細かく入っていて食感も味も良い。

 

 

春巻、熱々で味もしっかり美味しい。エビチリ、イカのピリ辛もそれ程辛くはなく、上品な味付け。

化学調味料を使わず、医食同源を考えていると言うのが、昔からのこの店のコンセプト。

 

帰り際、たくさん食べましたねぇと店主に言われたが、今日は奥様いつもよりセーブ気味だったのに…。成城の人たちも年配が増えて、食べる量が減ってるかな?

 

 

 

 

 

この後〆に、ご家族でこれまた懐かしいこの中華の真向かいにある店C「シュベール」でコーヒー。

たまに面白いセットメニューもあり、お彼岸にはコーヒーとおはぎのセットがあったりする。

 

 

さて奥様はコーヒーを飲みながら晩夏に成城に来た時のイタリアン「アマルフィイ」で会食した内容をダンナ様に携帯に入っている写真を見せながら聞かせている。リーズナブルでまずまず美味しかったと。。ワタシもその時ほとんどのメニューを食べさせてもらったが確かにお値段の割に美味しいと感じた。

この店は昨年2016年に成城学園前駅の駅ビル「コルティ」から住宅街に移転して来たイタリアン。

 

 

 

店は、駅から割と近いのだがメインの通りを外れると街灯もポツポツで暗い夜道を歩くことになる。まあ5分もポタポタ歩くと電飾のついた一軒家の店が見えてくる。

中に入るとスリッパに履き替え、まるでお家にお邪魔したみたい。

成城マダム達がよく使うお店。

 

 

アミューズ、前菜2皿、パスタ、メイン、デザート+食後の飲み物(コーヒーなど)で4800円のコースと、それにさらに前菜が1皿とパスタがひと皿多い8000円コースがある。

その日は4800円のコースを奥様はオーダーしていた。ディナーでこのお値段はお手頃。

 

 

アミューズは「ウニを凍らせてカタラーナ風に(クレームブリュレに似たカタルーニャ地方のデザート)」。ワタシも分けてもらって食べたが甘くてデザート風ではあるがかなり美味しかった。この時点で期待が膨らんだことをワタシも今、思い出した。

 

 

前菜一皿目は「蛸のテリーヌ、カプレーゼ仕立て」。クスクスに、バジルとトマトとモッツアレラチーズを液体窒素でフリーズして、混ぜ合わせるとカプレーゼの味になるひと皿。これ、かなり美味い。蛸も柔らかい。

 

 

ふた皿目の前菜は「ズッキーニと夏野菜、お米のサラダ、ティンバッロ仕立て」。米はロンバルディア地方のカルナローリ種、チーズなどを生ハムで包んで食べる面白い一品。

 

 

「パスタ」は

「鮎のアーリオオーリオのスパゲッティーニ、柑橘の香り」を奥様はオーダー。

とても美味しくて正解だったみたい。

 

 

メインは「アクアパッツァ」=中身の魚介は真鯛とスカンピ、アサリ、ムール貝、そして野菜煮込み。安定した味。

 

 

デザートに「クレマカタラーナ」=凍らせたイタリアンプリンにベリーのソースが乗る。相当美味しい。

最後にキャラメリゼされたナッツ、生菓子=トリュフを幾つかいただいていた。

飲み物はコーヒー。

 

七里ガ浜や鎌倉に店舗展開している「アマルフィイグループ」。20店舗以上展開している食の企業。会社名は「ビィーバリュー」。会社は鎌倉の小町にある。。魚は湘南の海にこだわり三崎と小田原の漁港から直接購入しているそう。道理で魚が美味しいわけだ ワン。

 

今回はこれでおしまい。隣駅の祖師ヶ谷大蔵へはポタポタ歩ける距離。そのうちそちらにも散歩に行く予定を作ってもらう事をしてもらう ワン。

 

 

* 文中に出てくるBはパン屋さん、Sはスイーツ、Cはカフェ、数字を囲む◯は昼間の利用、⚫️は夜利用を表すワン!

この情報は作者とボンの散歩時点のものであり、変更が起きている場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。

 

川井潤  食関係含めた幅広いプロデューサー

食に限らず多くのプロジェクトを手掛ける。テレビ番組「料理の鉄人」企画ブレーン(1992年~97年)。地域や食のため世界中に出向く。ほぼ外食生活。食べログフォロワー数日本一。食雑誌dancyu等、執筆多数。

https://tabelog.com/rvwr/kawaijun/

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