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ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店2017/9/27

ワタシのご主人はこの家の奥様。毎日のようにワタシを散歩に連れて行ってくださる。
そしてご自身は美味しいレストランで毎日のように食べ歩き、カフェでコーヒーを飲み時々ケーキも食べ、その街の美味しいパンを買って帰る。たまに奥様のダンナ様もご一緒する事もあるが回数は限られている。そしてその日の食事報告をワタシに逐一してくださる。たまに私の食事分もドギーバッグに入れて持って来てくださる。。
あっ、私の名前はボン。オスのコッカースパニエル、4歳。

さて4回目のお話は、「代々木上原」エリアの話。

この街には夜の散歩に来ることが多い。

まずは春に散歩に来たある夜。地元に住む奥様の友人ふたりが連れて来てくれた隠れ家風のお蕎麦屋さん。❶「ごとう」

 

 

 

店のメニュー表に「当店は蕎麦屋です。おそばを召し上がっていただけないお客様はお席代としてお一人様につき500円頂戴しております」と書いてある…ちょっと面白い(^^;;。
それだけ、前菜やおつまみなどが美味しくて、たらふく食べる人もいて蕎麦まで行き着かないと言う事なのか。

 

 

奥様のお気に入りメニューは「ポテトサラダ」いぶりがっこの細切りも入っている。少し分けてもらって(…最近はシェアと言うらしいが)食べたが確かに美味しい。「いぶりがっこ、マスカルポーネ」…居酒屋では間違いない定番、強い匂いだがワタシも好きなメニュー。

 

 

お友達のオススメ「梅軟骨」…軟骨に梅の酸っぱさを絡めてのおつまみ。「能登産ワタ入りスルメイカ丸干し焼き(800円)」。これを食べ始めると奥様のお酒のピッチが上がる上がる。要注意。

 

 

 

そして謎のメニュー、笹塚「『愛川屋さん』の旨くて本物『ちくわ』磯辺天」…磯の香りも香ばしく美味絶品。
そして蕎麦と一緒に食べるとそのサクサク衣が美味さをグーンと引き出してくる「天然小海老と旬菜のかき揚げ天だね」。その他「玉子焼き」も外せない。

 

 

 

蕎麦は、女3人と外でお座りしているワタシの『3人と1匹』で3種の蕎麦。それを分け合おうとしていたら、なんとそれぞれ2枚づつ来た。ヤバイ、食べ過ぎ、太る(^^;;
そう思いながらも店主のその時季のスペシャリテ「季節の変わり蕎麦(=春は「桜切り蕎麦」、夏は「酢橘そば」)」は絶品で奪い合い。春の味は言うなれば桜餅の葉っぱの部分が蕎麦に練りこまれている感じでそのそそる酸っぱさと香りがたまらない。
その他、「もり(蕎麦粉10、小麦粉2の外2)」「粗挽き10割の太打ち(かなり太くて歯応えあり)」もなかなか美味いワン。すっかり奥様のお陰で蕎麦好きの犬になってしまった。

 

 

ちなみに奥様が飲んでいた焼酎は店名のついた「ごとうのうんまい!焼酎ハイボール」。焼酎の銘柄を聞くと「伏せ!…」の声。伏せたはいいが「秘密…よ」とお店の女性から耳元で言われた。なんだろ、謎だワン…。

 

別の日の代々木上原、朝早く8時過ぎ。

 

 

 

人気のパン屋さんB「Main Mano (マンマーノ)」。バターの効いたパンのいい香りがするのでワタシも大好き。しかもここも小石川の「IENA(イエナ)」」同様パリの16区をイメージしたブーランジェリー&カフェ。奥様とワタシにピッタリ。

 

 

焼きたてにこだわり、最高の素材で、“本場 の味、本物のパン”を創る。世界各国のパンを常時約60種類以上を店頭に並べているそう。
看板商品は、27層の 「クロワッサン」と「バケット」。うん、この店ではエシレバターを使ったクロワッサンが限定10個だけ売られる。それを奥様がワタシに買ってくださった。う?一個700円?? 「まつやの牛めし(並)」ならば2杯食べてもお釣りが来る値段…。
とは言いつつ恐れ多くも、いただいた。ヤバいかなり美味しい。。

 

 

ダンナ様用にはカレーパンを購入。その夜ダンナ様は食べていたが「美味すぎ!」と本気で喜んでいたので相当美味しいはず。近くにあれば毎日通いたいくらい。朝食もここで出来る。

 

ポタポタ歩いて代々木上原駅南の交差点そばにある
②「ファイアキングカフェ」 へ。

 

 

 

ここは地元の人に昼夜人気のカフェ。オープン当初は、オーナーが好きな食器のファイヤーキングのもので全部出したいと考えていたそう。店名はもちろんそこから付けられた。店の中にも「乳白色」を練りこんだ「ミルクガラス」と呼ばれる独特のやさしい色合いと風合いの食器が飾られている。

 

 

ランチで入口近くの窓側席へ。この店は嬉しい事に小動物オッケー。中型犬のワタシもオッケー、室内に入れる。カウンター席、ソファ席、そしてこの席と、ペットOKの席が複数あって、ワン ダフル!

 

 

オーダーしたメニューは数量限定「大山鶏(だいせんどり)のグリーンカレー&ライス(税抜1200円)」。セットで最初に出るサラダはブロッコリーにスパイスが効いているマヨネーズで食べる一品、それと一緒に「鳥スープ」も付いてくる。
グリーンカレーには「茄子、ヤングコーン、玉ねぎ、大きな大山鳥3つ、パクチー」などが具材に入っている。辛さに強い奥様でも、うっすら汗をかいている辛口タイプ。

女性店員さんも親切で感じがいい。

 

 

 

夜も食事後にコーヒーとケーキを食べに来るだけでも落ち着く空間。
来る人は常連が多いようだ。常連犬にならねばね。

 

その後、駅から700mの「代々木大山公園」へ。この公園は一周380mのウォーキングコースがあり、足に優しいウッドファイバー方式(天然の間伐材をファイバー状にして舗装に使う)なのでワタシも好きな散歩道。道路のほじくりはもちろん禁止。イイ子でいますよ。
ポタポタ数周歩き続け、そうこうしているうちに日も暮れて来た。

 

ディナーでもう一軒奥様が数ヶ月前から予約を取っていた店に寄る。店名を聞いただけでシッポを振ってしまうフュージョン料理の
❸「セララバアド」

 

 

 

 

 

四季ごとに料理が変わるセララバアド。前菜は生ハムをグリッシーニに巻いたもの。一見枝の部分は食べれないかと思うとあにはからんや美味しく食べられるグリッシーニで出来ている。この夏は夏らしく高原イメージ、渚のイメージ、蛍、線香花火のデザートありの楽しい食事。もちろん楽しいだけでなく美味しさもハイレベル。
ワタシも奥様に一度だけスペインバスク地方のサンセバスチャンにも連れて行っていただいたがそこで行った「マルティン・ベラサテギ」の料理の影響も受けているよう。
ちなみに「ベラサテギ」の料理はこちら。

 

 

 

例えば春にセララバアドで出た「トペニワッカ」と言うタイトルのメニュー。トペニワッカとはアイヌ語で「カエデの樹液」。スプーンに乗る物体こそがまさにそれ。口に入れた瞬間にほんのわずかな甘みを残してプルプルと溶けてなくなる…その瞬間の食感を楽しむ一品…

 

 

春の時のデザートは「芽吹き」がテーマ。ミントが生醤油を使ったチョコの割れ目から芽吹いている、中には苺、牛蒡。アイスは生姜ベースのモノ。

全ての皿が世界観と物語を持つ料理。

料理は季節ごとに変わる。シェフのアイデアがワタシの頭と舌と胃袋に良い刺激を与えてくれて、散歩がウキウキ楽しくなる。予約困難な店だがまた来たいワン。

* 文中に出てくるBはパン屋さん、数字を囲む◯は昼間の利用、●は夜利用を表すワン!
**この情報は作者と犬のボンの散歩時点のものであり、変更が起きている場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。

 

川井潤  食関係含めた幅広いプロデューサー

食に限らず多くのプロジェクトを手掛ける。テレビ番組「料理の鉄人」企画ブレーン(1992年~97年)。地域や食のため世界中に出向く。ほぼ外食生活。食べログフォロワー数日本一。食雑誌dancyu等、執筆多数。

https://tabelog.com/rvwr/kawaijun/

 

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