美的 Life Style by 花千代2020/12/29

 

 

 

コロナ禍でもたらされた私たちの生活の意識変化のひとつに住居問題があります。

STAY HOMEで自宅にいる時間が長くなり、まして仕事もリモワークということであれば出来るだけ住環境を居心地よくしたいと思うのは当然のこと。

そこで起こったことは田舎への移住や、あるいは東京に住まいを置いたまま多拠点、二拠点を行き来するという考え方。

「別荘」や「複数の住まい」を持つだけではなく、もうひとつの拠点で今まで培ってきた技術や知識、 コミュニティを活かし新しい仕事の創出や新しい働き方を実践している友人も出てきました。

 

 

 

 

先日、山中湖の別荘仲間のOさん夫妻から別荘に隣接している敷地の家を買ってリノベーションが終わったから遊びに来ないか?というお誘いがあり喜び勇んで伺いました。

彼らの本別荘は建築家のエドワード鈴木さんが手がけたモダンな山荘なのですが、購入したのは長いこと放置されていたという平屋の日本家屋です。

その外壁を黒く塗り、内装は畳の部屋や障子なども上手く活用しつつのリノベーションで大変素敵でした!

曇りガラスの引き戸はいくつかの色ガラスを組み合わせた上で新しくはめ込んだデザインガラス。それがリビングの良いアクセントになっていてモダンな襖の張り地や北欧デザインの名作であるエッグチェアーやルイスポールセンの照明や、フランクロイドライトのスタンドなどが昭和の良さを生かした内装にマッチしていて何とも居心地がよいのです。

元々日本家屋と北欧デザイン家具との相性がよいのは知られていましたが、今回改めて感銘を受けました。

 

 

 

 

またキッチンユニットや洗面所など水周りもなるべくそのままを生かしているのですが、何とも昭和な色合いのパステルブルーの冷蔵庫を探したり、洗面ボウルのブルーにリンクするモザイクタイルなどもご主人が自ら貼られたとのこと、その探究心にも感銘を受けたのでした。

 

 

 

 

隣に生活空間である本別荘があるので、こちらの方は東京から来るスタッフや取引先の方々とのミーティングや接待ランチスペースとして使われているそう。

都内で以前のような接待での食事は状況が難しくなる中、こんな新しいオフィス&接待の在り方は刺激的です。富士山を眺めながら新鮮な空気を吸って、美味しいランチを食べながらのミーティングは良いアイディアが生まれそうですね!

 

さて今年も秒読みとなりました、誰にとっても大変な一年だったと思いますが、来年は人類に希望の光が差すことをお祈りして、ご愛読していただいた皆様に感謝の言葉とさせていただきます。

 

どうぞ良いお年をお迎えください!

 

 

 

花千代 フラワーアーティスト
パリにて4年間フラワーデザインを学ぶ。
帰国後、CMや映画のスタイリング、イベント装花や店舗ディスプレー、ホテルのフラワーアートディレクションなど多岐わたって活躍。
2008年洞爺湖G8サミット公式晩餐会会場装花、2013年オランド仏大統領総理官邸公式ランチョン、APEC総理公邸晩餐会で和のテーブル装花なども手がける。
2013年、2015年と夏目漱石原作芝居「三毛子」と「「こころ」の舞台美術を、2016年新作「乙姫さま」の舞台美術をそれぞれ三越劇場にて担当、テレビ東京「ソロモン流」NHK「グランジュテ」などTV出演、ジュエリーや家具、シューズデザインなどコラボワークも多い。
近著に「花千代流テーブル&フラワースタイリング」誠文堂新光社

Hanachiyo Flower Design Studio  http://www.hanachiyo.com/

https://www.facebook.com/Hanachiyo

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