今週のチラ見物件2020/10/23

皆さん、こんにちは。

マンションマイスターこと、不動産鑑定士の石川です。

 

お待たせしました「今週のチラ見物件」、102回目です。

すっかり秋めいてきたと同時に、日の暮れが早くなりましたね。

ちょっと午後の遅めの時間から散歩すると、昼間の空気と夜の始まりの空気の両方味わうことも出来て、ちょっと得した気分になります。

 

毎週1回、マンションマイスターの私がいろいろなエリアに降り立ち、気になるマンションを紹介していきます。

駅で待ち合わせて、周辺環境を紹介しながらマンションまで案内するという、バーチャルな体験を一緒に楽しんでくださいね。

 

今回は、衣替えの季節にはぴったり、バラエティに富む商店街が連なり、古着屋も多く並ぶ「高円寺」からお届けします。

「高円寺」駅です。JR中央線、総武線各駅停車が利用出来ます。北口、南口とどちらも賑やかですが、今回は南口から歩きます。

駅前はロータリーになっていて、関東バス、国際興業バス、京王バスが運行し、バス路線も充実しています。

南口と言ったらまずは改札西側の「高円寺パル商店街」。夏の風物詩「高円寺阿波踊り」はこのパル商店街の青年部が始めたことがきっかけで、所々に阿波おどりのイラストが描かれた石柱が立っています。

「高円寺」駅前にはなんと10の商店街が建ち並んでいます。唯一アーケードがついているのがパル商店街で、駅直結で雨にも濡れず便利です。

様々なチェーン店から飲食店、物販、古着店と100店舗近いお店から構成されていて、とにかくバラエティに富んでいます。この日もランドセル姿の小学生から、古着好きそうなおしゃれ若者、夕食の買い出しのお母さんやおじさん、お年寄りといろんな世代が入り組んで散策を楽しんでいました。

また、商店街から横道に入ったこうした路地も一杯飲み屋なんかが並び、気さくな高円寺らしい雰囲気を感じさせてくれます。

高円寺南側エリアはお寺も多く、ところどころ寺町の風情も残しています。今日もいくつか回りますが、まずはパル商店街から西にすぐの「長仙寺」。

江戸中期、宝永元年(1704)創建の真言宗豊山派の寺院で、御本尊は室町時代作の不動明王。きれいに手入れされた和風庭園が厳かな雰囲気を感じさせます。

アーケードが途切れると、次の商店街が続いています。古着屋が多いのが特徴の「ルック商店街」です。

この商店街はおしゃれな古着屋ストリートって印象。ブランド系統や、インポートの物でもアメリカ系だったりヨーロッパ系だったりと、こだわりのあるお店が軒を連ねています。歩いている人もお洒落に感じます。

ところでパル商店街とルック商店街の切れ目部分に、ひっそりと緑道があるのに気づきます。「桃園川緑道」です。

桃園川は神田川の支流で、杉並区から中野区にかけて東西に流れています。今は暗渠(あんきょ)化され約2.3kmが歩行者専用の緑道になっています。お散歩にちょうどいいですね。

 

さて今度は、高円寺駅南改札から東の方にちょっと下ったところにある「高円寺氷川神社」へ行きましょう。

境内社に日本で唯一の「気象神社」が鎮座し、授与品に下駄型の絵馬がある事でも知られています。

新海誠監督のアニメ「天気の子」に登場して一躍有名になりました。今でも「聖地巡礼」で訪れるファンも多いそうです。

映画に登場する「下駄の形をした可愛らしい絵馬」はここで販売されています。

 

氷川神社の前の坂を東へ下ったとことに位置するのが駅名にもなっている「宿鳳山高円寺」。室町時代に中野成願寺3世建室宗正によって開山された曹洞宗の寺です

江戸の3代将軍徳川家光が、遊猟のおり当寺に立ち寄り休息した茶室跡があり、これを「御殿跡」と呼ばれています。それまで小沢村と呼ばれた村名を、寺名をとって高円寺村と改めさせたのも家光と言われています。

山門をくぐると本堂までの長い参道が続きます。両脇がもみじ並木になっていて、このもみじは、春夏は青々と生え、秋には見事な紅葉を見ることができます。

 

高円寺は寛保2年(1742)、弘化4年(1847)、明治33年(1900)、昭和20年(1945)と4度罹災しました。現在の本堂は昭和28年に、木彫りの名人でもある気仙沼の宮大工・中村青雲により再建されました。

 

このあたり周辺は、マンションと古めの事務所ビル・雑居ビルが混在している環境です。雑居ビルの1Fは古着店・雑貨店などが多いです。

そんな中、今日紹介するマンションが見えてきました。「プラウド高円寺」です。2013年築、地上14階建て・2LDK~3LDKの総戸数39戸となる中層マンションです。

分譲時のパンフレットによると、コンセプトは“Clear&White”。シャープで透明感のあるブルーのガラスバルコニーと、ホワイト系タイルはマット・ツヤと質感の異なる白タイルを貼り分けることで、スタイリッシュな印象を与えます。

また、スクエアなファサードの意匠がアクセントとなり、見る角度によっていろいろな表情を見せてくれます。1フロア3戸で内廊下式、全戸が角住戸で複数開口部を持ちます。

エントランス廻りには複数の種類のシンボルツリーを散りばめています。

ヤマボウシ。

イロハモミジ。

アズキナシ。

シラカシ。これから時と共に大きく育っていくのが楽しみですね。

近くには杉並区立「高円寺中央公園」もあり、遊具も充実しています。子育て世代にも良いですね。

 

いかがでしたでしょうか。街を縦断する商店街を柱に、サブカルから寺町、いろいろな表情を持つ高円寺の真ん中で、スタイリッシュで都会的な暮らしを満喫できそうですね。

 

もっと詳しく知りたい方はマンションの詳細情報も是非ご覧ください!

もっと詳しく(マンションライブラリのマンション紹介ページへリンクします)

 

『プラウド高円寺』

 

所在:東京都杉並区高円寺南4

交通:JR中央線「高円寺」徒歩3分

東京地下鉄丸ノ内線「新高円寺」徒歩11分

築年:2013年2月

総戸数:39戸/14階

分譲会社:野村不動産

施工会社:野村建設工業

 

では、また来週、お会いしましょう!

 

 

石川勝
不動産鑑定士

東京カンテイにてマンションの評価・調査に携わる。中古マンションに特化した評価手法で複数の特許を取得する理論派の一方、「マンションマイスター」として、自ら街歩きとともにお勧めマンションを巡る企画を展開するなどユニークな取り組みも。著書「選ぶまえに知っておきたいマンションの常識 基礎編」「選ぶまえに知っておきたいマンションの常識 実践編」(エイ出版刊・「マンションマエストロ検定」公式テキスト)

 

 

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