今週のチラ見物件2020/10/7

皆さん、こんにちは。

マンションマイスターこと、不動産鑑定士の石川です。

 

お待たせしました「今週のチラ見物件」、記念すべき100回目です!

2017年8月の第1回から、気が付けば早3年です。

こつこつと、というより、気ままに歩いて100棟のマンションを紹介してきました。

著書「選ぶまえに知っておきたいマンションの常識」でも提案したように、皆さんが街歩きの中でマンションを見て「あ、いいな」と思えるきっかけになればよいと思って始めたこの企画。

次の節目までこのペースで続けさせて頂きますので、今後ともご愛読よろしくお願いします!

 

改めまして。

このブログは毎週1回、マンションマイスターの私がいろいろなエリアに降り立ち、気になるマンションを紹介していきます。

駅で待ち合わせて、周辺環境を紹介しながらマンションまで案内するという、バーチャルな体験を一緒に楽しんでくださいね。

 

今回は、目黒区から。新しい大橋ジャンクションで変貌を遂げた「池尻大橋」からお届けします。

東急田園都市線「池尻大橋駅」です。渋谷から1駅で約3分。地階にホームがあります。

改札を出ると上空に首都高速3号線が走り、その下の玉川通の沿道には、様々な飲食店、物販店、スーパーなど多くの店舗が軒を連ね賑わいを見せています。

歩いてすぐに北側に「目黒川緑道」への道が見えます。この目黒川緑道は、川を暗渠にして緑道が作られたもので、この先で「北沢川緑道」と「鳥山川緑道」と3つの緑道が分岐して世田谷区にかけて続いていきます。

緑道にはせせらぎが流れ、このせせらぎがこの先で首都高速をまたいで目黒川に注ぎ込まれています。

目黒川が暗渠から開渠となる起点がここ池尻大橋なのです。目黒川を見てみましょう。

お馴染みの目黒川の景色です。「中目黒」駅方面へ続くこの川沿いは、春には桜の名所として多くの人で賑わいます。上流の「池尻大橋」から下流の目黒駅近く「太鼓橋」付近まで、全長3.8kmの川沿いに約800本のソメイヨシノが連なっています。

何やら、目黒川沿いに突如としてドーム状の建築物が現れました。これが2010年に新しくなった「大橋ジャンクション」です。

しかも大橋ジャンクションの建設と同時に再開発が行われました。それが「オーパス夢ひろば」です。ジャンクション直上の空中庭園(目黒天空庭園)、公共施設、商業施設、住宅等を一体開発したのです。

「オーパス夢ひろば」の目玉「目黒天空庭園」を見に行きましょう。出入口はいくつかあり池尻大橋駅からは「プリズムタワー」からが一番近いです。

1F郵便局の脇に「目黒天空庭園」への直通エレベーターがあります。

5Fに上がると、まずは管理棟に出ます。

多目的室には、再開発事業のパネルを展示していて、再開発事業の全体像が勉強できます。

それでは庭園を歩いて行きましょう。区立公園なので無料です。目黒区が首都高速道路から占用使用許可を受け、都市公園法に基づく立体都市公園として整備しました。

ジャンクションの屋上の丸い円状に沿って緩やかな丘陵になっていて、進むにつれて標高が高くなって行きます。

日本初のジャンクション上公園で、1周400メートル、総面積約7,000平方メートルの敷地に、高木・中木およそ1,000本、低木・地被類およそ3万株を植栽しています。

庭園のコンセプトは「和風の回遊庭園」で、緑豊かな園内を回遊し、四季折々の自然に親しむことができます。

音や振動が全然気になりません。この下を車が走っているなんて、忘れてしまうくらいです。最新の建築土木技術のたまものと言えます。騒音や排気ガスを防ぐため、全体がコンクリート壁で覆われいて、ローマの「コロッセオ」をほうふつとさせる形状はそのせいなのです。

都心の真ん中、しかも高層項道路のジャンクション上に突如としてこんな庭園が現れるなんて、すごい時代です。こんな環境を近くに感じられるマンションがあれば・・・と思っていると

何と、目の前に現れたのは、この庭園とデッキで繋がっているマンションではないですか。

今日紹介するマンションは、「目黒天空庭園」オープンと同時に竣工した42階建て「クロスエアタワーレジデンス」です。店舗・オフィス・公共施設を含む複合商業施設になっていて、マンションの9階部分がデッキとなって、天空庭園へと繋がっています。

白いい外壁部分から上、11階以上が分譲住戸です。つまりどの住戸でも恵まれた眺望・日照通風を確保できます。

9Fのデッキに繋がるのは目黒区立大橋図書館。約110万冊の蔵書を誇ります。建物内には目黒区の出張所もあります。

デッキの端は展望台です。それでは、第100回に相応しい絶景を見てみましょう。

晴れて空が澄んだ日は富士山も見えるようです。マンションからの眺望を推測出来ますね。

1Fから・2Fは店舗、3Fから8Fがオフィス・公共施設部分。店舗にはスーパーや、ドラッグストア、飲食店などが入居し、バラエティに富んでいます。

マンション専用のエントランスは道路から階段を下りて地階になります。もちろんスロープもついています。

マンションの共用施設も充実しています。キッズルーム、フィットネスルーム、パーティールーム、ミーティングルーム、ゲストスイート、カフェサービスのあるコミュニティラウンジ、39階にビューラウンジとエグゼクティブスイートなど、入居者専用の多彩な共用施設を備えます。住宅部分に占める共用施設割合は4.6%で、一般的なタワーマンションの2倍以上だそうです。

いかがでしょうか。これだけの庭園がマンションの庭感覚で使えるなんて羨ましいですね。外から見た「近未来」っぽさと、中から見た「気持ちよく暮らせる環境」のギャップが面白いです。

 

もっと詳しく知りたい方はマンションの詳細情報も是非ご覧ください!

もっと詳しく(マンションライブラリのマンション紹介ページへリンクします)

 

 

『クロスエアタワーレジデンス』

 

所在:東京都目黒区大橋1

交通:東急田園都市線「池尻大橋」徒歩5分

東急東横線「中目黒」徒歩15分

築年:2012年12月

総戸数:689戸/42階

分譲会社:東急不動産 東京急行鉄道 他

施工会社:大成建設 東急建設 銭高組

 

では、また来週、お会いしましょう!

 

 

石川勝
不動産鑑定士

東京カンテイにてマンションの評価・調査に携わる。中古マンションに特化した評価手法で複数の特許を取得する理論派の一方、「マンションマイスター」として、自ら街歩きとともにお勧めマンションを巡る企画を展開するなどユニークな取り組みも。著書「選ぶまえに知っておきたいマンションの常識 基礎編」「選ぶまえに知っておきたいマンションの常識 実践編」(エイ出版刊・「マンションマエストロ検定」公式テキスト)

 

 

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