美的 Life Style by 花千代2020/7/30

 

 

 

 

山荘のゲスト用バスルームはシャワーカーテンが取り付けてあり、長い間それで対応していましたがかなり古くなり新しいカーテンに取り替える時期がきたので、ネットやIKEAやZARA HOMEなどリアル店舗も含めシャワーカーテンを探したところ、気に入る柄やデザインのものが殆どありませんでした。

 

そこで閃いたのが色々なインテリア画像で見て以来ずっと気になっていたアイアンの間仕切り!初めてリアルに見たのが数年前のNYでお洒落なカフェででしたが、格子のパーティションで仕

切られた空間は程よい抜けがあり、ガラスとアイアン素材のコンビネーション、そして黒という色が全体をピリリと引き締めモダンでスタイリッシュな印象をインテリアに加味していました。

 

 

 

 

このパーティションをシャワーカーテンを外した後の我が家のバスルームに取り入れよう!と決め、施工会社に相談し格子の太さやガラス窓部分のサイズなどを指示してできあがったのがこのバスルームです。

バスルームの床から天井までの片面全体バスタブにぴったり寄せて施工した水除け用仕切りは、思った以上に素晴らしい出来上がりとなりましたが、何かパーティションだけが目立っていて今ひとつ違和感がありました。

空間の他の部分にも黒という色をリンクしてみよう、と思い、タイルが貼られている壁と天井までの間のニッチの白モールディング部分にアイアンフレームと同じ艶ありの黒ペンキでぐるりと塗装。

結果ブラックフレームだけが悪目立ちすることなく上手く調和しました。

 

 

こうして衝立フレームの設置と、わずかな面積のペンキ塗装、という2つのミニ改装で劇的Before→Afterとなり、費用対効果からいって大満足のリニューアルでした。

 

このアイアンパーティションがとても気に入ったので、今度はキッチンの一部分にも取り入れてみたいなぁ….と楽しくアイディアを練っていますが、インテリアの改装はカーテンがNGならパーティション、パーティションが大げさなら、和風簾をつけてAsianスタイルのお風呂も面白いかも!などと、思い込みから離れた発想の転換が思わぬアイディアを呼び込むことがあり、私にとっては実現前の脳内でああでもない、こうでもない、とイメージしている段階が最もワクワクして楽しい時間なのです。

 

 

 

 

花千代 フラワーアーティスト
パリにて4年間フラワーデザインを学ぶ。
帰国後、CMや映画のスタイリング、イベント装花や店舗ディスプレー、ホテルのフラワーアートディレクションなど多岐わたって活躍。
2008年洞爺湖G8サミット公式晩餐会会場装花、2013年オランド仏大統領総理官邸公式ランチョン、APEC総理公邸晩餐会で和のテーブル装花なども手がける。
2013年、2015年と夏目漱石原作芝居「三毛子」と「「こころ」の舞台美術を、2016年新作「乙姫さま」の舞台美術をそれぞれ三越劇場にて担当、テレビ東京「ソロモン流」NHK「グランジュテ」などTV出演、ジュエリーや家具、シューズデザインなどコラボワークも多い。
近著に「花千代流テーブル&フラワースタイリング」誠文堂新光社

Hanachiyo Flower Design Studio  http://www.hanachiyo.com/

https://www.facebook.com/Hanachiyo

 

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