美的 Life Style by 花千代2020/6/29

 

 

主人は筋金入りの天体マニアです。

趣味が嵩じて山中湖の山荘の3階に天体ドームを作ってしまったぐらいです。

東京の家にもミニドームがありますが、都内は住宅街で夜でも常に明るく、天体観測には良い環境とはいえません。

逆に山中湖の別荘地は街灯りがほとんどなく、標高も約1000メートルあり星空を堪能したい人にとっては、絶好のロケーションです。

 

幼少時代に星が好きで天体望遠鏡に憧れた人や、星や月、火星や土星をカメラで撮影してみたい人も天体望遠鏡を覗く時間を設ければ、その瞬間にしか味わえない壮大で神秘的な世界にふれられる、というのが主人の口癖で、声をかけないでほおっておくと2時間でも3時間でもずっと望遠鏡をのぞいています。

 

大都市では街の光やガスで星の輝きが失われ、美しい星空を見ることは難しくなりましたから満天の星空を見たことのある人は多くはないのではないでしょうか。

天体観測の魅力は望遠鏡を通して美しい星空を眺めることができることです。満点の星空を眺め宇宙空間を感じることで自然と一体となり、日常の世界では体験できない神秘的な感動を味わうことができるのです。

 

私も美しい星空は好きですが、とは言えせいぜい2~30分が限度で首の後ろの筋が痛くなってくるのと、知識がないのでどの星も同じように見えるので、彼が撮影した星雲や星の写真を見せてもらい後からゆっくり解説付きで愉しんでいます。

 

 

 

 

山荘には春先から晩秋までのベストシーズン中に大勢のゲストが遊びに来ますが、男性ゲストはやはりカメラや望遠鏡などメカ大好き、そして星好き、という方が多くドームに上がると中々下に降りてきません。

天体観測マニア、特に写真撮影をする人が『いつかは高橋』と憧れを抱いている国産メーカーがあり、それが高橋製作所です。天体望遠鏡の架台には経緯台と赤道儀というものがあるのですが、高橋は天体写真の撮影に欠かせない赤道儀しか作っていないほど上級者向けで主人はこれとPCを繋いで写真を撮って記録しています。

因みに天体望遠鏡本体はアメリカ製の
Celestron C-14でサイズは3556 mmの巨大なものです。

 

コンピュータの進化により、最近は星を自動的に探してくれる機能付きの架台もあるそうで、見たい星を選べば自動でその方向を向いてくれるのだとか!

これなら天体ビギナー女子でも始められるかしら・・・などと思いながら、世界で最大級といわれるマウナケア山頂にある「すばる望遠鏡」のハワイ観測所ドームをコロナが落ちついたら一度は訪れてみたいものだ、と夢見ています。

 

 

 

 

 

 

花千代 フラワーアーティスト
パリにて4年間フラワーデザインを学ぶ。
帰国後、CMや映画のスタイリング、イベント装花や店舗ディスプレー、ホテルのフラワーアートディレクションなど多岐わたって活躍。
2008年洞爺湖G8サミット公式晩餐会会場装花、2013年オランド仏大統領総理官邸公式ランチョン、APEC総理公邸晩餐会で和のテーブル装花なども手がける。
2013年、2015年と夏目漱石原作芝居「三毛子」と「「こころ」の舞台美術を、2016年新作「乙姫さま」の舞台美術をそれぞれ三越劇場にて担当、テレビ東京「ソロモン流」NHK「グランジュテ」などTV出演、ジュエリーや家具、シューズデザインなどコラボワークも多い。
近著に「花千代流テーブル&フラワースタイリング」誠文堂新光社

Hanachiyo Flower Design Studio  http://www.hanachiyo.com/

https://www.facebook.com/Hanachiyo

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