ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店2020/3/9

ワタシのご主人はこの家の奥様。毎日のようにワタシを散歩に連れて行ってくださる。

そしてご自身は美味しいレストランで毎日のように食べ歩き、カフェでコーヒーを飲み時々ケーキも食べ、その街の美味しいパンを買って帰る。たまに奥様のダンナ様もご一緒する事もあるが回数は限られている。そしてその日の食事報告をワタシに逐一してくださる。たまに私の食事分もドギーバッグに入れて持って来てくださる。。

 

あっ、私の名前はボン。オスのコッカースパニエル、4歳。

 

今日は午前中から奥様とワタシで五反田エリアをポタポタ散歩。

 

まずは五反田駅から徒歩10分弱程度の人気のパン屋さん、食べログのパン部門で全国100名店に選ばれているひとつ、

パネッテリア アリエッタ へ。

 

 

 

この店は可能な限り添加物は使わない、パンに希少なカルピスバターを使う。ここで使っている『カルピスバター』はカルピスの製造工程で生まれたバターで、もう50年以上の歴史を持つ。実は奥様家でもちょいちょい購入して使っている。かつては入手困難で『幻のバター』とまで言われていた。コクがあってキレもあるバター。

「パンは生き物」という発想のよう。

小さなお子さんのいる家には素材も安心安全で良いお店だと思うワン。

 

 

1年半ぶりに訪問。以前買った「パン・ドゥ・ミ(340円)」とはちょっと違う食パンらしい。

そう言えば、以前購入時にパンドミーハーフは何枚切りにするか店の方に聞かれ、普通サイズの4枚で切ってもらった。普通かもしれないが聞き方含めて丁寧な対応が嬉しい。

 

今回は数量限定の「ぷるぷる生プルマン1斤(税抜480円)」なるものを購入。

なんでも生クリームを普通のものに比べて4.6倍使っているとか。

 

そのまま食べてみると、めちゃめちゃ柔らかくてぷにゅぷにゅしている。

口どけ感もよく、ほんのりした甘さも上品。

冷凍して後日トーストして食べたが、それも表面はサクサクしつつも内部はふわふわ柔らかで美味しい。

 

とにかくバターの風味が半端ない。こんなにバターが香るパンともそうそう巡り合わない。

 

そしてもう一品。

 

 

「チョリソー(税抜240円)」…見た目ボリューミー、そして実際に食べてみるとかなりスパイシーなチョリソが入っていて刺激的。クセになりそう。このパンにもカルピスバターを使っている。

 

営業時間が18時半までと手仕舞いが早いので要注意。

昼間に五反田に来てることがあればちょっと寄って購入したいお店。

食べるとちょっと気分の上がるパン。

 

さて、ランチは坊ちゃんが合流してカレーが食べたいと言う。と言う事で地元でも人気の

ホットスプーン・カレー へ

 

 

町中華ならぬ町カレー。五反田駅から徒歩5分。

 

牛スジカレーがウリの店だが、奥様は今回、店員さんからススメられた香りと辛さの引き立つ生スパイスと粉スパイスの刺激的辛さのカレーで「Wスパイス チキンカレー(以下全て税抜 790円)」をオーダーすることにした。

 

ご飯は少なめ(▲30円)、辛さは「辛口(普通が中辛)」、トッピングに「半熟玉子(100円)」、ドリンクは「アイスチャイ(180円)」をカスタマイズ。

 

 

5分で着皿。グツグツと煮立ったカレーに生スパイスを投入、さらには乾燥スパイスをスプーン3杯まで投入可と言われ、2杯でお願いする。

 

テーブルには「ガラムマサラ」も置かれているので足りなければこれで補えば良い。

 

さて、ひと口、放り込む。ピーマン、玉ねぎ、トマト、人参、複雑に溶け込んだ野菜類の味がしつつ、ガッと辛さが来た。

 

え?マジか、この辛さ。

この辛さだと福神漬け、ラッキョウもご飯の脇に待機させた方が良さそうだ。

さらにはオプションで頼んだ半熟玉子を味のソフト化に味方につける。さもないとなかなか抗しきれない辛さかもしれない…。

 

ふた口、三口と食べていくうちに、かなりスパイシーである事を再認識。とてもじゃないが、目の前のガラムマサラの出番はない。でも、美味しい。

 

 

最後は「アイスチャイ」の甘さでホッとした癒しをもらう。これも普通に美味しい。

 

それにしても、1時間経った今でも奥様は汗が出て来ている。記憶に残る旨辛さだそう。五反田に来たら、また寄る店のリスト入りさせたみたいだワン。

 

 

この店の運営はコンビニ、ラーメン、カレー、居酒屋と展開する五反田に本社のある「YSKグループ」。

五反田を核に、今回訪問した牛すじカレー専門店『Hot Spoon』(五反田店ほか丸の内店、西新宿店、東京ドームシティ店がある)の他、わんたん麺専門店「広州市場」、串焼き居酒屋「チャコールグリル山武商店」、GRILL&WINE「五反田バル」、五反田漁師バルなどがある。

意外にも大きな組織で従業員が350人もいる会社。

単なる町カレー屋じゃなかった。

 

汗をかきすぎて今日は散歩をお終いにして明日再びここ五反田に来ると奥様が言い出したワン。渋々ワタシも納得して帰宅の途に向かう。

 

 

 

翌日は奥様はワタシへのご機嫌とりのためかワタシのお気に入りの親友のトンさんを誘って再度五反田へポタポタ散歩。

 

 

この日は人気のイタリアンである  ロマーノ五反田  へ。

 

 

11時半に現地集合で約束。別にこの店のことを知っていたわけではなくトンさんが11 時半に予約を入れておいてくれた。

予約時間の少し前に到着すると、すでに10人以上が並んでいる。すごい人気。

 

11時半少し過ぎに地下へ誘導される。

カウンター席があるゾーンから奥へ行くと100人近く入りそうなスペースが広がる。

 

メニューに迷った挙句「ロマーノ定番ランチコース(税込 1700円)」にした。

 

①鮮魚のカルパッチョ サラダ仕立て。

 

 

②メインは本日のランチメニューよりひと皿を選択。

 

 

奥様は「鮮魚と人参、ミョウガ、ナメコ、わさび菜のペペロンチーノ スパゲティ」をオーダー、ナメコの少しのぬめり食感が面白い。唐辛子の効きは弱いが、時々ピリリとする。

 

その他にはピザもあれば魚や豚肉のローストもある。

トンさんは豚肉のローストをセレクトした。

後で運ばれて来た肉のボリュームがスゴい。

 

 

 

 

さらにここに③ドルチェ、④飲み物がつく。

ドルチェで奥様は「アフォガード」を選び、飲み物に「アイスカフェラテ」を選択。

アフォガードのアイスの量も結構のボリュームで、アイスラテもちゃんと牛乳8割入っている感じ。

この値段でこの料理とデザートまでついて税込1700円はコスパ良く、人気になるのもよくわかる。

 

老若男女、サラリーマン、OL、新人歓迎会、大箱だけにそこここで賑わいを見せる、わいがや系。

居心地も良いし、出てくる皿数も多いし、ボリュームもあるので、食べて喋るとついつい時間が経つ。気づかないうちに入店から一時間半近く費やしてしまったため、店員さんから退店を催促されたが、まあ、外を見ると長蛇の列が13時近くになっても続いているので、それも当然のこと。気づかず申し訳ない。

 

五反田の地下にスゴい活気を見せるコスパの良い店で食べれたのはちょっと発掘感があったワン。

 

五反田のポタポタ散歩をこの日は昨日はあまり出来なかったので長時間してくれたワン。

 

 

あまりに長く散歩して疲れたので、ちょっと甘味屋で休憩することに。

「ダ・カーポ」

 

 

夕方16時頃に五反田の裏道を歩いていると「ダ・カーポ」なる鯛焼き屋さん。

 

中を覗くとお姉さんがひとりで対応。

 

「やってますか?」と扉を開けながら奥様。

「19時までやってますよ〜。でも餡子の鯛焼きしかないです」と店のお姉さん。「あっそれでイイです」と奥様。

ここはアンコの鯛焼きが面白い。

友人への手土産で3個購入。ひとつ200円。

 

19時までと聞いて、ここに座って「アイス豆乳ラテ(税込400円)」をいただくことにした。

 

 

鯛焼きのお供。飲み物とたい焼きをセットにすると50円引きになるサービス。

 

豆乳ラテ自体は普通に美味しいけれど、やっぱりこの鯛焼きは人に言いたくなるネタがあって面白い。

 

 

と言うのも、甘〜い鯛焼きを食べ進むと最後に少し塩っぱいものが出てくる。

味噌なの杏ジャムなの?

味変が面白いが知らないと、ん?なんだこれ?と違和感を感じるかも。

 

さてゆっくりさせてもらって、そろそろ晩ご飯に向かう。

 

 

 

食堂とだか

孤独のグルメに取り上げられた影響もあって予約困難店の象徴的な店になった。以前は2年取れないと言われたが、今は予約受付すらストップしていて来年の夏まで予約いっぱい状態。

 

そんな貴重な席をトンさんの分と奥様の分の2席を今晩はいただいたそう。奥様的には一年ぶりくらいの訪問。楽しく美味しいお店の代表的存在。

 

1回転目の18時からスタート。

 

レモン果汁たっぷりの「とだかハイボール」を奥様はいただき、トンさんは知覧茶で乾杯。

ワイワイキャッキャとあっという間の2時間半。

この店はなんだろう、単なる美味しく食べる食事処ではなく美味しいエンターテインメントレストランだと思う。

 

この日もあの「ウニonザ煮玉子」

 

 

 

「ホタルイカのなめろう、先ほどの皿にこぼれているイクラをここに乗せて」…包む海苔はとだかの頭文字のT型に。この海苔が風味豊かでパリパリ感が半端なく美味しい。有明産の海苔。それで巻いたホタルイカのなめろう、めっちゃ美味い。

 

 

「椀もの」…ハマグリ、菜の花豆腐、出汁にはホワイトペッパーが入り、柚子の皮が添えられている…これがめちゃくちゃ美味しい。ホワイトペッパーなんて入れて、日本料理の大御所に怒られそうな料理だが、型破りだからこそ新しい発想ができる典型。気に入ってしまった一品。舌の記憶に残る料理。

 

 

お造りは「尾長鯛、明太子の唐墨、真ハタ」…少し寝かせたものだそうで旨味も引き出され、まったり美味い。塩でも山葵醤油でもどちらも合う。

 

 

揚げ物は「鰆フライをいぶりがっこのタルタルソースでいただく。添えられた白和えは金柑と安保柿を和えたもの」…中は火が通っているがレアミディアムな魚料理。それをいぶりがっこタルタルソースでいただく。こんな風なソースに合うとは思いもよらなかった。戸高さんのアイデアの引き出しが多くて面白い。

 

 

焼き物は「鰻」…最近のスペリャル料理。血抜きをして10日間じっくり寝かせ熟成させた鹿児島産の鰻をまずは白焼きから。酢橘もしくは山葵醤油でいただく。へー、ご本人に確認して自信作だと聞いて数日前に予約確定させてもらったが、確かにこれは食べないわけにはいかないひと皿。上品な味で美味しい。

 

 

「とだチキ」…とだか風鶏の素揚げ。外はパリパリに焼かれ、中はジューシー。サイズが小さいから、もっと食べたくなる一品。外せない。

 

 

「甘納豆チーズ餅、明太子入り」…なんでこんなモノ思いつくかなぁ…。面白いし、美味しいからその発想力にやられる。

 

 

お口直しに「ザーサイ、白滝のペペロンチーノ」…口直しとは思えないボリューム。

 

 

ここでメイン「すき焼き味のどーんとした牛肉」…さすが、とだかのすき焼きは普通には出してこない。皿の下には煮玉子があって味はすき焼きのように甘辛、大きなブロックの肉は食べ応えのあるボリューム。

 

お腹が…お腹が…めちゃくちゃ、いっぱい。

 

 

そこに今度はご飯投入。その上に肉そぼろをこれでもか、と掛ける。そしてその上にもういっちょ玉子を乗せる。やりたい放題、し放題。

 

 

さて、まだ続く。「鶏団子そば(=ラーメン)」…小盛り、中盛り、大盛りの3パターンから選べるが、もちろん最早小盛り以外ありえない。友人のサウナーはこれをパスした。そのパス以外はひとりだけ中盛りで、あとは7人が小盛り。

 

それでもしっかり美味しい、そして楽しい。

そばをなんとか全部すすって、最後に鶏団子が出てきた時は拷問かと思ったほど腹パン。

 

 

 

そして最後のスペシャリテのデザート「手作りイチゴ大福」…目の前で戸高さんが餡子とどでかいイチゴを組み合わせて餅で包んでいく。出来立てが美味しいのでいつもの如く半分だけその場で食べて、半分は持ち帰り…。

 

ヤバい、ホント腹がはち切れる…。

 

そうこうしているうちに、時計はほぼ23時を示している。2時間半たっぷり食べて飲んでお喋りして、お開きの時間。

 

今回は鰻も入れたので飲み放題で12000円。

 

今回は楽しくて美味しかったからリーズナブル。

 

 

次の予約受付は2021年7月まででストップしているらしいから、またラッキーにも機会があればって感じか。

 

ワタシもだいぶシェアしてもらって今夜は食べた。とにかく今はお腹いっぱい過ぎて、食べ物のことはあまり考えたくないので、落ち着いてから奥様、考えましょうよ、次の事は。

 

さて、今回の散歩はここまで。来週も五反田をうろつくワン。

 

 

* 文中に出てくるBはパン屋さん、Swはスイーツ、Cはカフェ、SHは土産や品物を買った店、数字を囲む◯は昼間の利用、●は夜利用を表すワン!

* この情報は作者とボンの散歩時点のものであり、変更が起きている場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。

 

 

 

川井潤  食関係含めた幅広いプロデューサー

食に限らず多くのプロジェクトを手掛ける。テレビ番組「料理の鉄人」企画ブレーン(1992年~97年)。地域や食のため世界中に出向く。ほぼ外食生活。食べログフォロワー数日本一。食雑誌dancyu等、執筆多数。

https://tabelog.com/rvwr/kawaijun/ 

https://magazine.tabelog.com/articles/author/kawai_jun

https://goetheweb.jp/restaurant/slug-nee725999900f

#グルメ

 

ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店 についての記事

もっと見る