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ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店2017/9/7

ワタシの主人はこの家の奥様。毎日のようにワタシを散歩に連れて行ってくださる。

そしてご自身は美味しいレストランで毎日のように食べ歩き、カフェでコーヒーを飲み時々ケーキも食べ、その街の美味しいパンを買って帰る。たまに奥様のダンナ様もご一緒する事もあるが回数は限られている。そしてその日の食事報告をワタシに逐一してくださる。たまに私の食事分もドギーバッグに入れて持って来てくださる。。

あっ、私の名前はボン。オスのコッカースパニエル、4歳。

 

さて2回目のお話は、奥様がよく散歩に連れて行ってくださる「小石川1〜3丁目・春日」エリアの話。今回は奥様のお友達で西片に住むトンさんも同行の散歩になった。

 

【小石川1〜3丁目・春日】その①

下町と高層ビルが混在する街、春日。駅は春日駅と後楽園駅が若干歩くもののつながっていて地下鉄も4線が乗り入れる便利な街。

散歩には大通りより細い路地が面白いが、遊園地、東京ドームなどの賑わうエンターテイメント施設があるのと同時に、閑静な江戸時代初期に造られた庭園「小石川後楽園」など歴史的な名所もあって面白い。

今日の午後は14時からの野球のデイゲームチケットをトンさんが用意くださったので、奥様は野球観戦予定。奥様は野球をよく分かっていないけど…。

その間、ワタシはドーム内には入れないのでトンさんのお家に預けられる。ワタシは野球好きなんですけど…。

 

後楽園駅、春日駅前はすでにマンション建設含め都市の再開発が始まっていて、グリーンバレーの緑化計画、建物の環境負荷が低くなる留意など環境に配慮した街づくりを目指しているよう。ワタシの歩きやすい道作りもお願いしますワン。

 

 

午前11時過ぎトンさんと待ち合わせ。都営三田線「春日駅」A6出口を渡って言問通りを菊坂方面にポタポタ3分ほど歩く。

右に行くと宮沢賢治がかつて下宿をしていた本郷4丁目。

 

B「アトリエ・ド・マヌビッシュ」と言う名の可愛らしいパン屋さん、そこで停まる。

このパン屋さんで北海道江別産の全粒粉を使った「パン・オ・コンプレのスライス(この一個で売切れ)」、セップ茸の形をした「ブリオッシュ」、「セーグルノア」、「カレーパン(この一個でこれも売切れ)」の4点購入。ここのパンも食べさせてもらったことがあるがカレーパンは辛いながらも旨みがあって絶品。辛いのでそのあと水をペロペロ飲まなくてはいけないが…。マヌビッシのマヌは天からの恵みの意味。確かにここのパンを食べると自然の恵みを感じる。

 

 

こうして明日の朝食用のパンを無事購入して、移動かと思いきやワタシのリードをポールに結びつけたまま奥様とトンさんはアップルパイ屋の※S「マミーズ」店内へ入っていってしまった。

奥様がトンさんに手土産用にアップルパイを手渡した。トンさんが箱を開けてワタシにも見せてくれた。中型ホールサイズのようでこれで税込1200円。

このアップルパイは店主である奥様が子供さんのために趣味的に作っていたモノが評判良く、独学でさらに技術習得、商売を始めたもの。信州リンゴを使って作っているそう。オーブントースターで焼き直すとリンゴがさらにジューシーになり、カスタードもあったまってワタシ的にもこっちが好き。今日は見るだけだったけど…。

あー、お腹が空いてきた。

 

おっ、ようやく、散歩再開。??、50mも歩かないうちにまたもリードがポールに結ばれてしまった。また、お座り。茶色の可愛らしい扉、上に「TSUMURA」の文字。あー、ここは寄るしかない店だ。奥様とトンさん、ここでランチだな。12時オープンだが10分前で既に5人が並んでいる。

 

①「TSUMURA」

実はこの店のシェフはかつての銀座の有名洋食店「銀座キャンドル」のシェフだった津村さん。川端康成や三島由紀夫が通った店としても有名。さらにその前は松本楼でも腕を振るっていたそう。ホ・ン・モ・ノ。

 

奥様はここのオムライスがお気に入りで「完璧なたんぽぽオムライス」といつも絶賛している。

この日はランチセットで選んだのでこの他、前菜に「サラダ」と「かぼちゃスープ」のどちらかをセレクト。奥様の選んだ「かぼちゃスープ」は当たりだったらしい。ニコニコしている。

ふわっとした玉子をナイフで切ると花が咲き始めるように玉子が両サイドにとろけ落ちるたんぽぽオムライス。

今日もドギーバッグにオムライスを少し入れてワタシにも食べさせてくれた。ふわとろ玉子の下にケチャップライス。味も濃すぎず、上品な味で食がどんどん進むワン!

 

トンさんが選んだ「海老グラタンセット」も熱々でチーズの風味が超絶美味しいと言う。

ワタシは猫舌ならぬ犬舌で熱いのは苦手なので、問題外…。

 

さて、食後ゆっくりと珈琲が飲みたいと奥様、トンさん。店を出て道路を渡って再び西片の交差点方面へ向かう。ポタポタ歩いて100歩。

 

②「珈琲自家焙煎 珈琲庵」

 

以前に1/8切れ食べさせてもらったが、ここのホットケーキが超絶美味しい。さっき奥様が食をセーブしたのはこのせい。

ここのホットケーキはオーダーが入ってから粉を練り始め、しばらく捏ねる。そのかき混ぜる音が耳の垂れたコッカスパニエルのワタシにでも心地よく聞こえる。特別な銅板で1枚1枚焼き上げる。ホットケーキ表面の硬さはサクッとイイ感じで、中はふかふかで絶妙。付いてくるバターと生クリーム、蜜を駆使してパクパクと食が進む。

 

コーヒーはこの店のオススメの「陰干し珈琲」を注文。味はやわらかなタイプの極致で軽やかでお気に入り。この豆、日陰で普通の豆の10倍の時間かけて乾燥させ、熟成させているのだそう。この店で出される珈琲は全部自家焙煎かつ直火焙煎。このホットケーキ&珈琲の組合せを楽しむためにわざわざ出掛けて行きたいカフェ。

 

そろそろ13時半過ぎ、ワタシは西片のトンさんのお家に。奥様たちは東京ドームへ野球観戦に。いいなぁ。。結局、ワタシは日頃の疲れが出たのか、すぐに眠りに入ってしまった。

 

 

野球観戦後、18時過ぎに奥様とトンさんが迎えに来てくれて今度は晩御飯に出発。もう一度西片の交差点まで歩き、白山駅の方にポタポタと散歩。

ディスカウントストアの「オリンピック白山店」を超えて白山2丁目信号を右に曲がり、一本目の路地を左。なんとも雰囲気のある路地。そこに横浜サローネ出身の大下シェフが構えるイタリアン「シチリア屋」がある。また、しばらく奥様たちの晩御飯のためワタシはここでお座り。

 

❸「シチリア屋」

イタリアンと言うより、シチリア地方だけに絞った料理、家庭料理にこだわりを持つ。食べログ点数も夜は3.94(2017年9月現在)と高い。なんとなく塩味をギュッと利かすと言うよりほんわかした味付け。普通には食べることのできない料理が多い。スプマンテで一杯の後、白ワインへ。

 

次のスープも「乾燥そら豆のズッパ」、前菜は「シラスのレモン葉焼き」、パスタは「メッツィペンネ牛すじ肉のパレルモ風」「マグロラグーのブカトーニ」。見たことない、食べたことのない味。シチリアで腕を磨いた大下シェフならではの味だと、奥様は感心する。ワイン飲み過ぎ注意ですよ、奥様!

 

最後のデザートは「レモンのタルトシチリア風」。コーヒーと酸っぱさで食後はさっぱり

路地にある店は、本当にシチリアに迷い込んだかのような小空間。行ったことないけど…。

 

今日は奥様も飲みすぎ、トンさんもお疲れ気味だったのでこのあたりで解散する事に。タクシーの中で奥様は眠ってしまった。ZZZzzz

ちなみにタクシーにワタシのような犬も乗れるかどうかは、運転手さんに聞いてみる必要あり。ちなみに三和タクシーという会社は横浜中心に、東京でも調布や府中、八王子などの一部地域でオフィシャルに乗れる仕組みになっている。しかも、奥様がいらっしゃらなくともワタシだけでも乗せてくれるサービスも展開中。なんと、ワン ダフル!

 

タクシーが家の前に到着。「家に着きましたよ、奥様起きて!わんわんわん!」ようやくダンナ様が迎えに出てきて一件落着…。ふー、また来週。

 

* 文中に出てくるBはパン屋さん、Sはスイーツ、数字を囲む◯は昼間の利用、●は夜利用を表すワン!

**この情報は作者と犬のボンの散歩時点のものであり、変更が起きている場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。

 

 

川井潤  食関係含めた幅広いプロデューサー

食に限らず多くのプロジェクトを手掛ける。テレビ番組「料理の鉄人」企画ブレーン(1992年~97年)。地域や食のため世界中に出向く。ほぼ外食生活。食べログフォロワー数日本一。食雑誌dancyu等、執筆多数。

https://tabelog.com/rvwr/kawaijun/

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