ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店2020/1/24

ワタシのご主人はこの家の奥様。毎日のようにワタシを散歩に連れて行ってくださる。

そしてご自身は美味しいレストランで毎日のように食べ歩き、カフェでコーヒーを飲み時々ケーキも食べ、その街の美味しいパンを買って帰る。たまに奥様のダンナ様もご一緒する事もあるが回数は限られている。そしてその日の食事報告をワタシに逐一してくださる。たまに私の食事分もドギーバッグに入れて持って来てくださる。。

 

あっ、私の名前はボン。オスのコッカースパニエル、4歳。

 

 

 

 

今日は先週に続き溜池山王駅周辺へ。

奥様は久しぶりに親友のトンさんとお約束。

 

この日は奥様が毎月来ている

オールデイダイニング オリガミへ。

 

ここは昔ながらの排骨麺(パーコー麺)が有名だが実はブイヤベースもオムライスもナシゴレンもチーズバーガーも絶品。そして特にナポリタンは超絶品。

 

 

 

 

 

 

最近出来た新メニュー「キャピトル牛丼」はホテル名を冠につけるくらいに力を入れたメニュー。

このホテルで有名な「パーコー麺」と並ぶくらいの人気メニューにしたい狙いなんだとか。

 

牛丼と言う食べ物は普通は街なかで300円程度で食べられるものだが、このホテルではそうはいかない。寿司にも回転寿司と高級寿司があるように、牛丼だってチェーン店モノと徹底した高級こだわりモノがあっても良いと思う。

今回のはこの後者。

 

 

さあ、着丼。着丼と言いながら器はあの!ロイヤルコペンハーゲン。男性イメージの強い牛丼だが、もうここでは奥様たち女性でも食べやすい雰囲気がしっかり作られている。

 

 

セットで付いてくるスープは「柚子コンソメ」は牛から取ったスープ出汁コンソメに柚子を効かせたタイプ。

 

お新香の代わりはここではピクルス。これがまたおシャレに美味しい。

 

適度に脂の乗った黒毛和牛(この日は常陸牛と言っていたような…)の大きな肉が数枚ベローンと乗っている。約150gもあるそうだ。

これがサシもいい具合に入り、実に美味い。ほぼ肉の端切れの牛丼しか食べたことのない僕としては別次元の食べ物。

 

 

薬味で出されたのは「柚子胡椒」「七味唐辛子」「山葵」。紅ショウガは流石に出てこない。全部試してみたが、牛肉の肉質が良いためか「山葵」が最も美味しいと思った。次いで「柚子胡椒」。

 

ご飯は北海道の「ゆめぴりか」。

軽めの盛りだなと思ったらこれも180gも入っていて、最終的にはお腹いっぱいいっぱい。割と早めの段階で温泉玉子を溶いて牛肉と一緒に食べ、肉を食べてしまった後はタレとその玉子のついた玉子かけご飯のようなモノを食べるのも至福の時間。

最後のひと掬い用にスプーンがついてきているのも細かな気遣い。さすがキャピトル東急ホテル。

 

肉の味付けはよくある牛丼の甘すぎる感じではなく、程よい甘さで上品。オトナの甘さって感じでさすがホテルの出す牛丼。具はシンプルに淡路島の新玉ねぎのみ、と潔い。これらのバランスが実に取れていて美味しい。

 

さて、これだけ高級で美味しい牛丼のお値段は……、税サ込み、…5566円。

さすがにホテルの牛丼だワン。

 

高いとは思うけど、良い肉だし美味しいしホテルだし…。記憶に残る味と値段。

一度は食べてみる価値ありだと思うワン。

 

 

この日はランチをした後は家で作業するためパンを買って帰ることにした。

 

 

ペストリー ブティック オリガミ

パンを買いにキャピトル東急へ。奥様はよくお気に入りドーナツと食パンを買うことが多い。全部上品に美味しい。

 

 

 

 

 

溜池山王はこうして結構散歩することも多いのでここ数ヶ月の思い出も含めて美味しいお店を記述しておくワン。

まずはお寿司の寿し処 寿々(すず)

 

 

この店のご主人、あの「久兵衛出身」の大将。ランチながら予約して訪問。

親友のトンさんと10分前に店の前に行くが、12時ピッタリにしか店の扉は開かない。

 

それまでもちろん入れない。

外で待つ客は奥様たち2人以外に西洋系外国人4人。

 

12時ピッタリに女性店員さんが扉をあけてくれる。凛とした空間の畳部屋にL字型のカウンター。掘りごたつ方式でくつろげる。

 

 

大将はジョブチューンにも出演しているイケメン。

奥様「すいません、おまかせ(税抜 8000円)でお願いします。ただ12時50分には出たいんですけど…」

若大将「んー、難しいですねぇ…」

「……」「…、……。」…お互いしばし沈黙。

若大将「それで良いですか?」

奥様「はい…、良いです…」

今更店を出て行くわけにもいかないし、まあ、間に合わなかったら、途中で退席だな、次の会合は時間厳守だし…と心で奥様は思う。

 

ここまで、10分経過…。12時10分。さぁ、ここからが勝負!

「ウニいくらごはん」からスタート。

 

 

「(ヒラメの)えんがわ」…レベルが高くて期待出来る。

 

 

「マグロ赤身」…とても美味しい。

 

 

「鰤」…「yellowtail」…外国人向けに英語でひと言加える。

 

 

「スミイカ塩」…「squid」

 

 

「鰹」…「bonito」

 

 

「ボタン海老」…トロける美味しさ。

 

 

「金目鯛」…相当美味しい

 

 

(ウニ)…パリパリの海苔も美味しい

 

 

(中とろ) …少し脂の乗り悪いかな

 

 

(コハダ)…美味しい

 

 

(シジミの味噌汁)

 

 

(玉子)…良き甘さ

 

 

(穴子、煮詰めで)…甘さも適度で美味。

 

 

(鉄火巻き)…美味しい。

 

 

 

最後は驚きの希少部位の(炙りカマトロ)…美味し過ぎる。案外噛む行為自体を意識するくらいシッカリした食感。クドさはないがジューシーな脂が最後の最後にズシリと印象的。

 

この最後の握りを口に含んだ瞬間、大将が店員女性に「おあいそ」の声を掛ける。

最初にこちらから伝えたよりも前の12時45分にはおアイソも済ませる事が出来て、無事会議に間に合い、助かった。

 

さて、実はここまで大将はネタの種類をひと言伝えるだけ。しかも、見て分かるネタの時はそのひと言もない。=上記の(  )で書いてあるネタはひと言もなし。

外国の方にも「鰹」なら「bonito」と英語でネタ名をひと言言うだけ。

 

大将は夜は話をするが、昼間はバタバタなのでほとんど口を利かないそう。

奥様は寿司の美味しさと、凛とした空間に惚れた様子。

特にボタン海老は美味しく印象的だったみたいだワン。

 

 

 

ここから怒濤の溜池山王の鶏の店3連発。奥様は今一歩ジビエが苦手なので結果として鶏肉をよく食べる事が多い。本人は気づいていなそうだけど…ワン。

ある日の昼

きすけ赤坂本店

 

 

甘さ加減が親子丼の味の良し悪しの決め手になるが、ここの甘さは絶妙にギリギリを攻めてくる。実は砂糖は使わずみりんだけで味付けしているのだとか。

 

昼のメニューは親子丼のみ。小、並、大からご飯の量をセレクトする。値段は全て同じで、税込1200円。去年10月の消費増税でちょっと上がったワン。

 

オーナーは秋田出身者で使うは秋田比内地鶏。

 

 

もも肉、胸肉がゴロゴロと適量入る。結構ムチムチした歯応えのしっかりしたお肉。

玉子は完璧に近いくらいふわっと、とろとろ。

 

 

その他、レタスサラダ、味噌汁には刻みネギとワカメが具に入り、香の物はたくあん。さすがに秋田ならではのいぶりがっことはいかないか…。

 

全体的によくバランスのとれたセット。

カウンター6席、相席必須の大きなテーブル、奥の別部屋にあるテーブル席入れて計26席あるが、昼前から次々に客が入りあっという間にほぼ満席。

ただし、絶えず浅い底の親子丼用の鍋には鶏と玉子が5〜6個セットされ、あとは火にかけられるのを待つだけ、となっていて客をなるべく待たせない工夫もされている。

 

結局僕らは入店から、食べて、店を出るまでわずか15分。このあと、ゆっくりコーヒーが飲める時間ができるのも嬉しい。

 

 

ちなみにこの日ではないが奥様もダンナ様も一番気に入っている「唐揚げ」はこの店のもの。

雛どり

 

 

ランチ時、結構いつも満員なのでたまにだけ来ていた店。

 

この日は13時半頃に溜池山王。この時間なので、店は空いていて楽に入れた。今日のランチは「鶏唐揚げ定食」、「そぼろ丼定食(鶏唐揚げ2つ付き)」の2種(どちらも税込1000円)。

 

鶏唐揚げが6個も付く鶏唐揚げ定食は坊ちゃんは行けるが、奥様もダンナ様もさすがに唐揚げ2個付きのそぼろ丼の彩りが頭に浮かべつつ、店のおばちゃんに「そぼろ」と注文。

 

 

 

 

付いてきた唐揚げ2つは相変わらずジューシーで熱々。脂がジュワーっと口の中に広がる。ホント美味しい。そぼろ丼は玉子も鶏そぼろもやや薄味の軽めな味付け。柴漬けが強いアクセント。味噌汁もワカメとお麩入りが付く。じわーっと胃に染みる優しさ。あとは昆布の佃煮もチェンジオブペースに役立つ。

 

コートを着たまま、テーブルまで行って、店のおばちゃんに注意される。そうだ、この店は入口でコートを脱ぐのが約束でした。張り紙も貼ってある。確かに食べるところで着たり脱いだりしたら埃がたつから道理です。すいません。

 

 

夜は奥様は坊ちゃんと焼き鳥屋さんへ。

 

溜池酉玉 

 

 

坊ちゃんがよくランチに使ってお気に入りなのでこの日の夜、当日予約で坊ちゃんと奥様2人で訪問。

 

夜の帳が下りた後の店は黒塗りの板塀に囲まれ高級感が漂う。内観も含めてその雰囲気は居酒屋と一線を画しながらも焼鳥一本一本の値段は200円〜300円台とサラリーマンのお財布の味方。

 

椅子の下に空間があり、そこに荷物を前方から収納する方式。19時半過ぎ満席。男性客8割強。

 

お任せの「酉コース(7本 税抜1780円)」、「玉コース(10本 税抜2480円)」のどちらかを頼む人が多い。

苦手な部位も店から聞いてくれるので、変更可能。

 

ただ、奥様たち2人は希少部位含め、勝手に好きなモノを食べたかったのでアラカルトでオーダー。まずはドリンクで乾杯。

 

 

早速「つくね」から…案外、歯応えはないつくね。奥様骨の入ったコリコリしたタイプが好きなのでこれはちょっと好みと違った。

 

 

「金針菜」…鉄分が多い百合の蕾。シャキッと感は少ない。

「ふりそで (=手羽の付け根)」…歯応えあり。旨味もある。

 

 

 

「銀杏」…熱々で美味。

「かしわ=もも」…普通に美味しい。

「さえずり(食道)」…食感がコリコリで旨味があって美味しい。これは好き。

 

 

 

 

「さび=ササミ)」…軽やか。

「アスパラ」、「椎茸」…大きめの椎茸が印象的。口直しは「うずらの卵を落とした大根おろし」…これが口をさっぱりさせる。

 

 

「うずらの玉子(とろ玉)」…玉子に『とろ玉』とネーミングする程だからと期待したが案外そこまでトロッと感はなかった。3個のうち1個だけは確かにちゃんとトロッとしていたが。

 

 

「血肝=レバー」…生っぽくはなくしっかり焼いたタイプ。マッタリ美味しい。

「皮」…カリカリでもなく柔らかくもない。

「そろばん(首肉)」…これはちょっと塩味が強かった。思わず飲み物を飲む。

ちょうちんはこの日は入荷がなかったそうで食べる事は出来なかった。

 

焼鳥全般、焼きが強めで塩味は濃い。

人それぞれの好みだが、坊ちゃんは好み、奥様的にはもう少し繊細で塩味弱い方が好み。

 

〆に奥様は「親子丼(税抜 850円)」、坊ちゃんは「そぼろ丼(税抜 850円)」をオーダー。

 

 

親子丼は坊ちゃんがよくランチでも食べているメニューだが、牛蒡の食感と汁だくが楽しいものの味は濃くて甘い。

 

 

同時に「鶏スープ(税抜200円)」をオーダー。鶏コラーゲンがたっぷり滲み出たトロトロのスープそのものは美味。だがこっちはやや塩味が足りない(テーブルに塩と胡椒があれば奥様は絶対に使っていたと思うワン)ただ面白い事にスープの中に少量の麺が入っていて、ちょっとそれは嬉しい。

 

空間も小綺麗だしリーズナブルなので普段使いに良さそうだワン。

 

 

さて今回はこのへんでお終い。次回はワタシがあまり行ったことのないエリアに行くようだワン。

 

* 文中に出てくるBはパン屋さん、Swはスイーツ、Cはカフェ、SHは土産や品物を買った店、数字を囲む◯は昼間の利用、●は夜利用を表すワン!

*この情報は作者とボンの散歩時点のものであり、変更が起きている場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。

 

 

 

川井潤  食関係含めた幅広いプロデューサー

食に限らず多くのプロジェクトを手掛ける。テレビ番組「料理の鉄人」企画ブレーン(1992年~97年)。地域や食のため世界中に出向く。ほぼ外食生活。食べログフォロワー数日本一。食雑誌dancyu等、執筆多数。

https://tabelog.com/rvwr/kawaijun/ 

https://magazine.tabelog.com/articles/author/kawai_jun

https://goetheweb.jp/restaurant/slug-nee725999900f

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