ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店2020/1/5

ワタシのご主人はこの家の奥様。毎日のようにワタシを散歩に連れて行ってくださる。

そしてご自身は美味しいレストランで毎日のように食べ歩き、カフェでコーヒーを飲み時々ケーキも食べ、その街の美味しいパンを買って帰る。たまに奥様のダンナ様もご一緒する事もあるが回数は限られている。そしてその日の食事報告をワタシに逐一してくださる。たまに私の食事分もドギーバッグに入れて持って来てくださる。。

 

あっ、私の名前はボン。オスのコッカースパニエル、4歳。

 

 

 

今日は溜池山王駅周辺へ。

奥様は久しぶりにダンナ様と坊ちゃんと3人でお出かけ。日枝神社にポタポタ新年のゆっくりお参り。

 

お詣りの後はランチにすると言うがワタシ的には嫌な予感。絶対3人で一緒にランチに行かない気がする。個人の意見がいつも一致しないし決して迎合しないのは2020年になっても変わらないと思う。

 

さて、どこに行こうか話し合っている…が、やはり決裂。夜の食事は一緒にすることにしてランチは案の定、三者三様に店を選ぶことに。

 

ダンナ様は年末に年越し蕎麦を食べ損なったのもあって蕎麦を選択。

ワタシはダンナ様に連れられて「さ和長」へ。外で待つことにした。

 

 

ダンナ様はこの店に来たらついこのフォトジェニックかつ人気の海苔のかかった蕎麦をオーダーする。

 

ランチのサービスメニュー「海苔かけ(冷)+豚生姜焼きご飯(税込 950円)」をこの日はセレクトしようとしたら品切れで「梅ジャコごはん」に変更となった。

 

約5分でセット到着。

麺は極細、ふんだんな量の海苔が麺を見えないほどにかけられている。蕎麦つゆはかなり濃いいタイプで、たっぷりつけると濃すぎて厳しい。江戸っ子のようにちょっとつけて食べると良い。

 

 

梅ジャコごはんはカリカリ梅が良い食感と塩味を与えてくれる。代打のごはんはむしろ本来の生姜焼きより美味しいかも。

 

 

ダンナ様が早く食べてくれてワタシとしては助かった。即刻ポタポタ散歩を始めてくれた。

 

 

坊ちゃんはハンバーグが食べたいと共同通信会館の地下にある「浪漫亭」へ。

 

 

昼はハンバーグを中心としたお店。この店は夜は居酒屋でランチなのに坊ちゃんの目の前には「久保田の萬寿」の酒がズラリと並べられている。

 

 

この店のランチ客はほぼ100%ハンバーグステーキをオーダーする。

もちろん坊ちゃんもそうだが、焼き具合ももちろん決めないといけない。

 

店員さんから聞かれるのは「レア、ミディアム、ウェルダンのどれにしますか?」と。ただ実はレアの上にさらにレア度を増した隠れた焼き方「ベリーレア」と言う焼き方が準備されている事を坊ちゃんは知っている。ニヤっ。

とは言えやはりここは坊ちゃんは「レア」で注文。

 

料金は前払い制でメニューと焼き方を決めたら席で支払う。ハンバーグステーキは税込1100円。他にはハンバーグカレー1300円、メンチカツライス900円などがある。

 

さて、オーダーしてなんと2分で目の前に料理が運ばれる。レアと言ってもあまりにも早くないかい?ってな感じでハンバーグ、続いてライス(大盛りも無料だが、僕は少なめでオーダー)到着。

 

 

ナイフを入れる、赤い肉のレア部分が見えてくる。

 

 

ひと口食べる、中はちょっと冷たい…。

んん、確かにレアだが、もう少し火入れ欲しいかも、と坊ちゃん。

サイドにつく、温菜のインゲンはシャキシャキ、ジャガバタはほくほくバターとろり、人参はふかふかでとっても甘く、コーンも良い匂いが鼻に抜け甘〜い美味しさ。と言った感じで4種4様楽しめる。

しばらく経つと熱々鉄板のプレートの上で肉の中心部があったかくなって来た。でも、あっためすぎると「レアからミディアム」に変わってしまうので微妙。

でも、このくらいが美味しいかも。

 

周辺のお客さんのオーダーを聞いていると、ハンバーグステーキがほぼ100%、うち、レアが半分、ミディアムが半分って感じ。

 

ここで注意事項。実は布製のナプキンを渡されるがズボンに置いて使っていたら、坊ちゃん、白いシャツにソースを二ヶ所飛ばしてしまった。大失敗。そう、これは前掛けのようにして上半身をカバーすべきナプキンだった。

これ重要。

 

ライスは炊き方硬さ、米そのものの味、全てバランス良くとても美味しい。

 

そして驚くことに、入店から食べ終わるまで15分かからず…。スゴいどこかのハンバーガー屋さんよりファーストフードかも。

という事で坊ちゃんもダンナ様に合流して、一緒にポタポタ散歩継続。

 

 

さて奥様は山王パークタワーの27階の「聘珍楼」で食事。

 

 

ちょくちょく利用するお気に入り中華。青椒肉絲や夏には冷やし中華もよく食べにくる。

 

この日は趣向を変えて「フカヒレ入りあんかけ土鍋チャーハン(税サービス抜き2000円)」を注文してみた。

 

いつもならサービスランチや飲茶ランチを普通に食べて、普通にそこそこ美味しく終わるのだが、この日は少し冒険する気になったみたい。

 

注文して15分後、土鍋の中にグツグツ状態のフカヒレ入りチャーハン登場。って言うか、あんかけが上に掛かっていてチャーハンは見えない。

 

 

でもそのグツグツしている表面の見た目だけでも美味しそう。具にはフカヒレの他、えのき茸、金華ハム、ホタテなどが入りその食感が美味しさを増幅させるが、何と言っても味付けが美味しい。確かに良くあるフカヒレご飯のタレの味なのだが、微妙な塩味かとろみか、その奥深いところの味付けが美味しく、箸というかスプーンが進む。

 

 

とても当たりのメニューだったみたいだワン。

そうなると、他にも気になったメニューが、あったので次はそれも試してみることにしよう。変化は求めないと新しい発見はありませんね、、

 

それにしてもいつ来てもこの店の案内のお姉さんの雰囲気はクール。それも印象的。

 

 

その後ダンナ様とパン屋さんB「メゾン・ランドゥ メンヌ赤坂」に寄る。

 

 

 

 

この店には2種のクロワッサンがあって「クロワッサンフランセ」と言うフランスAOCバター(原材料や製法の厳しい基準をクリアした製品に与えられる認証)をふんだんに使って作られたタイプをセレクト。1つ480円(税抜)とちょっとお高いが確かに美味しい。

 

 

そしてダンナ様の好きな「タマゴサンド」も購入…普通の店のタマゴサンドには入っていない、ケッパー、ピクルスが玉子の中に入っているのと、パンに練り込まれている黒胡麻が特徴的で味がユニークで印象に残る。

これまた税込422円とお財布に優しくはないけど、珍しいから一度はアリ。

クセになるかは個人の好みかな。ダンナ様はクセになってるみたい。

 

デニッシュ系も甘さも上品でとっても美味しいけど…。

3種で1000円を軽く超えるのでパンに贅沢に食べたい人ならアリ。

 

パン好きなら知っておくと良いお店。

 

 

 

さてゆるゆるポタポタ少し散歩しながら山王パークタワー周辺で奥様、坊ちゃん全員集合。

なんだかんだで夕方になっていたのでお茶をみんなで飲んでから、❹「多に川」

 

 

この店も奥様のお気に入りの店。以前はよく来ていた店。鹿児島郷土料理の数々が提供される。坊ちゃんはお初、ダンナ様は4〜5回一緒に奥様と来ている。

 

焼酎の前割りの「じょか」をいつもお願いする。鹿児島では多く見られる飲み方。

美味しく飲むために好みの分量で焼酎と水とブレンドして黒千代香(くろじょか)に入れ、数日間寝かすことで水と焼酎が馴染んでまろやかになり、飲みやすくなって…やばいのなんの。

その黒じょかを初っ端から飲んで食事スタート。

 

 

先付けと言うかお通しは

「枝豆、薩摩揚げ、ナガラミ巻貝」の3種から。…ナガラミ巻貝は食べたのは二度目。かなり美味しい。どうやら高級貝らしい。

 

 

お椀は「芋茎(ずいき)のお椀」…汁に生姜がたっぷり入り体ポカポカ、具の芋茎(ずいき)はいい感じの歯ごたえがあって美味しい。

 

 

お造りは「鰈、ハモ」。…鰈とエンガワはポン酢で。肉厚のハモはワサビ醤油でいただく。ハモの茹で方が上手で弾力がありながらも柔らかくいただけた。

 

 

鹿児島の名産「キビナゴ」…新鮮でないと刺身で食べれないキビナゴをありがたく酢味噌でいただく。当たり前に美味。

 

 

「鰻巻き寿司」…上品に美味しい。ミョウガもいい味。

 

 

焼き物は「焼き魚」…魚はハタ。出汁のきいたスープの染み込んだキャベツがまた美味い。

 

 

進め肴かな…「スズキとナスの炊き合わせ」魚が続くが野菜の組み合わせが絶妙。

 

 

続いて肉の「豚しゃぶ」…鹿児島の代表格料理の豚しゃぶ。水菜のシャキシャキ感、豚の脂身の甘さ、肉の旨味、出汁の染み具合、文句なし。

 

 

〆はご飯でなく「ラーメン」…これが鰹出汁から取ったスープのラーメン。縮れ麺となんとも相性が良い。最後にラーメン出てくるとは予想外。ちょっと嬉しい。

 

久しぶりの「多に川」、帰り際雨が降っていて、さりげなく傘のプレゼントもしてくれた女将。こう言う心遣いが心にしみる。

 

結局これだけ食べて、じょかも4回お願いしてそれなりに飲んでもひとり福澤諭吉さん一枚もかからない。やっぱり良いお店だわぁ。とご家族大喜び、ワタシも嬉しいワン。

 

 

さて今回はこのへんでお終い。次回もここ溜池山王周辺を深掘りするワン。

 

* 文中に出てくるBはパン屋さん、Swはスイーツ、Cはカフェ、SHは土産や品物を買った店、数字を囲む◯は昼間の利用、●は夜利用を表すワン!

* この情報は作者とボンの散歩時点のものであり、変更が起きている場合があります。最新情報はご自身でご確認ください

 

 

 

 

川井潤  食関係含めた幅広いプロデューサー

食に限らず多くのプロジェクトを手掛ける。テレビ番組「料理の鉄人」企画ブレーン(1992年~97年)。地域や食のため世界中に出向く。ほぼ外食生活。食べログフォロワー数日本一。食雑誌dancyu等、執筆多数。

https://tabelog.com/rvwr/kawaijun/ 

https://magazine.tabelog.com/articles/author/kawai_jun

https://goetheweb.jp/restaurant/slug-nee725999900f

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