美的 Life Style by 花千代2019/12/17

 

3年前の開業以来、花のインスタレーションを度々担当させていただいている日本橋の富山県のアンテナショップ、とやま館。

来年の春も富山の名産チューリップを使ったインスタレーションをやらせていただくことになりました。

 

 

 

 

コンセプトは富山の伝統工芸品である井波彫刻の欄間とのコラボや、鋳物のおりんや仏像とのコラボ、というように伝統工芸品にフォーカスして伝統工芸品の良さをアピールしながら花と組み合わせてのインスタレーションですので、毎回何と組み合わせるのか楽しみにしているのですが、来年はガラス工芸とのコラボレーションに決まりました。

 

先日富山県のとやまガラス工房を訪問し、実際ガラス器が出来上がるまでの過程をたいへん興味深く拝見させていただきました。

今回は選んだガラス器に花を生ける、というのではなく、活けたいイメージを元にガラス器デザインにも関わらせていただき花器を制作するところから始まる、という一歩踏み込んだコラボレーションです。

私にとっては初めてのガラス花器のディレクションで、わくわくするチャレンジとなりました!

 

 

 

 

ガラスは凛とした形や色、その透明感などが魅力ですが、次回の花材のチューリップの特性は咲いてくるとまっすぐ上を向くのではなく、茎がくねくねと曲がったりしなったりあちらこちらに向いて咲くという花ですので、有機体のようなぐんにゃりした花器に活けたら面白いと思い、デザインを考えました。

まるで氷が溶けたかのような、ぐんにゃりとしたガラスの固まりの質感と形、そしてビビッドでクリアーな色!

 

まず出来上がった1作目のイエローの作品画像ですがイメージどおりの仕上がりで、今から花を活けるのが待ちきれません。

 

本橋とやま館での会期は年明け218 ~31日までの2週間です。

春をつげるチューリップと富山の工芸品であるとやまガラス✖️花千代コラボレーション。

さてどのような展示になるでしょうか、皆さまのご来場をお待ちしております。

 

 

 

 

 

花千代 フラワーアーティスト
パリにて4年間フラワーデザインを学ぶ。
帰国後、CMや映画のスタイリング、イベント装花や店舗ディスプレー、ホテルのフラワーアートディレクションなど多岐わたって活躍。
2008年洞爺湖G8サミット公式晩餐会会場装花、2013年オランド仏大統領総理官邸公式ランチョン、APEC総理公邸晩餐会で和のテーブル装花なども手がける。
2013年、2015年と夏目漱石原作芝居「三毛子」と「「こころ」の舞台美術を、2016年新作「乙姫さま」の舞台美術をそれぞれ三越劇場にて担当、テレビ東京「ソロモン流」NHK「グランジュテ」などTV出演、ジュエリーや家具、シューズデザインなどコラボワークも多い。
近著に「花千代流テーブル&フラワースタイリング」誠文堂新光社

Hanachiyo Flower Design Studio  http://www.hanachiyo.com/

https://www.facebook.com/Hanachiyo

 

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