マンションに関する疑問や悩み ありませんか?2020/1/28

(最終更新日:2020年1月28日)

 

マンション選びで比較的重要になってくるのが駐車場。車を持っているご家庭は気になるところですね。人によってはマンションの駐車場は必ず使用できるものだと考えている方もいますが、必ずしもそうとは言えません。内見もして部屋を決めた後で、駐車場がないことに気づいたのでは、これまでに内見した時間や悩んだ時間が無駄になってしまいます。車をお持ちの方で、マンションを選ぶ際には駐車場についても考慮して物件を検討していきましょう。

 

 

マンションの駐車場は使用できるの?

冒頭でもお伝えした通り、マンションの駐車場は必ずしも使えるわけではありません。

駐車場のスペースが狭く、満車になっていることもありますし、そもそも駐車場を設けていない可能性もあります。

あるいは、車のサイズが大きいためにマンションの駐車場が使えないこともありますので注意が必要です。なお、郊外のマンションであれば、戸数と同じ分だけ駐車場があって空車になっていることも少なくありませんが、都内だと比較的に駐車場が少なくなっています。マンションの立地や条件などによって、駐車場の設置が義務となっていることもあります。

例えば、東京都で専有面積が合計2000平方メートルを超える集合住宅では駐車場の設置義務があります。「居住戸数の30%以上」と「専有面積350平方メートルごとに1台以上」を比べて少ない数が設置義務となっている台数です。

 

3LDKの部屋は、60~70平方メートルが専有面積の基本ですから、3LDKの部屋だけで構成されたマンションの場合には約5部屋に1台分の駐車場を設けるのが義務となります。ただし、郊外に比べると都内のほうが車の所有台数が少ない特徴があります。

一般財団法人 自動車検査登録情報協会「わが国の自動車保有動向」によると、平成31年で自動車所有しているのは全国平均で1世帯当たり1.052台です。東京都だけを見ると、1世帯当たり0.432台となっています。いずれにしても、この数字はあくまで平均の数字ですので、ご自身が物件を探す際には駐車場の空きの有無を見る必要があります。

 

マンションの主な駐車場の種類

駐車場には種類があります。それぞれに特徴がありますので、駐車場を確認する際には空きがあるかどうかだけではなく、種類についても注目しておく必要があるでしょう。駐車場の主な種類には以下3つがあります。

■平置き駐車場
■自走式立体駐車場
■機械式駐車場

 

 

平置き駐車場

平置き駐車場とは、平地のスペースを区画割りしている駐車場のことです。次に紹介する立体駐車場と比較して、こちらを平面駐車場とも呼んでいます。平面の駐車場では道路から入ってきてそのまま駐車できるため、機械式駐車場などに比べると車の出し入れがしやすい特徴があります。ただし、屋根が設けられていないことも多く、車に汚れがつきやすくなりますし、屋根アリの駐車場と比較して冬場にはエンジンが温まりにくいというデメリットもあります。こうしたデメリットもありますが、車の出し入れがしやすいという魅力が勝り、平置き駐車場は人気が高くなっています。また、その人気に合わせて料金が高く設定されていることもあります。

 

自走式立体駐車場

自走式立体駐車場とは、2階建てや3階建てとなっている駐車場で、スロープを利用し、自走して2階や3階に行けるようにしてある駐車場のことです。ショッピングセンターやスーパーなどでもよく見かけるでしょう。自走してスロープを上っていくため、車の出し入れは平置き駐車場よりも大変となることが多いです。しかし、屋根がついている場合が多く、紫外線や雨で車が傷むのを防ぐことができるという魅力があります。ちなみに、自走式立体駐車場を作るにはまとまったスペースが必要となるため、大規模なマンション以外ではなかなか見かけません。

 

機械式駐車場

機械式駐車場とは、機械を使って車を出し入れするタイプの駐車場です。立体駐車場は通常2階建てや3階建てなどとなっていますが、駐車スペースは機械で動かすので一定ではありません。入庫する際には、まず機械にご自身の区画番号を押して駐車スペースを呼び出し、その場所に車を入れます。出庫の際には入庫と同様に自分の区画番号を押して駐車スペースと車を呼び出します。そうすると、機械で駐車スペースが動き、1階に駐車スペースが現れます。機械を使って駐車スペースを動かす時間がかかるため、車の出し入れに時間がかかってしまうデメリットがあります。その一方で、少ないスペースに多くの車を停めることができるため、月々の料金が安くなりやすい傾向にあります。

 

 

駐車場を確認する際の4つのポイント

マンションを選ぶに当たって駐車場を確認する際には、見ておくべきポイントが4つあります。

 

 

 

ポイント1:駐車場の種類

先ほどご紹介したように駐車場には種類があります。そして、それぞれに特徴があります。例えば、機械式駐車場の場合には月額料金が安いメリットがある反面、車の出し入れに時間がかかってしまうデメリットがあります。駐車場の種類ごとの特徴を知り、ご自身に適した駐車場の種類を考えてみてください。

 

ポイント2:屋根の有無

屋根があるかどうかも確認しておくべきポイントです。というのも屋根がなければ、太陽光が直接当たってしまいますし、雨や雪にさらされることも多く、車が傷みやすくなってしまうからです。さらに、冬場には屋根のない駐車場のほうが、エンジンが温まりにくい特徴があります。

 

ポイント3:車のサイズ

車が大きい場合には、駐車場の区画に合わず駐車できない可能性があります。そのため、車のサイズを確認しておく必要があります。地面から車の天井までの高さと、車の長さと幅を調べておきましょう。

 

ポイント4:駐車のしやすさ

長く使っていくことになりますので、駐車のしやすさは大切なポイントです。平置き駐車場の場合は特に、切り返しのスペースやターンテーブルがあるか確認しておきましょう。駐車場が狭くても、切り返しのスペースやターンテーブルがあれば、格段に駐車しやすくなります。前からしか入れない駐車場でも後ろ向き駐車でき、前向きで出庫しやすくなります。

 

 

マンションの駐車場の料金は?

駐車場の料金は、物件によって大きく異なります。あくまで目安ではありますが、郊外だと月3,000円~1万円ほどです。東京都23区だと月2万円~3万円ほどが目安ですが、都心部の中央区、港区、千代田区になると月5万円ほどとなっています。

 

マンションの駐車場におけるトラブルとは

駐車場使用料は管理組合の資金となります。駐車場の利用が多ければ、機械式駐車場のメンテナンス費用にしたり、その他小規模な修繕やエレベーターのメンテナンス費用、管理会社の費用にしたりすることができます。しかし、駐車場の利用が少なく、駐車場のメンテナンス費用すらも得られないこともあります。そうなった場合には、駐車場を外部に貸し出すなどで収益を得ることがあります。ただし、マンションの住民以外の人が入ったりすることで防犯性が薄れてしまうことがあります。結果として無断駐車・車上荒らしが起こってしまう可能性が高まってしまうでしょう。駐車場の利用が少なすぎる場合には、こうしたトラブルに巻き込まれてしまう可能性があることを覚えておいてくださいね。

 

 

マンションの駐車場についてご紹介しました。マンションを購入したからといって、マンションについている駐車場を利用できるかどうかは分かりません。車をお持ちでマンションを探している方は、駐車場の有無、空き状況などを確認しておく必要があります。もし満車となっている場合にはマンションの近くに月極駐車場があるかを調べておきましょう。

マンションの駐車場についても注目して物件選びを進めていきましょう。

 

その他、マンションの売買に関して疑問をお持ちの方は、「マンション専門家への質問」からご質問ください。マンションに詳しい東京カンテイの社員が可能な範囲で皆様のご質問にお答えします。なお、これからマンションを購入する方はこちらの「マンション検索」から探してみてください。

 

 

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