ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店2019/11/25

ワタシのご主人はこの家の奥様。毎日のようにワタシを散歩に連れて行ってくださる。

そしてご自身は美味しいレストランで毎日のように食べ歩き、カフェでコーヒーを飲み時々ケーキも食べ、その街の美味しいパンを買って帰る。たまに奥様のダンナ様もご一緒する事もあるが回数は限られている。そしてその日の食事報告をワタシに逐一してくださる。たまに私の食事分もドギーバッグに入れて持って来てくださる。。

 

あっ、私の名前はボン。オスのコッカースパニエル、4歳。

 

 

 

散歩は今週も「三田」近辺エリア。

 

 

今日はカレー気分。奥様の好きなカレーを親友のトンさんとランチで。

 

 

①「ボンナペティ」

かつて15年くらい前に奥様の勤務先が田町にあった頃、だいぶお世話になったカレー屋さん。

最近はシーフードミックスカレーが人気のようだが、通っていた頃はポークカレーをよく頼んだものだった。

外に出ているメニュー表を見ると、少しメニューが変わっていた。人気のシーフードミックスカレーにはバツ印。メニューから無くなっていた。ん?アンラッキー?

 

少しピーク時を外して13時少し前に店に到着。地下にある店の割に意外と広い店内は一テーブルを残してあとは満席。ラッキー!さてポークカレーを頼もうと思うと何と売り切れ。アンラッキー。ならば、ビーフカレーにしようと決断しかかった時にミックスという文字が目に入った。

「え?昔こんなメニューなかったですよね?」と確認するとうなずく店員さん。

…奥様ラッキーなんだワン、きっと。

という事で、ビーフと最近人気だったというシーフードから海老をチョイス。辛口で。

甘口、中辛、辛口とメニューにはあるが実は隠れメニューに「特辛」もある。

この特辛、味が分からなくなるほど辛くはない、というちょっと刺激的なレベル。

辛口でも相当汗をかく、十分な辛さ。

 

 

まずはお約束のほくほくジャガイモ、2ケ。

テーブルにあるミルに入った「岩塩ローズソルト」を付けてひとついただく。

このジャガイモの食べ方にそれぞれあって、ジャガイモを2つともカレー前に食べる人、ひとつ食べてひとつはカレーと一緒に食べる人、2つともカレーと食べる人。奥様はひとつをカレー前に食べる派。

 

 

さて、カレーがポットに入って到着。ライスにはチーズが乗る。

 

 

牛肉の塊3ケ、海老3尾。辛口カレールーは相変わらず美味しいんだそう。

牛肉はトロトロに煮込まれているわけでもなく適度な硬さが食べ応えに繋がる。

驚くのは海老。ルーと一緒に煮込んだ硬い海老を想像していたら豈図らんや、別に茹でた海老が投入されている。その柔らかさが絶妙でぷりぷりしながらも繊細な柔らかさを保っている。かなりブラボー、かなり美味しい!

ラッキーなランチになった。田町に来たらまた来よう。

 

食べ終わる頃、子供連れの家族、ベテランOL達、ひとりで来店する若手サラリーマン、少し疲れた年配サラリーマンが遅めのランチ狙いでやって来た。最近、この店には客層の違う2つピーク時間があるようだワン。

 

 

実はこの日もう一店、カレーを食べるお店の候補を頭に思い浮かべていた奥様。このカレー屋さんも一回行って好きになったが、つい最近訪問したばかりなので今日は「ボンナペティ」にしたみたいだワン。

 

 

この店の名は②「コロンブス」

かつて早稲田にあって今はお台場にある「夢民(ムーミン)」のカレーをインスパイアしたタイプのカレーを出いすお店。

 

この店の方式は、まず券売機で自分の好みのカレーの食券購入。奥様は数日前に「ベーコンエッグキャベツカレー(920円)」に「3辛(+60円)」をセレクトして食券購入。3辛はこの店では中辛らしいが、そこから始めて物足りなかったら次回は4辛にしようと、まずはトライ。ライスは小盛り(180g)でオーダー。ライスはどのサイズも同額(中盛り 230g、大盛り300g)。これは夢民のシステムとは異なる。

 

野菜を炒める時間や玉子調理もあり、案外待ち時間はあって、10分近くは待ってようやく到着。

 

卓上にはラッキョ、福神漬け、玉ねぎのアチャールの付け合わせが容器に入って、取り放題。実はこれがあとで役に立つ。

 

 

「夢民」同様、ライスに少しだけ具とルゥーが乗り、残りはソースボートに入れられ提供される。

 

 

ひと口食べる。う、美味しい…、そして辛い、と奥様が呟いている。え?3辛って案外辛い。ちょっと気を引き締めたよう。ベーコン、キャベツ、玉子の具合がいい感じでバランス取れている。キャベツのシャキシャキ感は夢民には負けるが、多少柔らかくても全く問題なく美味しい。

 

うううう、辛くても美味しい。汗出て来たよう。

奥様がタオルハンカチを用意する。結構キター、って感じだワン。

奥様、辛いの嫌いじゃないから良いけど、どうやら毎回3辛でオッケーと言うのが奥様の結論みたい。

 

 

 

さて散歩の途中で今日はパンを買いに慶應大学そばのB「ベーカリーつむぎ」へ。

 

 

ダンナ様の明日の朝用に「ホテル食パン」と「焼きそばパン」購入。

トンさんも食パンを買っている。

「ホテル食パン」はトーストにすると香ばしく美味。「焼きそばパン」はソースたっぷりで濃厚な味。なんだか懐かしい。

 

 

さて夕食はトンさんの息子さんが久しぶりに東京にいるので合流して来た。

トンさんの息子さんは見た目は細いのにガッツリ食べる系だと言うので三田の人気町中華❸「中国家庭料理 大連」へ。

この店は田町に勤務していた30〜40代の時に二度ほど来たことがあった。

美味しいモノを食べる目的というより、お手頃値段でたらふく食べる目的で。

 

それにしても今まで知らなかったが、このビルはこの店の所有らしく、大連ビルという店の名前が付いている。

 

奥様自身はそこまで今は量を食べられる自信はないけれど、トンさんの息子さんに食べさせるのが目的でとりあえず、食べたいものを注文してもらった。

 

 

まずは前菜に「ピータン(420円)」…当たり前だが普通に美味しい。

 

 

「干し豆腐の和え物(500円)」…うーん、味付けがちょっとお酢っぽくて意外。胡麻油で塩と炒めるタイプの方が好き。

 

 

「烏賊ゲソのスパイス炒め(420円)」…烏賊ゲソ揚げをネギ、ピーマン、パプリカそして唐辛子で炒めて和えたもの。これ、辛くて美味しい。お酒のお供にオススメ。これは当たり。

 

 

ちょっとメインっぽく「マッシュルームと青梗菜炒め」…青梗菜、マッシュルーム、木耳、ヤングコーン、筍など色んなバリエーション。

 

 

「ピーマンと牛肉細切り炒め(1050円)」…味付けがかなり甘い。

 

 

「焼き餃子 (豚肉7個 370円)」…理想的なパリパリした羽根のついた餃子。これはオーダーマスト。牛肉、鶏肉、さらには新商品として具に鮭が入る魚の餃子もあるが、ここは定番メニューの豚肉でオーダー。

肉汁がジュワッとたっぷり入っているので飛び跳ねないよう要注意。酢と胡椒でひとついただくが、どうやらこれは酢醤油と辣油で食べた方が合うみたい。

 

 

「カニ入り炒飯(650円)」…シットリタイプの炒飯。味はやや薄め。なので餃子で使った酢醤油+辣油を炒飯にかけて食べると美味しくバージョンアップ。

上に乗ってる蟹肉はご近所スーパーで売っているカニ缶のモノ。まあ、650円なんだし無理もない。…

 

トンさんの息子さんも満腹になったようなのでとりあえず第一目的は達成。

これだけ食べて、お酒を飲んでもひとり3000円程度は奢る側としてもお財布が痛くない。

 

たくさん食べるのにイイお店。出来たら大人数でワイワイ食べるのに相応しいお店。

トンさんの息子さんもいっぱい食べて満足したみたい。

 

さて翌日はウチのお坊ちゃんがたらふく食べたいと、奥様とワタシを誘って再度散歩がてら三田の④「亀喜」へ。

 

 

本来中華料理屋さんなんだと思うが、昼は何者か分からない。

アジフライ定食もあればカキフライ定食もあり、カツ丼もあればカレーもある。ふぐ調理師免許まであってふぐ料理までこの店はできるのだ。

 

カニ焼き飯にも惹かれたが(これも人気メニュー)、ここは初志貫徹、オムライスで(税込 980円)。

感覚的にはほぼ半数の人がオムライスをオーダーしている。

 

付き出しに、切り干し大根が出てくる、なんか家庭的な感じで嬉しい。味はちょっとピリ辛。

 

本体のオムライスが到着前にスープがくる。これは基本ラーメンスープ、ネギ入りで、結構美味しいので、次来たらラーメン食べようかなぁと思わせるほど。

 

 

 

いよいよ「オムライス」到着。で、でかい!

巨オム!

多分、ご飯御膳3〜4杯分イメージ。

 

 

「のこさず、美味しく食べよう 港区食べきり協力店」と印刷されたおしぼりが着席時に置かれているので、かなりのプレッシャー。

 

 

具はいたってシンプル。ケチャップの味付けで玉ねぎと鶏肉のみ。オムライスの基本のキの形。

味も全く裏切らず、そう、これだよね、オムライスはって感じ。

 

それにしても量が多くて、奥様は半分坊ちゃんにシェア。さすがの坊ちゃんも1人前半食べたら苦しそうだワン。それでもなんとか食べきった。でも、これで今日はたくさん散歩せねば、って思うランチだったみたいなのでワタシには嬉しいワン。

 

 

今回の散歩はここで終了。秋が深まる次回はまた良いところに連れて行ってくれるに違いないワン。楽しみ。

 

 

* 文中に出てくるBはパン屋さん、Swはスイーツ、Cはカフェ、SHは土産や品物を買った店、数字を囲む◯は昼間の利用、●は夜利用を表すワン!

* この情報は作者とボンの散歩時点のものであり、変更が起きている場合があります。最新情報はご自身でご確認ください

 

 

 

 

川井潤  食関係含めた幅広いプロデューサー

食に限らず多くのプロジェクトを手掛ける。テレビ番組「料理の鉄人」企画ブレーン(1992年~97年)。地域や食のため世界中に出向く。ほぼ外食生活。食べログフォロワー数日本一。食雑誌dancyu等、執筆多数。

https://tabelog.com/rvwr/kawaijun/ 

https://magazine.tabelog.com/articles/author/kawai_jun

https://goetheweb.jp/restaurant/slug-nee725999900f

#グルメ

ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店 についての記事

もっと見る