ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店2019/11/1

ワタシのご主人はこの家の奥様。毎日のようにワタシを散歩に連れて行ってくださる。

そしてご自身は美味しいレストランで毎日のように食べ歩き、カフェでコーヒーを飲み時々ケーキも食べ、その街の美味しいパンを買って帰る。たまに奥様のダンナ様もご一緒する事もあるが回数は限られている。そしてその日の食事報告をワタシに逐一してくださる。たまに私の食事分もドギーバッグに入れて持って来てくださる。。
あっ、私の名前はボン。オスのコッカースパニエル、4歳。
今日の散歩は「三田」近辺エリア。古くは献上米を朝廷に作っていたで「御田郷」と言われていたと言う説もある。今は慶應大学やNECのロケットビル、などが土地のシンボルになっている。
さてこの日はランチで奥様の義理の妹の暢子さんと三田で行列のできるパスタ屋さん①「パスターヴォラ」へ。

 

 

この店、2013年から大手町の「OOTEMORI(オーテモリ)」にもあるが、そこでも人気。
実は外苑前でも2018年に3店舗目をオープンしている勢いがある。
この店のオーナーは、グローバルダイニング出身の方。
もちもち生パスタが評判でこの日もランチで12時半で10人近くが外で待っている。
店内は12席だが、回転率は悪くないので、少し待てば入れる事が多い。

 

 

一番人気は「カルボナーラ(税込 1000円)」。客の半数以上がこのカルボナーラをオーダーするイメージ。もちもちパスタと玉子、チーズとの絡みが絶妙で味付けも濃厚で美味しい。アクセントで味を豊かにするベーコン、さらには黒胡椒がグッと全体の味を引き締める。
セットでプラス150円出してスープ(これは多分市販のコーンスープ)とアイスコーヒー(+100円)

 

 

計1250円。アイスコーヒーは市販品。まあこれは愛嬌。

 

 

 

暢子さんは「海老とアンチョビのジェノヴェーゼ(税込 1000円)」をオーダー。セットでサラダもプラス450円で追加オーダー。ジェノヴェーゼはやや味が薄く淡白。カルボナーラと両方を食べ比べてみたが、圧倒的にカルボナーラの方が美味しいかな。
次来たらまたカルボナーラにしようと奥様は思ったみたい。

 

 

さてこの日はB「クロワッサン」でパンを買って帰宅。
30種を超えるパンが用意されている。
外気温がだいぶ下がって来た日に半袖姿で訪問。
パンをいくつか購入した後にレジに向かうと「寒くないの?」とひと言声を掛けてくださった店のおばあちゃん。なんだかそれだけでも気持ちがあったかくなる。

 

 

この日買ったパンは店の名の通り「クロワッサン」…焼きたてが買えて、想像よりサクサクした食感。オーブントースターで焼くとより美味しい。
「フランクフルトパン」…フランクフルトソーセージそのものが美味しい。ケチャップがこれでもかぁと塗られていていてちょっと味強め。サービスかな。チーズもたっぷり。
「くるみパン」…胡桃と胡麻がたっぷり。粉砂糖がまぶされているが甘さは控えめ。
数日後、今度は会社が休みの坊ちゃんと一緒に三田を散歩。奥様は昼間はお仕事があるらしく、午後から合流予定。
坊ちゃんは以前も来たことのあるこの辺りで人気の店②「大人のハンバーグ」に訪問。

 

 

池袋や渋谷、下北沢にもあるけれどここ田町が本店。ランチに初訪問。
面積は12坪、カウンター 3席、テーブル15席と狭いが満席。この日は3〜4割近く女性客が占めていて、ハンバーグ専門店にしては超女性人気だなと感じた。

 

一番人気の「大人のハンバーグ(Mサイズ 180g)」をオーダー。オーダーしたら前払いで税込1500円の支払いをする。ライスは小サイズにした。サイズはどれでも値段は変わらない。
(大人のハンバーグのサイズにはその他、S130g 税込1200円、 L260g 税込2100円のバリエーションもある)

 

 

ベーコンの入ったコンソメスープがまず運ばれる。
熱々溶岩プレート上に焼かれて運ばれるハンバーグの油がパチパチ跳ねるのでテーブルに置いてある紙エプロンを着けて待機するよう、店員さんに指導される。
約10分弱で到着。確かに油が軽やかに跳ねている。エプロン正解。
遠赤外線効果のある溶岩石で熱々に焼かれた国産黒毛和牛100%ハンバーグ。その上に旨味たっぷりのレッドチェダーチーズ、蘭卵玉子の目玉焼がトッピングされ、見るからに美味しそう。

 

 

実際、食べてみると食感はふわっとほぐれて軽やか。ミディアムより少し焼きが強い感じだが、十分旨味が伝わってくる。
2009年に個人事業主として立ち上げ、2011年からライセンス展開開始。運営会社「株式会社 ココダケ 」が母体となる。
慶應大学近辺をポタポタ散歩しながら坊ちゃん、バッタリとお友達に遭遇。
なんでも、この辺りに住む同僚らしい。さすがに良い所に住んでいる。

 

 

 

Sh「三田おにぎり」の近くを歩いていたら、奥様合流。いきなりおにぎりを買うつもりみたい。ここはいつも地元の若いママさん達が自転車で買いに来るお店。
お米には山形産の「つや姫」を使っている。
海苔は「有明産厚漉艶稀」、塩は長崎県対馬産の天然平釜焼きの「浜御塩」。
それらブランドを聞くだけで美味しそう。
そして米がなくなり次第閉店、というのも気を引く。
「いぶりがっこクリームチーズ(250円)」も名物。このシーズンは「牡蠣(税込 380円)」…などいくつかユニークなお握りの種類もある。ただ奥様意外におにぎりに対しては保守的でいざとなるとなかなか冒険せず結局この日も普通に「生たらこ(180円)」、「荒ほぐし鮭(210円)」の2ケだけ購入。お昼ご飯にあぶれたらしく、どこかで食べるつもりみたいだワン。この辺りだと三田綱町児童公園あたりで遅いランチタイムかな。

 

 

 

中身の具の量もまずまず、塩味も良い感じで、もちろん保存料など入っていない安全安心お握りなので食べていても気持ち良い。
確かに小腹が減ったときやら、ちょっとしたオヤツに良いな、と思った。もちろん夜食や朝食用にも。
注文した後に売り子のオバちゃまに言われて気づいたが、「鶏の唐揚げ(220円)」をつけたセットにして210円までのお握り2ケを選べば580円になるそうで単純に60円お得になるんだとか。
今回は頼まなかったけど知ってればお得の情報。
さらに夕方、ダンナ様が合流してきた。今日は久しぶりの家族会食なので豪勢に2019年まで4年連続で「ミシュラン 二つ星」を獲得している❸「御田町桃の木」へ。

 

 

このお店の料理は胃に負担のない中華で奥様が大好きなお店。
何もオーダーしていないけど、小林シェフが決めてくれてお料理スタート。飲み物はグラスシャンパンでスタート。

 

 

お通しに「豚の揚げワンタン。ナッツの飴掛け」…なんだか、小腹減り状態の胃袋が美味しく刺激される。

 

 

「茄子の唐揚げ、唐辛子」…何度も揚げた茄子の唐揚げの外側はパリパリ、中身の茄子はジューシーと見事なバランス。唐辛子も香りと味が適度に茄子に移り、絶妙な味。何度食べても感動モノ。

 

 

「パパイヤの上湯スープ」…これも上記の茄子同様、小林シェフのスペシャリテ。金華ハムと貝柱で出汁を取ったキレイな透き通ったスープ。なんだか、味もギリギリ勝負。これ以上薄く感じると物足りない、これ以上濃厚だと口説くなる。そのほんの少しだけバランスが取れるところを絶妙に成り立たせている。滋味深いスープ。一緒にいた人は死ぬ前に最後に食べたいとしたら、こういうスープだと、話す。なるほど、体にも優しいし実はリアリティあるかも。

 

 

「よだれどり」…肉の柔らかさ、ナッツのカリカリ感、タレの適度な辛さ、全てが調和する。

 

 

「アマダイの唐揚げと白子」…細かく刻まれたネギの入った美味しいタレが、白子のぷよぷよ感、唐揚げのカリカリ感を絶妙に演出する。

 

 

「フカヒレ」…上品で美味しい。コリコリ食感もまた美味。

 

 

「百合根とインゲンの素揚げ」…これがまた、シンプルながら美味しい。素朴な食材をこれだけ昇華させる技は流石。

 

 

「アヒルの塩漬け卵をタレにしたニガウリ」…濃厚ながらタレも全部きれいに食べてしまった。

 

 

「からすみ、ホタテ、甘エビ、いくら、下には春雨、、」…なんだか中華っぽくないけれど、最近どこでもやってるからやってみたと、出してくれた一品。えー?あんまりどこでも見ることもないと思うけど。

 

「空芯菜、干し肉(=一週間香辛料に浸けて、それからまた1週間干したモノ)の炒め物」…シャキシャキしなやか、強い味は持ちつつあと味優しい。なんだか体に優しそう。
「和牛ランプの炒め物」…すいません、写真撮り忘れました。結構のボリュームの肉だが、案外ペロリといけた。

 

 

「つぶ貝」…いっぱいバリエーションの料理を出してくださる。この時点でもう12品。なんだか嬉しい。

 

 

「ジャガイモの細切り」…歯ごたえもシッカリ。

 

 

「クエ」…これまた結構ボリューミー。高級魚クエの身はホロリと柔らか美味。

 

 

「貝柱炒飯」…うー、これも絶妙な味付け、優しい味つけと旨味がたっぷり。絶品。
いくらでも食べられるワン。

 

デザートに「林檎と新潟産ルレクチェ」

 

 

 

 

〆のデザートにもちろん「杏仁豆腐」もメニューにあるが、この日は気分的に奥様は「マンゴープリン」。ダンナ様は健康を考えて「亀ゼリー」。
どちらも結構量は多い。

 

 

そして最後の最後に「イチゴ」まで出して下さった。
そう、この日は全体に品数もボリュームも多かった。なんとデザートも入れると18品。もちろん全部いただき、実はお腹はいっぱい。でも全然胃にもたれず、案外1時間後には胃袋は軽〜くなってるから、凄い。体に優しいんだな小林シェフの料理は。
 ワタシも奥様から家に帰ってからドギーバッグに入ったこの日の料理を少しずついただいた。ご馳走さまでした。
翌朝、お腹が軽やかでスッキリ。胃に負担をかからない料理は奥様たちの年齢の人にはありがたいワン。
さて今回はこのへんでお終い。次回もこの三田を深掘りするワン。
* 文中に出てくるBはパン屋さん、Swはスイーツ、Cはカフェ、SHは土産や品物を買った店、数字を囲む◯は昼間の利用、●は夜利用を表すワン!
この情報は作者とボンの散歩時点のものであり、変更が起きている場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。

 

 

 

川井潤  食関係含めた幅広いプロデューサー

食に限らず多くのプロジェクトを手掛ける。テレビ番組「料理の鉄人」企画ブレーン(1992年~97年)。地域や食のため世界中に出向く。ほぼ外食生活。食べログフォロワー数日本一。食雑誌dancyu等、執筆多数。

https://tabelog.com/rvwr/kawaijun/ 

https://magazine.tabelog.com/articles/author/kawai_jun

https://goetheweb.jp/restaurant/slug-nee725999900f

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