マンションに関する疑問や悩み ありませんか?2019/10/17
住宅ローン

(最終更新日: 2019年9月25日)

 

住宅ローンにいくつか種類があることをご存知でしょうか? これを聞いて「住宅ローンに種類があるの?」と驚いた方もいるでしょう。これから不動産の購入を検討している方のために、ここでは住宅ローンにどんな種類があるのか、どんな特徴があるのかについてご紹介します。

 

住宅ローン

 

そもそも住宅ローンとは

そもそも住宅ローンというのは、住宅を購入したり改築したりするために金融機関などから借りるお金のことです。住宅の購入や改築となると、金額も大きくなりますので、一括で支払える方はそう多くはないでしょう。そんなときに役立つのが住宅ローンです。低金利でお金を借り入れ、毎月返済をしていくことになります。その住宅ローンには、いくつか種類があるのです。

 

住宅ローンの種類にはなにがある?

住宅ローンの種類は、大きく分けて「公的ローン」と「民間ローン」の2つがあります。

 

公的ローン

公的ローンには、「財形住宅融資」と「自治体融資」があります。

 

■財形住宅融資

財形住宅融資に申し込むためには3つの条件があります。1つ目は、財形貯蓄を1年以上していること。2つ目は、申込日より前2年以内に財形貯蓄の預入れを行っていること。3つ目は、貯蓄残高が50万円以上あることです。この3つの条件をクリアした方を対象とした住宅ローンです。財形貯蓄制度というのは、企業が導入する福利厚生の1つで、毎月の給与から一定額を天引きで金融機関に送金して貯蓄する制度のことです。そのため、この財形住宅融資は企業に勤めるサラリーマンが対象となります。融資額は財形貯蓄残高の10倍、最高で4,000万円までとなります。金利は5年ごとに見直される「5年固定型」です。

 

■自治体融資

自治体融資とは、都道府県や市区町村などの自治体が行っている住宅ローン制度です。それぞれの自治体ごとに異なる住宅ローンがあります。条件としてはその自治体に一定以上の期間住んでいること、一定額以上の収入があることなどです。また、融資方法も様々です。例えば、特定の金融機関と提携して、一般の住宅ローンよりも低金利で借り入れることのできる「融資あっせん制度」などがあります。その他にも、融資制度とは異なりますが、耐震性能などが一定の基準を超える物件の建築に対して費用の一部をサポートする「助成金制度」などもあります。自治体によって内容も異なりますし、制度自体を設けていないところもあります。ですので、ご興味のある方は該当自治体のホームページから確認してみてください。

 

住宅ローン

 

民間ローン

民間ローンには、「フラット35」、「不動産会社の提携ローン」、「銀行等の住宅ローン」の3種類があります。

 

■フラット35

フラット35は、住宅金融支援機構と民間金融機関との連携で成り立っている住宅ローンです。ここでは民間ローンとして紹介しましたが、公的ローンと民間ローンの中間に位置する住宅ローンとも言えます。申し込みの条件は全国共通ですが、ローンを提供するのは金融機関となりますので、申し込みの際の提出書類や金利、手数料などは金融機関によって異なります。融資額は最大8,000万円、返済期間は最大35年、金利は全期間固定金利型となっています。契約時から金利が変わらないので、返済計画が立てやすいという魅力があります。

 

■不動産会社の提携ローン

提携ローンというのは、不動産会社と特定の民間金融機関が連携している住宅ローンのことです。不動産会社の保有する物件について、特定の民間金融機関はすでに把握しており、通常よりも審査が早く、ローンをすぐに組むことが可能です。それに金利の面で有利に契約することも可能です。この提携ローンの利用をお考えの方は、不動産を選ぶ際に提携している民間金融機関があるのか確認してみてください。

 

■銀行等の住宅ローン

不動産会社と提携している金融機関以外にも、銀行や信用金庫などが提供している住宅ローンがあります。それぞれの機関から多種多様な住宅ローンが提供されており、金利の種類も最大融資額も返済期間もそれぞれ異なります。キャンペーンや特典がついていることもありますので、いろいろ調べてみるとよいでしょう。

 

ここまで、2種類の公的ローンと3種類の民間ローンをお伝えしましたが、その中にも多種多様なプランがあります。ご自身の状況に合わせて、適切な住宅ローンを選んでいきましょう。

 

住宅ローン

 

住宅ローンの金利は3種類ある

ここまで住宅ローンの種類をご説明してきましたが、「5年固定型の金利や全期間固定金利型ってなに?」と疑問に思った方もいるかもしれません。金利というのは、借りたお金に対する利息の割合のことを指します。住宅ローンの金利には「全期間固定金利型」、「固定金利期間選択型」、「変動金利型」の3種類があります。金利タイプによって月々の返済額が変わってきますので、慎重に選ぶ必要があるでしょう。以下に3種類の金利について特徴をご説明しますので、これを参考に金利の種類はどれがよいのか考えてみてください。

 

■全期間固定金利型

全期間固定金利型というのは、借り入れのタイミングで金利を決めたら、返済完了まで変わらないというものです。金利が変わらないので月々の返済額においても変更はありません。このタイプの住宅ローンには、借り入れのタイミングで返済計画を立てられるという魅力があります。世の中の経済状況などに応じて金利が変動しますが、たとえ金利が高騰しても金利も返済額も上がりません。先ほどご紹介したフラット35が、この全期間固定金利型となります。

 

■固定金利期間選択型

固定金利期間選択型というのは、借り入れの際に一定期間の金利を定め、期間が終わった後に固定金利にするのか変動金利にするのか選べるというものです。お金を借り入れてから一定の期間の間は金利も返済額も固定されますので、返済計画は立てやすいでしょう。

ただ、期間を超えた後に金利のタイプを選択するときには金利が上昇している可能性もあります。そうなると返済額が増えてしまうので、注意が必要です。固定の期間は3年、5年、7年、10年などがあり、固定期間を超えた後に利用者からの申請がない場合には自動的に変動金利型が設定されます。先ほどご紹介した財形住宅融資は5年固定の金利となります。

 

■変動金利型

変動金利型というのは、金利の変動に合わせて住宅ローンに対する金利を変動させるというものです。具体的には年に2回金利が見直され、5年ごとに月々の返済額が変更されます。固定型の金利に比べると最初は金利が低く設定されているため、金利が一定か減少傾向にある場合には、少額で返済できるというメリットがあります。

その一方で、金利上昇リスクがあるという注意点があります。金利が上昇すると返済額が膨れ上がっていく可能性があるのです。ただ、返済額には上限が決められており、最初に決めた金額の1.25倍までとなりますので安心してください。先ほどお伝えした不動産会社の提携ローンや銀行等の住宅ローンの中には変動金利型を選べるものがあります。

 

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住宅ローンの返済方法は2種類ある

最後に住宅ローンの返済方法についてもお伝えしておきます。返済方法には2種類あります。1つは、元金均等返済というもの。もう1つが、元利均等返済というものです。一見すると似ていますが大きく異なりますので、以下に説明する内容をよく覚えておくようにしてください。

 

■元金均等返済

返済するお金には、元金部分と、それに対する利息部分が含まれます。月々の返済で一定の元金を返済するのが、この元金均等返済となります。返済していくにつれて元金は減っていくことになりますから、それに伴って利息も次第に少なくなっていきます。元金は一定で利息は減っていくのですから、返済額は最初が一番多く、次第に少なくなっていくというわけです。借り入れたばかりの頃は負担が大きくなってしまうというデメリットはありますが、後にご説明する元利均等返済よりも総支払額は少なく済むというメリットもあります。住宅ローンによっては元利均等返済のみしか認められていないものもありますので、こちらの方法を利用したい場合にはあらかじめ確認しておくようにしましょう。

 

■元利均等返済

元利均等返済というのは、元金と利息の合計が毎月一定になるようにして返済していくというものです。最初は借入額も多くなるため、利息もその分だけ多くなります。ですから、月々の返済額の内訳として最初の頃は利息が多く、元金部分の返済が少なくなってしまうという特徴があります。元金均等返済よりも元金を返済する時期が遅くなってしまう分、利息も多くかかってしまうというのです。しかし、月々の返済額は一定となるため、返済計画も立てやすいのが魅力です。

 

以上、住宅ローンの種類や特徴についてご紹介しました。不動産の購入を検討している方はこれを参考にして住宅ローンを選んでみてください。

 

その他、マンションの売買に関して疑問をお持ちの方は、「マンション専門家への質問」からご質問ください。マンションに詳しい東京カンテイの社員が対応いたします。これらを活用して、納得した状態でお住まいの検討をしてはいかがでしょうか。

 

また、実際の物件に関してはこちらの「マンション検索」から探してみてください。

 

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