マンションに関する疑問や悩み ありませんか?2019/8/16
マンションとアパートの違い

(最終更新日: 2020/03/03)

 

「マンションとアパートはどう違うの?」と疑問に思ったことがあるかもしれません。どちらも集合住宅ということは分かっていても、その2つにどういった違いがあるのか分からないのではないでしょうか?結論からお伝えすると、法律ではマンションとアパートの違いが明確に区別していません。ただ、マンションとアパートは呼び分けられています。

今回はマンションとアパートをどう呼び分けているかについてお伝えし、その後マンションとアパートについてそれぞれのメリット・デメリットをお伝えします。

 

目次

■マンションのメリット・デメリット

■アパートのメリット・デメリット

■どんな方が住むのに向いている?

■物件を選ぶ際は「マンション」や「アパート」の表記よりも実態を見るべき

■物件を選ぶ際は内見をすべき

 

マンションとアパートの違い

 

マンションとアパートってどう違うの?

結論からお伝えすると、法律においてはマンションやアパートについての区別を明確にしていません。ですから、一般的にアパートと考えられている物件であっても、マンションと名乗ればマンションになるというわけです。明確な定義はありませんが、マンションとアパートの違いはありますよね。現に、私たちもなんとなく「これはアパートで、これはマンション」といったように判断していますね。判断できるということはそれぞれに判断基準があるというわけです。それでは、その基準はどうやって決められているのでしょうか。それには不動産会社がかかわってきます。不動産会社がそれぞれマンションとアパートの違いを決めています。

 

具体的にどう違うの?

マンションとアパートに関しては、不動産会社がそれぞれ決めていますから明確な違いは言えません。とはいえ、どういう違いがあるのか気になりますよね。そこで、一般的にどういったものをマンションと呼び、どういったものをアパートと呼んでいるのかご紹介します。あくまで一般的な基準となるということも合わせて覚えておいてくださいね。

 

■構造の違い

マンション:鉄骨造(S造)、鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)、
アパート:木造(W造)、軽量鉄骨造(LGS造)

 

■階数の違い

マンション:3階建てより高いもの
アパート:2階建て

 

マンションとアパートの違い

 

建物の分類 / 見分けるポイント 構造の違い 階数の違い
マンション 鉄骨造(S造)/
鉄筋コンクリート造(RC造)/
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
3階建てより高いもの
アパート 木造(W造) / 軽量鉄骨造(LGS造) 2階建てより低いもの

 

コーポやハイツとは

マンションとアパートに加えて、コーポやハイツと目にすることが多いでしょう。マンションやアパートの名前として、「コーポ○○」や「○○ハイツ」のように付けられているのです。これらは外国の言葉で「家」などを意味する単語で、マンションやアパートの名前に良く使われる言葉です。建物のカテゴリを表すものではなく、マンションやアパートと並列の言葉ではありませんのでご注意ください。

コーポやハイツ以外にもマンションやアパートの名称に使われる単語は複数ありますので、参考までに10個ご紹介します。

名称 言語 主な意味
コーポ(cooperative house) 和製英語 共同住宅
ハイツ(heights) 英語 高台(にある家)
ヴィラ(villa) 英語 / フランス語 /
イタリア語 / スペイン語
別荘 / 郊外の邸宅
レジデンス(residence) 英語 官邸 / 大きな邸宅
パレス(palace) 英語 宮殿 / 公邸
コート(court) 英語 庭で囲まれた大邸宅
ハイム(heim) ドイツ語
シャトー(chateau) フランス語
メゾン(maison) フランス語 家 / 建物
カーサ(casa) イタリア語 / スペイン語 /
ポルトガル語
家 / 住宅

 

 

マンションのメリット・デメリット

 

マンションのメリット

メリット1:セキュリティ面で安心できる

マンションは3階建て以上のものとお伝えしました。2階建てのアパートと違い、3階以上に住んでいれば外から不審者が入ってくる可能性は極めて低くなります。それに、最近のマンションはオートロックになっていたり、防犯カメラが設置されていたりと、セキュリティの面で安心できるようになっています。

 

メリット2:防音性が高い

マンションの場合、コンクリートが使用されています。コンクリートは壁が厚いですから、防音性が高くなります。特に木造の物件は音が響きやすいですので、木造と比べると隣や上下の部屋に生活音が漏れにくいというメリットがあります。

 

メリット3:耐火性が高い

コンクリートで造られたマンションですから、木造よりも燃えにくいというのは言うまでもありませんね。万が一、同じマンションに住む方が火事を起こしたとしても、自分の部屋まですべて燃えてしまうという可能性は低いでしょう。

 

メリット4:空調機が効きやすい

コンクリートで造られた物件は、木造建築と比べて気密性が高いという特徴があります。木造よりも、密閉されているということです。そのため、エアコンを使ったときに効きやすいのがメリットとなります。

 

マンションとアパートの違い

 

マンションのデメリット

デメリット1:家賃や管理費が高い

建物の構造によってマンションとアパートを分けられるとお伝えしましたが、マンションの構造はアパートに比べて、建築費用が高くなります。それにオートロックにしたり防犯カメラを設置したりと、設備費にもお金をかけているところが多くあります。そうしてこともあって、マンションは家賃や管理費を高く設定しているところが多いというデメリットがあるのです。

 

デメリット2:換気が必要になる

メリット4でお伝えしたように、マンションはアパートよりも気密性が高いという特徴があります。エアコンが効きやすいという面ではメリットとなりますが、その一方で結露しやすいというデメリットがあります。マンションによっては24時間換気し続けることが義務づけられることもあります。

 

 

アパートのメリット・デメリット

 

アパートのメリット

メリット1:家賃や駐車場代が安い

マンションと比べて、アパートは建築費用が安く済みます。それに加えて、共用部分が少ないという特徴があります。例えば、マンションなどには共用のエントランスや、共用の庭のようなものがあったりしますよね。しかし、アパートにはそうした共用部分が少ないという特徴があります。共用部分が少ない分だけ管理にかかる費用は少なく済みますので、その分家賃や管理費、それから駐車場代などを安くすることができるというわけです。

 

マンションとアパートの違い

 

メリット2:通気性が良い

木造建築は、コンクリートで造られたものよりも通気性が良いという特徴があります。湿気がこもりにくくなりますので、コンクリートで造られた物件よりも換気の必要性は低いです。

 

メリット3:顔の見えるご近所付き合いができる

マンションと比べると、アパートは戸数が少ないという特徴があります。そのため、アパートに住んでいる方もほとんどは少なからず挨拶をするなどのコミュニケーションを取ることになるはずです。顔の見えるご近所付き合いは災害や事件・事故が起こったときにも、プラスに働くことでしょう。

 

アパートのデメリット

デメリット1:セキュリティ面で不安

オートロックや防犯カメラなどが設置されているマンションと比べると、アパートはセキュリティの面で不安があると感じる方もいるでしょう。さらに、2階建てなので、どの部屋も窓側から侵入される可能性もあります。セキュリティの面で不安が多いという点がデメリットに挙げられますね。

 

デメリット2:防音性が低い

アパートには、防音性が低いというデメリットもあります。特に木造の場合には、コンクリートで造られたものと比べて音が響きやすいという特徴があります。隣や上下に住む方の生活音が聞こえたり、逆に自分たちの生活音が漏れてしまったりしやすいのです。

 

マンションとアパートの違い

 

どんな方が住むのに向いている?

「自分が住むのは、マンションにすべきか、あるいはアパートにすべきか」と、悩んでいる方もいるかもしれません。先ほどお伝えしたメリット・デメリットを比較したときに、メリットが多い方を選ぶのも1つの手です。あるいは自分が「これだけは外せない」という条件が満たされているのかどうかを基準としてもよいでしょう。

 

■マンションに住むのに向いている方

・防犯の面でしっかりした物件が良いと考えている方
・3階より上の階に住みたい方
・生活音が聞こえにくい部屋に住みたい方

■アパートに住むのに向いている方

・とにかく家賃や管理費を抑えたい方
・他人の生活音が気にならない方
・ご近所付き合いもできるという方

 

 

物件を選ぶ際は「マンション」や「アパート」の表記よりも実態を見るべき

最初にお伝えしたように、法律的には「マンション」や「アパート」の表記の違いは決められていませんので、不動産会社によって表記の基準が異なります。物件をお探しの際には、「マンション」や「アパート」という表記よりも実態を見るべきです。先ほどお伝えしたメリット・デメリットでどちらに住むのが良いか判断した後は、物件情報を検索して詳細を確認します。その物件の構造が何で造られているのか、何階建てなのか、どんな設備があるのか(オートロックはあるか等)を確認してみてください。物件を探す際にはこちらの「マンション検索」もご活用ください。

 

物件を選ぶ際は内見をすべき

インターネットや不動産会社では、間取り図や物件の詳細情報を通して、物件の様子を知ることができます。しかし、紙やデータで物件を確認するのと、実際に自分の目で見るのとでは感じ方が異なりますので、物件を選ぶ際には詳細情報を確かめるだけでなく、内見をして自分の目で確認しましょう。例えば、オートロックと書かれていても、脇や裏から入れてしまう箇所がないか等確認することが大切です。

(オートロックマンションの詳細は「オートロックマンションってどう?どんなメリットやデメリットがある?」をご参照ください。)

なお、新築物件の場合にはモデルルームで確認します。そのイメージを基に物件を購入していくことになります。完成したら内覧会といって、引き渡し前の最終チェックが行われます。もし新築マンションを購入する際には内覧会には必ず参加してください。内覧会に出席すべき理由とチェックすべきポイントに関してはこちらの「マンションの内覧会でチェックすべきポイントとは?役立つ持ち物も紹介」でご紹介しています。

関連:

「新築マンション・中古マンションの選び方とは?」
「マンションと一戸建てはどちらを購入したらいいの?」

 

 

以上、マンションとアパートの違いについてご紹介しました。マンションとアパートの違いについてはご理解いただけましたでしょうか。明確な違いはないけれど、建物の構造や階数によって呼び分けられているのでしたね。これ以外にもマンションについて疑問があれば、こちらの「マンション専門家への質問」へどうぞ。マンションに詳しい東京カンテイの社員が可能な範囲で皆様のご質問にお応えします。これらを活用して、納得した状態でお住まいの検討をしてはいかがでしょうか。

また、実際の物件に関してはこちらの「マンション検索」から探してみてください。

 

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