ボンが見聞きしたあの街の美味しいお店2019/6/6

ワタシのご主人はこの家の奥様。毎日のようにワタシを散歩に連れて行ってくださる。

そしてご自身は美味しいレストランで毎日のように食べ歩き、カフェでコーヒーを飲み時々ケーキも食べ、その街の美味しいパンを買って帰る。たまに奥様のダンナ様もご一緒する事もあるが回数は限られている。そしてその日の食事報告をワタシに逐一してくださる。たまに私の食事分もドギーバッグに入れて持って来てくださる。。

あっ、私の名前はボン。オスのコッカースパニエル、4歳。

 

 

今日の散歩は池袋駅から東武東上線で川越方面行きに乗って3駅目の「大山駅」周辺エリア。

この土地名の由来は、江戸時代に相模の国大山阿夫利神社詣り(=大山詣)が流行った事から。と言うのも当時、この近辺から大山に向かう人が多く、道の名まで「大山街道」と呼ばれ、それが後にこの大山駅に繋がって行ったそうだワン。

この日のランチは坊ちゃんに連れられて奥様も訪問。マツコの番組で取り上げられて一気に人気殺到、店に入れなくなった中華 ①「丸鶴」へ。

 

 

坊ちゃんがこの店の炒飯が大好きで奥様も一緒に同行。

2015年に「マツコの知らない世界」(TBS系列)で板橋炒飯特集の時に取材された店で、大人気になって一時大行列の出来た店。今は落ち着きを取り戻している。

多くの人は焼豚炒飯をオーダーしているが、奥様は海老好きでもあるので「海老入りチャーハン(850円)」を注文。坊ちゃんはそれと一緒に「ニラレバ炒め(700円)」も注文。

店主のオヤジさんが中華鍋を振るい始め、まず「海老入りチャーハン」が到着。

 

 

良いビジュアルだなぁ。実は見える海老だけでなく炒飯の中にも海老がもぐりこんでいて計16尾まで確認できた。奥様大喜び。そして焼豚の大きさもハンパないのが坊ちゃん大喜び。

しっとり系チャーハン。塩味も強めだが、かなり美味しい。

 

坊ちゃんが半分食べたあたりで「ニラレバ炒め」登場。

 

 

これも味は濃い目。ニラももやしもサッと火を通した程度でシャキシャキしていて絶品

ワタシも後で食べさせてもらったが美味しいワン。

 

さらに、ランチタイム(11時〜15時)はアイスコーヒーの無料サービスがある。店の入り口あたりにクーラーボックスに入った氷入りのグラスが用意され、それを取って、置いてあるポットからアイスコーヒーを入れてセルフで持ってきて飲む。

店のオバちゃんがその存在を教えてくれる訳ではないので、気づいた人だけが飲める感じ。(写真撮り忘れ)

特にチャーハンは本当に美味い。

坊ちゃんとはここで一旦別れて晩御飯で合流することにした。

 

奥様はここでワタシとポタポタ散歩。

 

1時間以上歩いたところで奥様も疲れて、ひと休み。

大山駅からは1キロ弱、800m徒歩10分の喫茶店 Sw「ピノキオ へ。

 

 

この店、ホットケーキが人気で満席でになることも多い店。

 

 

店は(多分60代の)おじちゃん、おばちゃんの2人で切り盛りする。

ホットケーキ(550円)とアイスカフェオレ(450円)をオーダー。

 

おじちゃんが生地を捏ねてこねてさらに捏ねて作る。そして銅板で焼く。なんだか有り難すぎる。

アイスカフェオレがホットケーキに合わせて着席後15分で到着。その後5分でホットケーキ焼き上がりテーブルに。

 

 

ホットケーキは直径は小さいが分厚く、可愛らしい。

 

 

外側はシッカリ、いい感じの焦げ目で焼かれ硬く、中はふわっとしている理想形。

味は甘すぎもせず、ちょうど良い。バターとメープルシロップで味を調整しつついただく。

店の中は地元のおばさま達がナポリタンやサンドイッチを食べながらたむろっているのと同時に、ホットケーキを食べに遠くから来る人という構成。

生クリームやフルーツなど何もトッピングしないホットケーキだからこそ、シンプルで誤魔化しがきかない。奥様大好きなホットケーキ。

 

奥様は今週会う多数の友人のためと自分のために大好きな黒胡椒煎餅を買いに駅の反対側にあるSh「煎遊 大山店」へ。

 

 

埼玉県深谷市に本店を持つお煎餅屋さん。大正13年(1924)創業というから、あと5年で100年という歴史を刻む事になる

そこで売っている「黒胡椒せん」はかなり辛くて食べ始めるとクセになる。

パッケージを開けた瞬間黒胡椒の刺激的な匂いが鼻をつく。

 

 

味自体も刺激的なので一回に5枚食べると舌も十分満足状態に。汗まで出てくる。

黒胡椒せんべいはこの会社(おせんべいやさん本舗「煎遊」)から生まれたようで、発祥処と商品パッケージにも印刷されている。

ブラックペッパーはマレーシア産を中心に最上級のモノを使用し、米はもちろん国内産100%

 

 

最近はその辛さ控えめタイプも出たらしいが、刺激を求めるタイプの自分としてはこっちは対象外。

150g 16枚入は税込270円はお買い得。

その他、100円台の値段で時々店頭に出るお得な割れ煎の「黒胡椒せん 飛礫(つぶて)」があるが、これは胡椒の効き方も塩辛さも半端ないので、食べ方に要注意。

 

 

さらにポタポタ、駅の方に戻りパン屋さんの B「マルジュー 大山本店」へ。

 

 

全国に展開されている丸十製パンのひとつ。

この店のマーク(家紋)は薩摩の島津家のものだと思い込んで、このパン屋は鹿児島発祥なのだな、と勝手に思っていたら、なんと甲州市(旧塩山市)出身の創業者田辺玄平の家の家紋が◯に十であったことにブランドは始まったのだと言う。

大山にある「MARUJUは面白い事にファミリーマートと併設状態。

 

 

ドアを入ると、右ファミマ、左MARUJUになっている。

パンの種類も多くサンドイッチ類もあれば、昔ながらの菓子パンも豊富。

この日購入したのはこの5つ。

 

 

 

 

大山と言う焼印が押された「丸十ホイップあんぱん(税込 178円)」生クリームと餡のミックスはソフトで美味しい味わい。

懐かしさを感じる「とろりんチーズちくわパン(税込172円)」、「ソーセージドーナツ(税込145円)」、この店の人気No. 1の「マルジュー カレーパン(172円)」は万人向けにそれほど辛くはない、「たっぷり焼きそばコッペ(税込151円)」は紅生姜、青海苔たっぷりで家庭の味。5つも買って818円と財布に優しいお値段はやはり地元民に嬉しい。

 

 

店内にあるカフェスペースは禁煙席は50席、喫煙席は20席。地元のやや年配の方達が憩いのひと時を過ごしていて、その場で買ったパンとコーヒーを楽しんでいる。

地元密着パン屋さん。

こういう店、ステキだワン。

 

奥様は夜、また坊ちゃんと合流して東武池袋線大山駅から徒歩78分程度

少しクラシカルな洋館風の造りの建物。

 

 

そこが❸「レストランオオタニ」

1965年(昭和40年)から54年間営業の老舗レストラン。

地元の人たちにとっては、この店はハレの日に来る店で、親に連れられ子供の頃から何かあるとご褒美やらで連れて来てもらえる店。

 

 

奥様世代にとっては銀座アスターとかで高級中華を食べたり、不二家でホットケーキやチョコパフェを食べたりした時と同様、何かそれが後々重要な記憶やウキウキ感が蘇る店になって記憶に残っていく店。

この日奥様はここのおススメの「ハンバーグステーキ(玉子) 税込 1100円」に少しの糖質制限(=ロカボ)で「半ライス(税込 250円)」、そして食後にこの店のもうひとつのウリである「生ジュース」から「苺たっぷり苺ジュース(税込 700円)」をオーダー。

 

 

ライスは普通盛りは330円。お代わりしても変わらない。

ハンバーグには実は厚切りトーストしたパンも合う。ドミグラスソースを塗って食べるとさらに美味しい。

 

 

さて、ハンバーグに入刀。肉は脂がジュワッとは滲み出て来ないが、十二分にジューシー。具材には玉ねぎが目視出来るがスパイスが絶妙に味付けを美味しくしてくれている。

インゲン、コーン、整形ポテトフライドポテトが脇を添える。

ドミグラスソースはやや甘めで、ケチャップに味が近い感じだワン。もちろん、自家製なのだが。

 

 

食後に飲んだ苺ジュースが苺たっぷりで美味しい。これはやはり来たら飲みたいところ。

なんだか地元の人が大切に使う、思い出深い店であることがよそ者の僕でもわかる店であった。

今週はここでおしまい。そろそろ暑くなってきたから来週あたり冷たいもの食べに行くんじゃないかなぁ。

 

 

* 文中に出てくるBはパン屋さん、Swはスイーツ、Cはカフェ、SHは土産や品物を買った店、数字を囲む◯は昼間の利用、は夜利用を表すワン!

この情報は作者とボンの散歩時点のものであり、変更が起きている場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。

 

 

 

 

川井潤  食関係含めた幅広いプロデューサー

食に限らず多くのプロジェクトを手掛ける。テレビ番組「料理の鉄人」企画ブレーン(1992年~97年)。地域や食のため世界中に出向く。ほぼ外食生活。食べログフォロワー数日本一。食雑誌dancyu等、執筆多数。

https://tabelog.com/rvwr/kawaijun/ 

https://magazine.tabelog.com/articles/author/kawai_jun

https://goetheweb.jp/restaurant/slug-nee725999900f

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