美的 Life Style by 花千代2019/6/5

 

 

今年も大好きな花、芍薬のシーズンがやってきました。

日本橋のアンテナショップとやま館では3年前の開業以来毎回、芍薬と富山県の伝統工芸品を組み合わせてのインスタレーションを担当させていただいています。

 

第一回目は仏具であるおりんと花、昨年は鋳物仏像と花、そして今年は富山が誇る伝統工芸品(井波彫刻)とのインスタレーションというお題をいただきました。

 

手彫りの欄間や獅子頭などを拝見するとたいへん力強い彫刻物ですから、芍薬だけ生けたのでは工芸品に負けてしまいます、そこで閃いたのが松!

松はお正月のイメージがありますが、常緑針葉樹なので一年中青々とした松葉を茂らせ海岸など潮風があるような場所でも塩害を跳ね返すような生命力があり、日本のイメージにぴったりの植物です。

その松を天井からワイヤーで吊るし、菖蒲科の葉物であるオクラレルカの直線とあわせて芍薬をメインの花とし組み合わせて生けました。

松と獅子頭、井波彫刻とのダイナミックさが上手く調和し、華やかな満開の芍薬をポイントにした今回のインスタレーション、お蔭様で好評です!

 

 

 

 

 

 

 

 

先日行われた富山県知事主宰の3周年イベントでは井波彫刻から彫り師が来場し、実際に一枚の板から模様を掘り進めて行く様子を拝見して感動しました。

来場者も鱒の押し鮨つくりワークショップや、富山の地酒や名産おつまみなどを愉しまれていました。

 

 

 

 

 

あと数日となりましたが、花千代×とやま館の芍薬インスタレーションは最終日が6月9日までとなりました。

ご興味ごさいましたら、三越のお買い物帰りにでもぜひお立ち寄りくださいませ。

 

 

 

 

花千代 フラワーアーティスト
パリにて4年間フラワーデザインを学ぶ。
帰国後、CMや映画のスタイリング、イベント装花や店舗ディスプレー、ホテルのフラワーアートディレクションなど多岐わたって活躍。
2008年洞爺湖G8サミット公式晩餐会会場装花、2013年オランド仏大統領総理官邸公式ランチョン、APEC総理公邸晩餐会で和のテーブル装花なども手がける。
2013年、2015年と夏目漱石原作芝居「三毛子」と「「こころ」の舞台美術を、2016年新作「乙姫さま」の舞台美術をそれぞれ三越劇場にて担当、テレビ東京「ソロモン流」NHK「グランジュテ」などTV出演、ジュエリーや家具、シューズデザインなどコラボワークも多い。
近著に「花千代流テーブル&フラワースタイリング」誠文堂新光社

Hanachiyo Flower Design Studio  http://www.hanachiyo.com/

https://www.facebook.com/Hanachiyo

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