美的 Life Style by 花千代2019/3/26

 

3月はじめに念願のオーロラを見に、フィンランドはラップランドまで行ってきました!

オーロラは子供の頃からの憧れで、一度は見てみたいと思い続けていましたが、地球上でオーロラが見れる場所が限られているのと、いづれも海外旅行のついでに気楽に立ち寄れる都市にはないので今まで中々機会がなかったのでした。

 

オーロラ観賞ができる場所として有名なのは、北米ならカナダのイエローナイフやアラスカ、北欧ならフィンランドの一部やアイスランド、ノルウェー、グリーンランドなどが挙げられますが、これらのエリアは全て北緯60度から70度に位置するオーロラベルトと呼ばれる範囲にあります。

北欧では6月の夏至から8月末くらいまで白夜に入るのでその時期を避けて、秋から4月中旬くらいまでの間がシーズンです。

オーロラ観賞にあたって重要な3要素は、天気、暗さ、太陽活動ですが、太陽フレアが地球大気圏にある微粒子とぶつかることによってオーロラが発生すると言われていますので晴れていて、月明かりもない真っ暗な夜だとしても、太陽フレアが活発でないと見ることが出来ません。

 

私たちがラップランド入りした時、約2週間滞在していたドイツ人のカップルは残念ながら一度も見れず・・・あなた方に良きチャンスを!といって去られたのでした。

 

首都ヘルシンキから約千キロ北にあるラップランドは、サーミ族(Sápmi)という先住民族が住みついていた辺境の土地で、寒くなると何とマイナス60度にもなるという場所です!そこに北欧最北端の素敵なリゾートがあるということで調べたところ、3月5日から5泊で宿をおさえることができました。オーロラ目当てで世界各国から観光客が集まるそのカクシラウッタネンリゾートでは、寝ながらにしてオーロラが見られるガラス・イグルーが最大の売りで魅力!

 

 

 

 

EASTとWESTに分かれた広大な敷地に600人もが滞在できる3つのタイプの客室が点在しています。

一番小さいのはガラス・イグルードームのシャワー共同でトイレつきの18平米ワンルーム、

あと様々な広さの山小屋キャビンハウス、そしてガラス・イグルーに山小屋がドッキングされた作りの57平米のガラス・イグルーキャビンハウス、です。

 

私が泊まったガラス・イグルーキャビンハウスは、ガラスドームの良さと山小屋の居心地の良さ両方を兼ねそなえていて、室内にはサウナ、暖炉、ソファ、ミニキッチン、テーブルが備えられ、ガラスドームには空を見るための簡易ベッド、キャビン内にはしっかりした作りのメインベットがあり、床暖房と空調は適温でぽかぽか快適でした。

 

 

 

 

 

食事を取るにはキャビンから食堂棟まで敷地内を5分ほど歩くのですが、ヒーテックの下着2枚重ね、カシミアセーター、ダウンベストにダウンコート、耳宛付き毛皮帽子、ファーの襟巻き、などで完全防寒武装しても、その歩いて5分があまりに寒くて長く感じるマイナス36度の夜もありました。

 

 

 

 

 

ただキャビンもレストランも室内はどこも暖かく、ガラスドームも2重窓になっています。

外が零下20度以上で室温との差があってもガラスは全く曇りませんので、夜空の星やオーロラもくっきりと眺めることができました。

 

滞在中オーロラを見られたのは3日目の夜だけでしたが、細いエメラルドグリーンの帯が一筋、空に見えたと思ったら瞬く間に帯が広がり、色彩も緑に紫やイエロー、ピンクも混じり、最後には夜空いっぱいに広がるナイアガラの滝のような大きさと迫力をもって一大交響曲が奏でられているようでした。

まさしく、それは刻々と変わる天体ショーなのでした。

 

 

北極圏のガラス・イグルーから寝転がりながら眺めるオーロラ!

世にも素敵な宿でした! 日本からの手ごろなツアープランもありましたので気になる方はぜひ体感してみてください。

 

 

 

花千代 フラワーアーティスト
パリにて4年間フラワーデザインを学ぶ。
帰国後、CMや映画のスタイリング、イベント装花や店舗ディスプレー、ホテルのフラワーアートディレクションなど多岐わたって活躍。
2008年洞爺湖G8サミット公式晩餐会会場装花、2013年オランド仏大統領総理官邸公式ランチョン、APEC総理公邸晩餐会で和のテーブル装花なども手がける。
2013年、2015年と夏目漱石原作芝居「三毛子」と「「こころ」の舞台美術を、2016年新作「乙姫さま」の舞台美術をそれぞれ三越劇場にて担当、テレビ東京「ソロモン流」NHK「グランジュテ」などTV出演、ジュエリーや家具、シューズデザインなどコラボワークも多い。
近著に「花千代流テーブル&フラワースタイリング」誠文堂新光社

Hanachiyo Flower Design Studio  http://www.hanachiyo.com/

https://www.facebook.com/Hanachiyo

 

美的 Life Style by 花千代 についての記事

もっと見る